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林 凜太朗
しおりを挟む好きな事にはどっぷりハマるけど興味のない事には無関心
昔からはっきりとした性格だ
*林 凜太朗***
月曜日の朝
休日明けは非常に眠くて非常にやる気が起きない
ちゃんと起きて電車を乗り継ぎ通学してきただけでも誰かに褒めて欲しいくらいだ
林 凜太朗(はやし りんたろう)20歳
朝は弱い方だが今日は単位を落とすとまずい講義が1限にあった為遅刻せずに大学に来たのだがまさかの休講になり、この頑張りを返せと今まさに心の中で叫んでいた所だ
そんな所に自分の名前を叫びながら走ってくる人影が見えた
真咲:凛!凛ー!これ一緒に聴こうぜ!
凛:真咲、わかるように話しかけて
真咲:あ、ごめん。嬉しすぎてつい
凛:なんとなく察しはつくけどね。それでどうしたの
真咲:そうそう、俺の好きなアーティストの新曲が出たんだよ!その曲がめちゃくちゃ良くて早く凛と結人にも聞いて欲しくてさ~!んで、今たまたま凛を見かけたから呼び止めたってわけ!
目をキラキラさせる真咲に時間もあるし良いよ、とOKをだす
2人で休憩室のベンチまで移動した
真咲:どうだった!?
凛:うん、良い曲だね。人気でそう
真咲:だよな~!少しずつファンも増えてるらしいし人気絶頂も夢じゃないよな!
凛:でも真咲はファンが増えてもいいの?なんかずっと前から応援してる身としては売れて欲しい反面少しモヤモヤしない?
真咲:あ~、凛の言うこともわからなくはないけどな。俺は前から知ってるのにー!みたいなやつだろ?けどやっぱり皆に曲を聞いて欲しいしどんどん有名になって欲しいからな!
真咲の満面の笑みになんだかほっとする
凛:真咲は本当、真咲だよね
真咲:え?なにそれ。けど凛は独占欲強いよな~
凛:そう?
朝花:あ、いたいた。凛ー!
手にノートを持った朝花が声をかけてきた
凛:おはよ朝花、どうしたの?
朝花:おはよー。真咲も一緒だったんだ?
あのね、このノートを今日琴乃に返したいんだけど琴乃が今日5.6限しかないみたいで講義の時間合わなくって。夜琴乃の家に行こうかと思ってたんだけど選択講義が多い凛なら琴乃に会うんじゃないかなと思って頼みたいんだけど…
どうやら琴乃に借りたノートを返そうと思ったが朝花は3限までしか講義がなくその後バイトを入れてしまっていて琴乃に会えそうもないから託したいとの事だった
凛:いいよ、渡しとくよ。
朝花:ありがと~助かる!
朝花からノートを預かりその場で解散した
夕方になり琴乃と会う約束をしてノートを渡した
琴乃:ありがとう!ねぇ凛ちゃん、今日はバイトあるの?
凛:ううん、ないよ。そのまま帰るつもり
琴乃:本当?じゃぁ凛ちゃんのお家ちょっとだけお邪魔してもいいかなぁ?
凛:いいけど、どうしたの?
琴乃:夜まで内緒~
嬉しそうな顔をする琴乃に疑問を持ちつつ6限が終わった後"一旦家に帰る"と琴乃に言われたので凛の最寄り駅で待ち合わせをして2人で家に向かった
琴乃:お邪魔します!
凛:どうぞ
凜太朗と琴乃は元々実家が近所にあり子供の頃からの付き合いだ
琴乃が引越しをする事になり中学2年生の途中から高校の間は離れ離れになり1度も会うことはなかったが大学生になり偶然にも同じ大学を受験して5年弱ぶりの再会を果たした
琴乃は実家から大学まで通える距離の為実家暮らしで凜太朗は大学から数駅離れた所に一人暮らしをしている
琴乃:凛ちゃんのお家初めてだ~広いね!
凛:広さと構造で選んだからね
琴乃:構造?なにか特殊なの?
凛:壁が防音なの。映画鑑賞が趣味だから
琴乃:そっか!凛ちゃんよくDVD借りてるもんね!防音か~凄いね~
感心しながら琴乃が壁をコツコツと叩く
凛:それで今日はどうしたの?
琴乃:あ、あのね。この間皆でお誕生日のお祝いしたでしょ?実は私、個人的にお祝いの品を用意してて今日持ってきました!
凛:ケーキ?
琴乃:なんでわかったの!!
凛:なんとなく…
琴乃:ケーキはケーキでもね、ロールケーキだよ!
ドヤ顔の琴乃が紙袋から出してきたのは美味しそうな手作りロールケーキだった
凛:美味そう
琴乃:りんごと紅茶のロールケーキだよ!材料は元々買ってあって今日の朝作ったんだ。ロウソク立てよっか!
琴乃は2と0の形をしたロウソクを取り出しキッチンで火を付けてバースデーソングを口ずさみながらテーブルまでケーキを運んできた
琴乃:ハッピーバースデートゥーユー♬︎
凛ちゃん20歳おめでとうー!
フーッ
凜太朗が一気に火を吹き消す
凛:ありがとう琴乃
琴乃:いえいえ、渡せて良かった。食べようか!
琴乃が再びキッチンに向かい丁度良いサイズに切り分ける
テーブルの上にケーキとお茶を用意し美味しくケーキを頂いた
凛:ご馳走様でした。凄く美味しかったです
琴乃:お粗末様です。残りは冷蔵庫に入れとくね
凛:ありがとう
お皿片しちゃうねと言い立ち上がった琴乃を凜太朗が呼び止める
凛:琴乃
琴乃:ん?なぁに…
ちゅ…
それは不意のキスだった
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