赤い髪の海賊と猫

福猫

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第9話

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「ウィル!」

「ウィル!」

リーナとテットは同時にウィルを見つめた。

ウィルはテットに近づき口を開いた。

「テット、ルイの側にいてあげてくれないかな」

「俺よりお前が側にいてやれよ」

「俺はリーナと一緒にキャットフォレストを平和にする仕事がある、だからテット、俺の代わりにルイを頼む」

「わかった」

優しい顔で返事をするとテットはその場から姿を消した。

ウィルはリーナに目を向け口を開いた。

「猫に戻らないんだな」

「猫はよそ者が来たときに対応するもの、ウィルはよそ者じゃない、だから人間のままでいい」

「そうか」

「……」

リーナはウィルに近づき抱きしめた。

驚いたウィルは問いかけた。

「どうした?」

「猫の眼の宝石が暴走してしまったがウィルのお陰で被害が広がらずに済んだ、ありがとう」

「俺は何も…」

「……」

リーナはウィルを見つめ口を開いた。

「そうだった、海賊達の命が奪われたんだった」

「リーナのせいじゃない、暴走のせいだ」

悲しい顔のリーナの頬をウィルは優しく触れた。

「……」

「……」

リーナとウィルは見つめ合った。

リーナが口を開いた。

「ウィル…」

「何だ?」

「俺、ウィルが好きだ…ウィル、俺と一緒に猫の眼の宝石とキャットフォレストを守っていこう」

「……」

「ウィル?」

「……」

ウィルは無言でリーナの唇を重ねた。

その後、ウィルは唇を離し口を開いた。

「俺もリーナが好きだ、だから一緒に猫の眼の宝石とキャットフォレストを守ろう」

「ウィル」

「リーナ」

見つめ合うとリーナとウィルは顔を近づけ唇を重ねた。

その後、互いの唇が離れリーナが行動を起こした。

リーナはウィルの身体を寝かせ覆い被さった。

突然の出来事にウィルは驚いた顔で見つめた。

「俺の愛を受け取って」

「変わったね」

「これが本当の俺だよ」

リーナはウィルの唇に唇を重ねた。

その後、リーナは唇を離し覆い被さりながら口を開いた。

「恋をしたら俺の性格は変わります」

そう口にするとリーナはウィルの唇を激しく奪い身体も激しく奪った。

「リーナ…」

「ウィル」

リーナの行為が続きウィルは気を失いリーナは満足げな顔でウィルから離れ立ち上がり乱れた身なりを整えた。

その後、リーナは宙に浮いている猫の眼の宝石を見つめ口を開いた。

「これからは2人で猫の眼の宝石とキャットフォレストを守ります、それと俺は猫のリーナではなく人間のリーナとして生きていきます」

「……」

リーナが猫の眼の宝石に向かってこれからのことを話している頃、ウィルは乱れた海賊服のまま眠っていた。
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