恋も剣も本気です!青春剣士たちのラブ・グラディエーション ~気が付くとは~れむ状態!?~

てんちょう

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第8章 特訓終了、でも帰ったら修羅場が待っていた

聖奈との特訓と私の特訓はどっちがいい?

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そのあとの訓練も順調だった。水圧に加え、プールサイドから打ち込まれてくるパチンコ玉を、恭弥は咲を抱えながら片手で全て受け止めた。これは反射神経を鍛えるための訓練で、咲がリモコンで玉のスピードや角度を操作していた。

「恭弥は視野が広いわね。どうしてそんなに?」

咲が尋ねると、恭弥はふっと懐かしそうに答えた。

「俺、小学三年まで聖奈と一緒にトレーニングしてたんだ。今、月華がいる伊賀の里跡地でね。そこって女性専用の施設だったんだけど、特別に俺も連れて行ってもらっててさ。フィジカル面を徹底的に鍛えられたから、自然と動体視力とかも鍛えられたんだと思う。」

「へぇ……聖奈とね。」

咲はほんの少しだけ、複雑な気持ちを胸に抱えながら呟いた。

「でも……聖奈の胸が成長してきて、恭弥が照れて一緒に行けなくなった、ってこと?」

咲がニヤリと笑いながら言うと、恭弥は真っ赤になってうなずいた。

「その時の聖奈って、どれくらいあったの?」

「えっ……今の月華よりもあったと思う……って、何言わせるんだよ!」

「ふーん。じゃあ今は、その思い出のFカップより、この目の前のCカップと仲良くしなさい。」

咲は頬をぷくっと膨らませて、どこか嬉しそうに言った。

「話、ズレてるよ、咲……。えっと、まぁ、とにかくそこでフィジカル面を鍛えられたおかげで、今の動体視力とか反射神経があるってわけ。
まあ、正直言って……聖奈のに比べると、咲のはちょっと物足りないかもな。」

恭弥が悪びれもせず、ぼそっと呟いた。
咲の中では聖奈に対する対抗心が燃え上がっていた。

「ふーん。じゃあ、今日のトレーニングは追加メニューね。」

咲の宣言とともに、恭弥は午前中いっぱい、地獄のような下半身強化メニューを課されることになった。

「どう?思い知った?これは私の胸を侮辱した罰よ。」

そう言いながら、咲はどこか複雑な気持ちを抱えたまま、午後の実戦トレーニングへと進んでいった。

「こら、恭弥、そんなことじゃゾリアックは撃てないぞ。もっと動け!」

咲のスパルタ指導が響く中、恭弥は限界まで追い込まれ、動けなくなるまでトレーニングが続けられたのだった。


夕方、咲に肩を借りながら何とか部屋に戻った恭弥は、そのままソファーで力尽きてしまった。結局、咲の手を借りながら、食事もお風呂も、着替えさえも満足にできないほど、体はボロボロだった。

咲もまた、その様子を見て深く反省していた。
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