赤い髪の海賊と猫

福猫

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第7話

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「その猫の眼の宝石で暴走している人間を止めろ」

トニーが口にするとリーナは猫の眼の宝石を掴み口を開いた。

「猫の眼の宝石は1個しかないんじゃないのか」

「俺も猫の眼の宝石を持ってる、キャットフォレストを捨てたが猫の眼の宝石は捨ててない」

そう口にするとトニーは身体の中にある猫の眼の宝石を出現させリーナに見せた。

「俺は力になれない、リーナ、お前が暴走した者を救うんだ」

そう口にした後、トニーはリーナからウィルに目線を向け口を開いた。

「リーナの力になってあげてください」

「はい」

ウィルが真剣な顔で返事をするとトニーはリーナに向かって口を開いた。

「海賊のルークに恋してキャットフォレストを離れて良かったと思ってる、今、俺は幸せです」

「良かった」

「リーナ、頑張って」

「暴走した人間を救ってキャットフォレストを平和にします」

「リーナならできる頑張って」

そう口にするとトニーはその場から姿を消した。

その頃、暴走のロウは自分の仲間とテットに上空から攻撃していた。

テットは隠れながら上空のロウを見つめた。

「いつものロウと違う」

「俺以外の海賊の命は奪う」

上空を飛びながらロウは結界に閉じ込められている仲間の海賊達に向かって光線を放ち命を奪った。

「……」

隠れながら見ていたテットはロウの行動に驚いた。

ロウは船の上に降り立ち声をかけた。

「隠れてないで出てこい」

「……」

テットは険しい顔で姿を見せロウを見つめた。

「なぜ、仲間の命を奪った」

「ウィルを手に入れるには全ての海賊は邪魔だ、だから全ての海賊の命を奪う」

ロウが口にしたその時、リーナとウィルが現れウィルはテットの手を掴みリーナとウィルはテットを連れて姿を消した。

ロウは驚いた。

「ウィル、何でテットを助けた……」

ロウは黒い羽で上空を飛び姿を消した。

リーナとウィルとテットはキャットフォレストの洞窟の前に姿を現した。

「ウィル、テット、先に中へ」

「……」

「……」

リーナの言葉にウィルとテットは見つめ合いその後、洞窟の中に入りリーナも中に入り出入り口に強力の結界を張った。

リーナは振り返り洞窟の中を奥へ奥へと歩いた。

それから暫くしてウィルとテットが部屋の前で立ち止まるとリーナは部屋の前に近づきドアを開き中に入った。

ウィルとテットが中に入るとドアが勝手に閉まった。

リーナは中央に近づき猫の眼の宝石を宙に浮かせた。

「暴走している人間の姿を見せてください」

「……」

「……」

ウィルとテットはリーナに近づき猫の眼の宝石を見つめた。

猫の眼の宝石は暴走しているロウの姿を映した。

「ルイ!」

暴走しているロウと戦っているルイの姿を見てウィルは驚きドアに近づいた。

「ウィル、どこに行くんだ」

テットの問いにウィルが振り返り口を開いた。

「ルイは大事な仲間だ、助けに行ってくる」

ウィルはドアを開き出ていった。

「ウィル!」

テットがドアに近づくとドアは閉まり鍵がかかった。

テットは振り返りリーナに向かって口を開いた。

「ドアを開けてくれ」

「ウィルなら大丈夫」

口にした後、リーナは目を閉じながら猫の眼の宝石を出現させた。

リーナは目を開き手のひらに猫の眼の宝石をのせ口を開いた。

「ウィルの力になってください」

手のひらから猫の眼の宝石を消すとリーナは振り返り宙に浮いている猫の眼の宝石を見つめた。
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