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カルーラで年越し~春まで⑰
「わあっ、跳ねたっすっ」
ターコイズシュリンプがおが屑撒き散らしながら大脱走。
無事に両親と花を乗せた馬車がルーティに到着して、次の日、大量に海産物をゲットした。サブ・ドアを馬車に繋げているので、受け渡しスムーズ。
事情をしっている金の虎と山風がお手伝いに来てくれた。講師をしない蒼の麓の残りメンバーは、本日パーティーハウスのお掃除係だって。ラスチャーニエはヒェリさんとエドワルドさんが来てくれた。母の指示のメモ通りに、ターコイズシュリンプやターコイズオイスターの処理に四苦八苦。前回はお金出して、調理直前の状況にしてもらったが、試しにやってみようと言う事になったが、さあ、大変。
ターコイズシュリンプはおが屑の詰まった箱に入れられて、生きたままいたので、箱を開けたら大脱走。なかなか生きたままのエビを見れれないメンバーが大慌て。私もこんなに元気に大脱走するとは思わなかった。そりゃエビも必死だわな。
おが屑撒き散らながら逃げた先には。
『ぱくんっ、ごくんっ。ジャリジャリしてるわね。ユイ、からっと揚げて頂戴、白いソースも着けてね』
きゅるん。
必死に逃げた先にいたエビが大好きルージュが逃すわけない、丸飲みした。
はあ、もう。ダイニングキッチン、おが屑まみれなんですが。
「そっち逃げたぞっ」
「わーっ、こわっ」
『ぱくんっ、ねえね、これ、もさもさのがある、嫌~』
「なんで飛ぶの?」
「生きてるからよアルスちゃんっ、きゃーっ」
大きな魔物にも立ち向かう冒険者達が、跳ねるエビに手こずっている。
下処理に、揚げるだけまでの衣を着ける行程なのに、大変だ。ゴミも出るし、こりゃ次回からお金出して処理をしてもらわないと。
両親達は本日は買い物帰りに孤児院を見に行き、状況に応じて寄付をすると。必要なら、お金だけではない、薪や服、靴等も揃えないとね。服や靴については、父の名義でルーティの職人ギルドにお願いすると。
しばらくして、両親達が帰ってきて、久しぶりのターコイズシュリンプとターコイズオイスターのフライ祭りだ。しっかりお重に詰めて渡してある。跳ねるエビに格闘していた皆さん、ニコニコしながら帰っていった。
『美味しいわっ、やっぱり美味しいわっ』
ルージュの食い付きがすごいこと。
よし、アルコールはいいかな?
私は缶チューハイ、両親とホークさん、ミゲル君はビール、晃太はY県の有名な大吟醸。マデリーンさんは白ワイン。チュアンさん、エマちゃんとテオ君はお茶。
「では、いただきます」
「「「「「いただきます」」」」」
まずは、ターコイズシュリンプをがぶっ、とな。
エビの旨味が口に広がる。固くないし、ほどよい歯応え。タルタルソースも手作りで、ゆで玉子を荒くきったのがよかったのかな? うーん、おいしー。あ、ターコイズオイスターも食べよ。
『なくなったわっ、おかわり頂戴っ』
ルージュが血走った目で訴えてきた。
「まだ、一口なんやけど」
「で、どうやった?」
ルージュが主に落ち着いて頃に、やっと話ができる。
今日は孤児院の様子を見に行って来たからね。
「うん、それな」
父がビールを一口。
「前にした寄付で建物やらなんやらの補強は出来たけど、やっぱり食費がかかるみたいや。ルーティを治める伯爵も色んな手を尽くしてくれとるけどね。お母さんが備蓄していた小麦粉やライ麦、保存が効く芋やカボチャば渡してきた。それからギルドを通して寄付ばしてきた」
「やっぱり、食費は必要やしね」
至急食べられる現物に、継続的支援ね。
やけど、どこの孤児院も最大の問題は食費みたい。小さな子供がお腹空かせているのは、どうにかしてあげたい。だけど、私が出きることなんてたかがしれてる。孤児院だけではない、低階層の所はガリガリな子供だけではない、成人した大人もいる。どうにかならんかなあ。
「今回、靴や服ば頼んだけん、多少は社会が回るはずや。うちらは出きる範囲でするしかなかよ。このルーティは他と比べて無料教室に通う率が高いんやって。いずれそれは国の底力になる。きっと、それを分かってくれる人が出てくるよ」
国の底力か。
そい言えば、ルーティの無料教室で行っている給食に、王太子妃殿下と末のお姫様が視察したって聞いた。その王太子妃殿下イブリン様を支援している、アスラ王国のモーガン伯爵だ。
襲撃事件が落ち着いたら、ゆっくり話せないかな?
ターコイズシュリンプがおが屑撒き散らしながら大脱走。
無事に両親と花を乗せた馬車がルーティに到着して、次の日、大量に海産物をゲットした。サブ・ドアを馬車に繋げているので、受け渡しスムーズ。
事情をしっている金の虎と山風がお手伝いに来てくれた。講師をしない蒼の麓の残りメンバーは、本日パーティーハウスのお掃除係だって。ラスチャーニエはヒェリさんとエドワルドさんが来てくれた。母の指示のメモ通りに、ターコイズシュリンプやターコイズオイスターの処理に四苦八苦。前回はお金出して、調理直前の状況にしてもらったが、試しにやってみようと言う事になったが、さあ、大変。
ターコイズシュリンプはおが屑の詰まった箱に入れられて、生きたままいたので、箱を開けたら大脱走。なかなか生きたままのエビを見れれないメンバーが大慌て。私もこんなに元気に大脱走するとは思わなかった。そりゃエビも必死だわな。
おが屑撒き散らながら逃げた先には。
『ぱくんっ、ごくんっ。ジャリジャリしてるわね。ユイ、からっと揚げて頂戴、白いソースも着けてね』
きゅるん。
必死に逃げた先にいたエビが大好きルージュが逃すわけない、丸飲みした。
はあ、もう。ダイニングキッチン、おが屑まみれなんですが。
「そっち逃げたぞっ」
「わーっ、こわっ」
『ぱくんっ、ねえね、これ、もさもさのがある、嫌~』
「なんで飛ぶの?」
「生きてるからよアルスちゃんっ、きゃーっ」
大きな魔物にも立ち向かう冒険者達が、跳ねるエビに手こずっている。
下処理に、揚げるだけまでの衣を着ける行程なのに、大変だ。ゴミも出るし、こりゃ次回からお金出して処理をしてもらわないと。
両親達は本日は買い物帰りに孤児院を見に行き、状況に応じて寄付をすると。必要なら、お金だけではない、薪や服、靴等も揃えないとね。服や靴については、父の名義でルーティの職人ギルドにお願いすると。
しばらくして、両親達が帰ってきて、久しぶりのターコイズシュリンプとターコイズオイスターのフライ祭りだ。しっかりお重に詰めて渡してある。跳ねるエビに格闘していた皆さん、ニコニコしながら帰っていった。
『美味しいわっ、やっぱり美味しいわっ』
ルージュの食い付きがすごいこと。
よし、アルコールはいいかな?
私は缶チューハイ、両親とホークさん、ミゲル君はビール、晃太はY県の有名な大吟醸。マデリーンさんは白ワイン。チュアンさん、エマちゃんとテオ君はお茶。
「では、いただきます」
「「「「「いただきます」」」」」
まずは、ターコイズシュリンプをがぶっ、とな。
エビの旨味が口に広がる。固くないし、ほどよい歯応え。タルタルソースも手作りで、ゆで玉子を荒くきったのがよかったのかな? うーん、おいしー。あ、ターコイズオイスターも食べよ。
『なくなったわっ、おかわり頂戴っ』
ルージュが血走った目で訴えてきた。
「まだ、一口なんやけど」
「で、どうやった?」
ルージュが主に落ち着いて頃に、やっと話ができる。
今日は孤児院の様子を見に行って来たからね。
「うん、それな」
父がビールを一口。
「前にした寄付で建物やらなんやらの補強は出来たけど、やっぱり食費がかかるみたいや。ルーティを治める伯爵も色んな手を尽くしてくれとるけどね。お母さんが備蓄していた小麦粉やライ麦、保存が効く芋やカボチャば渡してきた。それからギルドを通して寄付ばしてきた」
「やっぱり、食費は必要やしね」
至急食べられる現物に、継続的支援ね。
やけど、どこの孤児院も最大の問題は食費みたい。小さな子供がお腹空かせているのは、どうにかしてあげたい。だけど、私が出きることなんてたかがしれてる。孤児院だけではない、低階層の所はガリガリな子供だけではない、成人した大人もいる。どうにかならんかなあ。
「今回、靴や服ば頼んだけん、多少は社会が回るはずや。うちらは出きる範囲でするしかなかよ。このルーティは他と比べて無料教室に通う率が高いんやって。いずれそれは国の底力になる。きっと、それを分かってくれる人が出てくるよ」
国の底力か。
そい言えば、ルーティの無料教室で行っている給食に、王太子妃殿下と末のお姫様が視察したって聞いた。その王太子妃殿下イブリン様を支援している、アスラ王国のモーガン伯爵だ。
襲撃事件が落ち着いたら、ゆっくり話せないかな?
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