妄想マリコ

まーくん

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アタシの友達エリ【妄想編】

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私はマリコ25歳OLよ。
昨日久し振りに会ったエリの事を話すわね。

昨日エリに久し振りに会ったのよ。
エリとはたまに会ったりするのよ。
あらっ貴方、よく判ったわね、そうあのエリよ。
中学3年の時に同じクラスだったエリよ。
あら、アナタ、凄い反応ね、
エリの事好きだったのかしら?

エリは相変わらず今もツインテールだったわ。
あのコ、女のアタシでも可愛いと思える位、
可愛かったわ。
あの娘凄い変わったのよ。
当時はメガネをかけていたから、地味な子で
可愛いというよりガリ勉という感じの
イメージだったわ。
ツインテールが余計ヲタクって感じがして。
アタシとは真逆って感じだったわね。

エリとは中学3年のあの噂の出来事まで
話した事なかったわ。
エリとサキがカズキをレイプしたというあの噂。
それでその後すぐカズキが教室で自殺した事。
あの後、その事でエリは悩んで落ち込んで
いた事があったのよ。

カズキが自殺して数日経った頃、
アタシは放課後文化祭実行委員の集まりが
終わって帰宅しようと荷物を取りに教室へ
向かったのね。
そこにエリが一人でぽつんと泣いていたのよ。
アタシエリと話した事なかったから、
どうして良いか判らなかったけれど、
とりあえずエリに声をかけたのね。

「あら、エリさん?大丈夫?何かあったの?
アタシで良かったら話聞くわよ。」
とアタシは夢中でエリの頭を撫でていたのよ。
自分でもあの時は良く判らなかったわ。
でもエリすごく震えていたの。

「マリコさんありがとう。
私、あの噂の事で悩んでいるの。
私とサキでカズキをレイプしたっていう噂が
クラス中に流れたのは知ってるでしょう?
カズキが教室で皆の前で自殺をした、
それは私も教室で見たわ。
でも私、あの噂の事は本当に何にも知らないし、
根も葉もない噂なのに、皆信じてくれなくて。
誰が広めたのか判らないけど私悔しくて。
でも心配してくれてありがとう、マリコさんは
私の事信じてくれるの?」と
エリはアタシに涙ながらに目で訴えてきたのよ。

あら、貴方、なんか暗い顔してるわね。
大丈夫?具合悪いのかしら?続き、話すわよ。

「エリさん、アナタ、何にもしていないのよね?
だったら前を見て、くよくよしてる場合?
アタシは少なくともアナタを信じているんだから
元気出しなさい、いいわね。」
と慰めてあげたわよ。
でもアタシあの現場見たじゃない?
エリは嘘をついてるのよ、でも何か事情が
あるんだわ。アタシはそう思って慰めたわ。

「マリコさん、そういえば、この前サキさんが、
私の家に訪ねてきた事があったの。
不思議に思い私サキさんにどうしたの?と
聞いたら急に怖い顔でごめんなさいとだけ
言ってサキさんから封筒を渡されたの。
封筒の中にはお金が5万円入っていました。
私怖くなって次の日サキさんに5万円の
入った封筒を渡そうとしたのだけれど
受け取ってくれなくて。
結局持ち帰ったのだけど、なんだか
気持ち悪くて。」とエリが言っていたのよ。

もう懐かしくて昔の事だから薄っすらとしか
覚えてないわよ。

あら、貴方、やけに目が鋭いわよ。
なんか怖いわね、そんなに睨まないで。
アタシ何かしたかしら?

そんな事がありあれからエリと仲良くなったわ。
OLになっても、たまにエリと会ってるわ。

貴方にエリの事初めて話すわね。

エリは意外とやり手よ。
今はあの子、とある会社経営の若い社長と
結婚してもうすぐ子供も産まれるわ。
アタシ、凄く羨ましくって。
貴方も羨ましいって顔してるわよ。
貴方今独身でしょ?恋人もいないわよね?
アタシもよ。あらアタシ達、寂しいわね。

貴方、やけにエリに凄い反応示すわね。
貴方、まさか、サキだけでなくエリの事も
たぶらかした訳じゃないでしょうね?
ま、まさかね。エリとサキがカズキにレイプ
する位カズキに夢中だった訳だし、
あの噂の後、貴方達、別れたものね。
貴方、カズキが死んでも尚、
サキはカズキを好きだったからって、
エリを責めちゃだめよ。
さしずめサキは5万でエリが持つカズキの
遺品を買ったのよ。

それにしてもカズキ、あんなにモテたキャラ
だったかしら。
アタシはカズキよりも貴方の方がまだマシだわ。

でもね、帰り際エリから酷いこと言われたのよ。 
「私マリコさんはもう結婚してるかと思ったの。
でもまだ独身だったのね。」
とニヤニヤしながらアタシに言ったのよ。
アタシもう頭に来て言ってやったわよ。

「あんたアタシをおちょくらないで、
何偉そうに言っちゃってるのよ。
あなた誰のお陰で可愛くなれたと思ってるのよ。
アタシはね、アンタなんか友達と思った事は
一度もないのよ。
アタシ見たのよ、夜理科室でエリとサキが
カズキをレイプしている現場を。
アタシにまで悲劇のヒロイン気取っちゃって
ちゃんちゃら可笑しいわよ。
アタシはねアンタが何か事情あると思って
今まで黙ってアンタの同情買ってたのよ。
皆に噂を広めたのはこのアタシよ。
もうアンタとは絶好よ。」
とアタシはエリに言ってやったわよ。
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