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組織とは
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家を出た俺は星野をとある場所に呼び出していた。
「おいおい、なんだ?その荷物、それに呼び出してなんだ?山行こうとか言うなよな」
目の前の男、星野空はタバコの煙を吐き出しながら言った。
「実はな、…」
俺は星野に全てを話した。家を出た事、復讐したいと。
「なるほど、それで俺にどうしろと?」
俺は星野から1つのタバコを奪い取り、星野の持っているライターで火を付けた。
「おいおい、お前初めてだろ?」
その言葉を受けながらタバコを吸って煙をはく。
「別にいいさ、それよりも、お前に頼みたい事と言うのは。
俺をあの組織に入れて欲しい」
「…は?」
っと星野はポカーンと口を開け、右手に持っていたタバコの先の灰が地に落ちた。
「おいおい、まじか。つか俺まだあそこのボスでもないのに…まぁ一応親に頼んではみるが…期待はするなよ」
そう言ってタバコを握りつぶしそこら辺に捨てた。
「ポイ捨てはダメだぞ」
「うっせ、」
そう言って星野は能力でタバコを消した。
「怖いよな、お前の能力。敵じゃなくて良かったと心から思うよ」
「あんまり使わないんだよ。これ、ゴミとか処理には使いやすいが人とかに使うとな、危うくそいつを殺すことになる。敵だろうがあまりいい気はしない」
「ま、そうだろうな」
と俺もタバコを吸い終わり星野の方に投げた。
そして星野は能力でそのタバコを消した。
「しかし、組織に入るには能力か戦う力、すなわち戦闘力がいる。お前にそれができるのか?」
「さぁな、それを試したいのなら、殺り合えばいい。そっちの方が早いだろう」
そう言って俺たちは距離を取った。
「いいか?早く攻撃を当てた方の勝ちだ」
「いいだろう」
というかなんでいきなり始めるのやら。
そしてお互い見つめ合い少しの静寂が産まれた。さらにそこで少し強い風が吹いた。
そして風が止んだ途端お互い地を蹴りぶつかり合う。
最初は両方とも拳で顔を殴ろうとする。だが、それを交わす。
「はっ!腕あげたな、前やった時は全く適わなかったのに」
「ここ何年かずっと鍛えてたんでなっ!」
そして一瞬のすきをつき星野の腹部に拳を叩き込んだ。
「ほぅ、やるじゃないか」
普通に立っていた。なぜ?というのは感じなかった。なぜならこいつは能力で攻撃を無効化できるから。
「ちっ、その能力やっぱりチートだろ」
「俺よりも、もっとチートなやつ居ただろ?昔に」
「あぁ、そういえば」
そう、昔にとんでもない能力者がいた。
名前は分からない。ただその能力というのは「時間を操る能力、ただし過去に戻ること、時を加速させる事、が出来ない。だったっけ?」
そう言うと星野は
「さぁ?そこまで覚えてねぇよ。
ほら行くぞ、親父達に入れるように言ってやる」
そう言いながら足を進める星野。
こうして俺は組織に入れるようになったのだった。……
「おいおい、なんだ?その荷物、それに呼び出してなんだ?山行こうとか言うなよな」
目の前の男、星野空はタバコの煙を吐き出しながら言った。
「実はな、…」
俺は星野に全てを話した。家を出た事、復讐したいと。
「なるほど、それで俺にどうしろと?」
俺は星野から1つのタバコを奪い取り、星野の持っているライターで火を付けた。
「おいおい、お前初めてだろ?」
その言葉を受けながらタバコを吸って煙をはく。
「別にいいさ、それよりも、お前に頼みたい事と言うのは。
俺をあの組織に入れて欲しい」
「…は?」
っと星野はポカーンと口を開け、右手に持っていたタバコの先の灰が地に落ちた。
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そう言ってタバコを握りつぶしそこら辺に捨てた。
「ポイ捨てはダメだぞ」
「うっせ、」
そう言って星野は能力でタバコを消した。
「怖いよな、お前の能力。敵じゃなくて良かったと心から思うよ」
「あんまり使わないんだよ。これ、ゴミとか処理には使いやすいが人とかに使うとな、危うくそいつを殺すことになる。敵だろうがあまりいい気はしない」
「ま、そうだろうな」
と俺もタバコを吸い終わり星野の方に投げた。
そして星野は能力でそのタバコを消した。
「しかし、組織に入るには能力か戦う力、すなわち戦闘力がいる。お前にそれができるのか?」
「さぁな、それを試したいのなら、殺り合えばいい。そっちの方が早いだろう」
そう言って俺たちは距離を取った。
「いいか?早く攻撃を当てた方の勝ちだ」
「いいだろう」
というかなんでいきなり始めるのやら。
そしてお互い見つめ合い少しの静寂が産まれた。さらにそこで少し強い風が吹いた。
そして風が止んだ途端お互い地を蹴りぶつかり合う。
最初は両方とも拳で顔を殴ろうとする。だが、それを交わす。
「はっ!腕あげたな、前やった時は全く適わなかったのに」
「ここ何年かずっと鍛えてたんでなっ!」
そして一瞬のすきをつき星野の腹部に拳を叩き込んだ。
「ほぅ、やるじゃないか」
普通に立っていた。なぜ?というのは感じなかった。なぜならこいつは能力で攻撃を無効化できるから。
「ちっ、その能力やっぱりチートだろ」
「俺よりも、もっとチートなやつ居ただろ?昔に」
「あぁ、そういえば」
そう、昔にとんでもない能力者がいた。
名前は分からない。ただその能力というのは「時間を操る能力、ただし過去に戻ること、時を加速させる事、が出来ない。だったっけ?」
そう言うと星野は
「さぁ?そこまで覚えてねぇよ。
ほら行くぞ、親父達に入れるように言ってやる」
そう言いながら足を進める星野。
こうして俺は組織に入れるようになったのだった。……
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