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第9話
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「再びキスをするのはやめなさい」
「……」
「……」
互いの顔を近づけキスをしようとした恭介とベニーは謎の声に驚きキスをやめキョロキョロした。
「ベニー」
「……」
名を呼ばれ振り返ったベニーは杖を持って近づいてくる神様に驚いた。
「神様」
「ベニー、天界に戻りなさい」
「神様…ゴメンなさい」
「亡くなった者が生きている人間に恋をするなんて許されない、しかも自分が転生した人間に恋をするなんてあり得ない」
「あり得ないけど私は恭介に恋をしました」
「ベニー」
恭介がベニーを見つめベニーも恭介を見つめると神様は杖を使って空間を出現させ恭介と2人きりになった。
「何だ…」
恭介がキョロキョロしていると神様が口を開いた。
「生きている者はわからないかもしれないがこの世にいない者と生きている者が愛し合うことは許されない」
「そんなの関係ない」
「本気で言ってますか?」
「互いの気持ちが通じていれば相手がこの世にいない者でも愛し合えば良い」
「歴史が変わってしまう」
「歴史が変わっても良いじゃないか、自由に生きようよ」
そう言って神様が出現させた空間から出ると恭介はベニーを連れて上空を飛び森林から離れていった。
「歴史が変わっても良いだなんてあり得ない」
そう言って神様は天界に帰っていった。
ー夜空の寝室ー
夜空と交わることで蓮の白い羽に白い長服に白い長髪の姿から短い黒髪と私服に戻った。
「急に元に戻った、何でだろ」
「蓮」
驚く蓮の身体を倒し覆い被さると夜空はキスをしようと迫った。
その時、蓮は身体を起こし口を開いた。
「恭介!恭介を助けないと」
「蓮さんを傷つけたショックでどこかに行ってしまった、どこにいるのかわからない」
「家にいるかも、行ってみましょう」
そう言って蓮がベッドから離れると夜空が口を開いた。
「悪いが俺は行かない」
「どうしてですか」
「……」
無言でベッドから離れると夜空は蓮に近づき口を開いた。
「蓮さんを手に入るために恭介は蓮さんの心を傷つけ身体も傷つけた、俺は恭介を許せない」
「俺の心の傷と身体の傷は夜空さんのお陰で治りました」
「……」
「恭介は大事な友達なんです、夜空さん」
「わかりました、蓮さんがそう言うなら恭介を助けに行きましょう」
「ありがとうございます」
「恭介の家に行きましょう」
そう言って夜空が手を差し出すと蓮は「はい」と言って夜空の手を掴み夜空と蓮はその場を離れ恭介の家に向かった。
その道中、夜空と蓮は突然、消えた人達に驚き立ち止まった。
「どうなってんだ」
「人達がいなくなった」
夜空と蓮がキョロキョロしながら見つめていると杖を持った神様と白い羽に白いドレス金髪の長髪の白天使アダンが現れた。
「私達と一緒に来てほしいの」
「どこにですか?」
「恭介さんとベニーのところよ」
「3人とも私の側に来なさい」
神様が話しかけるとアダンと蓮と夜空は言われた通り側に近づいた。
「行くわよ」
そう言って神様は杖を使ってその場から姿を消し恭介とベニーがいる別荘に向かい姿を現した。
その時、黒い羽に黒いドレス黒い長髪の黒天使ベニーが別荘から現れ驚いた。
「……」
「……」
互いの顔を近づけキスをしようとした恭介とベニーは謎の声に驚きキスをやめキョロキョロした。
「ベニー」
「……」
名を呼ばれ振り返ったベニーは杖を持って近づいてくる神様に驚いた。
「神様」
「ベニー、天界に戻りなさい」
「神様…ゴメンなさい」
「亡くなった者が生きている人間に恋をするなんて許されない、しかも自分が転生した人間に恋をするなんてあり得ない」
「あり得ないけど私は恭介に恋をしました」
「ベニー」
恭介がベニーを見つめベニーも恭介を見つめると神様は杖を使って空間を出現させ恭介と2人きりになった。
「何だ…」
恭介がキョロキョロしていると神様が口を開いた。
「生きている者はわからないかもしれないがこの世にいない者と生きている者が愛し合うことは許されない」
「そんなの関係ない」
「本気で言ってますか?」
「互いの気持ちが通じていれば相手がこの世にいない者でも愛し合えば良い」
「歴史が変わってしまう」
「歴史が変わっても良いじゃないか、自由に生きようよ」
そう言って神様が出現させた空間から出ると恭介はベニーを連れて上空を飛び森林から離れていった。
「歴史が変わっても良いだなんてあり得ない」
そう言って神様は天界に帰っていった。
ー夜空の寝室ー
夜空と交わることで蓮の白い羽に白い長服に白い長髪の姿から短い黒髪と私服に戻った。
「急に元に戻った、何でだろ」
「蓮」
驚く蓮の身体を倒し覆い被さると夜空はキスをしようと迫った。
その時、蓮は身体を起こし口を開いた。
「恭介!恭介を助けないと」
「蓮さんを傷つけたショックでどこかに行ってしまった、どこにいるのかわからない」
「家にいるかも、行ってみましょう」
そう言って蓮がベッドから離れると夜空が口を開いた。
「悪いが俺は行かない」
「どうしてですか」
「……」
無言でベッドから離れると夜空は蓮に近づき口を開いた。
「蓮さんを手に入るために恭介は蓮さんの心を傷つけ身体も傷つけた、俺は恭介を許せない」
「俺の心の傷と身体の傷は夜空さんのお陰で治りました」
「……」
「恭介は大事な友達なんです、夜空さん」
「わかりました、蓮さんがそう言うなら恭介を助けに行きましょう」
「ありがとうございます」
「恭介の家に行きましょう」
そう言って夜空が手を差し出すと蓮は「はい」と言って夜空の手を掴み夜空と蓮はその場を離れ恭介の家に向かった。
その道中、夜空と蓮は突然、消えた人達に驚き立ち止まった。
「どうなってんだ」
「人達がいなくなった」
夜空と蓮がキョロキョロしながら見つめていると杖を持った神様と白い羽に白いドレス金髪の長髪の白天使アダンが現れた。
「私達と一緒に来てほしいの」
「どこにですか?」
「恭介さんとベニーのところよ」
「3人とも私の側に来なさい」
神様が話しかけるとアダンと蓮と夜空は言われた通り側に近づいた。
「行くわよ」
そう言って神様は杖を使ってその場から姿を消し恭介とベニーがいる別荘に向かい姿を現した。
その時、黒い羽に黒いドレス黒い長髪の黒天使ベニーが別荘から現れ驚いた。
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