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総仕上げ⑦
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ざわざわ、ざわざわ。
名前が決まった次の日、そうそうにマーファに向かう事に。
理由は冷蔵庫ダンジョンで、若手達の総仕上げしたいから。春祭りが終わった後、すぐにカルーラへ向かって移動する。後、1ヶ月ちょっとだ。サブ・ドアの1つはルーティのウサギ部屋近くに繋がっているが、もっと詰め込みでやりたいし、魔境のシヴァ達の研鑽もあるからね。
レクスを経由して、マーファに帰る。地理的に馬車が無理だから、どうしても経由しないとね。ルーム使って、ノワールで、餃子の皮のホークさんに具材の私が包まって移動すれば簡単なんだけど、そうなると色々疑われたらいややしね。
で、レクスの前で、勢揃いした従魔ズに、警備の皆さんざわざわ。イシスやビアンカ、ルージュ、仔達は分かっていたけど、やっぱり、13体の若手達に驚かれた。
「えっと、テイマー様? こちらは…………」
「はい、新しい従魔です」
はい、皆さん絶句。顔には色んな文字が浮かぶ。
こんなに増えてる、とか、管理できるの、とか、あの人大丈夫なの、とかね。
対応してくれた警備の人は戸惑いの表情。多分、こんなにたくさん連れて来るとは思っていなかったと思う。
「私達、このままマーファに向かいますから」
「そうですか、お気をつけて…………」
から笑いを浮かべそうな警備の人。
私はペコペコしながら馬車に向かう。色んな視線を浴びながら、ノワールの馬車は出発。
ウルフやジャガーやグリフォンに囲まれた馬車。見た目は馬車が逃げてるように見えるけど、勘違いされそうな雰囲気丸出しでマーファに。
「………………………お帰りなさい、テイマー様」
一瞬、沈黙されたけど、こちらはすぐに対応してくれる。
『ユイ、冷蔵庫ダンジョンに行くのです』
『総仕上げをしたいわ』
『我も行きたいのだ』
『ソウダナ』
「まずはギルドに報告よ。山風の皆さんにもメッセージ残さんと」
マーファに帰ったらすぐに冷蔵庫ダンジョンに行くのは話し合って決まっていたが、まず、合流メンバーをパーティーハウスに迎えにいかないと。
パーティーハウスで待機している晃太とミゲル君、エドワルドさん、アリス、シルフィ達と合流だ。チュアンさん、マデリーンさん、オシリスが迎えに行ってくれる。
「さ、行くよ」
心配なのは初めての街に入る若手達。
「ビアンカ、ルージュ、頼むよ」
『分かっているのです』
『大丈夫よ』
若手達は、オフィーリアを先頭にして2列に並ぶ。躾られた感が。
『ねえね、ダンジョン行くの? 早く行きたいっ、ヒスイ、いっぱい頑張りたいっ』
「よしよし、手続きしてね」
ヒスイからかわいかおねだりが飛び出すが、内容がバトルジャンキー臭プンプンや。
ノワールの手綱はホークさんが持ち、まっすぐギルドに向かう。ヒスイが私にぴったり張り付く。かわいか。
ざわざわ、ざわざわ、ざわざわ。
仕方ない。
13体の若手達もそうだけど、やはり目立つのはイシスだ。マーファでは初お目見えのイシスは、人々のざわめきなんて歯牙にもかけない。堂々としている。ただ、仔達の姿に、あ、帰って来たんだ、大丈夫だったんだ、みたいな優しい視線がきた。
マルシェを通ると、声をかけられた。
「お帰りなさい、テイマーさんっ、ビアンカさん、ルージュさんっ、修行お疲れ様ですっ」
いつも購入する焼き小籠包の屋台のご主人だ。
元気が屋台の中に顔を突っ込もうとするので、慌てバンダナを引く。
「ダメよ元気」
「くうんっ」
「すみません」
「いえいえ、ゲンキ君、お帰り」
「わふん」
この屋台のご主人は、マーファで最初にお買い物した屋台だ。挨拶程度だけど、こうやって気さくに声をかけてくれて、いつも嬉しい。他の屋台はやはり魔物であるビアンカやルージュ達に、何かしらの抵抗感を感じていたが、ここのご主人は最初から友好的だ。時間が経つと、その抵抗感はなくなって、皆さん、商売上手だ。
「ありがとうございます」
ビアンカとルージュの鼻息と仔達のねえねコールで、焼き場にある小籠包をすべて購入する。時間がないので、挨拶して失礼する。
ギルドには問題はなく到着したが、全員入るわけない。
申し訳ないけど、係のかたにギルド前に出てきてもらい、若手達の紹介する。わぁ、みたいな顔をされたけど、すぐにリティアさんが来てくれて、素早く手続きが済む。ギルド内には、ホークさんとエマちゃん、ビアンカと三人娘、若手代表オフィーリアが付いてくれる。カウンターで山風の皆さんにメッセージを残そうとしていると、ロッシュさんが走ってきた。
「ロッシュさん?」
「はあっ、良かった、すれ違わなくて」
しっかり装備品に身を包んだロッシュさん。どうやら今日の午前中、マルシェでご家族と買い物していたら、母と遭遇したと。それで、今日私達が帰り付く事や、すぐに冷蔵庫ダンジョンに行く事を知ったみたい。
「ユイさん、今から冷蔵庫ダンジョンですよね? ご一緒しますよ」
ギルドの外では、ラーヴさん達もしっかり装備して来ているって。
「ありがとうございます。実はまだどこの階スタートするか決めてなくて」
そう、リティアさんにちょっと相談しようと思って。
素早くいつもの応接室に案内される。
「リティアさん、急ぎの依頼はありますか?」
「はい。バーザタイラントの追加依頼がありまして」
クラインからの依頼ね。大分卸したけど足りないんやね。微弱だけど、蓄積型の毒で、吸った個体の差とかあったりで、症状が出る時期がバラバラで、まだ症状を訴える人が増えてるそうだ。その主は幼い女の子。極微量の毒を放つ草型の魔物は、普段はスルーされるが、かわいいピンクの小さな花を咲かせる。それを小さな女の子は知らずに摘んで、花輪にしたり、髪に差したりで、まともに毒を吸ってしまっている。しかも蓄積型だから、親が気がついた時に引き離しても、どうしようもない状況になってるって。この毒は少しくらいなら症状はでない。自力で自然に体内で解毒できるんだけどね。
大量発生理由としては、もともとの植物魔物とは少しだけ、形と色が変わって、誰にも気が付かれず、特異変種がしれっと発生していたのに気づかれなかった事。特にこういった弱い植物魔物は繁殖力がとても強い事で、瞬く間に広がったみたい。しっかりしたマスクさえすれば、毒は防げるので、クラインの人たちはせっせと駆除しているそう。
ただ、症状が出る人達が後を経たない。
「クラインからも騎士団がマーファに派遣されています」
とうとう国から騎士団の一部が、こちらに来ると。
クラインにも魔の森はあり、バーザタイラントが探せばいるのだろうけど、それだけでは、とてもじゃないけど足りない。確実にバーザタイラントがいるダンジョンを有し、クラインと友好国なのはユリアレーナだ。シーラの試練のダンジョンにも出るらしいけど、かなり、難易度の高いエリアにまで行かないといないって。とにかく、大量にバーザタイラントの目玉が早く手に入るのは、冷蔵庫ダンジョンだ。
あれだけ納品したのに、足りてないんや。小さな女の子が症状がひどいそうやけど、親御さんにしたら、蛇のポーションが最後の希望やから、きっと祈るような気持ちのはず。
「その騎士団って、いつマーファに?」
「数日後に首都に到着、かなり早足で来るはずですので、春祭りの前には到着するはずです」
クラインも症状が出た人達の為に必死なんやね。
「特に妊婦への影響も心配されています」
えっ?
「えっ、妊婦さんも酷い、あ、胎児に悪影響って事ですか?」
「はい、そうです。まだ、はっきり分かっていませんが、国が懸念しているのなら、少なくとも視力に問題を抱えたままで生まれる可能性があります」
なんや、どっかで聞いた事がある……………あっ、公害や、社会の授業で習ったやつや。汚染された海の海産物を摂取した妊婦さんから生まれた赤ちゃんに症状が出た。あれやな。
「蛇のポーションがあれば防げるものですか?」
「妊婦でも摂取できるような処理は必要ですが、予防薬としての効果は確実にあります」
クラインの妊婦さん、不安でたまらんやろうなあ。
なら、頑張って、拾わんと。
ギルド所有の転移石は只今魔力のチャージ中。
「分かりました。20階スタートにして、集中します」
「よろしくお願いします」
予定は一週間だけど。
「おそらく、今まで以上に出るはずです」
なんせ、勢揃いしてますからね。
ビアンカとルージュの強さは既に身に染みるように分かっている。赤ちゃんだった元気達も、驚くほど大きくなり、魔境での修練にだって耐え抜いた。
厄災クラスのイシスにアレス。しかも、始祖神様のブーストを持つ。その伴侶であるオシリスとアリスだって、弱い訳がない。イシスの仔であるホルスも優秀。
魔法馬から戦車馬(チャリオットホース)に進化したノワールだって、ぶひひん特急だ。
そして加わった13体の若手達。いずれは魔境のエリアボスの補佐候補だ。
一度アレスにきつくあたったけど、そうは言ってはいられない。それに魔境から現在のエリアボスのシヴァや、レベルアップを図る補佐ウルフやお父さんウルフ、錆び落としのお母さんウルフまで参加する。
今まで以上にちゅどん、ドカンするはずだけど、制限するわけにはいかない。
「薬師ギルド総動員してお待ちしております」
リティアさんが素早く反応してくれる。
『やっとダンジョンなのですね』
「ビアンカ、今回は期限以内なら何回でもボス部屋よかけんね」
にやあ、と笑うビアンカ。
あ、不味い事言ったかなあ。
名前が決まった次の日、そうそうにマーファに向かう事に。
理由は冷蔵庫ダンジョンで、若手達の総仕上げしたいから。春祭りが終わった後、すぐにカルーラへ向かって移動する。後、1ヶ月ちょっとだ。サブ・ドアの1つはルーティのウサギ部屋近くに繋がっているが、もっと詰め込みでやりたいし、魔境のシヴァ達の研鑽もあるからね。
レクスを経由して、マーファに帰る。地理的に馬車が無理だから、どうしても経由しないとね。ルーム使って、ノワールで、餃子の皮のホークさんに具材の私が包まって移動すれば簡単なんだけど、そうなると色々疑われたらいややしね。
で、レクスの前で、勢揃いした従魔ズに、警備の皆さんざわざわ。イシスやビアンカ、ルージュ、仔達は分かっていたけど、やっぱり、13体の若手達に驚かれた。
「えっと、テイマー様? こちらは…………」
「はい、新しい従魔です」
はい、皆さん絶句。顔には色んな文字が浮かぶ。
こんなに増えてる、とか、管理できるの、とか、あの人大丈夫なの、とかね。
対応してくれた警備の人は戸惑いの表情。多分、こんなにたくさん連れて来るとは思っていなかったと思う。
「私達、このままマーファに向かいますから」
「そうですか、お気をつけて…………」
から笑いを浮かべそうな警備の人。
私はペコペコしながら馬車に向かう。色んな視線を浴びながら、ノワールの馬車は出発。
ウルフやジャガーやグリフォンに囲まれた馬車。見た目は馬車が逃げてるように見えるけど、勘違いされそうな雰囲気丸出しでマーファに。
「………………………お帰りなさい、テイマー様」
一瞬、沈黙されたけど、こちらはすぐに対応してくれる。
『ユイ、冷蔵庫ダンジョンに行くのです』
『総仕上げをしたいわ』
『我も行きたいのだ』
『ソウダナ』
「まずはギルドに報告よ。山風の皆さんにもメッセージ残さんと」
マーファに帰ったらすぐに冷蔵庫ダンジョンに行くのは話し合って決まっていたが、まず、合流メンバーをパーティーハウスに迎えにいかないと。
パーティーハウスで待機している晃太とミゲル君、エドワルドさん、アリス、シルフィ達と合流だ。チュアンさん、マデリーンさん、オシリスが迎えに行ってくれる。
「さ、行くよ」
心配なのは初めての街に入る若手達。
「ビアンカ、ルージュ、頼むよ」
『分かっているのです』
『大丈夫よ』
若手達は、オフィーリアを先頭にして2列に並ぶ。躾られた感が。
『ねえね、ダンジョン行くの? 早く行きたいっ、ヒスイ、いっぱい頑張りたいっ』
「よしよし、手続きしてね」
ヒスイからかわいかおねだりが飛び出すが、内容がバトルジャンキー臭プンプンや。
ノワールの手綱はホークさんが持ち、まっすぐギルドに向かう。ヒスイが私にぴったり張り付く。かわいか。
ざわざわ、ざわざわ、ざわざわ。
仕方ない。
13体の若手達もそうだけど、やはり目立つのはイシスだ。マーファでは初お目見えのイシスは、人々のざわめきなんて歯牙にもかけない。堂々としている。ただ、仔達の姿に、あ、帰って来たんだ、大丈夫だったんだ、みたいな優しい視線がきた。
マルシェを通ると、声をかけられた。
「お帰りなさい、テイマーさんっ、ビアンカさん、ルージュさんっ、修行お疲れ様ですっ」
いつも購入する焼き小籠包の屋台のご主人だ。
元気が屋台の中に顔を突っ込もうとするので、慌てバンダナを引く。
「ダメよ元気」
「くうんっ」
「すみません」
「いえいえ、ゲンキ君、お帰り」
「わふん」
この屋台のご主人は、マーファで最初にお買い物した屋台だ。挨拶程度だけど、こうやって気さくに声をかけてくれて、いつも嬉しい。他の屋台はやはり魔物であるビアンカやルージュ達に、何かしらの抵抗感を感じていたが、ここのご主人は最初から友好的だ。時間が経つと、その抵抗感はなくなって、皆さん、商売上手だ。
「ありがとうございます」
ビアンカとルージュの鼻息と仔達のねえねコールで、焼き場にある小籠包をすべて購入する。時間がないので、挨拶して失礼する。
ギルドには問題はなく到着したが、全員入るわけない。
申し訳ないけど、係のかたにギルド前に出てきてもらい、若手達の紹介する。わぁ、みたいな顔をされたけど、すぐにリティアさんが来てくれて、素早く手続きが済む。ギルド内には、ホークさんとエマちゃん、ビアンカと三人娘、若手代表オフィーリアが付いてくれる。カウンターで山風の皆さんにメッセージを残そうとしていると、ロッシュさんが走ってきた。
「ロッシュさん?」
「はあっ、良かった、すれ違わなくて」
しっかり装備品に身を包んだロッシュさん。どうやら今日の午前中、マルシェでご家族と買い物していたら、母と遭遇したと。それで、今日私達が帰り付く事や、すぐに冷蔵庫ダンジョンに行く事を知ったみたい。
「ユイさん、今から冷蔵庫ダンジョンですよね? ご一緒しますよ」
ギルドの外では、ラーヴさん達もしっかり装備して来ているって。
「ありがとうございます。実はまだどこの階スタートするか決めてなくて」
そう、リティアさんにちょっと相談しようと思って。
素早くいつもの応接室に案内される。
「リティアさん、急ぎの依頼はありますか?」
「はい。バーザタイラントの追加依頼がありまして」
クラインからの依頼ね。大分卸したけど足りないんやね。微弱だけど、蓄積型の毒で、吸った個体の差とかあったりで、症状が出る時期がバラバラで、まだ症状を訴える人が増えてるそうだ。その主は幼い女の子。極微量の毒を放つ草型の魔物は、普段はスルーされるが、かわいいピンクの小さな花を咲かせる。それを小さな女の子は知らずに摘んで、花輪にしたり、髪に差したりで、まともに毒を吸ってしまっている。しかも蓄積型だから、親が気がついた時に引き離しても、どうしようもない状況になってるって。この毒は少しくらいなら症状はでない。自力で自然に体内で解毒できるんだけどね。
大量発生理由としては、もともとの植物魔物とは少しだけ、形と色が変わって、誰にも気が付かれず、特異変種がしれっと発生していたのに気づかれなかった事。特にこういった弱い植物魔物は繁殖力がとても強い事で、瞬く間に広がったみたい。しっかりしたマスクさえすれば、毒は防げるので、クラインの人たちはせっせと駆除しているそう。
ただ、症状が出る人達が後を経たない。
「クラインからも騎士団がマーファに派遣されています」
とうとう国から騎士団の一部が、こちらに来ると。
クラインにも魔の森はあり、バーザタイラントが探せばいるのだろうけど、それだけでは、とてもじゃないけど足りない。確実にバーザタイラントがいるダンジョンを有し、クラインと友好国なのはユリアレーナだ。シーラの試練のダンジョンにも出るらしいけど、かなり、難易度の高いエリアにまで行かないといないって。とにかく、大量にバーザタイラントの目玉が早く手に入るのは、冷蔵庫ダンジョンだ。
あれだけ納品したのに、足りてないんや。小さな女の子が症状がひどいそうやけど、親御さんにしたら、蛇のポーションが最後の希望やから、きっと祈るような気持ちのはず。
「その騎士団って、いつマーファに?」
「数日後に首都に到着、かなり早足で来るはずですので、春祭りの前には到着するはずです」
クラインも症状が出た人達の為に必死なんやね。
「特に妊婦への影響も心配されています」
えっ?
「えっ、妊婦さんも酷い、あ、胎児に悪影響って事ですか?」
「はい、そうです。まだ、はっきり分かっていませんが、国が懸念しているのなら、少なくとも視力に問題を抱えたままで生まれる可能性があります」
なんや、どっかで聞いた事がある……………あっ、公害や、社会の授業で習ったやつや。汚染された海の海産物を摂取した妊婦さんから生まれた赤ちゃんに症状が出た。あれやな。
「蛇のポーションがあれば防げるものですか?」
「妊婦でも摂取できるような処理は必要ですが、予防薬としての効果は確実にあります」
クラインの妊婦さん、不安でたまらんやろうなあ。
なら、頑張って、拾わんと。
ギルド所有の転移石は只今魔力のチャージ中。
「分かりました。20階スタートにして、集中します」
「よろしくお願いします」
予定は一週間だけど。
「おそらく、今まで以上に出るはずです」
なんせ、勢揃いしてますからね。
ビアンカとルージュの強さは既に身に染みるように分かっている。赤ちゃんだった元気達も、驚くほど大きくなり、魔境での修練にだって耐え抜いた。
厄災クラスのイシスにアレス。しかも、始祖神様のブーストを持つ。その伴侶であるオシリスとアリスだって、弱い訳がない。イシスの仔であるホルスも優秀。
魔法馬から戦車馬(チャリオットホース)に進化したノワールだって、ぶひひん特急だ。
そして加わった13体の若手達。いずれは魔境のエリアボスの補佐候補だ。
一度アレスにきつくあたったけど、そうは言ってはいられない。それに魔境から現在のエリアボスのシヴァや、レベルアップを図る補佐ウルフやお父さんウルフ、錆び落としのお母さんウルフまで参加する。
今まで以上にちゅどん、ドカンするはずだけど、制限するわけにはいかない。
「薬師ギルド総動員してお待ちしております」
リティアさんが素早く反応してくれる。
『やっとダンジョンなのですね』
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あ、不味い事言ったかなあ。
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