ユニークスキル てへぺろで異世界無双!

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第4話 食事の感謝の大切さとお金の価値

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ゴブリンから町娘助ける→助けた時のお母さんが無料で食事と宿を提供してくれた
→助けた時の誰かのお父さんから護身用の短剣を貰う
→優しいおっさんに回復魔法をかけてもらい、体は元気になった。
→ゴブリンの素材で自警団の方から
色もつけてくれたお金を貰う→宿に2泊させてもらった


娘を救った時の1人のお母さんの
親切で宿泊させてもらっている宿で
2日間、咲は宿でのんびりと
疲れを癒していた。

休んでいた所に、助けた娘が食事を
持ってきてくれた。

「咲さん、食事持ってきたよ~」
「ここに置いとくね!じゃぁね~!」
っとお気楽な感じの可愛い女の子だ

「ありがと~お腹空いてたから、丁度いいタイミングだよ!」

そう言いながら私は美味しそうな
野菜炒めや野生のイノシシから取れた肉を頂いた。
誰かが言っていた、この宿の料理は美味しいとは、本当のようだ

「いただきます」
日本人だからなのか、いただきますとご馳走様は
言わないと気が済まない私である。
感謝は大切だからね。

生命いのちという貴重な食料を食べさせて頂くには、
最低限の感謝は必要だと自分は思っている。

今日も美味しそうだな~
「シャキシャキとした野菜と丁度いい焼き加減のお肉は
素晴らしいものだ。お腹が満たされるね」

「ごちそうさまでした。」

《空腹》と言う名のユニークスキルのお陰で
沢山食べないと直ぐにお腹が空くので、
大盛りの野菜炒めとお肉を提供してもらっている。
この家の人達には本当に感謝である。

そう言えば寝る前に幾らかのお金を貰ったが
どのくらいの価値があるか知らないから
先程の娘に昨日の内に価値を教えて貰った。

"記憶喪失"で言語以外殆ど覚えてないから
教えてくれない?と悲しい表情をさせながら
お願いしたら、普通にOKしてもらえた。

どうやら聞かれたくない事だと思ってくれたのか
一切の質問なしで、優しく丁寧に教しえてくれたのである。

お金の価値は以下の通りである。

銅貨・・・ 10円
銀貨・・・ 100円
小金貨・・・1000円
金貨・・・ 1万円
大金貨・・・10万円
白金貨・・・100万円
黒金貨・・・1千万円
虹金貨・・・1億円

上記が全てのお金の価値である。

安い宿の1泊は大体、小金貨2枚~3枚で泊まれるらしい
2.3千円で泊まれると思うと安いかな。

安い宿1泊+食事3食で
小金貨 6枚~7枚らしい
6、7千円である程度美味しい
食事が取れて、宿としての機能を備えていると
考えると文句は言えないだろう。

因みに料理スキルが高い程、
美味しさのレベルが格段に変わるので
食事の値段が高くなるらしい。

料理人は重宝されてて、料理Lv3から
月のお給金がぐっと上がると助けた女の子が言ってた。

まとめるとこんな感じかな~
「お金の価値覚えるの1番大変だと思うから
割と簡単で良かったよ~」

食べた食器を食堂の方へ持って行って、
色々と親切にしてくれた事にお礼を言い宿から出た。

「最後にもう一度だけ感謝を伝えさせて下さい
娘や町を助けて頂いて本当にありがとうございました」

「咲さん! 助けてくれて、本当にありがとう!
また来てね~ばいばーい!」

2人のお礼の言葉にうるっときた咲

「こちらこそお世話になりました。
次は、もっと強くなって帰ってきますね
それじゃぁ、さようなら~」

そう言い、咲は小さな町を離れていった。


今のやり取りで不思議な点があったと思う
それは相手の名前を言わない事だろう。
それには私なりの理由がある。

モブキャラの名前を私は知らないし
知りたくないと思う。
だって、覚える必要のない情報は不要でしょ?

日本に居た頃だって、コンビニ店員やらホテルの従業員の名前
なんていちいち知らなくても、普通に利用する分には
困ったことないから、名前を覚える労力があるなら
私は腕を磨きたいかな~って思ってたり

そんな風に思いながら私は"とある国"を目指して
歩いて行ったのだった。


道中襲われるとは、知らずに
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