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∽2∽[笑顔]の裏側
§16[談笑]
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前回のあらすじ。
ラテアートのコウモリさんが可愛かった。
* * * * * * * * * * * *
「さっきまでの流れを完全に断ち切られた気がするよ」
少し皮肉っぽく言って円居先輩は元・立体ラテアートココアを口にした。
「今日は、形を崩すのが可哀想だなんて騒ぎませんでした」
「うん、前回も僕に崩させてたからね」
店内は程よい暖房と柔らかい橙がかった光に満たされている。温かいものも飲んで、私は元気を取り戻しつつあった。さっきまで謎の深夜テンションだったから、落ち着いてきたともいえる。
(って、先輩のペースにすっかり乗せられちゃったけど、何も言わずに付いてきたけど)
落ち着いてきたところで、ようやく自分にツッコミが入る。
(さっきのって、もしかしなくても、手、に……)
そっと目だけで前を見ると、余裕そうな表情で見返される。何故だろう、そうやって堂々としてるのを見ていると、勝てる気がしない。こちらが問い詰める側のはずなのに、雰囲気に圧倒されてしまう。
「あ、あの、さっき、」
「飲まないの?」
「! の、飲みます」
勝てなかった。
私はカップに残っていた紅茶を飲んで、またポットの中身を注ぐ。その温かさと香りが、「もし口にしてしまえば、この心地良さは永遠に消えてしまうのよ」と言っているような気がした。
流れを断ち切られたのは私もだ。
これまでの私なら、あんなことをされたら、ビンタだったり、思いきり距離を取ったり、していた。していたはずだ。はずだった。
あの時、大きな音を立てるわけにはいかなかったとはいえ、両手が塞がっていたとはいえ、どうして私は……。
今も、どうして私は、何も言えずにいるんだろう。
「ーーっ、あの」
「何?」
あ、華やかな笑みだ。とてもとても、わるーい事を先輩が考えてらっしゃる時の顔。
この人は確実に、自分の顔が良いのを分かっている。分かってて、使いこなしている。
「……え、絵美里には、全部話しても大丈夫ですか?」
「信じるか信じないかは彼女次第だけどね。写真のことは知らなかったけど、それが無くても嫌われていた自信はある」
「そう、ですね」
また負けた。
円居先輩は顔色一つ変えず、元コウモリだった泡の溶け込んだココアをまた一口と飲む。それが様になっているのが、私の中にモヤモヤを生んだ。私をからかって、あんな事をしておいて、平然としている。円居先輩だけ一人、透明なシェルターの中にでも居るんじゃないだろうか? ふと、とある国の大統領のハウスは全部の壁やドアがシェルター仕様になっているという都市伝説を思い出した。都合が悪い人間はシェルター部屋に連れて来られて、誰にも知られず……とか、いかにもな作り話だ。
「絵美里は、先輩と分かり合える可能性を探ってるような気がします」
「そう。僕は必要とはしてないけど」
「その、私は」
「彼女が何か考えを変えるならそれは構わない。でも、僕は自分から何か動く気はないし、変なお節介は不要だ」
釘を刺された。つまり、「余計なことは言うな」ってことだ。透明で厚みが分かりにくい壁に、築何年、と書かれた気分。この場合、年数が経つほど壁は厚く硬くなる。
「物好きだね、きみも[笑顔]も」
「……一つ聞いて良いですか? 絵美里の事、『笑顔』っていつも呼びますよね。苗字とか名前で呼ばないのって」
というか、フルネームで呼ぶか、[役割]で呼ぶか、「きみ」と呼ぶか……しか、聞いたことが無い気がする。それでダメということは無いけど、違和感があった。
「きみがそれを聞くの?」
「?」
「そもそもきみは、僕をどうカテゴライズして……いや、僕が口出しする事じゃない。僕に対しても誰に対しても」
対する円居先輩は、首を傾げて、それから、傾けたままでカップを口にする。どういう飲み方してるんだろう。
「僕は、『[誘惑]』と呼ばれることが多かったから、そう呼び返してる。それに、仕事が終われば二度と関わることのない相手に親しく呼びかけてもね。どうせ誰も寄らなくなるのに」
だからこの人は、壁を作るんだろう。
不用意に近づいて傷つく痛みは私も知っている。知ってしまっている。だから、何も言えなかった。私だって、友達がいなければ誰とも付き合いがなかったかもしれない。
「……私は」
言いかけて、先日の先輩の姿が、頭をよぎる。
『きみに心配されると、迷惑で迷惑でしょうがない』
『中途半端なんだよ、きみの態度は』
『きみに中途半端に心配される奴らの事を、気に掛けたことはあるのかい?』
『きみの視界に入らないなら』
『いっそ放っておいてくれ』
「私、は……」
中途半端な私に、この人と関わる権利なんて無いのかもしれない。ここまで漕ぎつけたのに、心が揺らぐ。
放っておけなかった。危険な目に遭うかもしれないと思ったら、午前三時でも行かなきゃいけないと思った。
その焦燥一つで駆けつけて、それで、何ができただろう。
『悲しい人』
『イエスって言えば満足する?』
『きみも、そっち側だったってだけだ』
これまで、私が関わって良くなったことなんて、あっただろうか。
階段を上るみたいに、心が吊り上げられていく。
「私……」
「まんざらでもなかったよ、僕なんかの事を心配して、こんな未明にわざわざ押しかけられるのは」
心臓が胸に引き戻された。
顔を上げたら、先輩は少し横を向いてカップを気だるげに持ちながら、頬杖をついていた。
「迷惑なのは変わらないけど、まあ、きみに悪気がある訳じゃないのは、ちゃんと分かってるよ。迷惑だけど」
私の方は見ずに、といって、視線の先に見るようなものはない。
また、負けた。
私は何も言わずに紅茶をゆっくりと飲んで、先輩もまた、ココアを……。
「そういえば、『とある人からのオーダー』だっけ?」
飲みながら店員さんに声を掛けた。
「それが?」
「『とある人』に言っておいて。僕の『いつもの』は甘くないって」
言って、チラリと私を見る。
私は紅茶にむせそうになったのを、なんとか誤魔化した。……バレてる。お返し、あの時は名案だと思ったんだけど、先輩のお気には召さなかったみたいだ。
店員さんが少し笑った。笑うんだ、この人。
さっきから頭の隅にあった疑惑が結びつく。私は少し拗ね気味に、店員さんに声を掛けた。
「あの、お会計お願いします」
「はい」
「それから、次以降、私が来た時は金額の書いてあるメニューをお願いします」
店員さんが吹き出した。円居先輩を見ると、また明後日の方向を見ているけど、今度は目が泳いでる。やっぱり……!
初めて来た時、多分円居先輩は店員さんに、私には分からない合図を送ったのだと思う。このお店には二種類のメニューがあって、「料金の書かれていないメニュー」は、奢るときの目印なんだ。金額が分かると、頼む時に躊躇って安いものを選んだりしてしまうから。だから、前回私は払ってもらったことにも気づかなかった。
でも、その粋な計らいを、私が翌日に無駄にしてしまった。今日金額の書かれたメニューが出てきたのは、同じようにすれば、またこの茶番が繰り返されると店員さんが判断したからだろう。
「あの……なんか、すみません……」
「いや、こっちも……悪かった」
私と先輩はお互い、妙な気まずさの中に置かれることになった。
「今度は甘くないのにします……」
「いや、もうきみに奢らせる機会は無いようにする……」
先輩は、咳払いをした。
「会計も済んだことだし、温まったら適当に解散で良い?」
「はい、話を聞いていただいてありがとうございました」
「こんな事で良ければ」
「はい。……あの」
見えない何かに背中を押されたような気がした。先程までは上った階段から突き落とすためのものに思えていたけれど、もしかしたら、前に進む後押しをしてくれる掌だったのかもしれない。
「また、お話ししても……先輩と関わっても、良いですか?」
踏み出した足はしっかりと地面を踏んで、落ちていったりしない。
「駄目とか言っても午前三時にいきなり押し掛けられるし。……良いよ」
「はい!」
「これで喜ぶとか、変なの」
未明、午前四時少し前、まだいつもなら寝ている時間。このひと時が夢じゃないのが、無性に嬉しかった。
ラテアートのコウモリさんが可愛かった。
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「さっきまでの流れを完全に断ち切られた気がするよ」
少し皮肉っぽく言って円居先輩は元・立体ラテアートココアを口にした。
「今日は、形を崩すのが可哀想だなんて騒ぎませんでした」
「うん、前回も僕に崩させてたからね」
店内は程よい暖房と柔らかい橙がかった光に満たされている。温かいものも飲んで、私は元気を取り戻しつつあった。さっきまで謎の深夜テンションだったから、落ち着いてきたともいえる。
(って、先輩のペースにすっかり乗せられちゃったけど、何も言わずに付いてきたけど)
落ち着いてきたところで、ようやく自分にツッコミが入る。
(さっきのって、もしかしなくても、手、に……)
そっと目だけで前を見ると、余裕そうな表情で見返される。何故だろう、そうやって堂々としてるのを見ていると、勝てる気がしない。こちらが問い詰める側のはずなのに、雰囲気に圧倒されてしまう。
「あ、あの、さっき、」
「飲まないの?」
「! の、飲みます」
勝てなかった。
私はカップに残っていた紅茶を飲んで、またポットの中身を注ぐ。その温かさと香りが、「もし口にしてしまえば、この心地良さは永遠に消えてしまうのよ」と言っているような気がした。
流れを断ち切られたのは私もだ。
これまでの私なら、あんなことをされたら、ビンタだったり、思いきり距離を取ったり、していた。していたはずだ。はずだった。
あの時、大きな音を立てるわけにはいかなかったとはいえ、両手が塞がっていたとはいえ、どうして私は……。
今も、どうして私は、何も言えずにいるんだろう。
「ーーっ、あの」
「何?」
あ、華やかな笑みだ。とてもとても、わるーい事を先輩が考えてらっしゃる時の顔。
この人は確実に、自分の顔が良いのを分かっている。分かってて、使いこなしている。
「……え、絵美里には、全部話しても大丈夫ですか?」
「信じるか信じないかは彼女次第だけどね。写真のことは知らなかったけど、それが無くても嫌われていた自信はある」
「そう、ですね」
また負けた。
円居先輩は顔色一つ変えず、元コウモリだった泡の溶け込んだココアをまた一口と飲む。それが様になっているのが、私の中にモヤモヤを生んだ。私をからかって、あんな事をしておいて、平然としている。円居先輩だけ一人、透明なシェルターの中にでも居るんじゃないだろうか? ふと、とある国の大統領のハウスは全部の壁やドアがシェルター仕様になっているという都市伝説を思い出した。都合が悪い人間はシェルター部屋に連れて来られて、誰にも知られず……とか、いかにもな作り話だ。
「絵美里は、先輩と分かり合える可能性を探ってるような気がします」
「そう。僕は必要とはしてないけど」
「その、私は」
「彼女が何か考えを変えるならそれは構わない。でも、僕は自分から何か動く気はないし、変なお節介は不要だ」
釘を刺された。つまり、「余計なことは言うな」ってことだ。透明で厚みが分かりにくい壁に、築何年、と書かれた気分。この場合、年数が経つほど壁は厚く硬くなる。
「物好きだね、きみも[笑顔]も」
「……一つ聞いて良いですか? 絵美里の事、『笑顔』っていつも呼びますよね。苗字とか名前で呼ばないのって」
というか、フルネームで呼ぶか、[役割]で呼ぶか、「きみ」と呼ぶか……しか、聞いたことが無い気がする。それでダメということは無いけど、違和感があった。
「きみがそれを聞くの?」
「?」
「そもそもきみは、僕をどうカテゴライズして……いや、僕が口出しする事じゃない。僕に対しても誰に対しても」
対する円居先輩は、首を傾げて、それから、傾けたままでカップを口にする。どういう飲み方してるんだろう。
「僕は、『[誘惑]』と呼ばれることが多かったから、そう呼び返してる。それに、仕事が終われば二度と関わることのない相手に親しく呼びかけてもね。どうせ誰も寄らなくなるのに」
だからこの人は、壁を作るんだろう。
不用意に近づいて傷つく痛みは私も知っている。知ってしまっている。だから、何も言えなかった。私だって、友達がいなければ誰とも付き合いがなかったかもしれない。
「……私は」
言いかけて、先日の先輩の姿が、頭をよぎる。
『きみに心配されると、迷惑で迷惑でしょうがない』
『中途半端なんだよ、きみの態度は』
『きみに中途半端に心配される奴らの事を、気に掛けたことはあるのかい?』
『きみの視界に入らないなら』
『いっそ放っておいてくれ』
「私、は……」
中途半端な私に、この人と関わる権利なんて無いのかもしれない。ここまで漕ぎつけたのに、心が揺らぐ。
放っておけなかった。危険な目に遭うかもしれないと思ったら、午前三時でも行かなきゃいけないと思った。
その焦燥一つで駆けつけて、それで、何ができただろう。
『悲しい人』
『イエスって言えば満足する?』
『きみも、そっち側だったってだけだ』
これまで、私が関わって良くなったことなんて、あっただろうか。
階段を上るみたいに、心が吊り上げられていく。
「私……」
「まんざらでもなかったよ、僕なんかの事を心配して、こんな未明にわざわざ押しかけられるのは」
心臓が胸に引き戻された。
顔を上げたら、先輩は少し横を向いてカップを気だるげに持ちながら、頬杖をついていた。
「迷惑なのは変わらないけど、まあ、きみに悪気がある訳じゃないのは、ちゃんと分かってるよ。迷惑だけど」
私の方は見ずに、といって、視線の先に見るようなものはない。
また、負けた。
私は何も言わずに紅茶をゆっくりと飲んで、先輩もまた、ココアを……。
「そういえば、『とある人からのオーダー』だっけ?」
飲みながら店員さんに声を掛けた。
「それが?」
「『とある人』に言っておいて。僕の『いつもの』は甘くないって」
言って、チラリと私を見る。
私は紅茶にむせそうになったのを、なんとか誤魔化した。……バレてる。お返し、あの時は名案だと思ったんだけど、先輩のお気には召さなかったみたいだ。
店員さんが少し笑った。笑うんだ、この人。
さっきから頭の隅にあった疑惑が結びつく。私は少し拗ね気味に、店員さんに声を掛けた。
「あの、お会計お願いします」
「はい」
「それから、次以降、私が来た時は金額の書いてあるメニューをお願いします」
店員さんが吹き出した。円居先輩を見ると、また明後日の方向を見ているけど、今度は目が泳いでる。やっぱり……!
初めて来た時、多分円居先輩は店員さんに、私には分からない合図を送ったのだと思う。このお店には二種類のメニューがあって、「料金の書かれていないメニュー」は、奢るときの目印なんだ。金額が分かると、頼む時に躊躇って安いものを選んだりしてしまうから。だから、前回私は払ってもらったことにも気づかなかった。
でも、その粋な計らいを、私が翌日に無駄にしてしまった。今日金額の書かれたメニューが出てきたのは、同じようにすれば、またこの茶番が繰り返されると店員さんが判断したからだろう。
「あの……なんか、すみません……」
「いや、こっちも……悪かった」
私と先輩はお互い、妙な気まずさの中に置かれることになった。
「今度は甘くないのにします……」
「いや、もうきみに奢らせる機会は無いようにする……」
先輩は、咳払いをした。
「会計も済んだことだし、温まったら適当に解散で良い?」
「はい、話を聞いていただいてありがとうございました」
「こんな事で良ければ」
「はい。……あの」
見えない何かに背中を押されたような気がした。先程までは上った階段から突き落とすためのものに思えていたけれど、もしかしたら、前に進む後押しをしてくれる掌だったのかもしれない。
「また、お話ししても……先輩と関わっても、良いですか?」
踏み出した足はしっかりと地面を踏んで、落ちていったりしない。
「駄目とか言っても午前三時にいきなり押し掛けられるし。……良いよ」
「はい!」
「これで喜ぶとか、変なの」
未明、午前四時少し前、まだいつもなら寝ている時間。このひと時が夢じゃないのが、無性に嬉しかった。
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