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第10章 永遠の愛をキスで誓う
ヘビの迎え…
「イグナシオ!!」
「…まぁまぁ…と言ったところかな、人間にしては中々効いたけど…致命傷にはならないかな?」
余裕しゃくしゃく…と言った様子のクロトワは、再生しつつある自信の身体を見ながらクエミリア王女へ視線を移した…
「…魔族って、やっぱり頑丈ね……」
「お褒めにあずかり光栄です」
「褒めてないってーの…」
笑顔で話し続けるクロトワと苦笑しつつ返答するクエミリア王女は、明らかに劣勢だ…
「っ…薫!俺も加勢する!」
「ダメ…グレイさんから聞いて知ってるんだからね…お兄ちゃん、閉塞門って体質で…中級以上の魔法使えないんでしょ?…」
「…中級以上が使えなくったって、戦える…」
これ以上…仲間がやられて黙ってる訳には…ーー
「ねぇ!!魔族の貴方!!!」
「…?僕のことかな??」
「貴方以外に魔族は居ないでしょ!それより…何時までも戦って居ないで、早く私をエヴァンデール先生の所へ連れて行ってよ!!ヒロインを攫うのが貴方の役目でしょ!?」
…おいおい…相手は魔族だぞ、何処まで頭の中お花畑なんだあのヒロイン…!
「…結界が張られている学園の敷地へ入れるよう…手助けをして頂けたことには感謝してますよ??でも…お前見たいな女を攫ってこいなんて…一言も言われて無いんだよねぇ…」
「…は?……何言ってるの…このイベントは!ヒロインが攫われて!その後にキャラが迎えに来てくれるイベントへの第一段階のハズでしょ!?私じゃ無いなら、貴方はいったい誰を攫いに来たのよ!!」
……この時…俺は自分がヘビの印を付けられた時に…エヴァンデールが言っていた事を思い出した…
『…貴方が今より成長してくれるのを、楽しみにしています……時が来たら…迎えに行きますよ…』
…そして、あの魔族は俺達の前に現れたときに…こう言っていた…
『はい、僕はとある方からの命令で、これまたとある方をお迎えに上がりました』
「………まさか……」
クロトワは俺の少し引きつった様な声を満足げに聞くと…始めに現れた時と同じように……ニッコリと微笑み…俺に向かってゆっくりとこう言った…
「僕がお迎えに上がったのは…そちらに居る…レオンハルト様です」
クロトワがそう言い放った後…急に目の前が暗くなった俺は、訳も分からないまま意識を手放してしまった……
意識を手放す瞬間…ほんの一瞬だけ……薫が『お兄ちゃん…!』と…呼んだ気がした……
「…まぁまぁ…と言ったところかな、人間にしては中々効いたけど…致命傷にはならないかな?」
余裕しゃくしゃく…と言った様子のクロトワは、再生しつつある自信の身体を見ながらクエミリア王女へ視線を移した…
「…魔族って、やっぱり頑丈ね……」
「お褒めにあずかり光栄です」
「褒めてないってーの…」
笑顔で話し続けるクロトワと苦笑しつつ返答するクエミリア王女は、明らかに劣勢だ…
「っ…薫!俺も加勢する!」
「ダメ…グレイさんから聞いて知ってるんだからね…お兄ちゃん、閉塞門って体質で…中級以上の魔法使えないんでしょ?…」
「…中級以上が使えなくったって、戦える…」
これ以上…仲間がやられて黙ってる訳には…ーー
「ねぇ!!魔族の貴方!!!」
「…?僕のことかな??」
「貴方以外に魔族は居ないでしょ!それより…何時までも戦って居ないで、早く私をエヴァンデール先生の所へ連れて行ってよ!!ヒロインを攫うのが貴方の役目でしょ!?」
…おいおい…相手は魔族だぞ、何処まで頭の中お花畑なんだあのヒロイン…!
「…結界が張られている学園の敷地へ入れるよう…手助けをして頂けたことには感謝してますよ??でも…お前見たいな女を攫ってこいなんて…一言も言われて無いんだよねぇ…」
「…は?……何言ってるの…このイベントは!ヒロインが攫われて!その後にキャラが迎えに来てくれるイベントへの第一段階のハズでしょ!?私じゃ無いなら、貴方はいったい誰を攫いに来たのよ!!」
……この時…俺は自分がヘビの印を付けられた時に…エヴァンデールが言っていた事を思い出した…
『…貴方が今より成長してくれるのを、楽しみにしています……時が来たら…迎えに行きますよ…』
…そして、あの魔族は俺達の前に現れたときに…こう言っていた…
『はい、僕はとある方からの命令で、これまたとある方をお迎えに上がりました』
「………まさか……」
クロトワは俺の少し引きつった様な声を満足げに聞くと…始めに現れた時と同じように……ニッコリと微笑み…俺に向かってゆっくりとこう言った…
「僕がお迎えに上がったのは…そちらに居る…レオンハルト様です」
クロトワがそう言い放った後…急に目の前が暗くなった俺は、訳も分からないまま意識を手放してしまった……
意識を手放す瞬間…ほんの一瞬だけ……薫が『お兄ちゃん…!』と…呼んだ気がした……
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