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一.サイバー・ハイジャック
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2025年、8月12日、AM 7:00、関西国際空港(関空) 管制室。
管制 「xxx275便、xxx275便、応答せよ。航路が逸れています」
275便「自動操縦、コース異常。自動操縦、コース異常。これより、マニュアル操縦モードに切替」
管制 「了解」
・・・
275便「管制室へ。操縦モード切り替わりません」
管制 「そんなはずはない。計器異常を確認し、再度、操縦モード切替実行されたし」
275便「ダメです。何度やっても、切り替わりません」
管制 「計器異常は、ありますか?現在、紀伊水道沖を、室戸岬付近に向かっています」
「まもなく、xxx社の技術スタッフが到着するので、乗客に悟られないように、操縦モード切替を試みてください」
275便「了解」
xxx社、管制サポート室「いったい、どうなっているんだ」
xxx社、運行技術室「ダッ、ダメです。世界中の当社の一部航空機が、今朝7:00から、一斉に、自動操縦が暴走しています」
xxx社、管制サポート室「なっ、なにぃー。今後の対応と成り行きは」
xxx社、運行技術室「サイバーテロの可能性が高いと思われますが、原因調査の間に、現在、飛行中の航空機の燃料がなくなります。直ちに、当社の全航空機の離陸をストップしてください」
xxx社、管制サポート室「離陸ストップ、了解」
xxx社、管制サポート室「xxx社、管制サポート室です」
「全世界のエアポート管制室へ。当社の航空機は、おそらくサイバーテロにより、xxx社一部航空機は自動操縦異常に陥ったものと思われます。ただちに、当社の航空機の離陸をストップしてください。・・・」
xxx社、運行技術室「このままだと、飛行中の当社機は燃料が切れてしまいます」
xxx社、管制サポート室「何を言っているんだ。墜落するまで、指を加えて見てろといのか」
xxx社、運行技術室「・・・。いや、燃料切れ15分前には、操縦モードが手動に切り替わるはずです。プラス予備燃料分飛ぶことができます」
xxx社、管制サポート室「よし、わかった。世界中のエアポート管制室に協力を要請し、当社航空機の燃料切れ15分前の位置とベクトルを計算し、着陸可能なエアポートに協力を要請しよう。各航空機の燃料切れ15分前の状況は、割り出せるか」
xxx社、運行技術室「はい、やってみます。現在の、各航空機の残燃料とベクトルは捕捉しているので、各航空機の燃料切れ15分前の着陸候補エアポートは、全てデータ化します」
xxx社、管制サポート室「よし、データができたら、すぐに各航空機ごとの着陸可能エアポートへ、第一候補から、順番に連絡しよう」
xxx社、運行技術室「はい、お願いします。ただ、7:10に関空着陸予定だった275便だけが、あと10分で、マニュアルモードに切り替わるのですが、直近エアポートに着陸できるか、危険な状態にあります」
xxx社、管制サポート室「世界中の管制には、サポート依頼は行った。275便は直接、管制と対応しながら、進めよう。275便は具体的にどうなんだ」
xxx社、運行技術室「あと10分で、五島列島の宇久島(うくじま)、西方100km付近で、マニュアルモードに切り替わり、直近のエアポートは、五島列島の上五島空港か韓国済州島の済州国際空港になります。しかし、距離的に不安が残ります。あと、・・・」
xxx社、管制サポート室「あと、なんだ」
xxx社、運行技術室「あと、距離的に安全なところで、小値賀(おぢか)空港という休港がありますが、メンテナンス状況は不明です」
xxx社、管制サポート室「よし、いずれにせよ、航空自衛隊か海上自衛隊か海上保安庁に支援を要請する必要がある。小値賀空港は、位置的に海上自衛隊の佐世保地方隊に近く、有事の対応は可能なはずだ。迷っている時間はない。管制は、航空自衛隊第15警戒隊がある福江島分屯地に依頼する。275便には、関空管制から連絡してもらう。運行技術室は、すぐに小値賀空港のメンテナンス状況と着陸方法を調べたし」
xxx社、運行技術室「了解しました」
・・・
関空管制「275便へ。275便は、五島列島沖で操縦モード切替後、五島列島の小値賀空港へ引き返されたし。空港の状況を転送する。小値賀島(おぢかじま)、南側より、着陸されたし。小値賀空港は、両側とも海になっており、万一の場合に備え、海上自衛隊の佐世保地方隊に救助支援を要請済みです。乗客へは、万全の態勢で必ず無事着陸できるので、着陸にあたって機長の指示に従うようアナンスされたし」
275便「了解しました」
関空管制「275便、管制はこれより航空自衛隊第15警戒隊、福江島管制に切り替えます。この通信は、既に福江島管制とも共有しています」
関空管制「福江島管制、これより、275便の管制お願いします」
福江島管制「了解しました。275便へ、これより福江島管制が275便を小値賀空港へ誘導します。あと、3分で、マニュアル操縦モードに切り替わりますので、Uターンし、北緯33度18分付近を、東経129度7分まで、東へ向かってください。その後、北東の小値賀空港へ向かってください」
275便「了解しました」
275便「お客様へ、本日は、xxx社275便をご利用いただき、誠にありがとうございます。機長である私は、乗客の皆様を必ず無事に帰還させていただきますので、私を信じて、これからのアナウンスに決して動揺することなく、お聞きください」
「当機は、先ほど放送させていただきました通り、関西空港を通過し、自動操縦のトラブルで西へ向かっております。しかしながら、あと2分で自動操縦からマニュアルモードに切り替わり、現在、五島列島の西方約100km付近からUターンし、五島列島の小値賀空港へ向かいます」
「小値賀空港へは、あと10分ほどで、着陸予定です。当機は、必ず無事に着陸しますが、着陸状況によっては滑走路を通過して、最終的に海へ着水の可能性があります。つきましては客室乗務員の指示に従い、救命胴衣を空気を入れずに着用し、シートベルトを付けてお待ちください」
「また、万が一着水した場合に備え、既に佐世保の海上自衛隊が救命ボートを準備し、救出準備を万全に整えておりますので、どうかご安心下さい」
福江島管制「海上自衛隊佐世保地方隊へ。救命ボートの準備状況はどうですか」
佐世保地方隊「海上自衛隊の船舶では、乗員数的に間に合いません。現在、小値賀町と交渉し、1時間以内に着港できるフェリーや漁船をあたってもらっています。400人乗りのフェリー”なるしお”が7:30分過ぎに、小値賀港へ到着予定で、交渉中です。ただし、空港付近までフェリーは、近づけないので、ピストン輸送のできる海上自衛隊の船舶はもとより、小値賀の漁船にも呼びかけてもらっています」
275便「福江島管制、小値賀空港が、見えてきました。当機はあと2分で着陸できる見込みです」
福江島管制「了解。十分注意して、着陸されたし」
・・・
275便「了解。あっ。ダメです。なっ、何かいます。しっ、鹿らしき動物がいます。ゴーアラウンドします」
275便「こちら機長です。乗客の皆さんへ。滑走路に障害物があり、当機は着陸をやり直します。滑走路が半分近く使えないため、最終的に着水することになります。既に、着水付近海上には、海上自衛隊の船舶ならびに漁船が待機しています」
「皆様におかれましては、救命胴衣を装着したままで決して機内では膨らませないで、スタンバイお願いします。着水しても、皆様が船舶へ移動するまで、十分時間がありますので、着水後も安心して自衛隊員の指示にしたがってください」
「尚、着水後は、お年寄りやお子様ならびにお身体に不自由のある方から、順番に機外へ出ていただくようお願いします」
275便「福江島管制へ。機内アナウンスの通り、当機は間もなく着陸後、着水します」
福江島管制「275便へ。乗客収容予定の大型フェリーが遅れている模様。航空機浮揚時間はギリギリ間に合わない可能性あり。着水地点から1km西方の漁港との間で、10隻によるピストン輸送に切り替える」
275便コックピット内「当機が沈むまで1時間。1隻で3往復として、およそ400人くらいか・・・。乗客と搭乗員合わせて、420人・・・。危険だな。考えている時間はないな」
275便「こちら機長です。乗客の皆さんへ。当機は、着陸態勢に入りました。着水後、私の指示にしたがい、落ち着いてハンディのある方から順番に譲り合って並んでください」
「自衛隊の連絡を受け次第、8つの出口を開けますので、外へ出たら、自衛隊員の指示にしたがって、救命船に乗り移ってください。救命船は漁港との間をピストン輸送しますので、乗船の順番がくるまで、絶対に前の人を押さないようにしてください」
・・・
「当機は、無事着水しました」
「ただいま、自衛隊からの指示がありました。扉を開けますので、絶対に前の人を押さないようにしてください」
・・・
4回目の乗客と乗務員を乗せるピストン救命船が275便に、戻ってきた。
もはや、浸水しはじめており、航空機の電気系統もストップしいた。
機長肉声「皆さん、最後まで、ご辛抱いただき、誠にありがとうございました。今後、このようなことがないように、弊社をあげて対策をおこなっていきますので、今後ともよろしくお願いします」
乗客「ありがとうございます」
「機長もご無事で」
・・・
副機長「きっ、機長。どこへ行くのですか」
機長「いや、ブラックボックスを取ってくる」
副機長「何を言っているんですか。もう、沈みますよ」
機長「まだ、大丈夫だよ。キミは、先に行きなさい」
機長は、副機長の背中を扉の外へ押し出した。
ところが、副機長が救命艇に乗り移った瞬間、機体が大きく傾き始めた。
副機長「きっ、きちょー」
275便は、そのまま一気に沈んでいった。
管制 「xxx275便、xxx275便、応答せよ。航路が逸れています」
275便「自動操縦、コース異常。自動操縦、コース異常。これより、マニュアル操縦モードに切替」
管制 「了解」
・・・
275便「管制室へ。操縦モード切り替わりません」
管制 「そんなはずはない。計器異常を確認し、再度、操縦モード切替実行されたし」
275便「ダメです。何度やっても、切り替わりません」
管制 「計器異常は、ありますか?現在、紀伊水道沖を、室戸岬付近に向かっています」
「まもなく、xxx社の技術スタッフが到着するので、乗客に悟られないように、操縦モード切替を試みてください」
275便「了解」
xxx社、管制サポート室「いったい、どうなっているんだ」
xxx社、運行技術室「ダッ、ダメです。世界中の当社の一部航空機が、今朝7:00から、一斉に、自動操縦が暴走しています」
xxx社、管制サポート室「なっ、なにぃー。今後の対応と成り行きは」
xxx社、運行技術室「サイバーテロの可能性が高いと思われますが、原因調査の間に、現在、飛行中の航空機の燃料がなくなります。直ちに、当社の全航空機の離陸をストップしてください」
xxx社、管制サポート室「離陸ストップ、了解」
xxx社、管制サポート室「xxx社、管制サポート室です」
「全世界のエアポート管制室へ。当社の航空機は、おそらくサイバーテロにより、xxx社一部航空機は自動操縦異常に陥ったものと思われます。ただちに、当社の航空機の離陸をストップしてください。・・・」
xxx社、運行技術室「このままだと、飛行中の当社機は燃料が切れてしまいます」
xxx社、管制サポート室「何を言っているんだ。墜落するまで、指を加えて見てろといのか」
xxx社、運行技術室「・・・。いや、燃料切れ15分前には、操縦モードが手動に切り替わるはずです。プラス予備燃料分飛ぶことができます」
xxx社、管制サポート室「よし、わかった。世界中のエアポート管制室に協力を要請し、当社航空機の燃料切れ15分前の位置とベクトルを計算し、着陸可能なエアポートに協力を要請しよう。各航空機の燃料切れ15分前の状況は、割り出せるか」
xxx社、運行技術室「はい、やってみます。現在の、各航空機の残燃料とベクトルは捕捉しているので、各航空機の燃料切れ15分前の着陸候補エアポートは、全てデータ化します」
xxx社、管制サポート室「よし、データができたら、すぐに各航空機ごとの着陸可能エアポートへ、第一候補から、順番に連絡しよう」
xxx社、運行技術室「はい、お願いします。ただ、7:10に関空着陸予定だった275便だけが、あと10分で、マニュアルモードに切り替わるのですが、直近エアポートに着陸できるか、危険な状態にあります」
xxx社、管制サポート室「世界中の管制には、サポート依頼は行った。275便は直接、管制と対応しながら、進めよう。275便は具体的にどうなんだ」
xxx社、運行技術室「あと10分で、五島列島の宇久島(うくじま)、西方100km付近で、マニュアルモードに切り替わり、直近のエアポートは、五島列島の上五島空港か韓国済州島の済州国際空港になります。しかし、距離的に不安が残ります。あと、・・・」
xxx社、管制サポート室「あと、なんだ」
xxx社、運行技術室「あと、距離的に安全なところで、小値賀(おぢか)空港という休港がありますが、メンテナンス状況は不明です」
xxx社、管制サポート室「よし、いずれにせよ、航空自衛隊か海上自衛隊か海上保安庁に支援を要請する必要がある。小値賀空港は、位置的に海上自衛隊の佐世保地方隊に近く、有事の対応は可能なはずだ。迷っている時間はない。管制は、航空自衛隊第15警戒隊がある福江島分屯地に依頼する。275便には、関空管制から連絡してもらう。運行技術室は、すぐに小値賀空港のメンテナンス状況と着陸方法を調べたし」
xxx社、運行技術室「了解しました」
・・・
関空管制「275便へ。275便は、五島列島沖で操縦モード切替後、五島列島の小値賀空港へ引き返されたし。空港の状況を転送する。小値賀島(おぢかじま)、南側より、着陸されたし。小値賀空港は、両側とも海になっており、万一の場合に備え、海上自衛隊の佐世保地方隊に救助支援を要請済みです。乗客へは、万全の態勢で必ず無事着陸できるので、着陸にあたって機長の指示に従うようアナンスされたし」
275便「了解しました」
関空管制「275便、管制はこれより航空自衛隊第15警戒隊、福江島管制に切り替えます。この通信は、既に福江島管制とも共有しています」
関空管制「福江島管制、これより、275便の管制お願いします」
福江島管制「了解しました。275便へ、これより福江島管制が275便を小値賀空港へ誘導します。あと、3分で、マニュアル操縦モードに切り替わりますので、Uターンし、北緯33度18分付近を、東経129度7分まで、東へ向かってください。その後、北東の小値賀空港へ向かってください」
275便「了解しました」
275便「お客様へ、本日は、xxx社275便をご利用いただき、誠にありがとうございます。機長である私は、乗客の皆様を必ず無事に帰還させていただきますので、私を信じて、これからのアナウンスに決して動揺することなく、お聞きください」
「当機は、先ほど放送させていただきました通り、関西空港を通過し、自動操縦のトラブルで西へ向かっております。しかしながら、あと2分で自動操縦からマニュアルモードに切り替わり、現在、五島列島の西方約100km付近からUターンし、五島列島の小値賀空港へ向かいます」
「小値賀空港へは、あと10分ほどで、着陸予定です。当機は、必ず無事に着陸しますが、着陸状況によっては滑走路を通過して、最終的に海へ着水の可能性があります。つきましては客室乗務員の指示に従い、救命胴衣を空気を入れずに着用し、シートベルトを付けてお待ちください」
「また、万が一着水した場合に備え、既に佐世保の海上自衛隊が救命ボートを準備し、救出準備を万全に整えておりますので、どうかご安心下さい」
福江島管制「海上自衛隊佐世保地方隊へ。救命ボートの準備状況はどうですか」
佐世保地方隊「海上自衛隊の船舶では、乗員数的に間に合いません。現在、小値賀町と交渉し、1時間以内に着港できるフェリーや漁船をあたってもらっています。400人乗りのフェリー”なるしお”が7:30分過ぎに、小値賀港へ到着予定で、交渉中です。ただし、空港付近までフェリーは、近づけないので、ピストン輸送のできる海上自衛隊の船舶はもとより、小値賀の漁船にも呼びかけてもらっています」
275便「福江島管制、小値賀空港が、見えてきました。当機はあと2分で着陸できる見込みです」
福江島管制「了解。十分注意して、着陸されたし」
・・・
275便「了解。あっ。ダメです。なっ、何かいます。しっ、鹿らしき動物がいます。ゴーアラウンドします」
275便「こちら機長です。乗客の皆さんへ。滑走路に障害物があり、当機は着陸をやり直します。滑走路が半分近く使えないため、最終的に着水することになります。既に、着水付近海上には、海上自衛隊の船舶ならびに漁船が待機しています」
「皆様におかれましては、救命胴衣を装着したままで決して機内では膨らませないで、スタンバイお願いします。着水しても、皆様が船舶へ移動するまで、十分時間がありますので、着水後も安心して自衛隊員の指示にしたがってください」
「尚、着水後は、お年寄りやお子様ならびにお身体に不自由のある方から、順番に機外へ出ていただくようお願いします」
275便「福江島管制へ。機内アナウンスの通り、当機は間もなく着陸後、着水します」
福江島管制「275便へ。乗客収容予定の大型フェリーが遅れている模様。航空機浮揚時間はギリギリ間に合わない可能性あり。着水地点から1km西方の漁港との間で、10隻によるピストン輸送に切り替える」
275便コックピット内「当機が沈むまで1時間。1隻で3往復として、およそ400人くらいか・・・。乗客と搭乗員合わせて、420人・・・。危険だな。考えている時間はないな」
275便「こちら機長です。乗客の皆さんへ。当機は、着陸態勢に入りました。着水後、私の指示にしたがい、落ち着いてハンディのある方から順番に譲り合って並んでください」
「自衛隊の連絡を受け次第、8つの出口を開けますので、外へ出たら、自衛隊員の指示にしたがって、救命船に乗り移ってください。救命船は漁港との間をピストン輸送しますので、乗船の順番がくるまで、絶対に前の人を押さないようにしてください」
・・・
「当機は、無事着水しました」
「ただいま、自衛隊からの指示がありました。扉を開けますので、絶対に前の人を押さないようにしてください」
・・・
4回目の乗客と乗務員を乗せるピストン救命船が275便に、戻ってきた。
もはや、浸水しはじめており、航空機の電気系統もストップしいた。
機長肉声「皆さん、最後まで、ご辛抱いただき、誠にありがとうございました。今後、このようなことがないように、弊社をあげて対策をおこなっていきますので、今後ともよろしくお願いします」
乗客「ありがとうございます」
「機長もご無事で」
・・・
副機長「きっ、機長。どこへ行くのですか」
機長「いや、ブラックボックスを取ってくる」
副機長「何を言っているんですか。もう、沈みますよ」
機長「まだ、大丈夫だよ。キミは、先に行きなさい」
機長は、副機長の背中を扉の外へ押し出した。
ところが、副機長が救命艇に乗り移った瞬間、機体が大きく傾き始めた。
副機長「きっ、きちょー」
275便は、そのまま一気に沈んでいった。
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