俺の前世が魔王らしい!?

雨ノ宮

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もしかしたら逃げ切れるかもしれないらしい?

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「あぁくそっ!なにが死んでくださいだよ!あいつ頭おかしい
んじゃないか!?アレか!?そういうプレイか!?」

俺は今、大剣を振り回しながら向かっ

てくる女の子から逃走している(※前

回参照)

(やべぇやべぇやべぇやべぇ!あんなの絶対死ぬってコレ!!?)

この命がけの追いかけっこが始まって

すでに10分はたっているはずだ。 

(おい「10分って少ないじゃん(笑

)」って思ったそこのお前。全力疾走

で振り切れないでっかい刃物をもった

奴と少しでも追いかけっこできる自信

があるのか?)我ながら今逃げおおせ

ていられることが不思議なくらいだ 。

今、陸上部の奴と走っても負ける気が

しないぜ。だが今はそんな場合ではな

い。

(とりあえずどっかに隠れねぇと…!)

と言っても隠れらる場所など限られて

いる。俺は今校舎内を走っており、(

もちろん全力で)後ろの女の子…桜さ

んは大剣をもって走っているというの

に全くスピードが落ちない。恐ろしい

筋肉だ。あの華奢な体のどこにそんな

力があるのだろう。(正直あの大剣を

どこから出したのかが気になってしょ

うがない)そこで、俺は一つの賭けを

することにした。

(一か八か!うまくいってくれ…!)

俺は曲がり角を曲がってー!そして桜

さんも曲がり角を曲がった次の瞬間!

消火器の栓を抜いて思いっきり桜さん

に浴びせかける!!

「ッツ!?」

(よし、うまくいったぜ!)

急いで俺は駆け出す。(命がかかって

いるのだ。消火器一本くらい安いもん

だろう)

~~~~~

「ハァッ…ハァッ…フーッ」

なんとか教室に入り込み掃除箱の中に

身を潜め(どこのクラスかなんて確認

してる余裕はなかった。)息を急いで

整えよう試みる。…どうやら本当にう

まくいったようだ。これである程度時

間はかせげたはず。

「いきなりなんなんだ!?一体…」

壮絶命懸け追いかけっこから抜け出し

た俺は酸素がある程度体に行き渡って

きたことによってやっと思考がまとも

に働くようになってきた。そして俺は

ふとあることに気づいた。

(なんで、誰もいないんだよ…!?)

そう、この学校には今誰もいないので

ある。正確には「俺と北条 桜」以外

誰もいない。放課後とはいえ、まだ外

は明るい。その辺に不良がいたり仕事

をしている教師がいるのが普通だろう

。だのに誰もいない。(校舎内を駆け

回っている時に確認した)さらに運が

悪いことに携帯を修理に出していて今

日はもっていないのだ。だが唯一、こ

の状況を打破できる朗報があったどう

やら悪いことばかりではないらしい。

「どうする…助けも呼べねぇじゃねぇか。ん?ここって気づいたら俺の教室じゃねぇか…なら「アレ」が使えるか……?」

俺は迷うことなく「アレ」を使うこと

にした。


~5分後~


「よし、これで…!」

準備は整った。これであとは待つだけ

だ。俺があいつから逃げるために使う

「アレ」というのは…恐ろしすぎて流

石の俺でもこれを俺に使われたらと思

うとゾッとする。(さて…あの女はど

こにいる…?)ちなみに準備をし終わ

った俺はまた同じ場(掃除箱)に隠れ

る。
(…にしても俺のクラスだったってのはツイてたぜ…。…ッ!)

まだ掃除箱に入って30秒もしないうち

にあの女は教室にきた(あっぶねぇ…

見つかるとこだった。もうあんな追い

かけっこはごめんだぜ)。学生服から

体操服に着替えてあるようだ。(そり

ゃ、あんだけ消火器ぶっかけたからな

。)にしても着替えてくれていたお陰

でこちらも作戦の準備ができた。

「よし…そのままそこを通りやがれ…」

狙い通りそこに向かって歩くキチガイ

女(呼び方がどんどん酷くなってるけ

どまぁいいか)。そしてそこを通った

次の瞬間!俺の作戦は発動する!
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