17 / 18
第17話
しおりを挟む
ー翌日ー
帰って来ない理人を結城は心配しながらリビングでウロウロした。
「結城、落ち着け」
ソファーに座りながらリンが口にすると玄関から音が聞こえた。
結城は急いで玄関に向かいリンも向かった。
そして結城とリンは理人の側にいるリタに驚いた。
「連絡しないで心配したんだぞ」
「ゴメン」
靴を脱ぎ理人が自分の部屋に向かうと結城も向かった。
「……」
無言でリタが出ていくとリンも出ていき声をかけた。
「リタ」
「……」
背を向けたまま無言でリタが立ち止まるとリンが口を開いた。
「理人君と一緒にいたのか」
「ホテルで一夜を共にした」
「結城を手に入れるために理人君を」
「リン」
振り返りリンを見つめると真剣な顔でリタが口を開いた。
「理人に言ってないけど理人を俺の国に連れて行こうと思ってる」
「本気なのか?」
「本気だ」
口にした後、リタはリンに背を向け姿を消した。
その頃、結城は理人の口からリタと結ばれたことを聞き驚いていた。
「好きで結ばれたのか?」
「…お兄ちゃんにとってリタさんは許せない相手かもしれないけど俺にとってリタさんは初めて男性に恋した人なんだ…」
「理人」
「お兄ちゃん、リタさんと付き合うこと許してほしい」
「……」
「お願いします」
床に正座をしながら理人は結城に向かってお辞儀をした。
「……」
結城は驚きで言葉を失い立ち尽くした。
そこへリンが現れ理人をベッドに座らせた。
そしてリンは結城に目線を向け口を開いた。
「リタと理人君の付き合い認めてもいいんじゃないか」
「リンさん」
「リタと話して俺は本気を感じた」
「リンさん、リタさんはどこですか?」
「行き先を言わず消えた、君ならわかるんじゃないか」
「……」
ベッドから立ち上がり理人が部屋を出ていくとリンは結城をベッドに座らせ側に座った。
「結城」
「……」
無言で結城が見つめるとリンが口を開いた。
「理人君は大人だ、理人君の恋を応援してやろう」
「そうですね、応援します」
「結城、自分の恋はどうなんだ?」
「俺の恋?」
「俺は結城のこと好きだけど、結城は俺のことどう思ってんだ?」
「リンさんのこと好きですよ」
「俺の妻になって俺と共に金の国と金の国に暮らす人々を守ってくれるか?」
「……」
「結城?聞いてるか?」
返事をせず見つめる結城にリンは問いかけた。
それでも返事をせず結城はリンに顔を近づけ唇を重ねた。
「……」
「……」
結城は唇を離し驚いた顔で見つめるリンに向かって口を開いた。
「俺で良かったらリンさんと共に金の国と金の国に暮らす人々を守ります」
「……」
「リンさん?」
「驚いてしまって」
「断られると思いましたか?」
「正直、思ってた」
「リンさん」
「何?」
「好きです」
真剣な顔で結城が見つめるとリンも真剣な顔で見つめ口を開いた。
「俺も好きです」
「……」
「……」
告白後、結城とリンは見つめ合いその後、結城はリンに身体を倒され衣類を脱がされ全裸にされた。
リンも金のマント付きタキシードを脱ぎ全裸になった。
「……」
「……」
結城とリンは見つめ合いその後、唇を重ねそのまま身体を重ねた。
ー公園ー
「……」
ベンチに無言でリタが座っていると理人が現れた。
その後、理人はリタの側に座り理人とリタは無言で行き交う人々を見つめた。
帰って来ない理人を結城は心配しながらリビングでウロウロした。
「結城、落ち着け」
ソファーに座りながらリンが口にすると玄関から音が聞こえた。
結城は急いで玄関に向かいリンも向かった。
そして結城とリンは理人の側にいるリタに驚いた。
「連絡しないで心配したんだぞ」
「ゴメン」
靴を脱ぎ理人が自分の部屋に向かうと結城も向かった。
「……」
無言でリタが出ていくとリンも出ていき声をかけた。
「リタ」
「……」
背を向けたまま無言でリタが立ち止まるとリンが口を開いた。
「理人君と一緒にいたのか」
「ホテルで一夜を共にした」
「結城を手に入れるために理人君を」
「リン」
振り返りリンを見つめると真剣な顔でリタが口を開いた。
「理人に言ってないけど理人を俺の国に連れて行こうと思ってる」
「本気なのか?」
「本気だ」
口にした後、リタはリンに背を向け姿を消した。
その頃、結城は理人の口からリタと結ばれたことを聞き驚いていた。
「好きで結ばれたのか?」
「…お兄ちゃんにとってリタさんは許せない相手かもしれないけど俺にとってリタさんは初めて男性に恋した人なんだ…」
「理人」
「お兄ちゃん、リタさんと付き合うこと許してほしい」
「……」
「お願いします」
床に正座をしながら理人は結城に向かってお辞儀をした。
「……」
結城は驚きで言葉を失い立ち尽くした。
そこへリンが現れ理人をベッドに座らせた。
そしてリンは結城に目線を向け口を開いた。
「リタと理人君の付き合い認めてもいいんじゃないか」
「リンさん」
「リタと話して俺は本気を感じた」
「リンさん、リタさんはどこですか?」
「行き先を言わず消えた、君ならわかるんじゃないか」
「……」
ベッドから立ち上がり理人が部屋を出ていくとリンは結城をベッドに座らせ側に座った。
「結城」
「……」
無言で結城が見つめるとリンが口を開いた。
「理人君は大人だ、理人君の恋を応援してやろう」
「そうですね、応援します」
「結城、自分の恋はどうなんだ?」
「俺の恋?」
「俺は結城のこと好きだけど、結城は俺のことどう思ってんだ?」
「リンさんのこと好きですよ」
「俺の妻になって俺と共に金の国と金の国に暮らす人々を守ってくれるか?」
「……」
「結城?聞いてるか?」
返事をせず見つめる結城にリンは問いかけた。
それでも返事をせず結城はリンに顔を近づけ唇を重ねた。
「……」
「……」
結城は唇を離し驚いた顔で見つめるリンに向かって口を開いた。
「俺で良かったらリンさんと共に金の国と金の国に暮らす人々を守ります」
「……」
「リンさん?」
「驚いてしまって」
「断られると思いましたか?」
「正直、思ってた」
「リンさん」
「何?」
「好きです」
真剣な顔で結城が見つめるとリンも真剣な顔で見つめ口を開いた。
「俺も好きです」
「……」
「……」
告白後、結城とリンは見つめ合いその後、結城はリンに身体を倒され衣類を脱がされ全裸にされた。
リンも金のマント付きタキシードを脱ぎ全裸になった。
「……」
「……」
結城とリンは見つめ合いその後、唇を重ねそのまま身体を重ねた。
ー公園ー
「……」
ベンチに無言でリタが座っていると理人が現れた。
その後、理人はリタの側に座り理人とリタは無言で行き交う人々を見つめた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる