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準備
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俺は家を出るために準備をしていた。
と言ってもそんなにない訳だが
「本当に行くんですね」
クローゼットからものを取り出しリュックに詰めていると後ろに立っていたアイリが声を出した。
「あぁ」
「当てはあるのですか?」
「まず星野の所に行く、あの組織に入れば北野に近づける。
そしてあそこでは能力者ばかり居る。だから戦うためには武器がいる。そこは星野から聞いた事ある店で調達すればいい」
「そうですか。あの組織に入るのですね」
カバンに詰め終わったので背中に背負いドアの方を向くと
「勝様」
アイリが服の袖を掴んだ。
「どうした?」
するとアイリは
「お願いです。また生きて会えたら元気でいると、そう約束してくれますか?」
その言葉を背中で受けながら言った。
「あぁ」
っと顔は見せない。お互い辛くなるだろう。
だってもう二度と会えないのかもしれないから…
と言ってもそんなにない訳だが
「本当に行くんですね」
クローゼットからものを取り出しリュックに詰めていると後ろに立っていたアイリが声を出した。
「あぁ」
「当てはあるのですか?」
「まず星野の所に行く、あの組織に入れば北野に近づける。
そしてあそこでは能力者ばかり居る。だから戦うためには武器がいる。そこは星野から聞いた事ある店で調達すればいい」
「そうですか。あの組織に入るのですね」
カバンに詰め終わったので背中に背負いドアの方を向くと
「勝様」
アイリが服の袖を掴んだ。
「どうした?」
するとアイリは
「お願いです。また生きて会えたら元気でいると、そう約束してくれますか?」
その言葉を背中で受けながら言った。
「あぁ」
っと顔は見せない。お互い辛くなるだろう。
だってもう二度と会えないのかもしれないから…
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