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第19章 新たなる力ー―しゃべる刀は無限の可能性!
“以外”判定、満場一致!?影山、全女子にフルボッコ全滅宣告に涙の訴え!~……しないよね、影山先輩だし。~
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影山がむくれ顔で声を上げた。
「おいおい、俺たち男子は女子の一回戦、全力で応援してやったんだぞ!? それなのに恭弥ばっかり優遇って、差別じゃねぇの!?」
その言葉に、姫香が申し訳なさそうに手を合わせた。
「影山先輩、ごめんなさい。でも弟くんが強くなれば男子団体の勝率もグッと上がるじゃないですか。だから今回は特訓の方を応援ってことで、ね? 恭弥が試合に戻ったら、ちゃんと声援飛ばしますから!」
影山はぷいっとそっぽを向いて、ひとりぶつぶつ呟いた。
「でもその頃には、俺はベンチだろ……。つーか、お前ら俺を応援する気、微塵もないだろ……。」
姫香は悪びれずににっこり。
「バレました? でも冬季の試合は絶対見に行きますよ。そのとき応援は倍返ししますから!」
「倍返しって、応援で倍とかある!?」と影山がツッコミを入れる間もなく、月華が追撃。
「そうですね、私は“影山先輩以外”の試合なら全力で応援します♪」
「ってコラァ! “以外”って言った今!? 聞き逃さなかったぞ!? おい、他のみんなもフォローしろよ!?」
女子たちは顔を見合わせて、にっこり満面の笑みで――
「「「はい、“以外”です!」」」
「おい、見ろこの団結力! スポーツの力すげぇな!? なんでこういうとこだけ一丸になってんだよ!!」
影山は壁にもたれ、ズルズルと座り込みながら両膝を抱えた。
「……俺が男子チームの太陽だった時代もあったんだけどな……。」
一方、恭弥は男子団体メンバーと別れて、聖奈、姫香、月華、茜と共にサブ練習場へと向かった。
「ねえ、姫香。咲は今日は来てないの?」
聖奈が尋ねると、姫香は少し寂しそうに答えた。
「さっきまではいたんだけどね。主将に、帝釈天と迦楼羅の調整がまだ甘いから男子団体の時間はそっちに専念すると言って、帰っていったの。……たぶん、聖奈と顔を合わせたくなかったんじゃないかな。」
聖奈は一瞬俯いたが、すぐに顔を上げて言った。
「そう……わかった。でも、咲にも思うところがあるなら、私は私でやれることをやるだけ。恭弥、暁と愛奈の調整を進めよう。どう分ける?」
恭弥はすぐに答えた。
「同じ相手ばかりだと暁も愛奈も偏っちゃうから、まずは姫香さんと聖奈、俺は月華と茜の二人とやる。
遠慮しなくていい。全力で来てほしい。」
月華が控えめに確認する。
「私と茜、交互にやればいい?」
恭弥は首を横に振り、真剣な表情で言った。
「いや、二人同時に。それに俺の嫌がる戦術で来てくれ。愛奈には実戦経験がないから、とにかくデータが必要なんだ。」
その言葉に月華はクスッと笑ってうなずいたが、茜はおどおどしながらも心配そうに聞いた。
「でも、それじゃ恭弥くんが倒れちゃうんじゃ……?」
「平気だよ。遠慮なんていらない。」
恭弥はそう言って笑い、ついに特訓が始まった。
一方の聖奈は、姫香に練習用の特別設定を施し、攻撃・防御・スピードを通常の五倍にまで強化していた。
「ねえ、聖奈。これってさすがにやりすぎじゃない? 聖奈の体が持たないよ?」
姫香が心配そうに言うと、聖奈は落ち着いた声で答えた。
「大丈夫。私の暁には、恭弥が積んできた実戦データが記録されてるから、今の姫香のレベルでも十分対応できる。それに今は、私の体を鍛えることが優先なの。遠慮なく来て。」
そう言って、聖奈は朱星光月暁を構え、静かに語りかけた。
「暁……私を高みへ導いて。」
すると、刀身が柔らかく光り、心に語りかける声が返ってきた。
『主のお心のままに。我、従います。』
「おいおい、俺たち男子は女子の一回戦、全力で応援してやったんだぞ!? それなのに恭弥ばっかり優遇って、差別じゃねぇの!?」
その言葉に、姫香が申し訳なさそうに手を合わせた。
「影山先輩、ごめんなさい。でも弟くんが強くなれば男子団体の勝率もグッと上がるじゃないですか。だから今回は特訓の方を応援ってことで、ね? 恭弥が試合に戻ったら、ちゃんと声援飛ばしますから!」
影山はぷいっとそっぽを向いて、ひとりぶつぶつ呟いた。
「でもその頃には、俺はベンチだろ……。つーか、お前ら俺を応援する気、微塵もないだろ……。」
姫香は悪びれずににっこり。
「バレました? でも冬季の試合は絶対見に行きますよ。そのとき応援は倍返ししますから!」
「倍返しって、応援で倍とかある!?」と影山がツッコミを入れる間もなく、月華が追撃。
「そうですね、私は“影山先輩以外”の試合なら全力で応援します♪」
「ってコラァ! “以外”って言った今!? 聞き逃さなかったぞ!? おい、他のみんなもフォローしろよ!?」
女子たちは顔を見合わせて、にっこり満面の笑みで――
「「「はい、“以外”です!」」」
「おい、見ろこの団結力! スポーツの力すげぇな!? なんでこういうとこだけ一丸になってんだよ!!」
影山は壁にもたれ、ズルズルと座り込みながら両膝を抱えた。
「……俺が男子チームの太陽だった時代もあったんだけどな……。」
一方、恭弥は男子団体メンバーと別れて、聖奈、姫香、月華、茜と共にサブ練習場へと向かった。
「ねえ、姫香。咲は今日は来てないの?」
聖奈が尋ねると、姫香は少し寂しそうに答えた。
「さっきまではいたんだけどね。主将に、帝釈天と迦楼羅の調整がまだ甘いから男子団体の時間はそっちに専念すると言って、帰っていったの。……たぶん、聖奈と顔を合わせたくなかったんじゃないかな。」
聖奈は一瞬俯いたが、すぐに顔を上げて言った。
「そう……わかった。でも、咲にも思うところがあるなら、私は私でやれることをやるだけ。恭弥、暁と愛奈の調整を進めよう。どう分ける?」
恭弥はすぐに答えた。
「同じ相手ばかりだと暁も愛奈も偏っちゃうから、まずは姫香さんと聖奈、俺は月華と茜の二人とやる。
遠慮しなくていい。全力で来てほしい。」
月華が控えめに確認する。
「私と茜、交互にやればいい?」
恭弥は首を横に振り、真剣な表情で言った。
「いや、二人同時に。それに俺の嫌がる戦術で来てくれ。愛奈には実戦経験がないから、とにかくデータが必要なんだ。」
その言葉に月華はクスッと笑ってうなずいたが、茜はおどおどしながらも心配そうに聞いた。
「でも、それじゃ恭弥くんが倒れちゃうんじゃ……?」
「平気だよ。遠慮なんていらない。」
恭弥はそう言って笑い、ついに特訓が始まった。
一方の聖奈は、姫香に練習用の特別設定を施し、攻撃・防御・スピードを通常の五倍にまで強化していた。
「ねえ、聖奈。これってさすがにやりすぎじゃない? 聖奈の体が持たないよ?」
姫香が心配そうに言うと、聖奈は落ち着いた声で答えた。
「大丈夫。私の暁には、恭弥が積んできた実戦データが記録されてるから、今の姫香のレベルでも十分対応できる。それに今は、私の体を鍛えることが優先なの。遠慮なく来て。」
そう言って、聖奈は朱星光月暁を構え、静かに語りかけた。
「暁……私を高みへ導いて。」
すると、刀身が柔らかく光り、心に語りかける声が返ってきた。
『主のお心のままに。我、従います。』
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