役立たずと追い出されるはずがパーティーのリーダーに任命されました

モルガナ

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第1章 王国叙勲式

プラチナミスリルグローブ⑪

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クラウド達がいつまでもフェアリーバース(妖精樹)に辿り着くことができずに手をこまねいている頃スカイ達もイシンデンシンのある山頂に向かって歩き始めていたがどこからともなく漆黒の翼をはためかせ白いローブを羽織った5.6歳くらいの見目の良い少年がスカイ達の前に現れた。




<ヤッホー、待っていたよ。君がスカイ君だね?>





人懐っこい笑みを浮かべ喋り方は饒舌でありながら、何か内に強大な力といえばいいのか魔力といえばいいのか分からないが、得体の知れない次元の違うオーラを感じスカイは警戒心を露わにすればその態度に比例するようにモグー達もいつでも攻撃を仕掛けられるように攻撃態勢を取りながら代表してスカイが尋ねた。



「お前は何者だ?クラウド達を攫ったのもお前なのか?」




<イヤだなぁ、そんな怖い顔しないでよ。ちゃんと自己紹介するからさ、僕の名前はロキ。僕の仲間達いや同族は僕のことを"悪戯神ロキ"と呼んでるよ。


スカイ君の質問に答えてあげると確かに君の仲間達を攫ったのは僕だ。ついでに言うと今君の仲間は勇者の伝説の相棒であったとされる神獣と同格であるその子モグーしかいないから…あっ、安心していいよ?君といた他の仲間は、クラウド君達と同じ場所に送ったからさ。>





周囲を見れば、ロキの言うように俺の横には岩盤から助け出した他の兄弟達とは毛色の異なる白金色の子モグーがチョコンと立っておりミストや他のモグー達も忽然と姿を消しており俺は一瞬そちらに気を取られたが…慌てたところで気配もなく仲間を消すような相手に立ち向かって勝てる気はしなかった為もう1つの気になることを尋ねた。



「仲間が行方不明になって聞き逃すところだったが…さっきお前は悪戯神と言ったな……もしかしてお前は神なのか?」






<ふふっ今頃ツッコむの?待ちくたびれちゃったよ。うん、もしかしなくても僕が神だよ?君にはそこの希少なプラチナミスリルモグーと一緒にやってもらうことがあるんだ。断れば仲間達とは二度と会えないよ?分かるでしょう?>





黒い笑みを浮かべる神と名乗る少年の話にスカイは即座に了承したのだった。






「分かった、俺は何をすればいい?」



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