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いよいよ教育実習。そこでは学ぶ事が多くあった
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大学生活は大変なものでしたが、それでも頑張って規定の成績以上を修める事ができました。
様々な手続きをして、いざ教育実習の準備も完璧。いよいよ、体験ではありますが、実際の教育現場に立つ事ができる日がきました。
私は中学校へ実習へ向かう事に。自分が経験してきた学生生活を、支援する立場で現場に存在するのは不思議な気分でした。
初日には、全校集会で挨拶をする。特別な成績もなく、活動もしてこなかった私は、初めて集会台の上から、全体を見渡す経験をしました。
私が在校していた当時よりも生徒数は大幅に減少していましたが、それでも圧巻する景観でした。
その雰囲気に負けないように元気に挨拶ができて、自分では満足。
その後に実習生の待機室へ向かう。母校ではありましたが、同じ実習生は年下で親しくもない人だったので、あまり関わる事ができませんでした。
初日にはオリエンテーションとして、様々な説明を受けました。実習のプログラムから注意点など。
担当するクラスで挨拶をする。私の担当は一年生だ。最近まで小学生だった生徒達。落ち着きはまだない。
教育実習担当教員の前なので、お堅い挨拶をして、実際のクラス運営を見学する。
クラス運営は、担任教員によって雰囲気が全く異なるもの。先生と呼ばれる人の方針によって、明るいクラス、暗いクラス、真面目なクラス、大きな影響を与える存在が担任だ。
私が担当するクラスは、一見、静かで真面目だった。
昼食の時にも、私語をしない。黙々と食べるだけ。これは後になって分かった事ではありますが、担任が昼食時の私語を厳しく禁止していた。(当時はパンデミック時代ではありません)
なんの意味があって禁止していたのか。今でも謎です。
教員は、学校社会と言う狭い世界の生き物。その中で行動を強制できる権利を持つ存在。小さな王様になってしまう人もいます。
ご飯くらいは、みんなで楽しく食べたいものですよね。実習生の身分なので、私は何もする事ができなかった。それが悔しい。
一日を通して、スケジュールは大体ではあるけれど、把握できた。それにしても忙しい実習になりそうだった。
早朝から準備して、校門で挨拶運動を行い、担当教員の受け持ち授業を見学。空いている時間には、違う教員の授業見学。放課後は部活動。そして日誌作成。
勿論、授業を実際に行うので、授業計画書を作成する。指導案と言われるものだ。授業の展開を細かく書き出すのだ。
分単位でスケジュールを立てた授業展開。どのような問題を出すか、予想される解答、など。
当たり前ですが、計画通りに進む授業は一つもありません。細かく考えるだけ時間の無駄な作業。それよりも、生徒の反応に柔軟な対応ができるように対策するなどの工夫をしていきたいところ。
そんな忙しい実習ですが、唯一の救いは、実際に教壇に立つ時間は少なく設定されている事でした。
様々な手続きをして、いざ教育実習の準備も完璧。いよいよ、体験ではありますが、実際の教育現場に立つ事ができる日がきました。
私は中学校へ実習へ向かう事に。自分が経験してきた学生生活を、支援する立場で現場に存在するのは不思議な気分でした。
初日には、全校集会で挨拶をする。特別な成績もなく、活動もしてこなかった私は、初めて集会台の上から、全体を見渡す経験をしました。
私が在校していた当時よりも生徒数は大幅に減少していましたが、それでも圧巻する景観でした。
その雰囲気に負けないように元気に挨拶ができて、自分では満足。
その後に実習生の待機室へ向かう。母校ではありましたが、同じ実習生は年下で親しくもない人だったので、あまり関わる事ができませんでした。
初日にはオリエンテーションとして、様々な説明を受けました。実習のプログラムから注意点など。
担当するクラスで挨拶をする。私の担当は一年生だ。最近まで小学生だった生徒達。落ち着きはまだない。
教育実習担当教員の前なので、お堅い挨拶をして、実際のクラス運営を見学する。
クラス運営は、担任教員によって雰囲気が全く異なるもの。先生と呼ばれる人の方針によって、明るいクラス、暗いクラス、真面目なクラス、大きな影響を与える存在が担任だ。
私が担当するクラスは、一見、静かで真面目だった。
昼食の時にも、私語をしない。黙々と食べるだけ。これは後になって分かった事ではありますが、担任が昼食時の私語を厳しく禁止していた。(当時はパンデミック時代ではありません)
なんの意味があって禁止していたのか。今でも謎です。
教員は、学校社会と言う狭い世界の生き物。その中で行動を強制できる権利を持つ存在。小さな王様になってしまう人もいます。
ご飯くらいは、みんなで楽しく食べたいものですよね。実習生の身分なので、私は何もする事ができなかった。それが悔しい。
一日を通して、スケジュールは大体ではあるけれど、把握できた。それにしても忙しい実習になりそうだった。
早朝から準備して、校門で挨拶運動を行い、担当教員の受け持ち授業を見学。空いている時間には、違う教員の授業見学。放課後は部活動。そして日誌作成。
勿論、授業を実際に行うので、授業計画書を作成する。指導案と言われるものだ。授業の展開を細かく書き出すのだ。
分単位でスケジュールを立てた授業展開。どのような問題を出すか、予想される解答、など。
当たり前ですが、計画通りに進む授業は一つもありません。細かく考えるだけ時間の無駄な作業。それよりも、生徒の反応に柔軟な対応ができるように対策するなどの工夫をしていきたいところ。
そんな忙しい実習ですが、唯一の救いは、実際に教壇に立つ時間は少なく設定されている事でした。
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