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お祝いからの⑪
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父が出したのは、ホークさんサイズの初期型の大型矢筒を2つと、最新型の細身の矢筒を4つ。矢が入っている取り外し可能な底のカートリッジをいくつか進展。
ベガリスさん達の目がギラギラしてるのは、気のせいかな?
『嫌なのです、興奮しているのです』
やめなさい、ビアンカ。
「こちらの細身の矢筒はまだ思考段階です。使用した感想を職人ギルドまでお知らせください。こちらはその際カウンターに出してください」
と、父は木札を差し出す。
「承知しました」
受けとるのはベカリスさん。
「しかし、素晴らしい発明ですね。お噂は伺っていますが、これだけの技術力、フリーでいらっしゃるのが不思議でなりません」
まあ、向こうの技術力だからね。それから父には鑑定SSSがあるから、それがいいヒントになっている。もちろんそれを紙に立ち上げ、実際に作業できるまでに押し上げたのは、父の培っていた知識と経験だ。
困ったような父。父がフリーでいるのは、私達の為だ。もし、どこかに所属したら、そこから容易に離れれないからね。やっと慣れてきた異世界でも、私達と離れるのは躊躇われると。
「もし、ご興味が…………」
エドワルドさんが、軽く咳払い。
あら? いま、シェリデアさんが舌打ちしなかった?
『エドワルドに軽く敵意を向けているのです』
もしかしたら、父の技術力欲しさに勧誘しているんかな?
軽く肩をすくめるベカリスさん。
「失礼しました。我々はこれで。この矢筒が正式に販売される事を切に願います」
そう言って、ベカリスさんは立ち上がる。
お見送りしよう。
私と父、ビアンカ、エドワルドさんとホークさんでお見送り。
「ああ、そうだ」
思い出したように振り返るベカリスさん。
「そこの奴隷の彼」
え、ホークさん?
「我がクラインにもジューバからの避難民がいる。知り合いがいるやもしれないぞ」
さぁ、とホークさんの顔色が悪くなる。ほんの僅かだけどね。
ちょっと待って、ホークさんが何でジューバ出身だって分かったの? ワーズビードとの戦争から30年以上経ち、今は元ジューバの土地はワーズビードが保有している。その土地をどうするか、話し合いを持つか持たないかで、隣国ディレナスの厄災。頓挫しているんですよ、って、タージェルさんから聞いたけど。
「やはり、ジューバの民か」
か、かまをかけたんやっ。
「何故、ジューバの民だと?」
そうよね。だって、この人達マーファに来て間もないはず。初めましてのホークさん見ただけで、繋がる?
「そのマット色の髪、特徴的な彫りの深い顔立ち。マーファの騎士団で噂される程、通常より遥かに巨体の魔法馬を乗りこなすその馬術。それだけの情報があれば、十分。実際、私はあの戦争の際、逃げる避難民の護衛をしまし、今でも交流しています」
ぐ、と詰まるホークさん。
「では、リュウタ・ミズサワ殿、ユイ・ミズサワ殿。失礼します」
ベカリスさん達が去っていく。
『敵意はないのですが、食えないやつなのです』
興味なさそうなビアンカ。
でも、クラインにもジューバの避難民がいたんやね。
なら、いつかクラインに。せっかく免税証あるし。
「ユイさん」
考えていると、エドワルドさんが声をかけてきた。
「クラインに、なんて思ってません?」
「え、はい、そうですが」
「向こうの思う壺ですよ」
ですって。
とりあえず、パーティーハウスへ。
エドワルドさんの説明はこうだ。
ベカリスさん、と言うか、クラインの目的は父の技術力だろうって。
父がフリーだと言うことは向こうは把握している、そしてその理由も分かっている。だから、私に蛇の目玉のお礼と称して、私を通じて父に接触しようとしたけど、私達から矢筒のモニターの話を持ち掛けたのに、がっちり便乗。
「ミズサワ家の皆さんは、離れて活動しない。免税やダンジョンを理由に呼べば、リュウタ殿もクラインに来る。そこを丸も込むつもりだったのでは?」
「丸め込むって」
肩を竦めるエドワルドさん。
「簡単なのは、美しいエルフの娘をリュウタ殿の第二夫人に」
ビシッ、と固まる父。
「そこまでする、必要があるんですかね? 技術提供ならいくらでも」
と、父。あら、母もいつの間にか出てきてる。
「ここにはエルフ特有の種族的な考えがあります。エルフってかなり引きこもりな種族なんですよ。でも、そんなことやってたら、いずれやっていけなくなる。それが以前に起きた視力障害」
「300年前の?」
「そうです。症状が出るだけ出て、被害者がとんでもない数が出るまで国内でどうにかしようとしたんですよ。結果、見ていられなかったのが、各地に散らばっていたクライン出身の冒険者達だった。当時は一度国を出たら、再びの入国は厳しかったそうで」
その冒険者が症状を聞いて、隣国シーラに助けを求めたのが始まりだった。始めはクラインのトップ、つまり王様とか大臣とかは知らんぷりだったけど。結局、その知らんぷりした国の上層部は、強烈な突き上げをくらい、挙げ句の果てに幽閉された。誰にって? 王妃様達によ。目が見えなくなった子供を助けてと、泣く家族の姿を目の当たりにしていたし、実際に王子の一人に怪しい症状が出ていたそうで、この上層部に任せていたら、埒が明かないと。
「それで、シーラがバーザタイラントのポーションを開発した。ちなみにその開発者はユイさんと同じ転移者ですよ」
「えっ? ユリ・サエキさんと一緒に来た人ですか?」
「そうです。大賢者ですよ。それがあって、クラインは変わりました。鎖国を解除、入国審査を下げ、本当に優秀な人物ならば、率いれよう、もしくは縁を結ぼうってね。今回は、リュウタ殿の技術力でしょうね」
「だから、技術提供ならいくらでも」
肩を竦めるエドワルドさん。
「エルフは引きこもりが多い上に、人見知り、特に他種族にはね。だから、必要な技術を持つものを引き込むなら、同族を伴侶に持たせて、血の拘束ってね。古いエルフにはよくありますよ」
ええぇぇ、なんか嫌やなあ。
「ま、あの免税証の感謝の気持ちはあると思いますよ。それを理由にリュウタ殿に少しでも接触したかった。彼も出汁にされたところでしょう。ユイさんが戦闘奴隷をどう扱っているか分かっていたはず。あんな風に言われたら、ユイさんの事だ、いずれはクラインにって思うはずだと踏んで」
「そ、そこまでして」
「それだけの技術力って事ですよ。あの足踏みミシンだけでも素晴らしいものなのに、あの自動補填矢筒が販売されたら、もっとあからさまになりますよ」
「そんなあ」
と、珍しくげんなりする父。
よかれと開発したのに。
「防ぐには、どうしたら?」
私の問いにエドワルドさんは、うーん、と悩む。
「そうですね、一人で行動しない、ですかね。必ず護衛冒険者を付ける、くらいですかね」
あんまり、変わらない生活。
「マーファなら、何か接触してきたら、ハルスフォン侯爵に介入依頼すれば。後、見せしめに一人、痛い目に合わせるとか?」
「最後のは聞かなかった事にします」
父がはっきり。
結局、あまり生活スタイル変えなくても良さそう。それに数日後にはカルーラに移動だしね。
「もしくは、拠点を置くとか、ですが、ミズサワ家の皆さんの都合もあるでしょうから、考えの一つとして受け取ってください」
「拠点」
今は、ギルドのパーティーハウスを使わせてもらっている。ご厚意でね。でもなあ、結構無理言って長期の使用させてもらっているし、拠点かあ。
これは家族会議だなあ。
「あ、そうだ」
話が終わり、夕御飯の準備を始める前に、ホークさんを呼ぶ。
「はい、ユイさん」
「さっきの話でジューバの話があったやないですか? ホークさん自身、その人達と会いたいですか?」
「そうですね、興味がないわけではないですが。今は」
と、悩みながら答える。
「俺は戦争後に生まれましたし、故郷と呼べるのはあの牧場と、家族と呼ぶにはあの優しかった牧場の人達だけ。両親が生きていたら、会いたいって言うかもしれませんね。でも俺は薄情と思われるかもしれませんが、クラインまで行って会うっていうのには、あまり必要性は感じません。何より今のこの生活を崩したくない」
「そう、ですか」
うーん。
「もし、クラインに行って接触する機会があったら?」
「話くらいはするかもですね」
ホークさんはあまり必要性はないようや。
ちょい、と私のスカートを引くのはビアンカ。
『ユイ、新しいダンジョンは行かないのですか?』
いやいやビアンカさんや。
「まあ、行く行かないは色々考えてね」
『新しいダンジョン行って見たいのですー』
「やめて」
スカート、破れそう。
ビアンカは、仕方なくあきらめたみたいやけど、なにやら思案している。
やっと晃太達が帰って来ると、なにやらルージュとこしょこしょ。なんば話しているんやろ? 若手達の手を拭いていると、仔達がきゅるん、ときた。
「わふーん」
『ねーちゃん、わいなー、新しいダンジョンになー』
『ねえね、ひすい新しいとこで、いっぱい頑張りたいっ。風魔法以外も、使えるようになりたいっ』
『ルリね、もうちょっとしたら、使えそうって、かぁかが言ってたの。ねえね、ダンジョン~』
『クリスも新しいダンジョン行きたい~、行きたい~、ねーね~』
「くるっ、くるっ」
左前足出して、エアーお手。
………………………………………………………………く、かわいかっ。
ヤマタノオロチの後には、シーラが控えているから、そのつぎね。
ベガリスさん達の目がギラギラしてるのは、気のせいかな?
『嫌なのです、興奮しているのです』
やめなさい、ビアンカ。
「こちらの細身の矢筒はまだ思考段階です。使用した感想を職人ギルドまでお知らせください。こちらはその際カウンターに出してください」
と、父は木札を差し出す。
「承知しました」
受けとるのはベカリスさん。
「しかし、素晴らしい発明ですね。お噂は伺っていますが、これだけの技術力、フリーでいらっしゃるのが不思議でなりません」
まあ、向こうの技術力だからね。それから父には鑑定SSSがあるから、それがいいヒントになっている。もちろんそれを紙に立ち上げ、実際に作業できるまでに押し上げたのは、父の培っていた知識と経験だ。
困ったような父。父がフリーでいるのは、私達の為だ。もし、どこかに所属したら、そこから容易に離れれないからね。やっと慣れてきた異世界でも、私達と離れるのは躊躇われると。
「もし、ご興味が…………」
エドワルドさんが、軽く咳払い。
あら? いま、シェリデアさんが舌打ちしなかった?
『エドワルドに軽く敵意を向けているのです』
もしかしたら、父の技術力欲しさに勧誘しているんかな?
軽く肩をすくめるベカリスさん。
「失礼しました。我々はこれで。この矢筒が正式に販売される事を切に願います」
そう言って、ベカリスさんは立ち上がる。
お見送りしよう。
私と父、ビアンカ、エドワルドさんとホークさんでお見送り。
「ああ、そうだ」
思い出したように振り返るベカリスさん。
「そこの奴隷の彼」
え、ホークさん?
「我がクラインにもジューバからの避難民がいる。知り合いがいるやもしれないぞ」
さぁ、とホークさんの顔色が悪くなる。ほんの僅かだけどね。
ちょっと待って、ホークさんが何でジューバ出身だって分かったの? ワーズビードとの戦争から30年以上経ち、今は元ジューバの土地はワーズビードが保有している。その土地をどうするか、話し合いを持つか持たないかで、隣国ディレナスの厄災。頓挫しているんですよ、って、タージェルさんから聞いたけど。
「やはり、ジューバの民か」
か、かまをかけたんやっ。
「何故、ジューバの民だと?」
そうよね。だって、この人達マーファに来て間もないはず。初めましてのホークさん見ただけで、繋がる?
「そのマット色の髪、特徴的な彫りの深い顔立ち。マーファの騎士団で噂される程、通常より遥かに巨体の魔法馬を乗りこなすその馬術。それだけの情報があれば、十分。実際、私はあの戦争の際、逃げる避難民の護衛をしまし、今でも交流しています」
ぐ、と詰まるホークさん。
「では、リュウタ・ミズサワ殿、ユイ・ミズサワ殿。失礼します」
ベカリスさん達が去っていく。
『敵意はないのですが、食えないやつなのです』
興味なさそうなビアンカ。
でも、クラインにもジューバの避難民がいたんやね。
なら、いつかクラインに。せっかく免税証あるし。
「ユイさん」
考えていると、エドワルドさんが声をかけてきた。
「クラインに、なんて思ってません?」
「え、はい、そうですが」
「向こうの思う壺ですよ」
ですって。
とりあえず、パーティーハウスへ。
エドワルドさんの説明はこうだ。
ベカリスさん、と言うか、クラインの目的は父の技術力だろうって。
父がフリーだと言うことは向こうは把握している、そしてその理由も分かっている。だから、私に蛇の目玉のお礼と称して、私を通じて父に接触しようとしたけど、私達から矢筒のモニターの話を持ち掛けたのに、がっちり便乗。
「ミズサワ家の皆さんは、離れて活動しない。免税やダンジョンを理由に呼べば、リュウタ殿もクラインに来る。そこを丸も込むつもりだったのでは?」
「丸め込むって」
肩を竦めるエドワルドさん。
「簡単なのは、美しいエルフの娘をリュウタ殿の第二夫人に」
ビシッ、と固まる父。
「そこまでする、必要があるんですかね? 技術提供ならいくらでも」
と、父。あら、母もいつの間にか出てきてる。
「ここにはエルフ特有の種族的な考えがあります。エルフってかなり引きこもりな種族なんですよ。でも、そんなことやってたら、いずれやっていけなくなる。それが以前に起きた視力障害」
「300年前の?」
「そうです。症状が出るだけ出て、被害者がとんでもない数が出るまで国内でどうにかしようとしたんですよ。結果、見ていられなかったのが、各地に散らばっていたクライン出身の冒険者達だった。当時は一度国を出たら、再びの入国は厳しかったそうで」
その冒険者が症状を聞いて、隣国シーラに助けを求めたのが始まりだった。始めはクラインのトップ、つまり王様とか大臣とかは知らんぷりだったけど。結局、その知らんぷりした国の上層部は、強烈な突き上げをくらい、挙げ句の果てに幽閉された。誰にって? 王妃様達によ。目が見えなくなった子供を助けてと、泣く家族の姿を目の当たりにしていたし、実際に王子の一人に怪しい症状が出ていたそうで、この上層部に任せていたら、埒が明かないと。
「それで、シーラがバーザタイラントのポーションを開発した。ちなみにその開発者はユイさんと同じ転移者ですよ」
「えっ? ユリ・サエキさんと一緒に来た人ですか?」
「そうです。大賢者ですよ。それがあって、クラインは変わりました。鎖国を解除、入国審査を下げ、本当に優秀な人物ならば、率いれよう、もしくは縁を結ぼうってね。今回は、リュウタ殿の技術力でしょうね」
「だから、技術提供ならいくらでも」
肩を竦めるエドワルドさん。
「エルフは引きこもりが多い上に、人見知り、特に他種族にはね。だから、必要な技術を持つものを引き込むなら、同族を伴侶に持たせて、血の拘束ってね。古いエルフにはよくありますよ」
ええぇぇ、なんか嫌やなあ。
「ま、あの免税証の感謝の気持ちはあると思いますよ。それを理由にリュウタ殿に少しでも接触したかった。彼も出汁にされたところでしょう。ユイさんが戦闘奴隷をどう扱っているか分かっていたはず。あんな風に言われたら、ユイさんの事だ、いずれはクラインにって思うはずだと踏んで」
「そ、そこまでして」
「それだけの技術力って事ですよ。あの足踏みミシンだけでも素晴らしいものなのに、あの自動補填矢筒が販売されたら、もっとあからさまになりますよ」
「そんなあ」
と、珍しくげんなりする父。
よかれと開発したのに。
「防ぐには、どうしたら?」
私の問いにエドワルドさんは、うーん、と悩む。
「そうですね、一人で行動しない、ですかね。必ず護衛冒険者を付ける、くらいですかね」
あんまり、変わらない生活。
「マーファなら、何か接触してきたら、ハルスフォン侯爵に介入依頼すれば。後、見せしめに一人、痛い目に合わせるとか?」
「最後のは聞かなかった事にします」
父がはっきり。
結局、あまり生活スタイル変えなくても良さそう。それに数日後にはカルーラに移動だしね。
「もしくは、拠点を置くとか、ですが、ミズサワ家の皆さんの都合もあるでしょうから、考えの一つとして受け取ってください」
「拠点」
今は、ギルドのパーティーハウスを使わせてもらっている。ご厚意でね。でもなあ、結構無理言って長期の使用させてもらっているし、拠点かあ。
これは家族会議だなあ。
「あ、そうだ」
話が終わり、夕御飯の準備を始める前に、ホークさんを呼ぶ。
「はい、ユイさん」
「さっきの話でジューバの話があったやないですか? ホークさん自身、その人達と会いたいですか?」
「そうですね、興味がないわけではないですが。今は」
と、悩みながら答える。
「俺は戦争後に生まれましたし、故郷と呼べるのはあの牧場と、家族と呼ぶにはあの優しかった牧場の人達だけ。両親が生きていたら、会いたいって言うかもしれませんね。でも俺は薄情と思われるかもしれませんが、クラインまで行って会うっていうのには、あまり必要性は感じません。何より今のこの生活を崩したくない」
「そう、ですか」
うーん。
「もし、クラインに行って接触する機会があったら?」
「話くらいはするかもですね」
ホークさんはあまり必要性はないようや。
ちょい、と私のスカートを引くのはビアンカ。
『ユイ、新しいダンジョンは行かないのですか?』
いやいやビアンカさんや。
「まあ、行く行かないは色々考えてね」
『新しいダンジョン行って見たいのですー』
「やめて」
スカート、破れそう。
ビアンカは、仕方なくあきらめたみたいやけど、なにやら思案している。
やっと晃太達が帰って来ると、なにやらルージュとこしょこしょ。なんば話しているんやろ? 若手達の手を拭いていると、仔達がきゅるん、ときた。
「わふーん」
『ねーちゃん、わいなー、新しいダンジョンになー』
『ねえね、ひすい新しいとこで、いっぱい頑張りたいっ。風魔法以外も、使えるようになりたいっ』
『ルリね、もうちょっとしたら、使えそうって、かぁかが言ってたの。ねえね、ダンジョン~』
『クリスも新しいダンジョン行きたい~、行きたい~、ねーね~』
「くるっ、くるっ」
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