ユニークスキル てへぺろで異世界無双！

第29話 飴の後は鞭ではなく死

前回のまとめ
奴隷達購入して、みんなで食事を取った。
全スキルとユニークスキルを渡した。

全スキルとユニークスキルを渡したと
言ったが、「てへぺろ」「願い玉」「スキル削除」は渡してはいない。
他は渡してしまっても大丈夫だからである。

何故ただの奴隷に私がスキルやユニークスキルの殆どを
渡したかというと1人の髪がサラサラしている、
もふもふ獣人を除いて"殺す為"である。

1番効率の良いステータスの上げ方は高レベルの
人（魔物）を討伐することである。
現段階に置いて自分より強いであろう存在は"魔王"のみである。

邪神や神様の強さは分からないが、
邪神は神様の落ちこぼれのような気がするので問題は無い。

正確に言えば、"魔王"ですら、時間をかければ100%
勝つことは可能であろう。
理由は、《限界突破》《痛覚無効》《残機》
《瞬間再生》《瀕死》《MP自動回復》《てへぺろ》これら6つ、
ないしは、7つで神以外は時間をかければかけるはずなのである。

神は流石にどんな存在なのか、存在という概念すら
有るのかが不明な為対策はできるが、
絶対の保証はないのである。

話を少し戻すが、対神様対策で奴隷を殺すに決定した。
他のもふもふを殺すのは可哀想だが、
いつか蘇らせる可能性も考慮しているので、
そこまで酷くない死に方をしてもらう。

「2つして欲しいことがあるの。　
1つは《アイテム生成》で《身代わりの腕輪》を9999個
作ってそれを《残機》に使って欲しい。できるよね？ 」

「勿論です」
それぞれ了承の言葉を述べる。

やり方は簡単で、念じたら増え続けるの
最大の9999個までやって9999個になったら
自動で《残機》になるような仕組みなので、
《残機》が9999になったら待機してもらうただそれだけだ。

1時間ぐらいすると、全員が終わったとの事なので、
2つめの命令をだす。

「《スキル削除》」《限界突破》《痛覚無効》
《残機》《瞬間再生》《瀕死》《MP自動回復》意外は削除した。

「戸惑わなくていいわ、次は貴方以外《瀕死》を使って、
9999回死になさい。 

残り1つの命を私が殺すわ。 これは必要なことなの、
"死者蘇生"で蘇らせるから命令通りしなさい」

そう冷たく言ったが、1人の獣人意外は？？？ってなっているのだが、
《威圧》を半分ぐらいの力でやると黙って皆"自害"しだした。


勿論、自害したがらないもの者は無慈悲に私の手刀で首を落とした。
その結果、全員が黙々もくもくと自害を繰り返し行った。
それを満足気に見届けながら、私も自害を繰り返し行った。


誰よりも躊躇いためらいなく、
無言で小学校の時にやっていた、

九九の表をやる感じで、ただ《瀕死》からの自害を
何度も何度も1時間以上同じ工程を再現するかのように繰り返した。

Lvが1万を超えたので自害を辞めた。
奴隷達も通常の命1つになってたようなので笑顔で言葉を伝えた。

「ありがとう」
その言葉を満面の笑みで伝えた瞬間
《風魔法》「ウィンドカッター」で殺す予定の奴隷達全員を殺した。

殺された者達の殆どは無表情で、1部は死ねて喜んでいた。
過去に何があったかは分からないが、全員分の死体は《無限収納》で保管した。

髪がサラサラのもふもふの獣人の女の子は
「ミズキ」というのを「鑑定」を使って今、判明した。

ステータスは後程確認しよう。
それよりも私は、しなければならないことがあるので、
すぐ行動に移した。

他の奴隷達の視点 


飛び散った肉片。

筋繊維の切れる不快な音。

ついさっきまで生きてたであろう人間の内臓。

そんな血だまりの中心には、


ちぎり取られた"ご主人様"が居た。