僕の歓び

道弥と有一は、交際一年半。
深い関係になってからは、さらに円満なお付き合いに発展していた。

そんな折、道弥は、親に紹介したいと有一から打診される。

両親と疎遠になっている道弥は、有一の申し出に戸惑い、一度は断った。

だけど、有一の懐の深さを改めて思い知り、有一の親に会いたいと申し出る。


道弥が両親と疎遠になっているのは、小学校6年生のときの「事件」がきっかけだった。
祖母に引き取られ、親と離れて暮らすようになってからはほとんど会っていない。


ずっと仄暗い道を歩いていた道弥を、有一が救ってくれた。
有一の望むことは、なんでもしてあげたいくらいに感謝している。


有一の親との約束を翌日に控えた夜、突然訪ねてきたのは、
祖母の葬式以来会っていない道弥の母だったーー。


道弥の学生時代の、淡く苦い恋が明かされる。
甘くてしんどい、浄化ラブストーリー。


===
【登場人物】

都築 道弥(つづき みちや)、25歳、フリーランスデザイナー
白川 有一(しらかわ ゆういち)34歳、営業部社員

常盤 康太(ときわ こうた)道弥の同級生

===
【シリーズ展開】

前日譚『僕の痛み』


時系列
『僕の痛み』→『僕の歓び』
24h.ポイント 269pt
10
小説 5,650 位 / 213,139件 BL 1,287 位 / 29,622件

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