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バルグ邸最強人物
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「う~ん……う~~~ん…………」
翌日の朝……カイリはお腹の重みで目が覚めてしまった。
う~……またルルが乗っかってる起こそうとしてるのか?
また耳元でキャンキャン鳴かれるのはキツイ。だから上に乗っているルルを退かそうとしたのだが、違和感を感じる。
ん? …んん? ルルの身体ってこんなにスベスベしてたか? それに細いし……。
「……いやん」
いやん? いやんって……まさか!
目を見開いてお腹の方に視線を向けると、俺のお腹の上に足が乗っかっていた。
「……え?」
訳もわからないまま上体を起こして周りを確認して見ると、ベッドの上にマナさん含めた4人メイド達がとんでもない状態で寝ていた。
「みんな何してるんだ?」
そう言ったら俺のお腹に足を置いている足フェチのメイドが、起きているみたいで話し掛けて来た。
「……カイリ様。起きるにはまだ早いので、もう少し寝ていましょうよ……」
足フェチメイドはそう言うと俺の脚にしがみ付いて二度寝しようとする。
早いとか遅いって言う問題じゃないだろよ、これは。
そんなことを思っていると、背を向けていたマナさんがこっちを向いて来た。
「今日は休日だからゆっくりしてられるよぉ……」
「ああ…マナさん休日だったんだ」
てかマナさんに抱かれているルルが困った顔で俺を見つめてるし。いつの間にマナさんの抱き枕になったんだ?
そんなことを思っていたら左手を引っ張られたので、そっちに顔を向けて見てみると肌フェチメイドが頬擦りしていた。
「カイリ様。眠たいですぅ~……」
肌フェチメイドはそう言うと、カイリを再びベッドの上に寝かせる。
「そうですよぉ~……たまにでしたらダラけててもいいと思いとおもいますよぉ~……」
今度は髪フェチメイドがそう言うが、プル太郎を抱き締めているし。
「……どうしてこうなった?」
「「「「私達がカイリ様のことを慕っているから、こうなっているのですよぉ~」」」」
慕ってるって言う割にはルルやプル太郎の方を構ってない?
そんなことを思っていたらマナさんの尻尾が右腕に絡んで来た。
「カイリってば、私だけじゃなく他のメイド達とも寝るなんて……浮気者だねぇ」
「俺達って付き合っていたっけ?」
「酷いよ! 前に私のことを好きって言ってたのに、もう忘れたの?」
「俺そんなこと言ったっけ⁉︎」
「それにカイリと同棲すれば、ぐ~たら生活を満喫出来そうだし」
「そっちが本音だよな!」
そんなこと言ったら、マナさんが身体を起こして覆い被さって来た。
「フッフッフッ……ここで既成事実作ってしまおうか?」
「既成事実⁉︎」
カイリがそう言ったら、他のメイド達も身を起こした!
「マナ様だけズルイ!」
「マナ様より先に既成事実を作れば、カイリ様の足を堪能出来る!」
「私もカイリ様の意中の方にします!」
「「「…え⁉︎」」」
何でマナさん達は髪フェチのメイドの発言に驚いてるんだ?
「アナタ確か恋人がいたんじゃなかったっけ?」
「結婚を前提に付き合ってたって聞いたよ!」
「そうよ! 毎日惚気話を……そう言えば一昨日からしてなかったわね」
「……フッ。彼とはもう別れました」
髪フェチメイドは「別れた」と言ったところで虚な瞳で語るように話し始める。
「付き合ってた彼はですね。私の他に好きな人が出来た! だから別れてくれ! って言って来たんですよ。
その相手が誰なのか知りたくて聞いたら、私の幼馴染だったんですよ。
私と違って猫被るのが上手くて常に男を侍らせてるし、しかもその取り巻きの男から金を巻き上げて楽しんでいる性格ブスだから付き合わない方がいいって伝えたら、キミに彼女の何がわかるんだ! とか言われましたし。私ホント泣きそうに……」
脚を抱えてブツブツ言い始めたので、カイリ達は少し引いてしまった。
ヤベェ…地雷踏んだよ。どうにかしないと……。
「ま…まぁその人と結婚しなくてよかったんじゃない?」
「……そう思います?」
「思う! だってさ、結婚を前提にお付き合いしていた人でしょ? それで他の女に言い寄られただけでそっちに目が行くって軽い男だから、遅かれ早かれそうなってたかもしれないし……何よりもあの男が付き合っているのに、幼馴染と付き合うって浮気じゃん! 俺だったら、どうぞその浮気野郎をくれてやるから浮気されないように気を付けな! って言って見放していると思うし!」
…って、俺は何をいってるんだ!
なんて思っていたら、髪フェチメイドの頬が不自然に吊り上がった。
「……そうですね。あの尻軽男金持ちでもなければイケメンでもないクズですしね…」
髪フェチメイドさんはそう言うと、四つん這いになりながら俺の下にやって来た。
「な、何か?」
「私決めました。新しい恋を始めます」
「そう。その勢だ」
「だからカイリ様。私と結婚を前提にお付き合いして下さい!」
「どうしてそうなるんだ⁉︎」
…あ! でもこのまま百合展開もありかも。
「そして私を養って下さい!」
…前言撤回! この人ヒモになる気だから却下‼︎
「ずるい! なら私も結婚して頂きます! それで毎日カイリ様の可愛いあんよを洗います!」
「私もカイリ様のお身体を清潔に保てるようにお勤めさせて頂きます!」
「私は……たまに護衛するよ」
マナさん! たまに護衛ってどういう意味ですかぁ⁉︎
「カイリったら4人も女性を手球に取るなんて、何て罪深い子!」
「マナさんは俺の親か何かなのっ⁉︎」
「では…既成事実を作る為に先ずは私からチューを……」
「ええっ⁉︎」
この人達の魂胆がわかっているからチューを拒否したい! でも4人が逃さないように身体を抑えてるから逃げられない!
「ルル助けて!」
そう言ったのだけれども何故かスヤスヤと眠っている。
当てにならないだと! ならば……。
「プル太郎ヘルプ!」
そう言ったのだけれども、プル太郎も寝ているのか動こうとしない。
「一体どうしたんだ? いつもならこの時間に起きてるだろう?」
「ルル様とプル太郎様に【睡眠】の魔法を施しました。なので私達の邪魔をすることはないでしょう」
「何だって⁉︎」
「ファニー様が居ないのが気掛かりですが、ルル様達に邪魔されませんのでたっぷり堪能しましょうねぇ~」
「目を瞑っていればすぐに終わるからね」
「イヤイヤイヤイヤイヤッ⁉︎ 本当に誰か助けてええええええええええええっ!⁉︎」
「~~~♪」
鈴のような声が聴こえるのと同時に、マナさん達の顔に風が通った!
この声は⁉︎
出入り口の方に顔を向けて見ると、怒った様子のファニーちゃんがいた!
「ファニーちゃん!」
「~~~♪」
ファニーちゃんは「カイリに変なことしたらダメ!」と言いたそうな声を出した後、俺の下に飛んで来た。
「~~~♪」
「大丈夫だよ。ファニーちゃんのおかげで助かったよ」
そう言ってファニーちゃんの頭を撫でてあげると、嬉しそうな顔になった。
「フッフッフッ……こんなもので私達が止められると思っておりますか?」
「そうですね。そんな風では足への愛を壊すことは到底無理ですよ」
「何としてでも肌にキスをしてみせます」
「ぐ~たら生活の為に負けないよ!」
まぁコケ脅し程度の威力だったからな。効く訳がないか。
「「「「今度こそはああああああっ⁉︎」」」」
「……今度こそは何でしょうか?」
今の一言を聞いたメイド達はピタリと動きを止めた!
「サシャ…様?」
「どど…どうしてこちらにいるのでしょうか?」
「たたた…確かバルグ様とご一緒でしたよね?」
「ギャアアアアアアアアアアアアッ!⁉︎ サシャだあああああああっ‼︎⁉︎」
マナさんが叫んでる。
「帰って来てカイリ様の様子を見に来たのですが…この状況はどういうことですか?」
サシャさんの問い掛けに一同黙り込んでしまう。
「……何も仰らないってことは、何か疚しいことをやろうとしていたんですね。ちょっとお仕置きをしましょうか」
「「「「「#$%&+¥~~~~~~ッ‼︎⁉︎」」」」」
そう言ってからゆっくりと近付いて来るサシャさんの姿にマナ達だけでなく、被害者のカイリまで声にならない叫び声を上げていた。
翌日の朝……カイリはお腹の重みで目が覚めてしまった。
う~……またルルが乗っかってる起こそうとしてるのか?
また耳元でキャンキャン鳴かれるのはキツイ。だから上に乗っているルルを退かそうとしたのだが、違和感を感じる。
ん? …んん? ルルの身体ってこんなにスベスベしてたか? それに細いし……。
「……いやん」
いやん? いやんって……まさか!
目を見開いてお腹の方に視線を向けると、俺のお腹の上に足が乗っかっていた。
「……え?」
訳もわからないまま上体を起こして周りを確認して見ると、ベッドの上にマナさん含めた4人メイド達がとんでもない状態で寝ていた。
「みんな何してるんだ?」
そう言ったら俺のお腹に足を置いている足フェチのメイドが、起きているみたいで話し掛けて来た。
「……カイリ様。起きるにはまだ早いので、もう少し寝ていましょうよ……」
足フェチメイドはそう言うと俺の脚にしがみ付いて二度寝しようとする。
早いとか遅いって言う問題じゃないだろよ、これは。
そんなことを思っていると、背を向けていたマナさんがこっちを向いて来た。
「今日は休日だからゆっくりしてられるよぉ……」
「ああ…マナさん休日だったんだ」
てかマナさんに抱かれているルルが困った顔で俺を見つめてるし。いつの間にマナさんの抱き枕になったんだ?
そんなことを思っていたら左手を引っ張られたので、そっちに顔を向けて見てみると肌フェチメイドが頬擦りしていた。
「カイリ様。眠たいですぅ~……」
肌フェチメイドはそう言うと、カイリを再びベッドの上に寝かせる。
「そうですよぉ~……たまにでしたらダラけててもいいと思いとおもいますよぉ~……」
今度は髪フェチメイドがそう言うが、プル太郎を抱き締めているし。
「……どうしてこうなった?」
「「「「私達がカイリ様のことを慕っているから、こうなっているのですよぉ~」」」」
慕ってるって言う割にはルルやプル太郎の方を構ってない?
そんなことを思っていたらマナさんの尻尾が右腕に絡んで来た。
「カイリってば、私だけじゃなく他のメイド達とも寝るなんて……浮気者だねぇ」
「俺達って付き合っていたっけ?」
「酷いよ! 前に私のことを好きって言ってたのに、もう忘れたの?」
「俺そんなこと言ったっけ⁉︎」
「それにカイリと同棲すれば、ぐ~たら生活を満喫出来そうだし」
「そっちが本音だよな!」
そんなこと言ったら、マナさんが身体を起こして覆い被さって来た。
「フッフッフッ……ここで既成事実作ってしまおうか?」
「既成事実⁉︎」
カイリがそう言ったら、他のメイド達も身を起こした!
「マナ様だけズルイ!」
「マナ様より先に既成事実を作れば、カイリ様の足を堪能出来る!」
「私もカイリ様の意中の方にします!」
「「「…え⁉︎」」」
何でマナさん達は髪フェチのメイドの発言に驚いてるんだ?
「アナタ確か恋人がいたんじゃなかったっけ?」
「結婚を前提に付き合ってたって聞いたよ!」
「そうよ! 毎日惚気話を……そう言えば一昨日からしてなかったわね」
「……フッ。彼とはもう別れました」
髪フェチメイドは「別れた」と言ったところで虚な瞳で語るように話し始める。
「付き合ってた彼はですね。私の他に好きな人が出来た! だから別れてくれ! って言って来たんですよ。
その相手が誰なのか知りたくて聞いたら、私の幼馴染だったんですよ。
私と違って猫被るのが上手くて常に男を侍らせてるし、しかもその取り巻きの男から金を巻き上げて楽しんでいる性格ブスだから付き合わない方がいいって伝えたら、キミに彼女の何がわかるんだ! とか言われましたし。私ホント泣きそうに……」
脚を抱えてブツブツ言い始めたので、カイリ達は少し引いてしまった。
ヤベェ…地雷踏んだよ。どうにかしないと……。
「ま…まぁその人と結婚しなくてよかったんじゃない?」
「……そう思います?」
「思う! だってさ、結婚を前提にお付き合いしていた人でしょ? それで他の女に言い寄られただけでそっちに目が行くって軽い男だから、遅かれ早かれそうなってたかもしれないし……何よりもあの男が付き合っているのに、幼馴染と付き合うって浮気じゃん! 俺だったら、どうぞその浮気野郎をくれてやるから浮気されないように気を付けな! って言って見放していると思うし!」
…って、俺は何をいってるんだ!
なんて思っていたら、髪フェチメイドの頬が不自然に吊り上がった。
「……そうですね。あの尻軽男金持ちでもなければイケメンでもないクズですしね…」
髪フェチメイドさんはそう言うと、四つん這いになりながら俺の下にやって来た。
「な、何か?」
「私決めました。新しい恋を始めます」
「そう。その勢だ」
「だからカイリ様。私と結婚を前提にお付き合いして下さい!」
「どうしてそうなるんだ⁉︎」
…あ! でもこのまま百合展開もありかも。
「そして私を養って下さい!」
…前言撤回! この人ヒモになる気だから却下‼︎
「ずるい! なら私も結婚して頂きます! それで毎日カイリ様の可愛いあんよを洗います!」
「私もカイリ様のお身体を清潔に保てるようにお勤めさせて頂きます!」
「私は……たまに護衛するよ」
マナさん! たまに護衛ってどういう意味ですかぁ⁉︎
「カイリったら4人も女性を手球に取るなんて、何て罪深い子!」
「マナさんは俺の親か何かなのっ⁉︎」
「では…既成事実を作る為に先ずは私からチューを……」
「ええっ⁉︎」
この人達の魂胆がわかっているからチューを拒否したい! でも4人が逃さないように身体を抑えてるから逃げられない!
「ルル助けて!」
そう言ったのだけれども何故かスヤスヤと眠っている。
当てにならないだと! ならば……。
「プル太郎ヘルプ!」
そう言ったのだけれども、プル太郎も寝ているのか動こうとしない。
「一体どうしたんだ? いつもならこの時間に起きてるだろう?」
「ルル様とプル太郎様に【睡眠】の魔法を施しました。なので私達の邪魔をすることはないでしょう」
「何だって⁉︎」
「ファニー様が居ないのが気掛かりですが、ルル様達に邪魔されませんのでたっぷり堪能しましょうねぇ~」
「目を瞑っていればすぐに終わるからね」
「イヤイヤイヤイヤイヤッ⁉︎ 本当に誰か助けてええええええええええええっ!⁉︎」
「~~~♪」
鈴のような声が聴こえるのと同時に、マナさん達の顔に風が通った!
この声は⁉︎
出入り口の方に顔を向けて見ると、怒った様子のファニーちゃんがいた!
「ファニーちゃん!」
「~~~♪」
ファニーちゃんは「カイリに変なことしたらダメ!」と言いたそうな声を出した後、俺の下に飛んで来た。
「~~~♪」
「大丈夫だよ。ファニーちゃんのおかげで助かったよ」
そう言ってファニーちゃんの頭を撫でてあげると、嬉しそうな顔になった。
「フッフッフッ……こんなもので私達が止められると思っておりますか?」
「そうですね。そんな風では足への愛を壊すことは到底無理ですよ」
「何としてでも肌にキスをしてみせます」
「ぐ~たら生活の為に負けないよ!」
まぁコケ脅し程度の威力だったからな。効く訳がないか。
「「「「今度こそはああああああっ⁉︎」」」」
「……今度こそは何でしょうか?」
今の一言を聞いたメイド達はピタリと動きを止めた!
「サシャ…様?」
「どど…どうしてこちらにいるのでしょうか?」
「たたた…確かバルグ様とご一緒でしたよね?」
「ギャアアアアアアアアアアアアッ!⁉︎ サシャだあああああああっ‼︎⁉︎」
マナさんが叫んでる。
「帰って来てカイリ様の様子を見に来たのですが…この状況はどういうことですか?」
サシャさんの問い掛けに一同黙り込んでしまう。
「……何も仰らないってことは、何か疚しいことをやろうとしていたんですね。ちょっとお仕置きをしましょうか」
「「「「「#$%&+¥~~~~~~ッ‼︎⁉︎」」」」」
そう言ってからゆっくりと近付いて来るサシャさんの姿にマナ達だけでなく、被害者のカイリまで声にならない叫び声を上げていた。
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