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3.探し物は何ですか?
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「っ……きゃあああーー!!」
(落ちる落ちる落ちる落ちるぅーー! このままだと、私死んじゃうからぁぁ!)
ばふん、とお尻と背中に衝撃を感じ、随分と豪快に叫び声をあげていた春花はおずおずと目を開いた。
あれだけ落ちていたのに、寧ろこれぐらいで済んだことは割と奇跡だと思う。
(あ。よかっ……よかった。私、とりあえず生きてる)
……死ぬ程怖かったけど。
それがどれほどの時間か分からない。長く。長く。大げさかもしれないが、永遠にも感じる程に長い間、落下していく感覚を感じていた。
下へ、下へと、このまま奈落の底までも落ちていくのでは無いかと思われるほどに長い間、ひたすら落ちた。
落ちていく最中、当然だが時間を測るほどの余裕など、春花には無かった。
実際にはどれほどの時間だったのだろう?
ただ、それが一瞬と言うには長過ぎたのは確かだ。
「いだっ……痛たたた……」
それなりに大きな衝撃を受けたであろう、肩とお尻の辺りが痛い。
落ちた時の衝撃でひどくぶつけたのか擦ったのかも分からないが、痛む場所をさすりながらなんとか身を起こした。
状況を把握するべく周囲を見渡すと、春花はそのままピシリと石のように固まった。
「?!!」
周囲を月の光のか細い光を残し、闇色に染めあげた中のその景色は……少なくとも、春花の良く知る故郷の景色ではないようだった。
まず感じたのは、強烈な違和感。
仰向けに落ちて来て、目を開いた時一番最初に見えたもの。
それは夜空だった。
そして、次に注目したのはその月の色。
月の色が紅かったのだ。
ストロベリームーンと呼ばれる月を見た事があるが、それの比では無いほど明確に紅い。日本でこんな真っ赤な真紅に近い月なんて、見えるのだろうか。それに加え、暗い中でも見えている景色自体に違和感がある。
それは何だろう?
そして、ここはどこだろう?
真っ暗な灯の無い山の中、祠の脇に掲げた常夜灯代りの松明が、パチパチと言う小さな音をたて、炎がそれに合わせてゆらゆらと周囲を照らす。
――やはり知らないような気がする。
どこだか分からない、見たこともない場所だ。
だけど、目を凝らせば、どうやら自分は日本の大きな城に良く似た建物を見下ろせるような場所に居るようだ、と言うことは分かった。薄ら赤紫色の夜空の下、明かりが足らないせいで良くは見えないが、日本人ならその形を知らない者はいない城のシルエットと、城の天守閣に当たる部分で小さな灯が点ぐらいにしか見えないけれど、ちらちらと瞬いているのが認識出来たからだ。
――風が吹いた。
まるで台風の前に吹くような少々肌に生温い風が吹くと、笹の葉が揺れてこすれ合い、さやさやとした音をたてた。青い草と湿った土の匂いが春花の鼻先を掠める。
どうやら自分が居る辺りは竹林で、先ほど見た城もだが見下ろすように広がる景色から、山の中かやや小高い場所に居るようだと言うことだけは判った。
「……けど、ここは……結局どこよーーっ!!」
涙目で呟き、周りを見回した。
って、あれ?
私、今「どこよ!」とか、言ったけど、これ日本のどこかだよね。なんかこんな感じの景色見たことあるというか、知ってるような? でも、来たことがある場所では無いと思う。
――気のせい?
そして、さっきからなんだかとっても座り心地が良いことも気になりだした。
お尻の下に分厚くて硬い、座布団みたいな感触がある。でも、それがなんだかあったかいし、微妙に息するみたいに……動いて……る?!
ええええ?!
我に返り、座っている場所を確かめようと、その何だかちょっとあったかい何かの正体を見極めるべく下を向き、更に春花は硬直した。
「…………」
「…………」
人だ。
……あれ? なんでこんなところに人が?
あ、これ、私また何か変なもの視てしまったとか?
だって、私が座ってるのが人の……しかも、男の人で、しかもその腰の上に馬乗りとか、あり得なくない?!
しかも、私スカート履いてたんだった!
何だかお尻と腿の下が温かいと思ったら、人肌の温もりだったのか。て言うか、私のスカート捲れて腿剥き出しだし!
瞬時に顔に熱が集まる。慌ててスカートの裾を直した。
きっと私、今、真っ赤だ。
人間、本当に驚くと声が出ないというのは事実らしい。びっくりし過ぎて口を開いたり閉じたりすることしか出来なかった。今起きている自体に頭が追い付かず、軽いパニックを起こしながらも、その人の方へすいっと視線を奪われた。
吸い寄せられるように、互いの目が合う。
この人、すごく綺麗な目だ。
ヘーゼルの虹彩が宵闇の中で松明の橙(だいだい)色の灯に煌めいて、ちらちら青味がかかった色が見え隠れするの……すごく綺麗。
ちょっと冷たそうな雰囲気だが、顔立ちの整った美しい人だ。
って、私はそんなこと考えてる場合じゃなかった! 私の下って! 下ってことは、私がこの人の上に乗っかってるってことで――
「ぇ…ぇええええええええええ?!」
「……っお前……」
おばぁちゃん、突然底無しに落ちたと思ったら、その先に居たのは超絶綺麗な顔をした男の人の上に乗っかってました!
私、なんでこの人の上にピンポイントで落ちて来たの?
人口は沢山いるのだし、そもそも人の上に人が落ちて来る可能性って何パーセントよ?!
今時の人工衛星だってこんな確率では落ち無い。
「……とりあえず……降りてくれ」
いい声。この人イケメンだなぁ。
何だか冷たそうな感じの人だけど。
「はっ! ご、ごめんなさいー!」
しまった! 混乱していた上に、この人が見たこともないくらいすごい美形だから、綺麗なお顔にうっかり見惚れてた。
低い声で命じられ、今だに彼の上に座ったままだった私は、土下座する急いで飛びすさり、彼の上から降りた。
「あ、ああああの! 大変失礼しました! あ、ああああなたのおかげで命拾いしたみたいですっ! ……ありがとう、ございました」
最後の部分は小さな声になってしまったが、彼が私をどんな形であれ、受け止めてくれたから、多分私は生きている。
ここでお礼を言わなきゃバチが当たる。
その場で正座をしたかったけど、落ちて来た時に腰を痛めていたようで、まっすぐに座ろうとするとズキリと痛みが走る。だから、仕方なく横座りのまま地面スレスレに下げれるまで頭を下げた。
「……いや。礼などいらん。驚きはしたがな」
(え。その無表情で驚いてるの?!)
さっきから、全然驚いてるように見えないんだけど。
「あんた、どっから降って来たんだ? 俺にはどう考えてもあんたは何にも無いはずの空から落っこちて来たように見えたんだけど」
「あ、それは……多分、間違ってないです。私、自分が落ちていくのはわかりましたから」
そう答えたら、目の前の綺麗な人は眉間に皺を寄せて何か考えこんでしまった。綺麗な人って、難しい顔してても綺麗だ。
周囲は竹林。
木登りをするように、竹を登る若い娘など普通は居ないし、面識の無い彼を襲う理由がない。そもそも、竹の上の方は細くなってるし、撓ってしまうから、わざわざ登って待機してる変な人なんてそうそう居ないだろう。スパ◯ダーマンみたいな超人的な人でも居たら出来るかもしれないが。現実的に考えて常人には無理だ。第一、そんな猿みたいな特技は、いくら田舎育ちでも、現代っ子の春花には無い。
彼は暫く黙ってこちらを見ながら、何か思案している様子だった。だが、やがて無言で立ち上がると、袴の裾を払って背を向けた。
ぼうっと彼の一連の動作を見守っていると、よく見たら彼が着物を身に付けていることに気付く。髪は長く、総髪で、ポニーテールのように後頭部で高く結われている。その上、腰には二本の長物を下げていた。
(どう見ても……お侍さん?に見えるのよね……)
だけど、かっこいい。
上背のある彼の着物姿は、凛としていて涼やかだ。しかも、それがとても様になっていて、春花はまたもや見惚れてしまった。
そう、それはまるで時代劇で見るような出で立ちだった。
「あんたが何者かは知らんが、こんな夜半に女が出歩くのは少々不用心だ。ひとまず山を降りる……ついて来い」
ぶっきらぼうにそう言うと、春花が立ち上がるのを待ってくれているようだ。
彼が何者なのかも春花は知らないが、見憶えの無いこの場所でこのままいつまでもじっとしている訳にもいかない。この男が自分に害を為すような人間には見えなかったので、痛む腰を摩りながらのろのろと立ち上がった。
「ありがとう」
何でこんなことになったんだろう。
春花は彼に礼を言いながら、例えようの無い不安を抱いた。
そして、彼の背中を追いかけようと、一歩、足を踏み出した。
(落ちる落ちる落ちる落ちるぅーー! このままだと、私死んじゃうからぁぁ!)
ばふん、とお尻と背中に衝撃を感じ、随分と豪快に叫び声をあげていた春花はおずおずと目を開いた。
あれだけ落ちていたのに、寧ろこれぐらいで済んだことは割と奇跡だと思う。
(あ。よかっ……よかった。私、とりあえず生きてる)
……死ぬ程怖かったけど。
それがどれほどの時間か分からない。長く。長く。大げさかもしれないが、永遠にも感じる程に長い間、落下していく感覚を感じていた。
下へ、下へと、このまま奈落の底までも落ちていくのでは無いかと思われるほどに長い間、ひたすら落ちた。
落ちていく最中、当然だが時間を測るほどの余裕など、春花には無かった。
実際にはどれほどの時間だったのだろう?
ただ、それが一瞬と言うには長過ぎたのは確かだ。
「いだっ……痛たたた……」
それなりに大きな衝撃を受けたであろう、肩とお尻の辺りが痛い。
落ちた時の衝撃でひどくぶつけたのか擦ったのかも分からないが、痛む場所をさすりながらなんとか身を起こした。
状況を把握するべく周囲を見渡すと、春花はそのままピシリと石のように固まった。
「?!!」
周囲を月の光のか細い光を残し、闇色に染めあげた中のその景色は……少なくとも、春花の良く知る故郷の景色ではないようだった。
まず感じたのは、強烈な違和感。
仰向けに落ちて来て、目を開いた時一番最初に見えたもの。
それは夜空だった。
そして、次に注目したのはその月の色。
月の色が紅かったのだ。
ストロベリームーンと呼ばれる月を見た事があるが、それの比では無いほど明確に紅い。日本でこんな真っ赤な真紅に近い月なんて、見えるのだろうか。それに加え、暗い中でも見えている景色自体に違和感がある。
それは何だろう?
そして、ここはどこだろう?
真っ暗な灯の無い山の中、祠の脇に掲げた常夜灯代りの松明が、パチパチと言う小さな音をたて、炎がそれに合わせてゆらゆらと周囲を照らす。
――やはり知らないような気がする。
どこだか分からない、見たこともない場所だ。
だけど、目を凝らせば、どうやら自分は日本の大きな城に良く似た建物を見下ろせるような場所に居るようだ、と言うことは分かった。薄ら赤紫色の夜空の下、明かりが足らないせいで良くは見えないが、日本人ならその形を知らない者はいない城のシルエットと、城の天守閣に当たる部分で小さな灯が点ぐらいにしか見えないけれど、ちらちらと瞬いているのが認識出来たからだ。
――風が吹いた。
まるで台風の前に吹くような少々肌に生温い風が吹くと、笹の葉が揺れてこすれ合い、さやさやとした音をたてた。青い草と湿った土の匂いが春花の鼻先を掠める。
どうやら自分が居る辺りは竹林で、先ほど見た城もだが見下ろすように広がる景色から、山の中かやや小高い場所に居るようだと言うことだけは判った。
「……けど、ここは……結局どこよーーっ!!」
涙目で呟き、周りを見回した。
って、あれ?
私、今「どこよ!」とか、言ったけど、これ日本のどこかだよね。なんかこんな感じの景色見たことあるというか、知ってるような? でも、来たことがある場所では無いと思う。
――気のせい?
そして、さっきからなんだかとっても座り心地が良いことも気になりだした。
お尻の下に分厚くて硬い、座布団みたいな感触がある。でも、それがなんだかあったかいし、微妙に息するみたいに……動いて……る?!
ええええ?!
我に返り、座っている場所を確かめようと、その何だかちょっとあったかい何かの正体を見極めるべく下を向き、更に春花は硬直した。
「…………」
「…………」
人だ。
……あれ? なんでこんなところに人が?
あ、これ、私また何か変なもの視てしまったとか?
だって、私が座ってるのが人の……しかも、男の人で、しかもその腰の上に馬乗りとか、あり得なくない?!
しかも、私スカート履いてたんだった!
何だかお尻と腿の下が温かいと思ったら、人肌の温もりだったのか。て言うか、私のスカート捲れて腿剥き出しだし!
瞬時に顔に熱が集まる。慌ててスカートの裾を直した。
きっと私、今、真っ赤だ。
人間、本当に驚くと声が出ないというのは事実らしい。びっくりし過ぎて口を開いたり閉じたりすることしか出来なかった。今起きている自体に頭が追い付かず、軽いパニックを起こしながらも、その人の方へすいっと視線を奪われた。
吸い寄せられるように、互いの目が合う。
この人、すごく綺麗な目だ。
ヘーゼルの虹彩が宵闇の中で松明の橙(だいだい)色の灯に煌めいて、ちらちら青味がかかった色が見え隠れするの……すごく綺麗。
ちょっと冷たそうな雰囲気だが、顔立ちの整った美しい人だ。
って、私はそんなこと考えてる場合じゃなかった! 私の下って! 下ってことは、私がこの人の上に乗っかってるってことで――
「ぇ…ぇええええええええええ?!」
「……っお前……」
おばぁちゃん、突然底無しに落ちたと思ったら、その先に居たのは超絶綺麗な顔をした男の人の上に乗っかってました!
私、なんでこの人の上にピンポイントで落ちて来たの?
人口は沢山いるのだし、そもそも人の上に人が落ちて来る可能性って何パーセントよ?!
今時の人工衛星だってこんな確率では落ち無い。
「……とりあえず……降りてくれ」
いい声。この人イケメンだなぁ。
何だか冷たそうな感じの人だけど。
「はっ! ご、ごめんなさいー!」
しまった! 混乱していた上に、この人が見たこともないくらいすごい美形だから、綺麗なお顔にうっかり見惚れてた。
低い声で命じられ、今だに彼の上に座ったままだった私は、土下座する急いで飛びすさり、彼の上から降りた。
「あ、ああああの! 大変失礼しました! あ、ああああなたのおかげで命拾いしたみたいですっ! ……ありがとう、ございました」
最後の部分は小さな声になってしまったが、彼が私をどんな形であれ、受け止めてくれたから、多分私は生きている。
ここでお礼を言わなきゃバチが当たる。
その場で正座をしたかったけど、落ちて来た時に腰を痛めていたようで、まっすぐに座ろうとするとズキリと痛みが走る。だから、仕方なく横座りのまま地面スレスレに下げれるまで頭を下げた。
「……いや。礼などいらん。驚きはしたがな」
(え。その無表情で驚いてるの?!)
さっきから、全然驚いてるように見えないんだけど。
「あんた、どっから降って来たんだ? 俺にはどう考えてもあんたは何にも無いはずの空から落っこちて来たように見えたんだけど」
「あ、それは……多分、間違ってないです。私、自分が落ちていくのはわかりましたから」
そう答えたら、目の前の綺麗な人は眉間に皺を寄せて何か考えこんでしまった。綺麗な人って、難しい顔してても綺麗だ。
周囲は竹林。
木登りをするように、竹を登る若い娘など普通は居ないし、面識の無い彼を襲う理由がない。そもそも、竹の上の方は細くなってるし、撓ってしまうから、わざわざ登って待機してる変な人なんてそうそう居ないだろう。スパ◯ダーマンみたいな超人的な人でも居たら出来るかもしれないが。現実的に考えて常人には無理だ。第一、そんな猿みたいな特技は、いくら田舎育ちでも、現代っ子の春花には無い。
彼は暫く黙ってこちらを見ながら、何か思案している様子だった。だが、やがて無言で立ち上がると、袴の裾を払って背を向けた。
ぼうっと彼の一連の動作を見守っていると、よく見たら彼が着物を身に付けていることに気付く。髪は長く、総髪で、ポニーテールのように後頭部で高く結われている。その上、腰には二本の長物を下げていた。
(どう見ても……お侍さん?に見えるのよね……)
だけど、かっこいい。
上背のある彼の着物姿は、凛としていて涼やかだ。しかも、それがとても様になっていて、春花はまたもや見惚れてしまった。
そう、それはまるで時代劇で見るような出で立ちだった。
「あんたが何者かは知らんが、こんな夜半に女が出歩くのは少々不用心だ。ひとまず山を降りる……ついて来い」
ぶっきらぼうにそう言うと、春花が立ち上がるのを待ってくれているようだ。
彼が何者なのかも春花は知らないが、見憶えの無いこの場所でこのままいつまでもじっとしている訳にもいかない。この男が自分に害を為すような人間には見えなかったので、痛む腰を摩りながらのろのろと立ち上がった。
「ありがとう」
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