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カルーラで年明け~春まで⑪
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あのうちうちのお茶会から穏やかに時が過ぎる。
雪かき依頼がかなりの頻度に来るので、ビアンカとアレスが出掛けている。訓練だからと元気も着いていってる。私は母と魔境のお母さんウルフや赤ちゃんウルフのお世話を適宜行く。慣れたもので、みんな尻尾ぷりぷりしてくれる。父は寮の図面と、うまく行っていない持ち運び可能のシャワーヘッドの開発の為に籠っている。
レディ・ロストークとシルフィリアに会いに行く、ホークさんに着いていったりもした。レディ・ロストークは鼻面寄せて挨拶をしてくれるが、シルフィリアはまだまだって感じだ。ホークさんにはすりすりしてるんだけど。
ルージュのエビエビ攻撃で、再びルーティに買い物に行ったりもした。当のルージュは寒いからとパーティーハウスに残るんだけどね。
そして、
『見て見てねえねっ』
『ルリのも見てーっ』
『クリスのもっ、クリスのもっ』
「はいはい、ちゃんと見とるけんね」
三人娘がかわいか。
本日、カルーラの城壁の外にお出かけしている。ビアンカとアレスが除雪した雪が、形を変えて円柱のオブジェとなり、ずらりと川辺に並んでいる。
晃太とほのぼのと三人娘を眺める。お尻がかわいか。
すう、息をすって、三人娘が吼える。
ヒスイが黒い玉を放ち、ルリが風の刃を、クリスが光のリンゴを繰り出す。
雪のオブジェを次々に破壊する。
「凄かっ」
「さすが、ビアンカとルージュの娘やなあ」
『ねえねっ、見たっ』
『にぃにも見た?』
『クリスのはっ』
三人娘がオブジェを破壊してから、ぱっ、と振り返り、どうどう? みたいな顔でこっちにくる。
「ちゃんと見たよ、凄かね、凄かね」
「よう頑張ったなあ」
『えへへ』
『えへんっ』
『えへんっ』
照れたようなどや顔。くっ、かわいかっ。
「なあ、あの雪の塊、石みたいに硬くなかったっけ?」
「矢が刺さらなかったのに、吹っ飛んだっすっ」
本日、弓の訓練の為に同行したテオ君とハジェル君がこそこそ。ビアンカとアレスが魔法を駆使して、ぎちぎちに詰めていた。
うちの三人娘は凄かとよっ、どやっ。ビアンカも穏やかに見守っている。アレスは自分の事のように、どややっ、な顔をしている。
「今日はご馳走にしようねー」
『ヒスイ、貝柱たべたーい』
『ルリ、パンケーキッ』
『クリス、お饅頭っ』
「なんでもよかよー」
なんて話していると、
「わんわんわんわんっ」
元気が何かを連射している。正しくガトリングみたいに、何かを連射している。たくさん並んだ硬い雪のオブジェが綺麗に吹き飛んでいる。
『元気は水属性魔法なのですね。まあ、氷属性魔法があるのなら、水魔法もそのうち出るとは思っていたのです。元気の年で、これだけの属性魔法があるのに、なぜ戦闘モードにならないのです?』
『我が甥っ子は、覚醒の順番があべこべなのだなっ、だが、さすが我が甥っ子なのだっ』
「あれ、硬かったよなっ」
「みんな吹っ飛んだっすっ」
へっへっへっ、と元気がぷりぷりと来る。よしよし、もふもふ。元気のサイズが仔達の中でも群を抜いている。とうとう300キロを超えた。顔立ちはかわいかまんま。よしよし、もふもふ。
すると、ぶるぶる震えだす三人娘。
『ねえねっねえねっ、ヒスイの新しい魔法見たよねっ、ヒスイのっ、ヒスイの魔法っ』
『ルリ頑張ったんだよっ、ルリね、いっぱい頑張ったんだよっ』
『クリスだって、頑張ったもんっ』
『『『うわーんっ』』』
「うん、ちゃんと見たよ、ちゃんと見たよ。帰ったらお父さんとお母さんに見せようねー」
ぐずぐずとなる三人娘。せっかく新しい属性魔法を披露したのに、元気が水魔法を覚醒させて、いいところ持っていかれたと思ったかな。三人娘が破壊した雪のオブジェを二倍の数は吹き飛ばしたからね。相変わらず凄かなあ。
パーティーハウスに帰り、両親に三人娘の新しい属性魔法を披露。手放しで誉めちぎる両親に、三人娘がご機嫌になる。そこに再び元気がへっへと水魔法を連射し、両親が誉めちぎる姿に、うわーんっ、となる三人娘を宥めすかせた。
雪かき依頼がかなりの頻度に来るので、ビアンカとアレスが出掛けている。訓練だからと元気も着いていってる。私は母と魔境のお母さんウルフや赤ちゃんウルフのお世話を適宜行く。慣れたもので、みんな尻尾ぷりぷりしてくれる。父は寮の図面と、うまく行っていない持ち運び可能のシャワーヘッドの開発の為に籠っている。
レディ・ロストークとシルフィリアに会いに行く、ホークさんに着いていったりもした。レディ・ロストークは鼻面寄せて挨拶をしてくれるが、シルフィリアはまだまだって感じだ。ホークさんにはすりすりしてるんだけど。
ルージュのエビエビ攻撃で、再びルーティに買い物に行ったりもした。当のルージュは寒いからとパーティーハウスに残るんだけどね。
そして、
『見て見てねえねっ』
『ルリのも見てーっ』
『クリスのもっ、クリスのもっ』
「はいはい、ちゃんと見とるけんね」
三人娘がかわいか。
本日、カルーラの城壁の外にお出かけしている。ビアンカとアレスが除雪した雪が、形を変えて円柱のオブジェとなり、ずらりと川辺に並んでいる。
晃太とほのぼのと三人娘を眺める。お尻がかわいか。
すう、息をすって、三人娘が吼える。
ヒスイが黒い玉を放ち、ルリが風の刃を、クリスが光のリンゴを繰り出す。
雪のオブジェを次々に破壊する。
「凄かっ」
「さすが、ビアンカとルージュの娘やなあ」
『ねえねっ、見たっ』
『にぃにも見た?』
『クリスのはっ』
三人娘がオブジェを破壊してから、ぱっ、と振り返り、どうどう? みたいな顔でこっちにくる。
「ちゃんと見たよ、凄かね、凄かね」
「よう頑張ったなあ」
『えへへ』
『えへんっ』
『えへんっ』
照れたようなどや顔。くっ、かわいかっ。
「なあ、あの雪の塊、石みたいに硬くなかったっけ?」
「矢が刺さらなかったのに、吹っ飛んだっすっ」
本日、弓の訓練の為に同行したテオ君とハジェル君がこそこそ。ビアンカとアレスが魔法を駆使して、ぎちぎちに詰めていた。
うちの三人娘は凄かとよっ、どやっ。ビアンカも穏やかに見守っている。アレスは自分の事のように、どややっ、な顔をしている。
「今日はご馳走にしようねー」
『ヒスイ、貝柱たべたーい』
『ルリ、パンケーキッ』
『クリス、お饅頭っ』
「なんでもよかよー」
なんて話していると、
「わんわんわんわんっ」
元気が何かを連射している。正しくガトリングみたいに、何かを連射している。たくさん並んだ硬い雪のオブジェが綺麗に吹き飛んでいる。
『元気は水属性魔法なのですね。まあ、氷属性魔法があるのなら、水魔法もそのうち出るとは思っていたのです。元気の年で、これだけの属性魔法があるのに、なぜ戦闘モードにならないのです?』
『我が甥っ子は、覚醒の順番があべこべなのだなっ、だが、さすが我が甥っ子なのだっ』
「あれ、硬かったよなっ」
「みんな吹っ飛んだっすっ」
へっへっへっ、と元気がぷりぷりと来る。よしよし、もふもふ。元気のサイズが仔達の中でも群を抜いている。とうとう300キロを超えた。顔立ちはかわいかまんま。よしよし、もふもふ。
すると、ぶるぶる震えだす三人娘。
『ねえねっねえねっ、ヒスイの新しい魔法見たよねっ、ヒスイのっ、ヒスイの魔法っ』
『ルリ頑張ったんだよっ、ルリね、いっぱい頑張ったんだよっ』
『クリスだって、頑張ったもんっ』
『『『うわーんっ』』』
「うん、ちゃんと見たよ、ちゃんと見たよ。帰ったらお父さんとお母さんに見せようねー」
ぐずぐずとなる三人娘。せっかく新しい属性魔法を披露したのに、元気が水魔法を覚醒させて、いいところ持っていかれたと思ったかな。三人娘が破壊した雪のオブジェを二倍の数は吹き飛ばしたからね。相変わらず凄かなあ。
パーティーハウスに帰り、両親に三人娘の新しい属性魔法を披露。手放しで誉めちぎる両親に、三人娘がご機嫌になる。そこに再び元気がへっへと水魔法を連射し、両親が誉めちぎる姿に、うわーんっ、となる三人娘を宥めすかせた。
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