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13.本音大会
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おばさんは大場君の中身を見透かすような目をしてにらんだ。それからぐるりとあたりをみまわした。そうだよね。おばさんにも見えているはずなんだ。部屋をうめつくしている観客たちの姿が。そして、誰が大場君に取り憑いて、大場君に本音をしゃべらせているのかもわかったはずだ。
だけどパパは大場君の発言にすっかり戸惑っていた。
「君、なんて事を言うんだね。それじゃぶち壊しじゃないか。そりゃ、里子は美人じゃないし、歳もくってる。これをもらおうというのは若い時の恋愛と違って、もっと現実的な理由によるというのはわかってるがね、ちょっとそりゃ酷すぎないかね。ま、男の本音なんて似たりよったりだから気持ちもわからないでもないがね、結婚前でそれを言っちゃ身も蓋もない。しかも女性の家族の手前だぞ。それともなにかね。それは遠まわしに断ってるのかね?」
大場君はそこで我に返ったようだっだ。その様子は先程のでかい態度とはうってかわり、まるでネズミがウロチョロするようにうろたえていた。
「ほ、本当ですね。ぼくって何を言い出すんでしょうね。え? ぼく、なんかまずいこと言ってました? あんまり覚えてないんですよ。よ、酔っ払ってるんです。勘弁してください。さっきなんか言ったとしたらそれは冗談ですよ冗談。あはははは・・・はぁ」
「下手な冗談ですわね」
ママがぼそっと言った。ママは空ろな目をしてブツブツとひとり言のようにつぶやきはじめた。
「これで結婚の話はおしまいね。そしたら、ディズニーランドの花火が見えるマンションの話もおじゃんなのね。里子さんが結婚したら里子さんにこのうちをゆずって、私たちはディズニーランドの花火の見える近代的なマンションに移るという夢はこれで消えたんだわ。これって誰の責任? 大場君? 大場君には責任をとってもらいたいものだわ」
「そ、それはもう・・・」
大場くんはなんとかとりつくろうと言いかけたが、それよりパパのほうがママの様子におどろいて口をはさんできた。
「いや、まだ別に大場君が責任をとらなきゃならないようなところまで話がいっておらんだろう。それに里子が誰と結婚しても、おれはこの家を出てマンションなんかに行く気はないぞ。この家は曾祖父の代から住んでいるおれの家だ。だいたい引越しなんてめんどうなこと、おれはせんぞ。」
パパがそう言うとママは妙に座った目つきをしてパパにつめよった。
「あなた、あたしはこの家が大ッ嫌いよ。天井裏には100年間の埃がつもってるし、納戸には私が触ったこともないような品物が一杯つまってるわ。わたしが管理できるところはこの家の半分くらいしかないし、暗いし、夏は湿気てるし冬は寒いし、お化けが出そうだし、もうあたし我慢ができないわ!」
お化けは出そうじゃなくて、出るんだけどね。
これに対し、パパは、
「埃もつもってるかもしれんが、我が家の歴史もつもってるんだよ。君が触っちゃいけないものなんかないじゃないか。どうぞ、納戸から品物を取り出して埃をはらい、その品物を見たり使ったりしてくれよ」となだめた。
ところが、ママの目はいよいよ釣り上がった。
「いやよ。私ひとりで大掃除しろっていうの?私ひとりであんな埃だらけのものを? わたし触るのもいやだわ。できたら、明日にでもブルドーザーを呼んできて、家財もろともバリバリ踏みつぶしたいわ!」
「おいおいそんなむちゃくちゃな・・・」
パパがあわてて言ったが、もっとあわてたのはその場に居合わせたお化けたちだった。みんなおびえて飛び上がり、両手で両頬を押さえて、まるでムンクの絵のような顔をして部屋中を吹き荒れるように飛び狂った。もっとも気の毒だったのは座敷オヤジだった。目を落ち窪ませ、冷汗をたらしながら体をガタガタと小刻みに震わせていた。
けれどもママは何にも見えていないのでかまわずしゃべり続けた。
「むちゃくちゃって何ですの? あなたはこの家と私とどちらが大事なの? 私はこの家であなたのご両親をお送りしたじゃありませんか。私はやることはやったのよ。そろそろ私の意見を聞いてもらってもいい頃だわ。だいたいあなたはなんぞというと里いも、里いもって、里子さんばっかりにものをたのむでしょう。ヨシヒコはヨシヒコでしょっちゅう里子さんとひそひそ話。
いったい私はこの家のなんなの? 私はこの家では他人なの? そりゃそうでしょうよね、あなたも、里子さんも、ヨシヒコもこの家で生まれたんだから。あたしだけ他所で生まれたのよね。
ああそうですか。わかったわ。あなたがここを動きたくないというなら私、ヨシヒコを連れて出て行きますから。慰謝料と養育費をくれたら離婚もしてあげるから。そしたら私はヨシヒコと二人でディズニーランドの花火の見えるマンションに住むのよっ!」
ひょっとして今度はママにアマノジャクが取り憑いたのかな? それにしてもママがこんなことを考えていたなんて、ぼくはちっとも知らなかった。きっとうちの誰もが知らなかったと思うよ。だってママはいつもニコニコしていてフワフワしていて「いいのよ、いいのよ」って感じだったからさ。
さて、いったいパパはどんな返事をするんだろう。ぼくはすごく心配になってパパを見た。そしたらパパはなんと目をつぶって居眠りしてるじゃないか!
「あなた、どうなのよっ!」ってママが揺さぶったら、パパはその場にコロリと倒れてあとはグウグウ高いびき。
「あなたったら!タヌキ寝入りはよして!」ママは叫んだけれど、パパは眠ったままでさらにいびきが高くなった。
ママはため息をつくとソファに沈み込み、そのままスウスウ寝息を立て始めた。
大場君はどうなったかなと思って振り返ると大場君は既に酔いつぶれ、ソファからずり落ちて絨毯の上に長々と寝そべって正体不明になっていた。
そうした中、おばさんが青い顔をしてふらふら~っと立ち上がった。
「おまえらな~」
部屋を埋め尽くしているお化けの皆さんをぐるりとにらみわたした。
「なにたくらんでるんだ?」
凄みがあった。何を言われるのかと満場のお化けたちは首をすくめた。
ところがおばさん、
「あ~気持ちわる~」と胃のあたりを押さえてソファにばったり倒れ、そのまま意識を失ってしまったようだった。
おばさんは下戸なうえ、先程から自作の怪しげなカクテルを飲み続けたせいで酔っぱらってしまったらしい。
ぼくはそっとソファの後ろから立ち上がって大人たちの寝息をうかがってみた。どうやらみんな、本当に酔いつぶれて寝入ってるようだった。
あーあ、このままだと風邪ひくよ、とつぶやいてみたけれど、みなグウグウと寝たきりで目を覚まさなかった。ぼくはできたお子さんなので、手近な夜具をひっぱり出してきてみなさんに掛けてやり、それからその場をそっと離れて、二階に戻り、布団にもぐり込んで眠った。
翌朝、起きて階下に下りると、ママだけは目をさまして朝食の用意をしていた。
ぼくはママにきのうのことを覚えているかどうかそっと聞いてみた。
「ママ、ぼくたち引っ越すの?」
ママは一瞬遠い目をしたが、すぐ笑顔になり「えー? 引っ越さないわよ。どうして?」
「なんでもない」
やっぱりすっかり忘れているみたいだった。
そうこうするうち、他の大人たちも目を覚まし、そろって朝ごはんとなった。昨夜の本音大会はどこへやら、「お世話かけます」だの「たいへんご迷惑をおかけしました」だの、「いやいやいやとんでもない」だの、「またいらしてください」だの、社交辞令が山ほど飛び交って、やがてお客さんたちは帰っていった。
その日の午後3時ごろだった。
「ごめんください」と訪ねてきた人がいた。
ママとぼくとで出て行くと女の人が立っていた。
「あの、どちらさまで」
「はあ、家政婦紹介所からまいりました。こちらでお手伝いさんをほしがってるとうかがいましたので」
「あら、お父さんがたのんでくれたのかしら・・・?」
「はい、旦那さんからお電話がありまして。主にお掃除のお手伝いとか・・・」
「はあ、それはどうも。とりあえずおあがりください」
へー、ひょっとするとパパは昨日のことを覚えているのかな? ママがこの家を嫌っているので、好きになってもらえるよう、お掃除を一緒にしてくれる人をたのんだのかな? と、ぼくはその時思った。
だけどパパは大場君の発言にすっかり戸惑っていた。
「君、なんて事を言うんだね。それじゃぶち壊しじゃないか。そりゃ、里子は美人じゃないし、歳もくってる。これをもらおうというのは若い時の恋愛と違って、もっと現実的な理由によるというのはわかってるがね、ちょっとそりゃ酷すぎないかね。ま、男の本音なんて似たりよったりだから気持ちもわからないでもないがね、結婚前でそれを言っちゃ身も蓋もない。しかも女性の家族の手前だぞ。それともなにかね。それは遠まわしに断ってるのかね?」
大場君はそこで我に返ったようだっだ。その様子は先程のでかい態度とはうってかわり、まるでネズミがウロチョロするようにうろたえていた。
「ほ、本当ですね。ぼくって何を言い出すんでしょうね。え? ぼく、なんかまずいこと言ってました? あんまり覚えてないんですよ。よ、酔っ払ってるんです。勘弁してください。さっきなんか言ったとしたらそれは冗談ですよ冗談。あはははは・・・はぁ」
「下手な冗談ですわね」
ママがぼそっと言った。ママは空ろな目をしてブツブツとひとり言のようにつぶやきはじめた。
「これで結婚の話はおしまいね。そしたら、ディズニーランドの花火が見えるマンションの話もおじゃんなのね。里子さんが結婚したら里子さんにこのうちをゆずって、私たちはディズニーランドの花火の見える近代的なマンションに移るという夢はこれで消えたんだわ。これって誰の責任? 大場君? 大場君には責任をとってもらいたいものだわ」
「そ、それはもう・・・」
大場くんはなんとかとりつくろうと言いかけたが、それよりパパのほうがママの様子におどろいて口をはさんできた。
「いや、まだ別に大場君が責任をとらなきゃならないようなところまで話がいっておらんだろう。それに里子が誰と結婚しても、おれはこの家を出てマンションなんかに行く気はないぞ。この家は曾祖父の代から住んでいるおれの家だ。だいたい引越しなんてめんどうなこと、おれはせんぞ。」
パパがそう言うとママは妙に座った目つきをしてパパにつめよった。
「あなた、あたしはこの家が大ッ嫌いよ。天井裏には100年間の埃がつもってるし、納戸には私が触ったこともないような品物が一杯つまってるわ。わたしが管理できるところはこの家の半分くらいしかないし、暗いし、夏は湿気てるし冬は寒いし、お化けが出そうだし、もうあたし我慢ができないわ!」
お化けは出そうじゃなくて、出るんだけどね。
これに対し、パパは、
「埃もつもってるかもしれんが、我が家の歴史もつもってるんだよ。君が触っちゃいけないものなんかないじゃないか。どうぞ、納戸から品物を取り出して埃をはらい、その品物を見たり使ったりしてくれよ」となだめた。
ところが、ママの目はいよいよ釣り上がった。
「いやよ。私ひとりで大掃除しろっていうの?私ひとりであんな埃だらけのものを? わたし触るのもいやだわ。できたら、明日にでもブルドーザーを呼んできて、家財もろともバリバリ踏みつぶしたいわ!」
「おいおいそんなむちゃくちゃな・・・」
パパがあわてて言ったが、もっとあわてたのはその場に居合わせたお化けたちだった。みんなおびえて飛び上がり、両手で両頬を押さえて、まるでムンクの絵のような顔をして部屋中を吹き荒れるように飛び狂った。もっとも気の毒だったのは座敷オヤジだった。目を落ち窪ませ、冷汗をたらしながら体をガタガタと小刻みに震わせていた。
けれどもママは何にも見えていないのでかまわずしゃべり続けた。
「むちゃくちゃって何ですの? あなたはこの家と私とどちらが大事なの? 私はこの家であなたのご両親をお送りしたじゃありませんか。私はやることはやったのよ。そろそろ私の意見を聞いてもらってもいい頃だわ。だいたいあなたはなんぞというと里いも、里いもって、里子さんばっかりにものをたのむでしょう。ヨシヒコはヨシヒコでしょっちゅう里子さんとひそひそ話。
いったい私はこの家のなんなの? 私はこの家では他人なの? そりゃそうでしょうよね、あなたも、里子さんも、ヨシヒコもこの家で生まれたんだから。あたしだけ他所で生まれたのよね。
ああそうですか。わかったわ。あなたがここを動きたくないというなら私、ヨシヒコを連れて出て行きますから。慰謝料と養育費をくれたら離婚もしてあげるから。そしたら私はヨシヒコと二人でディズニーランドの花火の見えるマンションに住むのよっ!」
ひょっとして今度はママにアマノジャクが取り憑いたのかな? それにしてもママがこんなことを考えていたなんて、ぼくはちっとも知らなかった。きっとうちの誰もが知らなかったと思うよ。だってママはいつもニコニコしていてフワフワしていて「いいのよ、いいのよ」って感じだったからさ。
さて、いったいパパはどんな返事をするんだろう。ぼくはすごく心配になってパパを見た。そしたらパパはなんと目をつぶって居眠りしてるじゃないか!
「あなた、どうなのよっ!」ってママが揺さぶったら、パパはその場にコロリと倒れてあとはグウグウ高いびき。
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ママはため息をつくとソファに沈み込み、そのままスウスウ寝息を立て始めた。
大場君はどうなったかなと思って振り返ると大場君は既に酔いつぶれ、ソファからずり落ちて絨毯の上に長々と寝そべって正体不明になっていた。
そうした中、おばさんが青い顔をしてふらふら~っと立ち上がった。
「おまえらな~」
部屋を埋め尽くしているお化けの皆さんをぐるりとにらみわたした。
「なにたくらんでるんだ?」
凄みがあった。何を言われるのかと満場のお化けたちは首をすくめた。
ところがおばさん、
「あ~気持ちわる~」と胃のあたりを押さえてソファにばったり倒れ、そのまま意識を失ってしまったようだった。
おばさんは下戸なうえ、先程から自作の怪しげなカクテルを飲み続けたせいで酔っぱらってしまったらしい。
ぼくはそっとソファの後ろから立ち上がって大人たちの寝息をうかがってみた。どうやらみんな、本当に酔いつぶれて寝入ってるようだった。
あーあ、このままだと風邪ひくよ、とつぶやいてみたけれど、みなグウグウと寝たきりで目を覚まさなかった。ぼくはできたお子さんなので、手近な夜具をひっぱり出してきてみなさんに掛けてやり、それからその場をそっと離れて、二階に戻り、布団にもぐり込んで眠った。
翌朝、起きて階下に下りると、ママだけは目をさまして朝食の用意をしていた。
ぼくはママにきのうのことを覚えているかどうかそっと聞いてみた。
「ママ、ぼくたち引っ越すの?」
ママは一瞬遠い目をしたが、すぐ笑顔になり「えー? 引っ越さないわよ。どうして?」
「なんでもない」
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そうこうするうち、他の大人たちも目を覚まし、そろって朝ごはんとなった。昨夜の本音大会はどこへやら、「お世話かけます」だの「たいへんご迷惑をおかけしました」だの、「いやいやいやとんでもない」だの、「またいらしてください」だの、社交辞令が山ほど飛び交って、やがてお客さんたちは帰っていった。
その日の午後3時ごろだった。
「ごめんください」と訪ねてきた人がいた。
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「あの、どちらさまで」
「はあ、家政婦紹介所からまいりました。こちらでお手伝いさんをほしがってるとうかがいましたので」
「あら、お父さんがたのんでくれたのかしら・・・?」
「はい、旦那さんからお電話がありまして。主にお掃除のお手伝いとか・・・」
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