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家族だから!
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冒険者ギルドを出た俺はルル達と共に錬金術ギルドに向かうのだが、カイリ達はその錬金術ギルドが見えて来たところで立ち止まってしまい、お互いに顔を見つめてしまっている。
「…あれ? 何で錬金術ギルドの前に馬車が停まってるんだ?」
…そう。錬金術ギルドの出入り口前にちょっと高そうな馬車が停められていたのだ。
「~~~♪」
「にだ…荷台? 荷台車じゃない馬車が何でここにあるの? って言いたいのか?」
カイリがファニーにそう聞いたら頷いて答えた。
確かにファニーちゃんの言う通りだな。でも……。
「俺達が気にするようなことじゃないと思うから、気にせず入ろう」
プルンッ⁉︎
プル太郎が「そうかなぁ?」と言いたそうな感じで震えた。
不安になるようなことを言わないで欲しいなぁ。
なんて思いながら錬金術ギルドに入って行くと、「どういうことだっ⁉︎」と怒鳴り声が聞こえて来たので、カイリ達はビックリした表情で思わず立ち止まってしまった。
「ですから、錬金術ギルドはアナタに対して薬を売れないと申し上げています」
受付けをしている男性がしれっと言うと、身なりのいいが小太りな男性が怒りに身を任せ、ドンッ⁉︎ と台に拳を叩き付けた!
「売れないってどういうことだっ⁉︎」
「ハァ~……何度も説明しているじゃないですか。アナタはこの錬金術ギルドで迷惑を働いたので、直接売買は禁止されていますと」
「あれはキサマらが提示した薬品を用意出来なかったのが問題だろうっ‼︎」
「出来ないことを出来ないと言ったまでです。もしかしてアナタの場合は出来ないことをやります。なんて言うのですか?」
「それは……」
「やります。と言わないんですね」
「内容による」
「我々も内容を聞いた上で断ったのです。それに我々もアナタに構っている暇が無いので帰って頂けないでしょうか?」
「いい加減して欲しい」と言いた気な顔で小太りの男性を見つめるのに対して、小太りの男性の方は悔しそうな顔で職員を見つめている。
「……キサマ。こんなことしてただで済むと……」
「ご自身が加入している商業ギルドで、何と注意されたのか覚えておられませんか?」
職員のその言葉を聞いた小太りの男性が、言い掛けた言葉を呑むような形で黙り顔を青ざめさせる。
「周りの方にご迷惑を掛けているようなので、お帰り下さい」
職員がそう言うが小太りの男性は怯えて動けなくなっているのか、はたまた諦め切れないのかわからないが、身体を震わせて動かない。
もう将棋で言うところの大手を言われてるもんだろうに。
「キャンッ⁉︎」
ルルが「カウンターに行かないの?」と言いた気な鳴き声を上げるので、頭を撫でてあげながら答える。
「そうだな。用事を済ませた方がいいよな」
ルルもプル太郎。そしてファニーちゃんも外で遊びたそうだし。…てかあんなに身体を動かしたのにまだ遊びたいって…ホント元気だなぁ~、みんな。
カイリはルル達と共にカウンターへと向かうと、近くにいた職員に向かって話し掛ける。
「すみません! 魔法薬を買い取って貰いたいんですけど……」
「買った⁉︎」
「…はぁ?」
さっきまで男性職員と話していた小太りの男性が、カイリの近くに来て話し掛けて来ているのだ!
「おい小娘! ワシの話を聞いているのか! キサマの魔法薬を買い取ってやるから出せと言っておるんじゃ!」
何を言ってるんだ、このオッサンは? まともに関わらない方がよさそうだ。
「…すみませんが今すぐサニーさんを呼んでくれます?」
「はい! 少々お待ち下さいね!」
受付け嬢はそう言うと小走りで奥へと向かった。多分、マズイ事態だと察したんじゃないか?
「おい! 何を勝手に魔法薬を錬金術ギルドに売ろうとしている!」
「俺は錬金術ギルドに所属しているのだから、錬金術ギルドに魔法薬を渡すのは当たり前だろう。それに俺はFランクだから、アンタが期待出来るようなもんを持ってないと思うけど?」
「何…Fランクだとぉ⁉︎ クソォッ⁉︎」
小太りの男性は「当てが外れた⁉︎」と言いたそうな顔をさせている。
「それならそうと早く言えっ‼︎」
いや、ランク確認するどころか売れって言って来たのはそっちだろうがっ‼︎
込み上げてくる怒りを抑えていると、何かを見つけたのか目を見開いた。
「……妖精。妖精をテイムしているのかっ⁉︎」
「はい」なんて言ったら、面倒くさいことになりそうだから無視しよう。
「それにこっちはフェンリルの幼体。……おい小娘。その妖精とフェンリルをワシに売れっ⁉︎」
あ~あ、聞こえない~~~‼︎
「サニーさん、まだ来ないのかなぁ?」
「~~~♪」
「早く来て欲しいよねぇ」と言いたそうな声出すファニーちゃん。
「その2匹合わせて20万レザでどうだ?」
「これが終わったら、みんなで遊びに行こうね」
「キャンッ⁉︎」
ルルが「そうだね!」と言いたそうな鳴き声を上げる。
「ムゥ……ならば25万レザでどうだ?」
たった5万しか上がってねぇじゃん。
「帰り道、従魔店に行ってみようか。そこでルル達が欲しいのを買おう」
ルルのアゴを鍛える為の道具と歯ブラシも買った方がいいよな。ファニーちゃんの服も買ってあげたいなぁ~。
「じゃあ…26万レザなら売ってくれるな? もうこれ以上は出せんぞっ‼︎」
「オメェのポケットマネーの容量小せえなぁ⁉︎ つーか俺はルル達を売る気なんてこれっぽっちもねぇよ! 家族なんだからさぁっ⁉︎」
そう言ってルルとファニーちゃんを抱き締めて、小太りのオッサンから離れた。
「キャンッ⁉︎」
「~~~♪」
ルルとファニーちゃんは「あの人嫌い!」と言いたそうな声を上げる。
プルンッ⁉︎
プル太郎もオッサンのことを「悪いヤツ」と怒った感じに震えていた。
「なっ⁉︎ 小娘が…ワシに逆らうとどうなるのか、わかっているのか?」
「どうなるか言ってみろよ!」
カイリがそう言うと、小太りのオッサンは自慢気に話し始めた。
「ならば言ってやる! ワシが経営している店を利用出来なくしてやる!」
「バルグさんやゼラフさんの経営している店を頼るから、アンタの経営店に行かなくても困ることはないぞ」
「バルグ! それにあのゼラフ商会も……」
小太りのオッサンは俺の話に凄く動揺しているのか、俯いてしまった。
あれ? ジャブを打ったつもりが大ダメージを受けているぞ! 一体どういうことだ?
「ならば商業ギルド長に話をして、キサマをこの街から追い出してやる!」
それは困ること何だけどぉ……ん? ちょっと待てよ。
「お前って…商業ギルド長と親しいのか? つーか商業ギルド長も1人だけの話を聞いて判断するような人と思えないんだけど」
「商業ギルド長もアナタのこと知っているから、会って話しても“ハイハイ…そうですか。帰って下さい。”で終わらせるのがオチよ」
「錬金術ギルド長! サニー⁉︎」
「アナタいつまでここにいるつもり? 早くここを出て行かないと、本当に出禁を喰らうわよ。……それでもいいのかしら?」
指をさして言うサニーさんに対して、小太りのオッサンはバツの悪そうな顔をさせる。
「……くっ⁉︎ 今日のところは帰ってやる!」
小太りのオッサンはそう言うと、「覚えてやがれっ⁉︎」と言いたそうな顔をさせながら錬金術ギルドを出て行ってしまった。
「大丈夫。カイリ?」
「俺達は平気です。それよりもポーションとマナポーションを買い取って欲しいんだけど、大丈夫かな?」
「喜んで買い取らせて頂くわぁっ⁉︎」
目を輝かせながら手を握ってくるサニーに対して、カイリ達は先ほどまで感じていたサニーに対しての敬意が飛んで行ってしまったのであった。
「…あれ? 何で錬金術ギルドの前に馬車が停まってるんだ?」
…そう。錬金術ギルドの出入り口前にちょっと高そうな馬車が停められていたのだ。
「~~~♪」
「にだ…荷台? 荷台車じゃない馬車が何でここにあるの? って言いたいのか?」
カイリがファニーにそう聞いたら頷いて答えた。
確かにファニーちゃんの言う通りだな。でも……。
「俺達が気にするようなことじゃないと思うから、気にせず入ろう」
プルンッ⁉︎
プル太郎が「そうかなぁ?」と言いたそうな感じで震えた。
不安になるようなことを言わないで欲しいなぁ。
なんて思いながら錬金術ギルドに入って行くと、「どういうことだっ⁉︎」と怒鳴り声が聞こえて来たので、カイリ達はビックリした表情で思わず立ち止まってしまった。
「ですから、錬金術ギルドはアナタに対して薬を売れないと申し上げています」
受付けをしている男性がしれっと言うと、身なりのいいが小太りな男性が怒りに身を任せ、ドンッ⁉︎ と台に拳を叩き付けた!
「売れないってどういうことだっ⁉︎」
「ハァ~……何度も説明しているじゃないですか。アナタはこの錬金術ギルドで迷惑を働いたので、直接売買は禁止されていますと」
「あれはキサマらが提示した薬品を用意出来なかったのが問題だろうっ‼︎」
「出来ないことを出来ないと言ったまでです。もしかしてアナタの場合は出来ないことをやります。なんて言うのですか?」
「それは……」
「やります。と言わないんですね」
「内容による」
「我々も内容を聞いた上で断ったのです。それに我々もアナタに構っている暇が無いので帰って頂けないでしょうか?」
「いい加減して欲しい」と言いた気な顔で小太りの男性を見つめるのに対して、小太りの男性の方は悔しそうな顔で職員を見つめている。
「……キサマ。こんなことしてただで済むと……」
「ご自身が加入している商業ギルドで、何と注意されたのか覚えておられませんか?」
職員のその言葉を聞いた小太りの男性が、言い掛けた言葉を呑むような形で黙り顔を青ざめさせる。
「周りの方にご迷惑を掛けているようなので、お帰り下さい」
職員がそう言うが小太りの男性は怯えて動けなくなっているのか、はたまた諦め切れないのかわからないが、身体を震わせて動かない。
もう将棋で言うところの大手を言われてるもんだろうに。
「キャンッ⁉︎」
ルルが「カウンターに行かないの?」と言いた気な鳴き声を上げるので、頭を撫でてあげながら答える。
「そうだな。用事を済ませた方がいいよな」
ルルもプル太郎。そしてファニーちゃんも外で遊びたそうだし。…てかあんなに身体を動かしたのにまだ遊びたいって…ホント元気だなぁ~、みんな。
カイリはルル達と共にカウンターへと向かうと、近くにいた職員に向かって話し掛ける。
「すみません! 魔法薬を買い取って貰いたいんですけど……」
「買った⁉︎」
「…はぁ?」
さっきまで男性職員と話していた小太りの男性が、カイリの近くに来て話し掛けて来ているのだ!
「おい小娘! ワシの話を聞いているのか! キサマの魔法薬を買い取ってやるから出せと言っておるんじゃ!」
何を言ってるんだ、このオッサンは? まともに関わらない方がよさそうだ。
「…すみませんが今すぐサニーさんを呼んでくれます?」
「はい! 少々お待ち下さいね!」
受付け嬢はそう言うと小走りで奥へと向かった。多分、マズイ事態だと察したんじゃないか?
「おい! 何を勝手に魔法薬を錬金術ギルドに売ろうとしている!」
「俺は錬金術ギルドに所属しているのだから、錬金術ギルドに魔法薬を渡すのは当たり前だろう。それに俺はFランクだから、アンタが期待出来るようなもんを持ってないと思うけど?」
「何…Fランクだとぉ⁉︎ クソォッ⁉︎」
小太りの男性は「当てが外れた⁉︎」と言いたそうな顔をさせている。
「それならそうと早く言えっ‼︎」
いや、ランク確認するどころか売れって言って来たのはそっちだろうがっ‼︎
込み上げてくる怒りを抑えていると、何かを見つけたのか目を見開いた。
「……妖精。妖精をテイムしているのかっ⁉︎」
「はい」なんて言ったら、面倒くさいことになりそうだから無視しよう。
「それにこっちはフェンリルの幼体。……おい小娘。その妖精とフェンリルをワシに売れっ⁉︎」
あ~あ、聞こえない~~~‼︎
「サニーさん、まだ来ないのかなぁ?」
「~~~♪」
「早く来て欲しいよねぇ」と言いたそうな声出すファニーちゃん。
「その2匹合わせて20万レザでどうだ?」
「これが終わったら、みんなで遊びに行こうね」
「キャンッ⁉︎」
ルルが「そうだね!」と言いたそうな鳴き声を上げる。
「ムゥ……ならば25万レザでどうだ?」
たった5万しか上がってねぇじゃん。
「帰り道、従魔店に行ってみようか。そこでルル達が欲しいのを買おう」
ルルのアゴを鍛える為の道具と歯ブラシも買った方がいいよな。ファニーちゃんの服も買ってあげたいなぁ~。
「じゃあ…26万レザなら売ってくれるな? もうこれ以上は出せんぞっ‼︎」
「オメェのポケットマネーの容量小せえなぁ⁉︎ つーか俺はルル達を売る気なんてこれっぽっちもねぇよ! 家族なんだからさぁっ⁉︎」
そう言ってルルとファニーちゃんを抱き締めて、小太りのオッサンから離れた。
「キャンッ⁉︎」
「~~~♪」
ルルとファニーちゃんは「あの人嫌い!」と言いたそうな声を上げる。
プルンッ⁉︎
プル太郎もオッサンのことを「悪いヤツ」と怒った感じに震えていた。
「なっ⁉︎ 小娘が…ワシに逆らうとどうなるのか、わかっているのか?」
「どうなるか言ってみろよ!」
カイリがそう言うと、小太りのオッサンは自慢気に話し始めた。
「ならば言ってやる! ワシが経営している店を利用出来なくしてやる!」
「バルグさんやゼラフさんの経営している店を頼るから、アンタの経営店に行かなくても困ることはないぞ」
「バルグ! それにあのゼラフ商会も……」
小太りのオッサンは俺の話に凄く動揺しているのか、俯いてしまった。
あれ? ジャブを打ったつもりが大ダメージを受けているぞ! 一体どういうことだ?
「ならば商業ギルド長に話をして、キサマをこの街から追い出してやる!」
それは困ること何だけどぉ……ん? ちょっと待てよ。
「お前って…商業ギルド長と親しいのか? つーか商業ギルド長も1人だけの話を聞いて判断するような人と思えないんだけど」
「商業ギルド長もアナタのこと知っているから、会って話しても“ハイハイ…そうですか。帰って下さい。”で終わらせるのがオチよ」
「錬金術ギルド長! サニー⁉︎」
「アナタいつまでここにいるつもり? 早くここを出て行かないと、本当に出禁を喰らうわよ。……それでもいいのかしら?」
指をさして言うサニーさんに対して、小太りのオッサンはバツの悪そうな顔をさせる。
「……くっ⁉︎ 今日のところは帰ってやる!」
小太りのオッサンはそう言うと、「覚えてやがれっ⁉︎」と言いたそうな顔をさせながら錬金術ギルドを出て行ってしまった。
「大丈夫。カイリ?」
「俺達は平気です。それよりもポーションとマナポーションを買い取って欲しいんだけど、大丈夫かな?」
「喜んで買い取らせて頂くわぁっ⁉︎」
目を輝かせながら手を握ってくるサニーに対して、カイリ達は先ほどまで感じていたサニーに対しての敬意が飛んで行ってしまったのであった。
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