チートなタブレットを持って快適異世界生活

ちびすけ

文字の大きさ
表紙へ
19 / 141
2巻

2-3

しおりを挟む
「全部購入します!」
「かしこまりました。それではどうぞ、こちらの今回ご注文いただきました材料をお渡しいたしますね」

 支払いを済ませ、材料が入った籠を受け取ると、初老の男性がニッコリ笑う。

「ヤマザキさん、魔法薬師になった一年目は、当協会が指定する魔法薬を調合し、それを協会へ提出しなければならない――ということを覚えていらっしゃいますか?」
「え? あ、はい。もちろん覚えていますが?」

 魔法薬を調合する時、調合方法や魔力の流し方などは人によって千差万別。
 だから、一年間色々な魔法薬を提出させ、試験の時に提出されたものと徹底的に比べて、不正が行われていなかったかを見極める。
 そんな説明をされたことを思い出し、それがどうしたのだろうと首を傾げていると、驚きの言葉を告げられた。

「それでは、最初に提出していただく魔法薬の出題をいたします」
「ほぇ?」

 思わず間の抜けた声が出てしまった。

「提出していただく魔法薬ですが……今回作ろうとしているものと全く同じものを、同じ材料で調合し、提出してください。ちなみに、通常であれば材料を揃えるところからが提出課題で行う作業ですが、今回に限り、協会の負担で同じ材料を一回分、ご用意いたしましょう」

 なるほど、同じものか。それなら色々と調べる必要もないから楽かな。
 ……って、そうじゃなくて。

「え、材料……いいんですか?」

 そう。こんなに高級な材料を用意してくれるというのに、僕は驚いてしまった。

「ええ。今回購入された材料を使ってどんな魔法薬を調合するのか、が気になったようでして。今回は協会で購入したもので同じものを作るようにとのの指示でしたので、材料はこちらでご用意いたします。もちろん、完成した魔法薬は買い取りとして扱わせていただきます……ああ、ご安心ください。次に出題する魔法薬は、他の魔法薬師と同じく、街でも手に入れやすい材料を使ったものとなりますので」

 タダで材料を手に入れて調合するのに、買取までしてもらえるなんてラッキーじゃん!
『上の者』ってのが気になったけど、まぁ聞いても教えてもらえないよね。
 そうだ。せっかくだから、以前から気になっていたことを聞いてみよう。

「あの、自分が調合した魔法薬を売る時の値段って、基準とかあるんですか?」
「……ふむ。そういえば、ヤマザキさんの故郷はここからとても離れた場所にあり、魔法薬師についてあまり知識がないとおっしゃっていましたね」

 男性は、魔法薬師試験を受けた時にグレイシスさんから聞いた、僕が田舎いなかから出てきたといううその身の上話を思い出しているのだろう。
 試験官をしてくれたエドガーさんは、悪気は全くない感じで「田舎」発言してたけど……彼とは違って、気を遣った表現をしてくれて好印象だった。
 うん、気遣いって大事よね。
 ……まぁ、別に本当に田舎から出てきたわけじゃないから、いいんだけど。
 そんなことを考えていると、男性は納得したように頷く。

「……おそらく、シャム様も、ご説明を省いてしまったのでしょう」

 そう言うと、僕に色々と教えてくれた。

「まず、『魔法薬の値段の基準』でございますが、答えは――『ない』です」
「えっ、そうなんですか!?」

 僕が驚いた表情をすると、頭の上のハーネも僕を真似してビックリした風の動きをする。
 そんな僕達を見て笑いながら、男性は続ける。

「はい。なぜならばご存知の通り、魔法薬の作り方は千差万別、人によって全く違います。とすれば当然、同じ薬でも質が変わってくるでしょう。必要最低限の材料費を考慮した最低価格のようなものはありますが、魔法薬の出来栄えによって買取価格が変わってくるのが普通になります……そういった意味で、基準は『ない』と言えるのですよ」

 なるほど、同じ名前の魔法薬だからといって、効果が違うのに買取価格が同じでは魔法薬師のモチベーション低下にも繋がるか。

「……とはいえ、買取側も鑑定が出来る者ばかりではありません。そのため、魔法薬の種類と、それを作った者の魔法薬師としての経歴や格によって、買い取り額を固定している店も少なくないのです。なので、販売する店は慎重に選んだ方がいいですね。それと――」

 それから僕は、おそらく魔法薬師としては常識なのであろう事柄を、いくつも彼に教えてもらい、提出用の魔法薬の材料も受け取ってから、協会を後にしたのだった。



 ケント特製魔法薬をお届け


《シュシュ~》

 たっぷり色々と教えてもらってから、魔法薬師協会の建物から出ると、頭上のハーネが羽を動かして籠の側まで近寄ってきた。
 気になる匂いでもするのか、クンクンと熱心に嗅いでいる。
 ピコピコと尻尾を振る姿は、とても機嫌が良さそうだ。
 受付窓口に籠が置かれた時も、嬉しそうに嗅いでいたし。
 そういえば、いつかフェリスさんが言ってたな。
 ハーネの種族――葉羽蛇は、その鋭い嗅覚によって、嗅いだものの品質を判断することが出来るんだって。
 だから、魔法薬の材料や植物、野菜なんかを街で買う時は、ハーネに嗅がせて判別させたらいいそうだ。
 ハーネって可愛いってだけじゃなくて、戦闘の時や買い物の時にも大変役立つ魔獣だよね。

「よし、あとは魔法薬を入れる瓶を購入して、さっさと帰って調合しちゃおう」
《シュー!》

「よし、これで全部揃ったぞ」

 僕は家に着くなり、自分の部屋の机の上に、『魔力抑制剤』の材料や瓶などの容器を並べる。
 ついでに事前に調べておいた『体力増加』や『貧血改善』なんかの魔法薬の材料も並べる。
 結構な量の材料が並んだ机を見て、今回は失敗出来ないぞと改めて気合いを入れた僕は、机上へと手をかざした。

「『調合コンパウンディング』!」

 そんな僕の声と共に、机の上全体に魔法陣が浮かび上がり――光が収まれば、そこには透明な液体の入ったガラス瓶数本だけが置かれていた。
 出来上がった魔力制御剤を手に取り、早速『カメラ』で撮って『情報』の『その他』の項目から確認する。


【魔力抑制剤】
 ・調合者    :魔法薬師 ケント・ヤマザキ
 ・入手難易度  :――
 ・効果     :魔力の過剰な放出を抑え、鎮静させるはたらきがある
 ・用法 用量  :瓶一本を数回に分けて飲むことで、一ヶ月効果持続
 ・魔法薬ランク :A
 ・治癒速度   :B


「お、ランクがAになってる。それに効果の持続期間も一ヶ月って、かなり長いよね? ……これくらいのランクの魔法薬なら、アッギスさんの奥さんも治るかな?」

 腕を組んで画面を見ながら、そういえばこの『入手難易度』って、ここでも書かれてないけど何だろうと首を傾げる。
 もしかしたら、街やどこかで売ってみたら、表示されるようになるのかもしれない。
 ちなみに、同時に調合した提出用の魔力抑制剤や、体力増加薬なんかの他の魔法薬も、同じような魔法薬ランクだった。
 今の僕のレベルで調合出来る魔法薬は、ここまでということなんだろう。
 もし異世界地球の材料を使わずに、この世界のものだけで作っていたら、もう少しランクは低かったんだろうな。
 もし、これでもダメだったら……グレイシスさんが帰ってきてから、魔法薬を調合してもらえるように頼もう。
 僕は瓶が割れないように気を付けながら、魔法薬をミニショルダーに入れる。

「よし、それじゃあ行くか!」
《シューッ!》

 アッギスさんの元へ向かうために、ハーネと共に家を出た。


 地図を頼りにアッギスさんの家を捜すことしばし、無事に辿たどり着くことが出来た。
 僕がこの世界で最初にお世話になった警ら隊の派出所から、そんなに離れていない場所だったおかげで、迷わずに済んだ。
 アッギスさんの家は、周囲が小さめの垣根かきねで囲われていて、玄関横にはロッキングチェアが置かれている。
 大柄なアッギスさんには似合わない、こぢんまりとしたカントリー風の可愛らしい家だった。

「ここで間違いないよな?」

 不安になりながら玄関のドアを叩く。

「――ちょっと待ってくれ、今出るから」

 少しして、中から聞き慣れた声が聞こえてきた。
 ドアが開くとアッギスさんが出てきて、僕を見た瞬間ポカンとした表情になった。

「……ケント?」

 驚くアッギスさんを見て笑いながら、僕はミニショルダーから薬を取り出して、そのまま彼へと手渡す。

「アッギスさん、奥さんの症状を治すケント特製魔法薬……持ってきました!」


 アッギスさんはすぐに、奥さんが寝ている部屋に僕を通してくれた。
 部屋に置かれたベッドには、お腹の大きな女性――アッギスさんの奥さんが、青白い顔で息苦しそうに横になっていた。
 アッギスさんは奥さんを気遣うようにそっと起こすと、肩を支えながら、僕が渡した魔法薬を飲ませた。
 その表情は、ちょっと心配そうだ。
 奥さんは相当具合が悪いのだろう、瓶に入った少量の魔法薬を飲むのにも苦労している感じだった。
 コクリッ、と喉を動かし薬を一口飲んだ彼女は、再びベッドに横になる。
 それからしばし様子を見ていると、魔法薬が無事に効き始めたのか、青白かった顔に赤みが戻ってきた。
 苦しそうに息をしていたのも、徐々に穏やかになる。
 そんな奥さんを見て、僕とアッギスさんは同時に安堵あんどの息を吐き出す。
 こうして効果が出たのならば、ここから一気に悪くなることはないはずだ。
 これで、ひとまずは大丈夫だろう。
 あとは、瓶に残っている魔法薬を数日かけて飲めば、体調も元通りになるはずだ。

「ゆっくり寝ていろ。俺はケントと居間に行ってるから、何かあれば呼んでくれ」

 肩まで毛布を掛けながら奥さんにそう声をかけたアッギスさんは、僕を促して寝室を出たのだった。


 奥さんの寝室を出て廊下を奥に進み、外装と同じ可愛らしい感じの居間に通される。
 きっと奥さんの趣味なんだろうな。
 勧められて椅子に座ると、アッギスさんが立ったまま頭を下げてきた。

「ありがとな、ケント」
「そんな……僕がアッギスさんに受けた恩に比べたら、こんなのお安い御用ですよ。それにお礼を言うなら奥さんの体調が本当によくなって、無事にお子さんが生まれてからですね」
「ははは。俺こそ、そんな大したことはやってねーよ。でも、本当にありがとな」

 アッギスさんは苦笑しつつそう言うと、棚の中から革袋を取り出してテーブルの上に置く。
 それから、テーブルを挟んだ僕の向かいの椅子に腰を下ろす。

「俺は……魔法についてはとんとうとくてな。魔法薬に関しても、仕事で使う以外の知識がある方じゃない。でもよ、さっきケントからもらった魔法薬を妻に飲ませただけでも分かることがある。それは――お前が作ったものはスゲー魔法薬だってことだ」

 アッギスさんはそう言うと、デーブルの上に置いていた革袋を僕の目の前に移動させる。
 中に何が入っているのかと気になって袋の口を開けて――驚く。
 だって、革袋の中には一番金額の高い札束がギッシリ入っていたからだ。

「アッギスさん、これって……」
「あぁ、これは魔法薬の代金だ。ほら、魔法薬師協会で働いてる知り合いがいるって言っただろ? そいつに相談した時に言われたんだよ。急な依頼時は手元に調合出来る材料がなくて、協会で調達することがあるから、高位の魔法薬師の場合でも、依頼金が馬鹿高くなる場合があるってな。それで、いくらくらいになるのかも聞いてたんだよ」

 それで、この金額を用意していたのだとアッギスさんは言う。

「妻や子の命が助かるなら安いもんだ。だから、これは魔法薬を作ってくれたケントが受け取るべき、正当な報酬だよ」

 受け取ってくれ、と言うアッギスさんに慌てる。
 いやいや、これはどう見ても貰い過ぎだし!
 僕は革袋の口を閉め直してから、アッギスさんの前へ戻した。

「これは……受け取れません。僕は、アッギスさんを助けたくてこの魔法薬を作ったんです。アッギスさんだって、グレイシスさんやフェリスさんに依頼をしに来たんであって、依頼をしなかったでしょ?」
「だが……」
「本当に、あの時アッギスさんに声をかけてもらえなかったら……僕は今頃どうなっていたか分からないんですよ。あのまま野垂のたれ死んでいたかもしれないし、犯罪に手を染めていたかもしれない。そのことを考えれば、この金額以上の恩を僕はアッギスさんに受けています」

 だから、お金は受け取れないと首を横に振る。

「それに、子供が生まれたらお金がかかるでしょ? 貯めておかなきゃダメですよ」

 僕がそう付け加えると、アッギスさんはしばらく革袋と僕を見ていたが、はぁ~っと息を吐き出した。

「……分かった。そこまで言うなら、今回はありがたく魔法薬をいただくことにするよ」
「はい。そうしてください……それと、こちらもどうぞ」

 僕はアッギスさんが受け取ってくれたことにホッとしながら、ミニショルダーの中から、他に作っておいた魔法薬を取り出してテーブルの上に並べていく。

「これは……?」

 不思議そうにしているアッギスさんに、どういったものか説明したら――

「それじゃあ、これはちゃんと金を払うからな?」

 そう言って、革袋の中から十万レンを取り出して僕の前に置いた。

「そのラインナップなら、この金額が妥当だとうだろう。これは譲らないからな」

 どうやら、魔法薬に疎いと自認するアッギスさんでも、おおよその適正価格は分かるらしい。
 とはいっても……十万レンは多い気がするんですが。
 確かに『異世界のもの』を使っているから、同レベルの魔法薬師が作るものよりランクは高いかもしれないけど、それはアッギスさんには分からないことだ。

「でも、そんなに高い材料で調合したわけじゃないから、これは貰い過ぎですよ」

 僕が困惑してそう言うと、アッギスさんはあきれたような怒ったような表情を浮かべる。

「はぁ……いいか? ケント。お前の魔法薬は、さっきの魔法抑制剤を見れば、ド素人でも凄いもんだと分かる。しかも、凄い魔法薬師だっていう人物に師事してるんだろ?」

 そこで一度言葉を切って、まっすぐに僕を見つめるアッギスさん。

「お前だって、俺の妻を治せる自信があるから、魔法薬を作って持ってきてくれたんだろ? だったら、自分が作る魔法薬に対する評価を――自分で下げるな。『いいものは高い』なんてのことだ」

 そのアッギスさんの言葉に、僕はハッとする。

「それにな、これからお前が魔法薬師として魔法薬を売ることを考えてみろ。たとえば、街で売られている魔法薬よりも効果が良いものも含め、全て低価格に設定したとする。お前の魔法薬はたちまちうわさになって、買い求める客が増えるだろう。だが、そうしたらどうなるか……」
「それは……今まで適正価格で売っていた魔法薬師から恨まれるかもしれない、ってことでしょうか?」

 僕がそう言うと、アッギスさんは頷く。

「そうだ。街で売られている魔法薬は、お前が作る魔法薬よりも効果が弱いものが多いだろう。だが、それが普通なんだ」

 ここまではいいか? と確認してくるアッギスさん。

「誰だって安くて良いものを買いたいと思うし、特に魔法薬は比較的高価なものだ。ケントの品質の良い魔法薬が安いと分かれば、今まで贔屓ひいきにしていた魔法薬師から買わなくなる……そうなれば、魔法薬師にしてみれば商売上がったりだ」

 誰だって、そんなことをされたら面白くない。

「魔法薬師は、ある程度魔力を抑えて調合することが出来るって聞いたことがある。お前が魔法薬を高く売るのに抵抗があるんだったら、魔力を調整しながら、街で売っている程度のものを作って売ればいいんじゃないかと、俺は思うぞ」

 目から鱗が落ちるとはこのことだ。
 確かに彼の言う通り、この街の魔法薬師に迷惑をかけ、いらない喧嘩けんかを売ることになってしまっていたかもしれない。
 それに、魔力を抑えて調合すればいいってことも気付かなかった。

「……そうですね、アッギスさんの言う通りだと思います。色々と教えてくださりありがとうございます」

 僕はそう言って頭を下げ、ありがたく十万レンを頂戴することにした。
 受け取ったお金をお財布に仕舞いながら、アッギスさんに大事なことを伝えていなかったのを思い出す。

「あぁ、それと、今回調合した魔法薬は全て妊婦さんでも服用して大丈夫なものばかりです。安心してください」
「何から何まですまねぇな。恩に着る」
「いえいえ。あと、魔力を抑える魔法薬の効果は一ヶ月続くとは思うんですが……流石に奥さんの体調を全て把握出来るわけじゃないので、医師にもきちんと見てもらってくださいね。それでもまだ何かあれば――魔法薬が必要なら、僕に声をかけてください。その時はグレイシスさんをご紹介しますので」
「あぁ、分かったよ」

 アッギスさんは、ホッとしたように頷くのだった。


 それからしばらく、出会った頃の懐かしい話をしたり、使役獣となったハーネを紹介したりと、僕とアッギスさんはリビングで話し込んでいた。
 とはいえ、あまり僕が長くいたら奥さんがゆっくり休めないことに気が付き、おいとますることにした。
 玄関まで見送ってくれる途中、アッギスさんが口を開く。

「……なぁ、ケント」
「はい?」
「もしお前が、魔法薬師として金を稼ぎたいって言うなら力になる。こう見えても俺はいろんな人間と交流があるからな。お前が作る魔法薬なら、俺達みたいな職業にいている者や、冒険者なら欲しがると思うし、名前も知れ渡ると思うぞ」

 そう言うアッギスさんに、僕は首を横に振った。

「ん~……ありがたいお言葉なんですが、僕は魔法薬師ではなく、暁の一員――冒険者なので、そっちをまず優先しようかと思います。でもそう言ってくれて嬉しいです。ある程度魔法薬師として力が付いてから、アッギスさんの力を借りたいと思うので、その時はよろしくお願いします!」

 僕がそう言えば、アッギスさんは一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに笑ってくれた。

「ああ、分かった。その時を楽しみにしてるよ」

 僕も笑い返して、玄関扉のノブに手をかけたところで、再び声をかけられる。

「ケント、困ったことがあったら、いつでも連絡してこい……それに、子供が生まれたら知らせるから、顔を見に来てくれ」
「はい、ありがとうございます、なるべくお世話にならないように頑張ります……赤ちゃんに会えるのを楽しみにしてますね」

 そうして、僕は、ハーネと共にアッギスさんの家を後にしたのだった。


しおりを挟む
表紙へ
感想 1,349

あなたにおすすめの小説

転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!

饕餮
ファンタジー
  書籍化決定!   2024/08/中旬ごろの出荷となります!   Web版と書籍版では一部の設定を追加しました! 今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。 救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。 一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。 そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。 だが。 「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」 森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。 ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。 ★主人公は口が悪いです。 ★不定期更新です。 ★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活

空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。 最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。 ――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に…… どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。 顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。 魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。 こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す―― ※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!

にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。 そう、ノエールは転生者だったのだ。 そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。

ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした

渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞! 2024/02/21(水)1巻発売! 2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!) 2024/12/16(月)3巻発売! 2025/04/14(月)4巻発売! 応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!! 刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました! 旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』 ===== 車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。 そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。 女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。 それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。 ※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします

雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました! (書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です) 壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。

転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!

akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。 そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。 ※コメディ寄りです。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。