家を訪ねて三千里

Lam

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30.辺境の街③

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おはようございます!ベルです。
目が覚めたんですが、状況がわかりません!
多分、大きいパジャマ?の上着のみを着せられてお兄ちゃんに抱き込まれています。
うーん、これお兄ちゃんのパジャマかな?

「お兄ちゃん!お兄ちゃん!おはよう!」

ちゅ!とキス付きで起こしてみます。

「うーん、ベルおはよう…ん?ベル目が覚めたの?大丈夫かい?」

初めは寝ぼけて起きたお兄ちゃんでしたが、途中からしっかり目覚めたのか、私の体調を気にしています。

「うん、大丈夫!昨日はMPを多量に使ったので疲れ切っていたの!流石にあそこまでの大怪我だと治療にかなりMPを持っていかれたわ!」

「そ、それはベルが寝込むほど?」

「うん、流石に残りのMPが800位になってた!」

「え?3万だかあるベルのMPが1000以下?やばくない?」

「徐々に減ったんならそうでもないけど、一気に減ったから気持ち悪かったの…」

「そうか…もう無理しちゃダメだよ?」

そう言ってお兄ちゃんってば大人のキスをしてくれた!もう、お兄ちゃんたら!

「あ!お兄ちゃん、あの後どうなったの?」

「ああ、あの後はね…」 

お兄ちゃんが話してくれた事によると、あの後約2時間で2人とも無事に目が覚めて、ハリー達の買ってきた体力ポーションを飲んでほぼ復活したらしいです。
そして、驚愕の事実が!!
実はアンジーちゃんは5歳の時の病気で失明していたらしいです!
え???今回の事故のせいじゃなかったの?
いや治しましたけど…
もうアンジーちゃんは大泣きするし、ジョーとお母さんは感激して叫んでるし違う意味でパニックになったらしいです。
とにかく、その後に落ち着いてから、まだ安静にしなければならないと説明して次の日までは休んで明日…もう今日だね!…そして私の回復魔法を誰にも話さないように魔法契約を結ぶのも今日することになったらしい。もちろん、治療した2人にも契約してもらう事になるって!

「あ!お兄ちゃん!そう言えば昨日の2人って服はどうしたの?」

「へ?あ?服?…あ!そのままだ!!」

「あちゃー!着替えの事すっかり忘れてたわ!昨日の事故にあった時の服を着たままなのね?」

「ごめん!ベル…僕は全然気付かなかった…」

「あー作るのはいいんだけど…私は2人の身長とか分からないわ…お兄ちゃん分かる?」

「あーん、妹の方は、僕と同じくらいか少し小さいかな?兄の方は…僕より頭1つは大きかった気がする…うろ覚えでごめんね?お母さんはヒルダより少し低いくらいだったよ!」

「ありがとう、お兄ちゃん!今の話を目安に作ってみるね!後は着てから調節するわ」

「頼んだね?あと、今日の僕達はどうする?」

「うーんと…お兄ちゃん昨日商業ギルドで紹介状貰ってたよね?もしかして護衛の奴隷を見に行くんじゃないの?」

「うん、今日とは思ってないけど…近日中には行くと思う。」

「行くなら、うーんと貴族的な服がいいかな?って…奴隷商でゴリ押しが効くように(笑)でも、今日行かないならそれなりのなんちゃってセレブでいいかな?って思うわ」

「そうだね…じゃあベルの好きにしていいよ?」

お兄ちゃんから許可でました!
そうだ!忘れてたけど、あの子達の鑑定結果を相談しなくちゃ!!

「ありがとう!あ!あとね…昨日、怪我を治すのに詳細鑑定したら2人とも家名があったの…」

「え?家名?じゃあ貴族なの?」

「お母さんも見てみないと分からないけど…たぶんそうだと思うよ?お兄ちゃんも見たらわかると思う…鑑定してみてね?」

「あぁ…他国からの移住者って聞いてたけど、もしかして訳ありなのかな?ホントは僕達と契約してもらって、旅に連れて行こうかと思ってたんだけど…」

「うーん、どうかな?でもこの街にいる事は出来ないよ?死にそうな怪我してたのにピンピンしてたら騒動の元だし…そこも相談かな?」

「そうだね…とりあえずダメ元で1度は、旅に誘ってみるよ、ダメなら違う街までの移動は援助する…かな?」

「そうねー!彼らと話をしないと決められないし…先に服を錬金術で作っちゃうね!」

うーんと黒髪の女の子のイメージは、グリーンの夏用のワンピースにの上に昨日の透かし織りを重ねてフンワリお嬢様風、男の子は赤毛だから黒…より紺色のズボンとベストでブラウスは白で首元と襟にだけレースの飾り襟と袖にするかな?お母さんは女の子と同じ黒髪なので、濃いワインレッドのノースリーブワンピースに袖だけをふんわりと透かし模様の生地をつけて長袖にして、胸元は四角くして袖と同じ透かしの生地を何枚も重ねて見えないフリルで隠す感じかな?
後、下着だよね!そこは以下略で!
後は私達…2人ともモノトーンゴシックで良いかな?
お兄ちゃんは、白の透し模様のブラウスで首元でリボン結びに出来るようなタイプにしてベストとズボンはどちらも裾に金の薔薇の刺繍を入れるっと、私はお兄ちゃんのブラウスと同じ生地の透し模様のフリフリ長袖ブラウスでその上に黒の袖なしワンピースを着るっと…あ!刺繍はやっぱりお兄ちゃんとお揃いの金の薔薇の模様をスカートの裾とベストに入れるの!

「お兄ちゃん、出来たよー!着てみて!」

「うん…でももったいないなー」

「え?何が?」

「いや…ベルの格好がさ、彼シャツを着てる女の子って感じでしょ?実にいいよ!」

お兄ちゃん…安定のスケベ発言ありがとう…3歳児に何言ってるのかな?

「お兄ちゃん…YESロリータNOタッチ だ・か・ら・ね?」

「えー?ベル成分が足りなくなるー!お触りだけプリーズ!!」

「そんな成分いりません!だからダメ!!」

「ケチーーー!」

…お兄ちゃん、私LOVEがブレないな…
とりあえず着替えよーっと!! 





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