居酒屋にて・・・

6月の曇り

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居酒屋にて

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8月の蒸し暑い夜、
仕事帰りに最寄りの駅を出た
その日は何か飲みたい気分だった


と、何度か入った事のある
大手チェーン店の居酒屋に
入ろうとしたら休みだった、、

「今日は定休日か、、」


仕方無いので一本ウラの路を探すと
感じの良さそうな居酒屋があった

「こんなお店もあったんだ、、」

少しレトロ感がありつつも新しく
清潔な感じがする店だ

表に出してあるメニューを見ると
美味しそうだし高くないので
覗いてみた

ーガラッー

木枠のガラス引き戸を開けた

「いらっしゃいませ!」

中はまあまあ混んでいた


ガヤガヤとする中
どこに座ろうかなと
そこまで広くない店内の空席を
視線で探す

カウンター席に空きはあるけど
ソコに座ると窮屈そうだな
と思った


「お兄さん!」
声を掛けられた

「ここ空いてますよ!」
若いキレイな女性に手招きされた

「いいんですか?」

「良いですよ
 私も飲み始めたトコなんで」

「それじゃあ」
と壁側の立ち呑み席で
1人飲んでいた女性と
隣になる感じで場所を確保出来た

「お一人ですか?」と聞いてみた
「はい」と愛想の良い返事

「お兄さんは?」
「ぼ、僕も1人です」
「一緒ですね♡」
「そうですね、、」

彼女は美人だった
黒髪は肩までのストレートで
片方を耳に掛けて
色白の肌
目鼻立ちもスッキリして
イタズラっぽくもあり
知的な感じもした

「ここは良く来るんですか」
と聞いてみた

「えぇ、家が近くなんです」
「へぇ、、」
「お兄さんは?」
「僕は今日が初めてで、
 表のいつもの居酒屋が
 休みだったんで」
「そうなんですね」

「えっと何を頼もうかな、、」

「ビールとかですか?」
「まあそうかな」
「ナマで良いですか?」
「そうですね」

「スイマセン生ひとつ下さい!」
「あいよ生一丁!」

「有難う御座います
 頼んでもらっちゃって、、」

「いえいえ、、
 いつもナマなんですか?」
「まあ、生ばっかりかな」
「へえ、ナマ好きなんですね」
「、、まあ、、」
「私もナマが好きなんですよ」
「・・・・」

「はいテーブルさん!生お待ち」
ここは自分でカウンターに
取りに行くらしいけど
知らずに見ていたら
彼女が取りに行ってくれた

彼女の後ろ姿は
膝丈のデニムスカートに
ノースリーブの肩なしだから
白い腕が見える
白いシャツの丈は短めで
ウエストも少し見える

彼女の白い肌が眩しかった

「はい!ナマお待たせ~」
とテーブルにジョッキを置いてくれるとビールの泡が溢れた

彼女は「あぁ!」と言いながら
即座にジョッキに口を付けて
溢れる泡をクビッと飲んだ
「あ!」
「あ!飲んじゃた~美味し~!」
「ぁぁ、、」
彼女はペロッと舌を出して舐めた 

「鼻の下が白ヒゲになってるよ」
と教えて上げると
「ええ!」と言いながら
鼻の下を舌先でペロペロ舐めた

続けて自分の手に付いた泡を
チロチロと舐める姿が色っぽかった

「お兄さんも飲みなよ」
「ああ、うん」
と言いながらも僕は
彼女が飲んだあたりの
ジョッキに口を付けて飲んだ

グビッ グビッと飲む僕を見て
「おっ!いけるね~」
と彼女が言った

「まあ、一杯目なんでね!」
と僕が言うと

「お兄さん腕が太いんだ」と
ジョッキを持つ僕の腕を見て
彼女が言った

「昔、鍛えてたんで」と言うと
「触っていい?」と聞かれた

「あっ、良いよ、、」と言うと

彼女はイタズラな表情で
僕の腕や肩を
撫でる様に触った
「あ~カタイ♡」  

「まあ割りと鍛えたから」
「そうなんだ~
 私も鍛えてるんですよ」
「そうなの?」
「ほら腹筋とかしてるんですよ」

と彼女はシャツを捲り
お腹を見せた

「ああホントだ」

彼女の白く引き締まったウエストが
美しかった
シャツを捲る時に
少しだけブラジャーの下が見えた
水色だった

「腹筋キレイですね」
「ホント!嬉しい!」
「腹筋以外も?」
「二の腕がたるむから腕とか」
と言いながら彼女は腕を僕に近付け
「どうですか?」
と出して来た

少し躊躇しながらも
嫌らしく思われ無い様に
彼女の二の腕を触った

「ああ、かなり締まってる!」
と僕が言うと

「良かった~
 締まりが良いって
 良く言われるんだ」と彼女

シマリが良い・・・

僕は違う事を想像していた

「触り方、優しいんですね」
と彼女が言った
「えっ?そうかな、、」
「そうですよ、
 彼女さんとかにも、
 そんな触り方なんですか?」

「えっ!あっまあ、、
 いないですけどね、、彼女」

「見えな~い。いそうなのに」
「いや忙しいし出逢いも無いから」

「へえ~
 じゃあ今、私とが出逢いですね」
「えっ、あっうん」
凄く嬉しい事を言ってくれた

「次、ナニ頼みます?」と彼女
「えーと、ナニにしようかな?」
と彼女のグラスに目をやった

「それは何を飲んでるの?」
「ジンです!」
「ジン?飲んだ事ないな」
「・・飲んでみます?」
と彼女はグラスを僕の口元に近付けた

僕が彼女の持ったままのグラスに口を付けると
彼女はクイッとグラスを持ち上げてくれた
「あっ!美味しい!」
「でしょ~!じゃあ頼んで上げる」

彼女は振り向いて
「すいません!
 ジンソーダ1つ下さい!」
と注文してくれた
「有難う」
「どういたしまして」




「はいジンソーダ、お1つ!」
「はーい♡」と
また取りに行ってくれた


彼女は両手でグラスを掴んで
持って来ると
「ひと口もらうね♡」と言って
僕のグラスに口付けた


「あ~美味し!」
彼女がとても可愛く思えた


「水色好きなんだね」と聞いてみた
「良く判りましたね」と彼女
「いや、
 スニーカーもスマホケースも
 水色だから」と僕

「そうなの、
 私の水色好きは筋金入りだから
 誰にも負けないよ」 
「えっ?
 俺だって結構好きだけどな」

「例えば?」
「例えば、。ノートとか、、
 部屋のカーテンとか?
 昔に乗ってた自転車とかも」

「そうなの?
 でも私の水色好きには
 そんなモンじゃ勝て無いよ」
「えぇ?例えば?」

「下着も水色が多いよ」
「え!?」
「その証拠に
 今、履いてるのだって、、ほら」

と彼女はベルトをしていない
スカートのウエストを
指で少し下げて
腰の部分の下着を見せてくれた

「ね♡」
と言うので
「うん。あっホントだ」と
僕は平静を装った

「上もお揃い♡」
「あっ!そうなんだ!
 ・・何か汗かいちゃうな!」

「あはは、か~わいい♡」
「いや、ハハハ」
「私の勝ち~♡」
「ハハハ、、」


「お兄さん、お肌ツルツルだね」
「そ、そうかな?、、」
「私よりスベスベなんじゃない?」
そう言って僕の腕に
自分の腕を擦り付けて来た

「どう?」
「えっ!あ、いや」
「私のお肌は?」

「いやぁ、、
 ツルツルスベスベです」
「でしょ~
 サロン行って脱毛してきた
 ばっかりなんだ~」

「へぇーそんなんだ~」
「そうなんです」
「へえ~え」
「全身脱毛だから
 全部ツルスベだよ。ほら」
 と彼女は腕を上げて
 脇を見せてくれた

彼女の白くキレイな脇の下を
直視して良いモノかどうか
ホントはドギマギしたけど

「わ。ホントだキレイだね」

と即座に言って
僕は動揺を隠した

すると彼女は上目使いで
「アッチもツルンツルンだよ♡」
と囁いた
「おぉぉ~」と僕は
小さくなく唸ってしまった!


「ふふふ可愛い♡」と
彼女は笑った
僕は鼻息荒く1人興奮していた





僕らは他のお客や店の人達には
背中を向けているから

こっち側は向こうからは見られ無いので2人の空間でもある


彼女は焼き鳥の串を手に取ると
縦にして自分の唇に当てた

僕はジッとソレを見ていた

彼女は僕に上目使いで
唇に当てた焼き鳥串を
舌を出してペロリと舐めた

僕は目を離せなくなった


彼女は焼き鳥串の頭を
小さな舌先でチロチロし出した

僕は息を飲んだ



彼女は焼き鳥の上から1つづつ
舌先を這わす様に
ツツツと舐めると
今度は下から
レロンッと舐め上げた

 僕は頬を赤らめ
 股間をモジモジさせてしまった

彼女は僕のそんな表情を見ながら
イタズラっぽく
焼き鳥串をすぼめた口で咥えて
ゆっくりと頭を下げ
焼き鳥串を喉へ挿入し
僅かに頭を上下させてから
焼き鳥串を口から抜いた

「んぁふぅ~」

焼き鳥串は彼女の透明な唾液で
ツヤツヤしていた

彼女は焼き鳥串に軽く
チュッと唇を付けると
1つずつ食べ始めた

僕がゴクリと
2、3回ツバを飲み込むと

「ふふふ」と彼女は笑った





「スイマセン
 閉店の時間になりま~す」
店長が言った
「スイマセン時短営業なんで」



「え、あっ、そうなんですね」
僕等は支払いを済ませ
店を出た
「有難う御座いました~!」




僕等は2人で歩いた
「風が気持ち~」彼女が言った
「気持ちいいネ」と僕


「飲み直しませんか?」
と彼女が言うので
「いいネ」と答えた

しばらくお店を探すけど
「どこも店仕舞い作業してるね」

すると彼女が
「じゃあウチに来ますか?」
と言った
「えっ?!」と僕
「ふふふ」と彼女が笑った
「あ、え、じゃあ」と僕

「お酒買って行きましょう」
「じゃ俺奢るよ!」
「やった!Lucky!」

僕等はコンビニで
缶ビールとサワー
おつまみを買った


しばらく歩くと
「ウチここです!」
と3階建てのマンションを
彼女は指差した
「へぇー」

エレベーターが無いので
階段を登る
前を登る彼女のスカートから
のびた白い脚がキレイだった


部屋の前に付いてカギを開け
ドアを開き電気を付けた彼女が

「どぞ!」と
両手で部屋の中へ案内した

「へぇーキレイにしてるんだ」
「まあソレなりに♡」

部屋は広めのワンルームだ

「ホントに水色が多いね」
「言ったでしょう~」
カーテン、ベッドと水色ばかり

「あっ」
窓際の室内干しの洗濯物の中に
下着も干してあった

彼女は洗濯干しを
洗面所に移動させた

「ホントに水色だね」
「てへへ、、座って座って!」



プシュッ
僕等は座って缶ビールを空けた
「では改めて乾杯」
「カンパーイ」





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