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第14章 大会直前の練習試合、相手チームは美人なお姉さんだらけです
モテ地獄に青春爆発⁉~恭弥争奪戦と影山の悲しき敗走~
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荻野も北沢も姿を消していたが、そこに立っていたのは雨宮たちだった。
「……顧問と部長は席を外しましたので、私が代表してお礼を言います。本当にありがとうございました。」
深く頭を下げる雨宮に続いて、杉浜女子の部員たちも一斉に頭を下げた。
「クラブ選手権まで時間はないけれど、全力で挑みます。この練習試合は、きっと意味のあるものにします。」
戦い終わった者同士、自然と会話が広がる剣技場。
聖奈、咲、姫香、月華、茜、恭弥、月詠、日下部、冬季――主力メンバーを中心に、輪が大きく広がっていった。
男子たちはというと、美人ぞろいの杉浜女子の先輩たちに囲まれて、目を輝かせるどころか、もう舞い上がって足元がおぼつかない。
特に、恭弥と月詠の人気は圧倒的だった。
スマホを取り出すと、女子大生たちがわらわらと群がり、あっという間に連絡先を登録されていく。
「ひゃっ、ちょっと待って!?押さないでーっ!」
「きゃー! これがウワサの中学最強コンビねっ!」
「すごい、イケメンで強いって最高……!私もいいよね……。交換しよ…。」
必死に抵抗する恭弥。
慌てて聖奈の背中に隠れるが、逆に女子たちの輪の中心に押し込まれそうになっている。
一方、月詠は――。
「自撮り?オッケー、どの角度がいい?イケメンフィルター入れる?」
と、ノリノリで女子大生たちと写真を撮りまくっていた。
……もちろん、その様子を見ていた月華から、背筋も凍る"必殺スマイル"が向けられていたことには、まだ気づいていなかった。
そのすみっこで――影山も、何とか葉山に近づこうと必死だった。
(今度こそ、ちゃんと俺の誠意を伝えるんだ!)
そう、影山は思っていた。
試合中にスケベ発動で反則負け→葉山が泣き出す、という最低な事件を引き起こしたことを、いまだに悔やんでいる。
(ここで連絡先交換できたら……俺、もう一歩前に進める!)
意を決して、そろりそろりと葉山に近づく影山。
だが――。
「っ!!」
葉山はビクッと肩を震わせると、
まるでゴキブリでも見るかのようなスピードで後ずさり!
「ご、ごめん、ちょっとあっちに……!」
あっという間に逃げられた。
「あ、あれ……?」
置き去りにされる影山。
虚空を切るその手が、どこか寂しい。
(ちょ、ちょっと距離を縮めようとしただけなのに……っ!!)
それでもあきらめない影山は、別の方向から接近を試みる。
しかし――。
葉山、華麗にUターン。
そのまま別の女子大生たちの輪に入り、完全ガード。
影山、またしても立ち尽くす。
(……これは……もしかして……詰んでる?)
そんな悲しみをよそに、今度は雨宮が静かに恭弥に近づいてきた。
「ごめんね。手荒なことになっちゃって……彼女さんにも、本当に悪いことしたわ。」
聖奈がぺこっと頭を下げる横で、恭弥も真っ直ぐに頭を下げた。
「いえ、こちらこそ。すみませんでした。」
その姿に、雨宮の頬がほんのり染まる。
(なにこの子……礼儀正しくて、強くて、素直って……反則すぎるっ!)
しかも、先ほどの試合で全力をぶつけ合ったばかり。
(あの時も、全力で応えてくれた……すごく嬉しかった……。年下だけど……頼りがいが…あるわ!)
雨宮の心の中で、恭弥への好感度はぐんぐん急上昇していた。
「……顧問と部長は席を外しましたので、私が代表してお礼を言います。本当にありがとうございました。」
深く頭を下げる雨宮に続いて、杉浜女子の部員たちも一斉に頭を下げた。
「クラブ選手権まで時間はないけれど、全力で挑みます。この練習試合は、きっと意味のあるものにします。」
戦い終わった者同士、自然と会話が広がる剣技場。
聖奈、咲、姫香、月華、茜、恭弥、月詠、日下部、冬季――主力メンバーを中心に、輪が大きく広がっていった。
男子たちはというと、美人ぞろいの杉浜女子の先輩たちに囲まれて、目を輝かせるどころか、もう舞い上がって足元がおぼつかない。
特に、恭弥と月詠の人気は圧倒的だった。
スマホを取り出すと、女子大生たちがわらわらと群がり、あっという間に連絡先を登録されていく。
「ひゃっ、ちょっと待って!?押さないでーっ!」
「きゃー! これがウワサの中学最強コンビねっ!」
「すごい、イケメンで強いって最高……!私もいいよね……。交換しよ…。」
必死に抵抗する恭弥。
慌てて聖奈の背中に隠れるが、逆に女子たちの輪の中心に押し込まれそうになっている。
一方、月詠は――。
「自撮り?オッケー、どの角度がいい?イケメンフィルター入れる?」
と、ノリノリで女子大生たちと写真を撮りまくっていた。
……もちろん、その様子を見ていた月華から、背筋も凍る"必殺スマイル"が向けられていたことには、まだ気づいていなかった。
そのすみっこで――影山も、何とか葉山に近づこうと必死だった。
(今度こそ、ちゃんと俺の誠意を伝えるんだ!)
そう、影山は思っていた。
試合中にスケベ発動で反則負け→葉山が泣き出す、という最低な事件を引き起こしたことを、いまだに悔やんでいる。
(ここで連絡先交換できたら……俺、もう一歩前に進める!)
意を決して、そろりそろりと葉山に近づく影山。
だが――。
「っ!!」
葉山はビクッと肩を震わせると、
まるでゴキブリでも見るかのようなスピードで後ずさり!
「ご、ごめん、ちょっとあっちに……!」
あっという間に逃げられた。
「あ、あれ……?」
置き去りにされる影山。
虚空を切るその手が、どこか寂しい。
(ちょ、ちょっと距離を縮めようとしただけなのに……っ!!)
それでもあきらめない影山は、別の方向から接近を試みる。
しかし――。
葉山、華麗にUターン。
そのまま別の女子大生たちの輪に入り、完全ガード。
影山、またしても立ち尽くす。
(……これは……もしかして……詰んでる?)
そんな悲しみをよそに、今度は雨宮が静かに恭弥に近づいてきた。
「ごめんね。手荒なことになっちゃって……彼女さんにも、本当に悪いことしたわ。」
聖奈がぺこっと頭を下げる横で、恭弥も真っ直ぐに頭を下げた。
「いえ、こちらこそ。すみませんでした。」
その姿に、雨宮の頬がほんのり染まる。
(なにこの子……礼儀正しくて、強くて、素直って……反則すぎるっ!)
しかも、先ほどの試合で全力をぶつけ合ったばかり。
(あの時も、全力で応えてくれた……すごく嬉しかった……。年下だけど……頼りがいが…あるわ!)
雨宮の心の中で、恭弥への好感度はぐんぐん急上昇していた。
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