頭 リアル 。

半径10cm王国

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褒められたいのだ!

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私はいつでも褒められていたい。
例えば、日常生活でも
「ねぇ、この間の劇みたよ!凄いじゃん!」
とか言われたいし、
「文化祭のポスター、任せてもいい?だって、絵がすっごく上手じゃん?」
って言われていたい。いつでもスポットライトを浴びていたい。

けど、いつだって主役は脇役が欲しいアイツなんだ。アイツは背が高くてかっこよくて演技が上手くてイラストだって私なんかよりも何百倍も上手い。正直、ズルいなって思う。
対して私は、いつだって脇役で、身長はあるけどかっこよくも可愛くもない。居ても居なくても気づかれないし、イラストが得意なことすら思い出しちゃもらえない。
この間のオーディションなんか私が第一希望にしてた主人公役をアイツがかっさらってって、アイツが第一希望にしてた脇役を私が貰ったんだ。
だから、誰よりも頑張ってるつもりでいる。
誰よりも貰った役には熱心に取り組むし、気づかれなくても教室のゴミを拾ったりしてる。イラストが得意なことをちょっとでも覚えてもらうために他のポスターとかイラストを描く機会があった時は大抵立候補して描いたりしてる。

でも、結局つもりはつもり。だれにも私の頑張りなんか届いちゃいなかった。

でも、正直それでもいいのさ。だって褒められたいだけだから。誰に見てもらえなくても、違うところで褒めてもらえたらいい。演劇に入ったのは、そりゃもちろん褒められたいっていうのが第一の理由だけど。でも結構、演劇がやりたいだけでもあるから。

欠点に比べてみれば少ないのだけれど、褒められるところくらい、私にもあるのだ。
例えば、誰とでも仲良くなれるねって言ってもらえる。それだけじゃ全然全く足りないけど、今はまだそれでもいいや。

とどのつまりは
褒められたいのだ!
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