龍神の花嫁2

福猫

文字の大きさ
上 下
3 / 8

第3話

しおりを挟む
━闇の龍マイクか居る村━

「ゆっくり話が出きる場所ないかな」

林太郎が声をかけると闇の龍マイクが口を開いた。

「本気で俺から気持ちを聞き出すきか?」

「本気だよ」

そう言って林太郎が歩き出すと闇の龍マイクは「不思議な人間だ」と言って林太郎についていった。

それから2時間後、洞窟を見つけた林太郎は立ち止まり闇の龍マイクに声をかけた。

「あそこならゆっくり話ができるかも」

「そうだな」

「洞窟の中入れる?」

「……」

林太郎の言葉に闇の龍マイクが無言で全裸姿の人間マイクに変身すると林太郎は頬を赤らめながら顔をそらした。

「どうした」

顔をそらす林太郎に人間のマイクに声をかけると顔をそらしながら林太郎が口を開いた。

「服を着ろよ」

「服って何だ」

「俺が着てるものだよ」

「女じゃないんだ恥ずかしがるな」

そう言って人間のマイクが全裸姿で洞窟の中に入っていくと林太郎も見ないよう中に入った。

「……」

「暗いな今、明かりをつける」

そう言って人間のマイクが立ち止まり洞窟の中を明るくしようとしたその時、背後から近づいてきた林太郎がぶつかり倒れた。

「……」

「大丈夫か?」

声をかけ振り返った人間のマイクは林太郎の足につまずき倒れた。

その後、太陽の明かりが洞窟の中を明るくすると仰向けで倒れている林太郎の唇を人間のマイクが覆い被さりながら奪っていた。

「……」

「……」

無言で人間のマイクが唇を離し立ち上がると林太郎も無言で立ち上がった。

「今、洞窟の中を明るくするから」

そう言って人間のマイクは魔法で洞窟の中を明るくした。

その後、人間のマイクと林太郎は無言になった。

5秒後、人間のマイクが言葉を発した。

「わざとじゃないからな」

「暗かったしわかってますよ」

背を向けながら林太郎がそう答えると人間のマイクの下半身に異変が起きた。

「俺、興奮してんのか…」

小さな声で口にすると人間のマイクは下半身の興奮を静めるため背を向けている林太郎に近づき抱きしめた。

林太郎は驚き人間のマイクを離れさせると口を開いた。

「何してんですか」

「さっきのキスで下半身がおかしいんだ」

「嘘だろ」

「頼む、俺の下半身を静めてくれ」

そう言って人間のマイクが林太郎の身体をゆっくり倒し上服とズボンを脱がせ全裸にすると口を開いた。

「抱いても良いか?」

「下半身の異変を静めるためだ良いよ」

そう言って林太郎が許可すると人間のマイクは洞窟の中で林太郎の身体を奪った。

その頃、闇の龍ハーヴィーは良い龍が住む村で空を見つめながら林太郎を心配していた。

「林太郎…」

━洞窟の中━

会話をしないまま人間のマイクは林太郎の身体を奪いながら翌朝を迎えた。 
しおりを挟む

処理中です...