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第1章 宿敵の家の当主を妻に貰うまで
第19話 オーロラ・アークゲートは兄が出来ることに喜ぶ
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帰ってすぐにお姉様に事情を説明しようとしたけど、王都の方に出払っていたみたいで会えなかった。そんなわけで寝れない夜を過ごした私は、ようやくお姉様が帰ってきたことをリサから聞いて、緊張した面持ちで執務室に向かった。リサは連れてきていない。もし彼女を連れてくれば、余計なことを言いかねない。リサは心優しいけど、お姉様に対しての口は固いの正反対、ゆるゆるだ。
お姉さまの居る当主の執務室へ向かう。恐る恐るコンコンとノックをすれば、中からお姉様の声が聞こえたから扉を開いた。部屋に入れば、お姉様が出迎えてくれた。
「オーラ、どうかしましたか?」
そして机の奥には、恐ろしい笑みを浮かべるお姉様がいる。このアークゲート家の絶対者で、決して逆らってはいけない人。皆そう言うけど、優しいところも本当にたまにだけある人。
これから報告する内容の事を頭で思い返して、私は背筋を伸ばした。緊張するけど言わなくちゃならない。そのためにここに来たから。
「……先日、お姉様の想い人であるノヴァお兄様と街で会いました」
コトンッ、という音を立てて、お姉様の持つペンが机に置かれた。満面の、しかし作られたニッコリとした笑顔を向けられて背筋が冷たくなるのを感じる。この表情をするときのお姉様は少しだけ思うことがあるときのお姉様だ。
「詳しく聞かせてもらえますか?」
「そ、その……昨日街に行ったときにお菓子屋さんに寄ったんです。その時に列に割り込もうとしまして……」
「……あまり褒められたことではありませんね」
ため息を吐いてそう言うお姉様。アークゲート家が、ということは言わないけど、ダメなことはダメだと言うのがお姉様だ。
「はい……その際にノヴァお兄様に叱られまして……それが最初の出会いです」
「叱られた……ですか」
じっとこちらを見つめるお姉様。観察されているとすぐに分かった。けど逃げることは出来ない。ただこの瞬間がすぐにでも終わって欲しいと願うだけ。
でも私は全てをお姉様に話すと決めてここにいる。だから引き返すつもりも、隠すつもりもない。
「その際にノヴァお兄様だとは知らずに酷い言葉をかけてしまいました……ごめんなさい」
正直に言って頭を下げたけど。
「ノヴァさんは許したんですか?」
すぐにお姉様に遮られてしまう。怖さで少しだけ震えるものの、私は頭を下げた状態ではっきりと頷いた。
「その後街でもう一度再会しまして、その時に許してもらいました」
「そうですか、ノヴァさんが許しているなら私は何も言いませんよ」
お姉様の言葉を聞いて安堵のため息を吐く。頭をあげて、ついでに彼の話をしようと、口を開いた。
「ノヴァお兄様とお話をしましたが、とっても素敵な方でした。あ、でもノヴァ様とお呼びした方が――」
途中でまだお姉様とノヴァお兄様は婚約が成立していないことを思い出して、訂正しようとしたけど。
「ノヴァお兄様でいいと思いますよ」
ぴしゃりとお姉様は言い切った。
「え? で、ですが確かお姉様とノヴァ様は正式にまだ婚約は――」
「ノヴァお兄様でいいと思います」
「えっと……ま、まだノヴァ様にそう呼んでいいか聞いていないので……」
「では今度会ったときに聞いてみると良いでしょう。きっとノヴァさんも受け入れてくれますよ。オーラのような可愛い妹が出来るなら、ノヴァさんも嬉しい筈です」
「そ、そうですかね……えへへ……」
可愛い妹と尊敬しているお姉様に言われたこと。そしてその言葉がノヴァお兄様の声で頭で再生されたことも相まって、嬉しくなってしまう。だから、そんなノヴァお兄様の素晴らしさをもっとお姉様に伝えようと思った。
「リサと三人一緒に広場でお菓子を食べて、楽しい時間を過ごしました。ノヴァお兄様は優しい素敵な人だと私は思います」
「……一緒にお菓子を……ですか」
「はい!」
昨日の出来事を思い返せば、短い時間だったけど、とっても幸せな時間だったと思う。私とリサとノヴァお兄様の三人での思い出だ。
「では、オーラは私の婚約には賛成ということですね」
その言葉に視線を向ければ、お姉様はどこか呆れたような表情で私を見ていた。少しだけ室温が低くなっている気がしたけど、気のせいだと思う。
それにしてもお姉様の婚約に賛成かどうか、か。
「そもそも、お姉様の決定に反対できる人はいないと思いますが……」
「それでも明確に賛成だと言ってくれる人は知っておきたいですからね」
「なるほど……それなら私は大賛成です!」
「……ですよね」
むしろ反対する要素が一つもない。ノヴァお兄様が私のお兄様になってくれるなら、これ以上に嬉しいことはないから。
ふぅ、お姉様に伝え終わったし、ノヴァお兄様のお陰で怒られることもなかった。ノヴァお兄様が絡むと、少しだけお姉様は優しくなるみたいだ。たまに、ものすごく怖くなるけど。
「話は以上です。ではお姉様、今度もしノヴァお兄様がこの屋敷に来るときがあれば、私もぜひ呼んでくださいね!」
「あ、ちょっと待ってください」
「……?」
そのまま部屋の入り口に向かおうとしたけどお姉様に止められたので、体を向き直した。
「ノヴァさんに叱られたときに、なんか変な感じはしませんでしたか? 体がざわつくというか、なんというか」
「あ、感じました。お姉様、あれがなんだったのか、知っているんですか?」
体中がざわざわしたというか、熱くなったというか、なんというか不思議な感覚だった。
嫌な感じは全然しなかったけど、あれは何だったのかお姉様に尋ねると、知っているのか説明してくれた。
「フォルス家が私達アークゲート家と相性が悪いということは知っていますよね?」
「はい、私達の一族の魔力がフォルス家の覇気と反発しやすいので、互いに気分が悪くなりがち、というやつですよね? ……あれ? じゃあなんでノヴァお兄様は?」
昨日私はノヴァお兄様の隣に座ったけど、私は気分が悪くなることはなかった。ノヴァお兄様もそんな様子はなかったけど。
「ノヴァさんは覇気が使えないんです。だから私達と出会ってもノヴァさんも、私達も気分が悪くなることはないんですよ」
それはつまり。
「それじゃあノヴァさんは私達と相性がいいってことですね!」
「そうなりますね。それともう一つ、ノヴァさんは何故か知りませんが私達の一族の魔力を従える……ことが出来るみたいです。私のだけかと思ってたのですが、オーラの様子を見るに一族全員かもしれませんね」
「えっと……それはそれでまずいのでは?」
お姉様の言うことが本当なら、私達はノヴァお兄様の前では魔法を使えないかもしれない。魔法の一族なのにそれはまずいと思ったけど、お姉様はますます笑みを深めた。
いつもの作り笑いではなく、見たことがないような笑顔だった。
「これがどこかの誰かなら問題ですが、ノヴァさんですから問題ありませんよ」
「……お姉様」
頭の中で思い浮かべる。自分を叱ってくれたノヴァお兄様の事を。一緒にお菓子を食べた、優しいノヴァお兄様の事を。彼の前では魔法が使えないかもしれない。なるほど。
「そうですね! ノヴァお兄様だから気にしなくて大丈夫ですね!」
何の問題もないと私は思った。ノヴァお兄様に向けて私が魔法を放つわけがない。だから大丈夫だと、意外と簡単なことなんだって気づいた。
だから私は今度こそ踵を返して、首だけをお姉様に向ける。
「それじゃあお姉様、これにて失礼いたします」
「はい、また何かあったら伝えて――」
そう言っている最中で、ペンが走るような音が聞こえた。でも私は立っているし、お姉様もペンは机に置いてある。だからこの場でそんな音が聞こえるのは、魔法の便箋が使われたからだ。
「ノヴァお兄様からですか!?」
そう言って、私はお姉様の机に近づく。けどお姉様は首を横に振った。
「いえ、こちらはターニャさんからですね。ノヴァさんの専属侍女の方です」
「で、でもノヴァお兄様関連ですよね!? なんて書いてあるんですか!?」
ワクワクが止まらなくて、見てはいけないのに便箋を見てしまいそうになる。
お姉様は笑みを浮かべたままだったけど、やがてその表情は訝しいものに変わった。
「……ノーザンプションのお菓子を……今度持ってきてください?」
「……え?」
お姉様と二人で顔を見合わせる。
「オーラ、このお菓子というのはもしかして」
「た、多分ミルキーウェイのお菓子だと思います」
「なるほど、ノヴァさんに依頼したお菓子をオーラが食べてしまったから、姉である私に要求してきたわけですか」
ふふふ、とやや黒い笑みを浮かべるお姉様にドン引きしながらも、私は謝ることしか出来ない。
「ご、ごめんなさいお姉様、私のせいで……」
「いえいえ、それはノヴァさんの優しさですから。オーラは気にしないでください。さあ、部屋に戻りなさい。ここにいつまでもいるのも嫌でしょう」
気遣うような言葉をかけてくれたお姉様に感謝を告げて、私は忌々しい執務室から出て行く。部屋を出たところでお姉様の邪悪な笑みを思い出した私は、ターニャさんという会ったこともない人に心の中で祈りを捧げた。
お姉さまの居る当主の執務室へ向かう。恐る恐るコンコンとノックをすれば、中からお姉様の声が聞こえたから扉を開いた。部屋に入れば、お姉様が出迎えてくれた。
「オーラ、どうかしましたか?」
そして机の奥には、恐ろしい笑みを浮かべるお姉様がいる。このアークゲート家の絶対者で、決して逆らってはいけない人。皆そう言うけど、優しいところも本当にたまにだけある人。
これから報告する内容の事を頭で思い返して、私は背筋を伸ばした。緊張するけど言わなくちゃならない。そのためにここに来たから。
「……先日、お姉様の想い人であるノヴァお兄様と街で会いました」
コトンッ、という音を立てて、お姉様の持つペンが机に置かれた。満面の、しかし作られたニッコリとした笑顔を向けられて背筋が冷たくなるのを感じる。この表情をするときのお姉様は少しだけ思うことがあるときのお姉様だ。
「詳しく聞かせてもらえますか?」
「そ、その……昨日街に行ったときにお菓子屋さんに寄ったんです。その時に列に割り込もうとしまして……」
「……あまり褒められたことではありませんね」
ため息を吐いてそう言うお姉様。アークゲート家が、ということは言わないけど、ダメなことはダメだと言うのがお姉様だ。
「はい……その際にノヴァお兄様に叱られまして……それが最初の出会いです」
「叱られた……ですか」
じっとこちらを見つめるお姉様。観察されているとすぐに分かった。けど逃げることは出来ない。ただこの瞬間がすぐにでも終わって欲しいと願うだけ。
でも私は全てをお姉様に話すと決めてここにいる。だから引き返すつもりも、隠すつもりもない。
「その際にノヴァお兄様だとは知らずに酷い言葉をかけてしまいました……ごめんなさい」
正直に言って頭を下げたけど。
「ノヴァさんは許したんですか?」
すぐにお姉様に遮られてしまう。怖さで少しだけ震えるものの、私は頭を下げた状態ではっきりと頷いた。
「その後街でもう一度再会しまして、その時に許してもらいました」
「そうですか、ノヴァさんが許しているなら私は何も言いませんよ」
お姉様の言葉を聞いて安堵のため息を吐く。頭をあげて、ついでに彼の話をしようと、口を開いた。
「ノヴァお兄様とお話をしましたが、とっても素敵な方でした。あ、でもノヴァ様とお呼びした方が――」
途中でまだお姉様とノヴァお兄様は婚約が成立していないことを思い出して、訂正しようとしたけど。
「ノヴァお兄様でいいと思いますよ」
ぴしゃりとお姉様は言い切った。
「え? で、ですが確かお姉様とノヴァ様は正式にまだ婚約は――」
「ノヴァお兄様でいいと思います」
「えっと……ま、まだノヴァ様にそう呼んでいいか聞いていないので……」
「では今度会ったときに聞いてみると良いでしょう。きっとノヴァさんも受け入れてくれますよ。オーラのような可愛い妹が出来るなら、ノヴァさんも嬉しい筈です」
「そ、そうですかね……えへへ……」
可愛い妹と尊敬しているお姉様に言われたこと。そしてその言葉がノヴァお兄様の声で頭で再生されたことも相まって、嬉しくなってしまう。だから、そんなノヴァお兄様の素晴らしさをもっとお姉様に伝えようと思った。
「リサと三人一緒に広場でお菓子を食べて、楽しい時間を過ごしました。ノヴァお兄様は優しい素敵な人だと私は思います」
「……一緒にお菓子を……ですか」
「はい!」
昨日の出来事を思い返せば、短い時間だったけど、とっても幸せな時間だったと思う。私とリサとノヴァお兄様の三人での思い出だ。
「では、オーラは私の婚約には賛成ということですね」
その言葉に視線を向ければ、お姉様はどこか呆れたような表情で私を見ていた。少しだけ室温が低くなっている気がしたけど、気のせいだと思う。
それにしてもお姉様の婚約に賛成かどうか、か。
「そもそも、お姉様の決定に反対できる人はいないと思いますが……」
「それでも明確に賛成だと言ってくれる人は知っておきたいですからね」
「なるほど……それなら私は大賛成です!」
「……ですよね」
むしろ反対する要素が一つもない。ノヴァお兄様が私のお兄様になってくれるなら、これ以上に嬉しいことはないから。
ふぅ、お姉様に伝え終わったし、ノヴァお兄様のお陰で怒られることもなかった。ノヴァお兄様が絡むと、少しだけお姉様は優しくなるみたいだ。たまに、ものすごく怖くなるけど。
「話は以上です。ではお姉様、今度もしノヴァお兄様がこの屋敷に来るときがあれば、私もぜひ呼んでくださいね!」
「あ、ちょっと待ってください」
「……?」
そのまま部屋の入り口に向かおうとしたけどお姉様に止められたので、体を向き直した。
「ノヴァさんに叱られたときに、なんか変な感じはしませんでしたか? 体がざわつくというか、なんというか」
「あ、感じました。お姉様、あれがなんだったのか、知っているんですか?」
体中がざわざわしたというか、熱くなったというか、なんというか不思議な感覚だった。
嫌な感じは全然しなかったけど、あれは何だったのかお姉様に尋ねると、知っているのか説明してくれた。
「フォルス家が私達アークゲート家と相性が悪いということは知っていますよね?」
「はい、私達の一族の魔力がフォルス家の覇気と反発しやすいので、互いに気分が悪くなりがち、というやつですよね? ……あれ? じゃあなんでノヴァお兄様は?」
昨日私はノヴァお兄様の隣に座ったけど、私は気分が悪くなることはなかった。ノヴァお兄様もそんな様子はなかったけど。
「ノヴァさんは覇気が使えないんです。だから私達と出会ってもノヴァさんも、私達も気分が悪くなることはないんですよ」
それはつまり。
「それじゃあノヴァさんは私達と相性がいいってことですね!」
「そうなりますね。それともう一つ、ノヴァさんは何故か知りませんが私達の一族の魔力を従える……ことが出来るみたいです。私のだけかと思ってたのですが、オーラの様子を見るに一族全員かもしれませんね」
「えっと……それはそれでまずいのでは?」
お姉様の言うことが本当なら、私達はノヴァお兄様の前では魔法を使えないかもしれない。魔法の一族なのにそれはまずいと思ったけど、お姉様はますます笑みを深めた。
いつもの作り笑いではなく、見たことがないような笑顔だった。
「これがどこかの誰かなら問題ですが、ノヴァさんですから問題ありませんよ」
「……お姉様」
頭の中で思い浮かべる。自分を叱ってくれたノヴァお兄様の事を。一緒にお菓子を食べた、優しいノヴァお兄様の事を。彼の前では魔法が使えないかもしれない。なるほど。
「そうですね! ノヴァお兄様だから気にしなくて大丈夫ですね!」
何の問題もないと私は思った。ノヴァお兄様に向けて私が魔法を放つわけがない。だから大丈夫だと、意外と簡単なことなんだって気づいた。
だから私は今度こそ踵を返して、首だけをお姉様に向ける。
「それじゃあお姉様、これにて失礼いたします」
「はい、また何かあったら伝えて――」
そう言っている最中で、ペンが走るような音が聞こえた。でも私は立っているし、お姉様もペンは机に置いてある。だからこの場でそんな音が聞こえるのは、魔法の便箋が使われたからだ。
「ノヴァお兄様からですか!?」
そう言って、私はお姉様の机に近づく。けどお姉様は首を横に振った。
「いえ、こちらはターニャさんからですね。ノヴァさんの専属侍女の方です」
「で、でもノヴァお兄様関連ですよね!? なんて書いてあるんですか!?」
ワクワクが止まらなくて、見てはいけないのに便箋を見てしまいそうになる。
お姉様は笑みを浮かべたままだったけど、やがてその表情は訝しいものに変わった。
「……ノーザンプションのお菓子を……今度持ってきてください?」
「……え?」
お姉様と二人で顔を見合わせる。
「オーラ、このお菓子というのはもしかして」
「た、多分ミルキーウェイのお菓子だと思います」
「なるほど、ノヴァさんに依頼したお菓子をオーラが食べてしまったから、姉である私に要求してきたわけですか」
ふふふ、とやや黒い笑みを浮かべるお姉様にドン引きしながらも、私は謝ることしか出来ない。
「ご、ごめんなさいお姉様、私のせいで……」
「いえいえ、それはノヴァさんの優しさですから。オーラは気にしないでください。さあ、部屋に戻りなさい。ここにいつまでもいるのも嫌でしょう」
気遣うような言葉をかけてくれたお姉様に感謝を告げて、私は忌々しい執務室から出て行く。部屋を出たところでお姉様の邪悪な笑みを思い出した私は、ターニャさんという会ったこともない人に心の中で祈りを捧げた。
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