能力が基本となった世界

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依頼とアイリという謎の少女

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次の日、俺と姫野は依頼をこなしていた。この学校は指令で動くこともあるがほとんどは依頼リストに張られている依頼をこなすのがほとんどである。そして今回の依頼は…ある能力者の追跡だった。
「っで、対象の特徴は…160センチほどで、黒いコートをまとっていて、剃刀を所持、それで複数人を殺害…っか」
「これ…普通に危なくない?」
そう言いながら俺が見ている資料を覗き込みながら言った。
「近いぞ、それに近くに居たりしてな」
「んなっ!」
そう言うと後ろに下がる姫野。
「嘘だよ、いるわけないだろ?」
そう言うと後ろから
「へぇ、気配を消してたんだけど感じられたかと思って驚いたが、そんなことはなかったんだね」
っと資料に書いてあった通りの男が立っていた。
「ははっ…嘘だよな…」
そう言って後ずさると
「見たのなら、殺すしかないね」
そう言って剃刀を取り出した。
「おいおい‥‥」
腹部にグサッと刺さる音がした。そして、そのまま俺の足を切りつけた。
「いっ…てぇ…」
まずい、血が出すぎている。
「うん、まぁ苦しいけどすぐに止血すれば助かるけどまぁそうはいかないよね」
っと男は姫野の方を見ながら言った。
「あんたをすぐに倒して勝を助ける!」
そんな会話が聞こえるが意識が落ちてきた。…
「まずい…体が…」
そこで走馬灯なのかある少女の姿が近づいてきた。…
「瑠璃川勝様…今あなたに死なれては困るのです。…私の目的のためにも‥‥」
すると目が覚めると姫野が横にいた。
「犯人は…」
そう言うと
「安心して、もう片付いたから…」
そう言って俺の方を見て
「それにしても…誰があんたを手当てしたんだろう…しかもきれいにおそらく痛みが出ないように…」
すると刺されたところを見ると
「これは…まさか…あいつ、まさか夢じゃなかったのか…」
「なに?何かあったの?」
「…いや何でもない。」
そう言って立ち上がり歩き出すと
「そっちは学校とは逆だよ?それに一人だと…」
そう言う姫野に
「安心しろ、そう遠くには行かない。だからついて来るな」
そう言って歩き出した。そして、そして‥‥ある所までやってきた。
「やはり、お前だったんだな、アイリ…」
そう言って振り返るとさっき見た少女アイリがいた。
「お久しぶりです。ご‥いえ、瑠璃川勝様…」
「あぁ、そうだな…数年ぶりだな。アイリ」そう言うと素早く俺の懐に忍び込んだ。
「お前…恨んでるのか…俺が消えたことに」「まぁ、怒ってないと言えば嘘になります。私はあなたが消えた日、悔しかったんです。なんであなたは私を連れて行ってくれなかったのかと。でもその後、あなたが組織に入ったことを知りわざと私を連れて行かなかったのではないかと考え…いえ、考えるようにしました。実際どうなんですか?あなたはどうして私を…」
そう言うアイリに
「理由はいくつかある。1つは、お前を連れて行くとおそらく居場所がバレる。2つ、お前を危険な目には合わせられない。そして、3つ目は…お前が邪魔になるからだ、俺は無能力者、そしてお前たちは能力者だ!俺にとってお前たちは、うっとおしいんだよ!もし、俺について来ると言うのなら、覚悟するんだな。まぁお前はやめると言えば来られるんだけどな。…言っとくがついて来るなよ」そう言ってその場を後にした‥‥
「言えないだろ、こっち側に来てほしいなんて」
っとアイリに聞こえないように小さな声で言うのだった。
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