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冒険者編
3-26 ミネルヴァside
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ある日の朝、家族と朝食を摂っていた時のこと。
白い鳥がバサバサッと羽音を立ててどこからともなく現れたのが事の始まり。
窓も閉まっているはずなのに、どこから入ってきたのだろうと疑問に思っている間に、白い鳥は話し始める。
『ミネル、ワシ、レタアじゃ。件のものが出来上がったようじゃ。今日はワシ仕事が休みじゃから、そっちに送り届けることも可能じゃ。どうすれば良いかを伝えて欲しい。この後に返信用の伝達魔法も付けるからな、そのまま喋ってくれれば良い。じゃあな。』
どうやらレタアちゃんの魔法らしいことだけは分かった。成る程、携帯が出来たんだね。さすが婆ちゃん!
そう感心していると、返信用の魔法が展開されたようだった。
ああ、今日は大丈夫だと伝えなきゃ……
「「「きまきみほょはううだすいれごいだいよ」」」
……あ。父と母も同時に喋ってしまったらしい。レタアちゃん聞き取れるかな。そんな心配する間もなく白い鳥はまた飛んで行ってしまった。あ、壁をすり抜けて行ったぞ。魔法ってすごいんだねぇ……
「ミネルヴァ、今のは誰なんだい?」
「あ、ええと……お友達、かな?」
父は探るような目でこちらを見る。家を抜け出しているのがバレたかな。
「ミネルちゃん、こんなに魔法に秀でた方とお友達になったの? すごいわねぇ。」
母はのんびりほのぼのとそう言う。
「こんなに魔法に秀でた方がお友達なら、ミネルちゃんが魔法を使えない理由も分かるかもしれないわねぇ。」
「それだ! そのお友達さんに魔法を教えて貰えばいいんだ!」
おっとぉ……? なんか話が大きくなってきたぞー? 確かに私は魔力があるはずなのに魔法が一切使えず、前の家庭教師に匙を投げられた程魔法に対して不器用。だからこそ父と母はそんな提案をするのだろうけど、レタアちゃんにそこまで頼むのは申し訳ないような気がするなぁ……。いや、この前魔法を教えて貰う口約束ならしたけど。
「今日その方が来てくれるんだろう? ならその時に駄目元で頼んでみようか。」
「あら良いわね。そうしましょう。」
話がまとまったようだけど、どうなることやら……
レタアちゃんなら快く承諾してくれそうだけど……でも……
白い鳥がバサバサッと羽音を立ててどこからともなく現れたのが事の始まり。
窓も閉まっているはずなのに、どこから入ってきたのだろうと疑問に思っている間に、白い鳥は話し始める。
『ミネル、ワシ、レタアじゃ。件のものが出来上がったようじゃ。今日はワシ仕事が休みじゃから、そっちに送り届けることも可能じゃ。どうすれば良いかを伝えて欲しい。この後に返信用の伝達魔法も付けるからな、そのまま喋ってくれれば良い。じゃあな。』
どうやらレタアちゃんの魔法らしいことだけは分かった。成る程、携帯が出来たんだね。さすが婆ちゃん!
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ああ、今日は大丈夫だと伝えなきゃ……
「「「きまきみほょはううだすいれごいだいよ」」」
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「今日その方が来てくれるんだろう? ならその時に駄目元で頼んでみようか。」
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