2 / 26
一章
(2)付呪の身体への影響
しおりを挟む
アネモネの実験室にはレクセルの他に4人の人が居た。
赤髪眼鏡の女の子。歳はレクセルと同じくらい。マッチョな初老の男。銀髪の少女。黒髪でレクセルより少し年上の男。
彼らは喋っている者も黙って居るものも居た。
各々机の周りの椅子に座っていたが、
レクセルは彼らに挨拶するでもなく、かといってちらちらと彼らの様子を見ているあたり、どう接すればいいか分からないでいた。
実験室は色とりどりの液体が入ったビーカーやフラスコが机の上に並んでおり、床には本がいくつも無造作に散らばっていた。
「やぁやぁ諸君よく集まってくれた」
部屋の隅の扉からアネモネがセピア色の髪をなびかせて入ってきた。
「新入りの自己紹介が最初だろうね。ホラ、挨拶したまえ」
アネモネに目配せされ、レクセルはおずおずと挨拶した。
「レクセル・バッツと言います。今後ともよろしくお願いします。」
「ふーん。パッと見普通の子ね。まぁ用ナシだったらすぐ突っ返されるだけだからそんなに緊張しないでいいと思うよ」
赤髪眼鏡の女の子が言った。
「私はアリス。アリス・エインヘルヤルよ。よろしく」
アリスと名乗った少女は自分の髪の毛をくるくるしながら答えた。
「わしはゴードンだ。この実験ネズミどもの中じゃ一番の古株になるな。何か困ったことがあったら何でも相談してくれい!」
筋肉ムキムキの初老であるゴードンが言った。
「俺はジャック。ジャック・スレイヤーだ。」
ジャックと名乗る青年は黒髪であった。青年はニカっと笑いかけてきた。
「短い間だが俺はお前の兄貴分になるってことだな」
「最後に私ですね。私はロゼッタといいます。これからよろしくお願いします」
銀髪の少女は礼儀正しく頭を下げた。
「さて、全員の紹介が終わったところで早速本題に入ろうかね」
アネモネが口を開いた。
「知ってると思うが新入りも居るので改めて説明する。『付呪による使用者へ影響』がこのアネモネ研究所での直近のテーマだ。」
「このレクセルの持つ木刀に対して、『上質の剣』なみの強度・切れ味にするという付呪を行ったところ、それを持ったレクセルは折れた肋骨が再生した」
「治癒魔法は一切掛けてないのだがね」
「つまりこの付呪によってレクセル君の体は強化されたことになる。そこでその強化の度合いを詳しく調べたいんだ」
「強化具合を調べる方法とは?」
レクセルが質問をした。
「それはだねぇ……」
アネモネはニヤリとした。
「実際に戦ってもらってもいいんだけど、それじゃ大味な結果しか得られないからねぇ」
「精密試験をやるよ。衝突試験、圧縮試験。いろいろあるけど、全部やろうか」
「ちょっと待ってくれ!俺の体をどうするつもりだ!?」
突然の提案にレクセルは焦り出した。
「心配しなくてもいい。血が出るようならすぐに止めるよ。ただ、少し痛いかもしれないけどね」
「そういう問題じゃない!!」
「安心しろ。私はこれでも医学免許も持っているからな。体に傷一つ残さず治してやれるぞ」
アネモネが言う。
「ご愁傷さま~」
アリスが言った。
「ここに居る奴らは皆似たような経験してるから」
それに対しコクリコクリと頷くロゼッタ。
アネモネはレクセルを金属試験室に引っ張っていった。
「頑張れよ。すぐ終わるからよ」
ジャックが手をひらひらさせてそれを見送った。
レクセルは今、自分の体の強化具合を確かめるための試験を受けている。状況を昨日と同じくするため木刀に付呪を施し、それを握った状態で行われた。
先ほどから何度か衝撃を受け続けているが、痛みは全く無い。
しかし、自分がどこまで耐えられるか不安になった。
「よし、もういいだろう。次が最後だよ」
凄まじい衝撃とともに金属片が背中に叩きつけられた。
流石に少し痛い。
背中には軽く痣ができていた。
「はい。おしまい」
レクセルは金属試験室からでてきた。
「すごい結果だよ!もはや君の身体は金属でできていると言っても過言では無いほど強化されていた!木刀でこれなら全身甲冑に付呪したらどうなってしまうのだろうねぇ!ワクワクがとまらないよ!」
「素晴らしい結果がとれた。次はロゼッタ君の番だね」
「はい」
ロゼッタは付呪された木刀を持った。
そしてアネモネはロゼッタの腕を軽くつねった。
「い、痛い、です」
「やはり、そうか」
アネモネは神妙な顔つきで言った。
「何がわかったんです?」
レクセルは聞いた。
「人体の付呪はレクセル君にしか効果がない」
「これを人体の付呪と言っていいかは分からない。付呪したのはあくまでも木刀だからね」
「しかしレクセル君の身体は木刀への付呪の影響を受けた。木刀への付呪が身体へと浸透したのだ」
「結果として肉体が一時的に強化された」
「これは体質によるものだということは分かっている。ロゼッタにはなんの影響もない」
「ロゼッタ。その木刀で木の板を切ってみろ」
ロゼッタは言われるままに片手で木の板を持ち、付呪された木刀で切った。
力のない一振りであったが木の板は切り落とされた。
「ご覧の通り、木刀への付呪は成功している」
「強くなった武器で戦える。それができれば付呪師としては本望だ。だが、人体へ付呪することができれば?より強力な戦力を得るだろう」
「しかし人体への付呪はリスクが高い。下手すれば死に至る可能性もある。私はそれを試す気はない」
「しかし君のように付呪の影響を身体に受けやすい人もいる。ロゼッタのように全く影響を受けない人もいる」
「君のように付呪の影響を受けやすい身体を持つ者ならば、より強力な付呪ができるかもしれない」
「だから付呪の影響を受けやすい人4人を集めて私の研究に付き合ってもらっている。あっ、ロゼッタちゃんは一般人サンプルとして必要なの」
「この研究が完成すれば究極の戦士ができるかもしれない」
「究極の戦士……」
それはレクセルの目指す騎士の像から離れたものだろうか。
「まぁ今日はこんなところかな」
「レクセル君。帰っていいよ。2回の私の部屋に寄っていきな。妹さんが待ってるから」
「ありがとうございます」
レクセルは礼を言い、部屋を出た。
「うーん、なんか変だねぇ」
アネモネは腕を組みながら呟いた。
「どうしました?」
ロゼッタが聞く。
「いや、なんというか、彼の身体は付呪の影響を受け入れすぎている。まるで早く身体そのものに付呪してくれと言わんばかりだった」
レクセルは2階にあるアネモネの私室に行った。
中にはベルディが目を輝かせてレクセルを迎えてくれた。
傍らには銀髪のメイドが佇んでいた。
「お兄ちゃん!もうお仕事終わったの!?」
「あぁ、いい子にしてたか」
「いい子にしてたよ。このメイドのお姉さんがずっと遊んでくれてたの」
銀髪のメイドは
「かわいい妹さんですね」とほほ笑んだ。
このメイドは名を『メリッサ』と言い、アネモネの専属メイドらしい。年齢は20代後半といったところで落ち着いた雰囲気の女性だった。
「あの、メリッサさん。妹の相手をしていただいていたようですみません」
「いえ、大丈夫ですよ。私が勝手にやっていたことですから」
「えっと、じゃあそろそろ俺は帰りますね」
「夕ご飯食べていったらどうでしょう」
「い、いえ!腐りそうな食材が家にあるんで!」
「そうですか。ならばせめてお送りします」
「い、いや、大丈夫です」
レクセルはベルディを連れてそそくさと家に帰った。
「見送ってもらえばよかったのに」
ベルディは言った。
「お兄ちゃんあのメイドさん好きなんでしょ」
「べ、別に好きじゃないぞ」
「嘘だ~。だっていつもより帰るの早いじゃん!」
「そんなことないだろ」
「でも、あの人美人さんだよねぇ」
そんなことをいいながら帰路を急いだ。
食事を済ませ、風呂の中でレクセルは天井を見て呟いた。
――最強の戦士、か
――俺がなりたいのは最高の騎士なんだよ
赤髪眼鏡の女の子。歳はレクセルと同じくらい。マッチョな初老の男。銀髪の少女。黒髪でレクセルより少し年上の男。
彼らは喋っている者も黙って居るものも居た。
各々机の周りの椅子に座っていたが、
レクセルは彼らに挨拶するでもなく、かといってちらちらと彼らの様子を見ているあたり、どう接すればいいか分からないでいた。
実験室は色とりどりの液体が入ったビーカーやフラスコが机の上に並んでおり、床には本がいくつも無造作に散らばっていた。
「やぁやぁ諸君よく集まってくれた」
部屋の隅の扉からアネモネがセピア色の髪をなびかせて入ってきた。
「新入りの自己紹介が最初だろうね。ホラ、挨拶したまえ」
アネモネに目配せされ、レクセルはおずおずと挨拶した。
「レクセル・バッツと言います。今後ともよろしくお願いします。」
「ふーん。パッと見普通の子ね。まぁ用ナシだったらすぐ突っ返されるだけだからそんなに緊張しないでいいと思うよ」
赤髪眼鏡の女の子が言った。
「私はアリス。アリス・エインヘルヤルよ。よろしく」
アリスと名乗った少女は自分の髪の毛をくるくるしながら答えた。
「わしはゴードンだ。この実験ネズミどもの中じゃ一番の古株になるな。何か困ったことがあったら何でも相談してくれい!」
筋肉ムキムキの初老であるゴードンが言った。
「俺はジャック。ジャック・スレイヤーだ。」
ジャックと名乗る青年は黒髪であった。青年はニカっと笑いかけてきた。
「短い間だが俺はお前の兄貴分になるってことだな」
「最後に私ですね。私はロゼッタといいます。これからよろしくお願いします」
銀髪の少女は礼儀正しく頭を下げた。
「さて、全員の紹介が終わったところで早速本題に入ろうかね」
アネモネが口を開いた。
「知ってると思うが新入りも居るので改めて説明する。『付呪による使用者へ影響』がこのアネモネ研究所での直近のテーマだ。」
「このレクセルの持つ木刀に対して、『上質の剣』なみの強度・切れ味にするという付呪を行ったところ、それを持ったレクセルは折れた肋骨が再生した」
「治癒魔法は一切掛けてないのだがね」
「つまりこの付呪によってレクセル君の体は強化されたことになる。そこでその強化の度合いを詳しく調べたいんだ」
「強化具合を調べる方法とは?」
レクセルが質問をした。
「それはだねぇ……」
アネモネはニヤリとした。
「実際に戦ってもらってもいいんだけど、それじゃ大味な結果しか得られないからねぇ」
「精密試験をやるよ。衝突試験、圧縮試験。いろいろあるけど、全部やろうか」
「ちょっと待ってくれ!俺の体をどうするつもりだ!?」
突然の提案にレクセルは焦り出した。
「心配しなくてもいい。血が出るようならすぐに止めるよ。ただ、少し痛いかもしれないけどね」
「そういう問題じゃない!!」
「安心しろ。私はこれでも医学免許も持っているからな。体に傷一つ残さず治してやれるぞ」
アネモネが言う。
「ご愁傷さま~」
アリスが言った。
「ここに居る奴らは皆似たような経験してるから」
それに対しコクリコクリと頷くロゼッタ。
アネモネはレクセルを金属試験室に引っ張っていった。
「頑張れよ。すぐ終わるからよ」
ジャックが手をひらひらさせてそれを見送った。
レクセルは今、自分の体の強化具合を確かめるための試験を受けている。状況を昨日と同じくするため木刀に付呪を施し、それを握った状態で行われた。
先ほどから何度か衝撃を受け続けているが、痛みは全く無い。
しかし、自分がどこまで耐えられるか不安になった。
「よし、もういいだろう。次が最後だよ」
凄まじい衝撃とともに金属片が背中に叩きつけられた。
流石に少し痛い。
背中には軽く痣ができていた。
「はい。おしまい」
レクセルは金属試験室からでてきた。
「すごい結果だよ!もはや君の身体は金属でできていると言っても過言では無いほど強化されていた!木刀でこれなら全身甲冑に付呪したらどうなってしまうのだろうねぇ!ワクワクがとまらないよ!」
「素晴らしい結果がとれた。次はロゼッタ君の番だね」
「はい」
ロゼッタは付呪された木刀を持った。
そしてアネモネはロゼッタの腕を軽くつねった。
「い、痛い、です」
「やはり、そうか」
アネモネは神妙な顔つきで言った。
「何がわかったんです?」
レクセルは聞いた。
「人体の付呪はレクセル君にしか効果がない」
「これを人体の付呪と言っていいかは分からない。付呪したのはあくまでも木刀だからね」
「しかしレクセル君の身体は木刀への付呪の影響を受けた。木刀への付呪が身体へと浸透したのだ」
「結果として肉体が一時的に強化された」
「これは体質によるものだということは分かっている。ロゼッタにはなんの影響もない」
「ロゼッタ。その木刀で木の板を切ってみろ」
ロゼッタは言われるままに片手で木の板を持ち、付呪された木刀で切った。
力のない一振りであったが木の板は切り落とされた。
「ご覧の通り、木刀への付呪は成功している」
「強くなった武器で戦える。それができれば付呪師としては本望だ。だが、人体へ付呪することができれば?より強力な戦力を得るだろう」
「しかし人体への付呪はリスクが高い。下手すれば死に至る可能性もある。私はそれを試す気はない」
「しかし君のように付呪の影響を身体に受けやすい人もいる。ロゼッタのように全く影響を受けない人もいる」
「君のように付呪の影響を受けやすい身体を持つ者ならば、より強力な付呪ができるかもしれない」
「だから付呪の影響を受けやすい人4人を集めて私の研究に付き合ってもらっている。あっ、ロゼッタちゃんは一般人サンプルとして必要なの」
「この研究が完成すれば究極の戦士ができるかもしれない」
「究極の戦士……」
それはレクセルの目指す騎士の像から離れたものだろうか。
「まぁ今日はこんなところかな」
「レクセル君。帰っていいよ。2回の私の部屋に寄っていきな。妹さんが待ってるから」
「ありがとうございます」
レクセルは礼を言い、部屋を出た。
「うーん、なんか変だねぇ」
アネモネは腕を組みながら呟いた。
「どうしました?」
ロゼッタが聞く。
「いや、なんというか、彼の身体は付呪の影響を受け入れすぎている。まるで早く身体そのものに付呪してくれと言わんばかりだった」
レクセルは2階にあるアネモネの私室に行った。
中にはベルディが目を輝かせてレクセルを迎えてくれた。
傍らには銀髪のメイドが佇んでいた。
「お兄ちゃん!もうお仕事終わったの!?」
「あぁ、いい子にしてたか」
「いい子にしてたよ。このメイドのお姉さんがずっと遊んでくれてたの」
銀髪のメイドは
「かわいい妹さんですね」とほほ笑んだ。
このメイドは名を『メリッサ』と言い、アネモネの専属メイドらしい。年齢は20代後半といったところで落ち着いた雰囲気の女性だった。
「あの、メリッサさん。妹の相手をしていただいていたようですみません」
「いえ、大丈夫ですよ。私が勝手にやっていたことですから」
「えっと、じゃあそろそろ俺は帰りますね」
「夕ご飯食べていったらどうでしょう」
「い、いえ!腐りそうな食材が家にあるんで!」
「そうですか。ならばせめてお送りします」
「い、いや、大丈夫です」
レクセルはベルディを連れてそそくさと家に帰った。
「見送ってもらえばよかったのに」
ベルディは言った。
「お兄ちゃんあのメイドさん好きなんでしょ」
「べ、別に好きじゃないぞ」
「嘘だ~。だっていつもより帰るの早いじゃん!」
「そんなことないだろ」
「でも、あの人美人さんだよねぇ」
そんなことをいいながら帰路を急いだ。
食事を済ませ、風呂の中でレクセルは天井を見て呟いた。
――最強の戦士、か
――俺がなりたいのは最高の騎士なんだよ
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる