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Smallest Q.1 王都・ラスティケーキ
009_プラリオネ&水魔法
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「うぇっ……チョコミントの匂いべったり付いちまった」
「チョコだけの匂い嗅ぎ続けるよりはマシじゃない?」
「今度はチョコミントの匂い嗅ぎ続ける事になってんだよ!」
アレンはミニナプキンで顔を拭った。短時間触れただけならそこまで毒ではないが、気分的によろしくないし肌に悪い。チョコソース自体は綺麗に拭えるが、匂いはなかなか取れなかった。
「魔法で何とかならないか? これ」
「いきなり魔法に依存すんのやめてよ。僕の専門は火魔法だから、水はあまり得意じゃないんだよね」
「確か、火魔法を打ち消すんだっけか」
「『確か』ってさ……君、魔法の基本も覚えてないわけ?」
「おっ、覚えてるよ、一応。『樹が気を弾き、気が地を分ち、地が水を切り、水が火を留め、火が樹を喰う』だよな?」
魔法は五種の神の加護を受けたものとして大別される。樹神、気神、地神、水神、火神の五神だ。時神ノスティモアには相当する魔法が無い。人により得意な魔法は違う。属性や魔法の得意不得意が何に由来して決まるかというのはよく分かっていない。
アレンが先ほど唱えたのは、魔法の相性のようなものだ。「水が火を留める」火魔法は水魔法に弱く、火魔法の使い手は水魔法を苦手とするのだ。
「そう。だから水使いたきゃ貴重な飲み水消費して」
「分かったよ、我慢すりゃいいんだろ」
アレンはナプキンをグシャグシャに丸めて頰を膨らませた。見た目は完全にお行儀の悪さを怒られた子供だ。
「しかし、ダンジョンが空飛んだだけで楽にクリアできる訳無いよな。そろそろ飛ぶ魔菓子出てきたり……」
「君フラグって知ってる?」
「いやフラグも何も……」
ライズの軽口に返そうとしたアレンの顔のすぐ脇を、鋭い針のようなものが通り抜けた。
「?!」
「まずい!」
ライズは、咄嗟に背中に手をやるアレンの頭をわし掴みにしてキャディスプーンに伏せさせた。
次の瞬間、エアバルーン全体に「針」が降り注いだ。アレン達を狙うのは勿論、ナプキンを串刺しにして通り抜け、空気の逃げる穴を開けてしまう。ナプキンはしぼみ、上向きの力を失ったエアバルーンはあっという間に墜落した。
……少しして、ナプキンが、むくりと膨れ上がった。
「自由落下ってすげー! 楽しいんだな!」
「君さ、それ以外に言う事無いの?」
「じゃあ、『よくも頭ひっ掴んだな、後で覚えとけよ!』」
「いやそれ以外で」
「じゃあ、……今の攻撃何だ? 俺分かんないんだけど」
「シルエットミラー」で多くを弾き、残りも小型ボムの爆風で直撃を逸らしていた二人は、無傷だった。下も靴が濡れる程度の泥地で、服が盛大に汚れてしまったが、そのお陰で落ちたダメージも少ない。アレンに至っては楽しそうにすらしている。
「多分、プラリオネの衝突。うっわ、あれに遅れを取ったとか、わりと汚点だよ」
「プラリオネって、あれか、クリオネ系の魔菓子だよな?」
プラリオネ。特に空中を群れで素早く飛び回り、翼を貫いたりする恐ろしい敵だ。見た目だけ見ればカラメル色の天使なのだが攻撃性はとんでもない。
「そう。カラメルナッツの樹に巣を作って、飛び出てきて集団で襲ってくる奴。近くに樹は見えないから、移り住む途中の群れに運悪く見つかったんだろうね」
「ふーん、って事は、このうざったい沼で終わりじゃなくて、次は森か。そう考えるとやる気出てくるな」
アレンはナイフ剣を構え直すと、砂煙のように見えるプラリオネの群れを見据えた。
「君、どうする気?」
「小さい魔菓子だろうが何だろうが、実体があるなら切って倒せるだろ」
「つまりごり押しって訳ね……ちょっと退いて」
ライズはストロー銃を構えると、大きめの紫色の飴玉を弾としてセットした。
「何だよ、それ」
「爆弾。一定以上の衝撃が2回加わると爆発するように魔法仕込んだ奴」
そして、撃つ。
銃口からキラキラと赤い破片が舞った。撃った衝撃で表面の赤い飴が剥がれ落ちたのだ。青い飴となって弾は宙に飛んで行くと、プラリオネの群れの中に突っ込んでいく。そして、プラリオネの塊に触れた衝撃で、青い飴が砕け、今度は青く光る粉を撒き散らしながら爆発した。
何百というプラリオネが動きを止めて墜ちてくる。そこを、バーナーで横薙ぎに放ったライズの炎が完全に焦がしてトドメを刺した。
「爆弾の破片が吹っ飛ぶからただの爆発よりダメージが広く大きくなるわけ。遠距離の奴はこれで減らすから、向かってきた奴は君が倒してみれば?」
「……なるほどな!」
群れの中心を爆破されて宙に留まり続けるほどプラリオネも甘くはない。まだ大量に残っている群れは蜂のように一斉にライズの方へ降下して飛びかかってきた。
「じゃあ俺の番だなっ、下がってろ!」
ライズは嬉々として片腕で「シルエットミラー」を振り回した。同時に、もう片手で投げナイフを先に結びつけたリボンを振り回す。一匹一匹はそこまで大きくないプラリオネだが、群れの中に大量に打ち込まれる斬撃に、次々と砕けていく。
「……この量のプラリオネをナイフで全部捌くとか、手数がおかしいよね君」
「いや、正直ヤバい。かなりマントに助けられてる」
近づいたプラリオネは叩き落とされ、ブラックチョコバークでできたマントは、針のように突き刺すプラリオネも弾く。しかし、いくら素早いといっても限界がある。一団が倒れれば、また遠くから群れが湧く。数の暴力に、次第に、アレンの顔に焦りが浮かび始めた。
「なあ、プラリオネってここまで大量に群れるんだったか……?」
「おかしいね、流石に」
ライズの方にもプラリオネは向かってきている。それらを、ライズは小爆弾や火をうまく使って遠ざけていた。とはいえこちらも、楽勝とはいかない。爆弾にも限りがある。
「沼地でこれって、この奥に森林地帯があるんならえげつない量がいることになるよな?」
「それは、どうだろうね」
「あん?」
「勘違いなら良いんだけど、もしかしたら僕らは、」
ライズが何かを言いかけたとき、
ぱちんっ
何かが弾ける音がした。爆弾ではない。むしろ……また、ぱちん、と、何かの弾ける音がして、ライズを守る爆発が止まった。
「……え」
ぱちん。ぱちん。ぱちん。ぱちん。ぱちん。ぱちん。
それは、小さな水の球がライズの爆弾にぶつかって、包み込む音だった。爆発を完全に抑えた水の球が、爆弾ごとぬかるんだ地面に落ちる。
「これは……もしかして、水魔法なのか?」
「だろうね。……チッ。こんなピンポイントに爆弾狙ってくるとか、何それ」
「プラリオネって水魔法使うのか?!」
「冗談は角砂糖だけにしてよ。あの突進しか能のない奴が何でいきなり高精度の狙い撃ちなんてしてくるわけ? それにプラリオネは水魔法なんて使わない」
「じゃあ何だってんだよ! この近くに水魔法めちゃくちゃ使うような敵見えないぞ?!」
今度はアレンの顔に向かって水球が飛んだ。ナイフで払っても、水が飛び散るだけだ。
「……罠」
「トラップ……?」
「それも、ただのトラップじゃなくて、人が仕掛けた罠……とかね」
「は?」
「そもそも、これだけ近接できみが倒してるのにプラリオネが向かって来続けてるのが異常。多分、『なすりつけ』られてるよ」
「なっ、なすりつけって……」
攻撃的になった魔菓子をおびき寄せ、他の冒険者に押し付ける「なすりつけ」は、重大なルール違反の一つだ。状況によっては殺人犯と同等の刑になる。
「でも、ダンジョン内だぞ、ここ?」
「あのさ。君の事ほとんど知らない僕でも一人、心当たりがあるんだけど」
ライズはこめかみに指を当てた。
「ギローノ=ラトスネット」
「はっ?」
「確かあいつ低陽級だったっけ? 高陽1人+深草1人でこのダンジョンに入れるなら、低陽1人とそこそこのメンバー4人くらいのパーティでも、このダンジョンに入れるよね」
「ギローノの奴らがやったっていうのか?」
「証拠はないけど。確かあいつらの中に、ピックの魔法使い居たよね。酒場で杖吹っ飛ばしたのって、そいつが水魔法使いだったからなんだけど」
気だるそうに、それでいて苛立った声でライズは言った。
*****
魔菓子レポート
No.012 ポプラリネ(PoPlarine)
樹型・カラメルナッツ系
カラメルを纏ったスライスアーモンドやナッツでできた樹。周囲の異変に反応して、枝を震わせプラリネアーモンドを放つ。プラリオネと共生するので、よくプラリオネも出てくる。実は自生する事は少なく、他の魔菓子が侵入者を阻むために門の近くなどに種を植えている事が多い。が、カラメルの綿毛がついた種を出し埃を舞わせるので魔菓子にとっても迷惑そうだ。コットンウッドとも呼ばれるが綿飴の樹とは別物。
No.013 プラリオネ・ショコラ(Pralione Chocolate)
クリオネ系・プラリネ系
Lv300(集団換算) Cal:100 Bx:50
プラリオネはクリオネ形のナッツの本体にカラメルのベールを纏わせたような外見。妖精のように美しいが、捕食シーンはかなりグロい事もまた有名な浮遊系魔菓子。単体での脅威は低いが、群れで飛びかかり数の暴力で敵を啄む様は吸糖コウモリのように恐ろしく、脅威。しかしファンも多い。プラリオネ・ショコラもプレーンと行動は変わらないが魔法で加速する。
「チョコだけの匂い嗅ぎ続けるよりはマシじゃない?」
「今度はチョコミントの匂い嗅ぎ続ける事になってんだよ!」
アレンはミニナプキンで顔を拭った。短時間触れただけならそこまで毒ではないが、気分的によろしくないし肌に悪い。チョコソース自体は綺麗に拭えるが、匂いはなかなか取れなかった。
「魔法で何とかならないか? これ」
「いきなり魔法に依存すんのやめてよ。僕の専門は火魔法だから、水はあまり得意じゃないんだよね」
「確か、火魔法を打ち消すんだっけか」
「『確か』ってさ……君、魔法の基本も覚えてないわけ?」
「おっ、覚えてるよ、一応。『樹が気を弾き、気が地を分ち、地が水を切り、水が火を留め、火が樹を喰う』だよな?」
魔法は五種の神の加護を受けたものとして大別される。樹神、気神、地神、水神、火神の五神だ。時神ノスティモアには相当する魔法が無い。人により得意な魔法は違う。属性や魔法の得意不得意が何に由来して決まるかというのはよく分かっていない。
アレンが先ほど唱えたのは、魔法の相性のようなものだ。「水が火を留める」火魔法は水魔法に弱く、火魔法の使い手は水魔法を苦手とするのだ。
「そう。だから水使いたきゃ貴重な飲み水消費して」
「分かったよ、我慢すりゃいいんだろ」
アレンはナプキンをグシャグシャに丸めて頰を膨らませた。見た目は完全にお行儀の悪さを怒られた子供だ。
「しかし、ダンジョンが空飛んだだけで楽にクリアできる訳無いよな。そろそろ飛ぶ魔菓子出てきたり……」
「君フラグって知ってる?」
「いやフラグも何も……」
ライズの軽口に返そうとしたアレンの顔のすぐ脇を、鋭い針のようなものが通り抜けた。
「?!」
「まずい!」
ライズは、咄嗟に背中に手をやるアレンの頭をわし掴みにしてキャディスプーンに伏せさせた。
次の瞬間、エアバルーン全体に「針」が降り注いだ。アレン達を狙うのは勿論、ナプキンを串刺しにして通り抜け、空気の逃げる穴を開けてしまう。ナプキンはしぼみ、上向きの力を失ったエアバルーンはあっという間に墜落した。
……少しして、ナプキンが、むくりと膨れ上がった。
「自由落下ってすげー! 楽しいんだな!」
「君さ、それ以外に言う事無いの?」
「じゃあ、『よくも頭ひっ掴んだな、後で覚えとけよ!』」
「いやそれ以外で」
「じゃあ、……今の攻撃何だ? 俺分かんないんだけど」
「シルエットミラー」で多くを弾き、残りも小型ボムの爆風で直撃を逸らしていた二人は、無傷だった。下も靴が濡れる程度の泥地で、服が盛大に汚れてしまったが、そのお陰で落ちたダメージも少ない。アレンに至っては楽しそうにすらしている。
「多分、プラリオネの衝突。うっわ、あれに遅れを取ったとか、わりと汚点だよ」
「プラリオネって、あれか、クリオネ系の魔菓子だよな?」
プラリオネ。特に空中を群れで素早く飛び回り、翼を貫いたりする恐ろしい敵だ。見た目だけ見ればカラメル色の天使なのだが攻撃性はとんでもない。
「そう。カラメルナッツの樹に巣を作って、飛び出てきて集団で襲ってくる奴。近くに樹は見えないから、移り住む途中の群れに運悪く見つかったんだろうね」
「ふーん、って事は、このうざったい沼で終わりじゃなくて、次は森か。そう考えるとやる気出てくるな」
アレンはナイフ剣を構え直すと、砂煙のように見えるプラリオネの群れを見据えた。
「君、どうする気?」
「小さい魔菓子だろうが何だろうが、実体があるなら切って倒せるだろ」
「つまりごり押しって訳ね……ちょっと退いて」
ライズはストロー銃を構えると、大きめの紫色の飴玉を弾としてセットした。
「何だよ、それ」
「爆弾。一定以上の衝撃が2回加わると爆発するように魔法仕込んだ奴」
そして、撃つ。
銃口からキラキラと赤い破片が舞った。撃った衝撃で表面の赤い飴が剥がれ落ちたのだ。青い飴となって弾は宙に飛んで行くと、プラリオネの群れの中に突っ込んでいく。そして、プラリオネの塊に触れた衝撃で、青い飴が砕け、今度は青く光る粉を撒き散らしながら爆発した。
何百というプラリオネが動きを止めて墜ちてくる。そこを、バーナーで横薙ぎに放ったライズの炎が完全に焦がしてトドメを刺した。
「爆弾の破片が吹っ飛ぶからただの爆発よりダメージが広く大きくなるわけ。遠距離の奴はこれで減らすから、向かってきた奴は君が倒してみれば?」
「……なるほどな!」
群れの中心を爆破されて宙に留まり続けるほどプラリオネも甘くはない。まだ大量に残っている群れは蜂のように一斉にライズの方へ降下して飛びかかってきた。
「じゃあ俺の番だなっ、下がってろ!」
ライズは嬉々として片腕で「シルエットミラー」を振り回した。同時に、もう片手で投げナイフを先に結びつけたリボンを振り回す。一匹一匹はそこまで大きくないプラリオネだが、群れの中に大量に打ち込まれる斬撃に、次々と砕けていく。
「……この量のプラリオネをナイフで全部捌くとか、手数がおかしいよね君」
「いや、正直ヤバい。かなりマントに助けられてる」
近づいたプラリオネは叩き落とされ、ブラックチョコバークでできたマントは、針のように突き刺すプラリオネも弾く。しかし、いくら素早いといっても限界がある。一団が倒れれば、また遠くから群れが湧く。数の暴力に、次第に、アレンの顔に焦りが浮かび始めた。
「なあ、プラリオネってここまで大量に群れるんだったか……?」
「おかしいね、流石に」
ライズの方にもプラリオネは向かってきている。それらを、ライズは小爆弾や火をうまく使って遠ざけていた。とはいえこちらも、楽勝とはいかない。爆弾にも限りがある。
「沼地でこれって、この奥に森林地帯があるんならえげつない量がいることになるよな?」
「それは、どうだろうね」
「あん?」
「勘違いなら良いんだけど、もしかしたら僕らは、」
ライズが何かを言いかけたとき、
ぱちんっ
何かが弾ける音がした。爆弾ではない。むしろ……また、ぱちん、と、何かの弾ける音がして、ライズを守る爆発が止まった。
「……え」
ぱちん。ぱちん。ぱちん。ぱちん。ぱちん。ぱちん。
それは、小さな水の球がライズの爆弾にぶつかって、包み込む音だった。爆発を完全に抑えた水の球が、爆弾ごとぬかるんだ地面に落ちる。
「これは……もしかして、水魔法なのか?」
「だろうね。……チッ。こんなピンポイントに爆弾狙ってくるとか、何それ」
「プラリオネって水魔法使うのか?!」
「冗談は角砂糖だけにしてよ。あの突進しか能のない奴が何でいきなり高精度の狙い撃ちなんてしてくるわけ? それにプラリオネは水魔法なんて使わない」
「じゃあ何だってんだよ! この近くに水魔法めちゃくちゃ使うような敵見えないぞ?!」
今度はアレンの顔に向かって水球が飛んだ。ナイフで払っても、水が飛び散るだけだ。
「……罠」
「トラップ……?」
「それも、ただのトラップじゃなくて、人が仕掛けた罠……とかね」
「は?」
「そもそも、これだけ近接できみが倒してるのにプラリオネが向かって来続けてるのが異常。多分、『なすりつけ』られてるよ」
「なっ、なすりつけって……」
攻撃的になった魔菓子をおびき寄せ、他の冒険者に押し付ける「なすりつけ」は、重大なルール違反の一つだ。状況によっては殺人犯と同等の刑になる。
「でも、ダンジョン内だぞ、ここ?」
「あのさ。君の事ほとんど知らない僕でも一人、心当たりがあるんだけど」
ライズはこめかみに指を当てた。
「ギローノ=ラトスネット」
「はっ?」
「確かあいつ低陽級だったっけ? 高陽1人+深草1人でこのダンジョンに入れるなら、低陽1人とそこそこのメンバー4人くらいのパーティでも、このダンジョンに入れるよね」
「ギローノの奴らがやったっていうのか?」
「証拠はないけど。確かあいつらの中に、ピックの魔法使い居たよね。酒場で杖吹っ飛ばしたのって、そいつが水魔法使いだったからなんだけど」
気だるそうに、それでいて苛立った声でライズは言った。
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No.012 ポプラリネ(PoPlarine)
樹型・カラメルナッツ系
カラメルを纏ったスライスアーモンドやナッツでできた樹。周囲の異変に反応して、枝を震わせプラリネアーモンドを放つ。プラリオネと共生するので、よくプラリオネも出てくる。実は自生する事は少なく、他の魔菓子が侵入者を阻むために門の近くなどに種を植えている事が多い。が、カラメルの綿毛がついた種を出し埃を舞わせるので魔菓子にとっても迷惑そうだ。コットンウッドとも呼ばれるが綿飴の樹とは別物。
No.013 プラリオネ・ショコラ(Pralione Chocolate)
クリオネ系・プラリネ系
Lv300(集団換算) Cal:100 Bx:50
プラリオネはクリオネ形のナッツの本体にカラメルのベールを纏わせたような外見。妖精のように美しいが、捕食シーンはかなりグロい事もまた有名な浮遊系魔菓子。単体での脅威は低いが、群れで飛びかかり数の暴力で敵を啄む様は吸糖コウモリのように恐ろしく、脅威。しかしファンも多い。プラリオネ・ショコラもプレーンと行動は変わらないが魔法で加速する。
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