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突然の侵入者達!
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ファニーちゃん達が楽しそうに戯れ合う姿を微笑ましい顔で見つめていると、妖精女王様が顔の前に現れたのでギョッとしてしまう。
「ホント、ファニーちゃんはいい人達に拾われたのねぇ。もしかしたらって話だけど、ファニーちゃんがカイリちゃんと一緒にいたら私を超える存在になるかもしれないわぁ」
「そうですか?」
確かにファニーちゃんは俺達の中でステータス的に1番強いけど……いや、進化もあるからワンチャン有りえるかもしれないな。
そろそろルル達の戯れ合いを止めようとしたときに急に扉がバンッ⁉︎ と開け放たれたので、部屋の中にいた全員が驚きながら扉の方に顔を向けたら、何と昨日錬金術ギルドで突っ掛かって来た護衛のエルフ達が、ズガズガと部屋に入って来た!
「何事なのっ⁉︎」
「何事ではない! 妖精女王様、その者を信じてはなりません!」
「信じてはなりません。って…アナタ達妖精女王様に向かって何を言っているのよっ⁉︎」
サニーさん怒りの形相でソファーから立ち上がり、護衛のエルフ達の前に立つ。
「何を言っている? その女が妖精を従魔にする為に妖精国に侵入し、ファニー様を誘拐したんだ!」
「「ハァ?」」
俺とサニーさんは「何を言っているんだ?」と言いたそうな顔をしている様子を、エルフ達が可笑そうに鼻で笑う。
何かウゼェなぁ。
「ハァ~……あのねキミ達。ファニーちゃんはねぇ、古代遺跡の転移魔法が勝手に発動したせいで今ここにいるんだよぉ。
その事実は私達妖精の方でちゃんと調べたからね!」
妖精女王様が怒り気味に話すと、至上主義のエルフ達が膝を着いて話し始めた。
「妖精女王様、我々も疑いだけでこう言っている訳ではありません!
ちゃんと証人を連れて来ています!」
「証人? ならここに呼んでちょうだい」
「はい! おい、お前達! こっちに来るんだ!」
エルフ至上主義者の呼び掛けに入って来たのはポンチョを着た2人組。
こんなところでフードを脱がないなんて常識力がないな。…って、あれ? 2人のポンチョが結構汚れているな。それとも長く愛用しているのか?
そんなことを思っていたら、ポンチョ姿の片方が俺に向かって指をさして来た!
「ジザさん、この女がそこの妖精を誘拐したのは間違いないぞ!」
「間違いないって……付け焼き刃並みの嘘を言わない方が身の為だと思いますよ」
あ…これはもうあれだな。横にいるエルフ至上主義者に金で雇われて言っているやつだな。てか、あのエルフの名前ジザっって言うんだ。
「とぼけないで! アナタはまた嘘を吐いてみんなを騙そうとしているのね!」
「またって……アナタ達カイリと面識があるの?」
「あるわ! アナタの顔を嫌ってほど見たことあるわよ!」
嫌ってほど? イヤイヤイヤ! 水辺から這い出て来たところから人生スタートした俺だぞ! この世界で深い関わりを持っている人は早々いない筈だ。
「アマラ、お前は我々に気付いてないようだな」
「アマラ? もしかして俺に言っているのか? つーかお偉いさんの前なんだから、フードを取って話した方がいいんじゃないか?」
「……フンッ⁉︎ 相変わらず惚けるのが上手い女だ。いいだろう! 俺様達の顔を見れば、その顔も変わるだろうな」
そう言うと2人は被っているフードを取り、こっちに顔を向けて来た。
「どうだ!」
「凄く顔が汚い。一回お風呂入った方がいいよ」
「なっ⁉︎ 失礼な事を言うわね⁉︎」
いや、本当に何日も風呂に入ってなさそうな汚れてんじゃん!
「まぁ……カイリの言うこと正しいわねぇ」
「流石にその姿で近づかれたくないなぁ」
「キャンッ⁉︎」
プルンッ⁉︎
「~~~♪」
サニーさんどころか、ルル達も「汚い人達」と言っている。
「と、とにかく! お前の正体を俺達は知っているんだ! 帝国の第一皇太子の婚約者、アマラ・ネバ・ラスタール公爵令嬢! それがお前の正体だろう!」
「「……ハァ?」」
カイリとサニーがそう言っている中、女性の方がズガズガと俺の下によって来た。
「私の顔を見ても分からないのかしらぁ⁉︎」
「…全然」
「へぇ? ……お、おかしいわねぇ? 私卒業パーティーの時にアンタを断罪して……」
「卒業パーティー? 断罪? ……ん? 帝国…………あっ!」
「やっと思い出しましたの⁉︎」
「サニーさん、もしかしてコイツら帝国から追われている人達じゃ!」
「……そうね。元皇帝と特徴が似ているわね」
「フンッ⁉︎ だったらどうだと言うんだ?」
「そうよ! 私達帝国の問題にアナタ達が首を突っ込む義理はないわ!」
いや、話じゃお前ら2人失却して犯罪者扱いされているんだよな。
「そう言えば前に妖精国の方に帝国から、王妃様の為に紅いクリスタルフラワーを2000本用意しろ。なんて失礼な文が届いたけどぉ……もしかしてアナタ達が?」
「そうよ! 私は皇帝陛下のお妃になったんだから、高価で美しい品に囲まれるのは当たり前のことじゃない!
だからアンタのところにクリスタルフラワーを贈って貰うのは当然のことじゃない!」
「贈って貰うって……もしかしてタダで貰うつもりだったのか?」
「そうよ!」
「当然のことでしょ?」と言いたそうな顔をしているけど、誰がどう考えてもタダでやるようなことじゃないだろ!
てか、クリスタルフラワーって何だ? 教えてチュートリアルさん⁉︎
説明
クリスタルフラワーは根から花びらの先まで宝石のように美しいバラのような花で赤、青、黄、緑の4色存在します。
クリスタルフラワーは一度花が咲くと永遠に枯れないことから、枯れない愛と言われており、愛する者への告白に使用の際の最高峰のプレゼントとも言われています。
そして生息域が妖精国と一部の地域しかない為、市場には滅多に出て来ない花でもあります。
参考として1輪で約7800000レザほどします。
ほどってレベルの金額じゃねぇぞ! てか7800000レザの花なんだから、タダで用意させんな!
「ハァ~……ねぇアナタ達。こんなヤツらの話を本当に信じた訳?」
「いや……じ、事実を言ってる! …………よな、お前達は?」
向こうも「何かおかしい?」思っているのか、話し方が少し変になってる。
「そうだ! 俺達は真実を話した! その女! いや、アマラを捕まえろ!」
「極刑よ! 極刑‼︎ その女のせいで私達はもう滅茶苦茶な人生を……」
「…あのさ。本当にお前ら誰かと勘違いしてねぇ?」
「「はぁ?」」
「俺の名前はカイリで、お前らとは面識がないぞ」
「そうねぇ~……そのアマラって女性は人族だったんじゃないの?」
「そうだが。それがどうした?」
「彼女はね。ハイヒューマンなの」
「「ッ⁉︎」」
サニーさんの言葉に2人は絶句する。
「ハ、ハイヒューマン? エルフよりも高貴な存在が……何でここに?」
「え? でも髪色以外アマラそっくりで……アナタ達、私達を騙そうとしてないわよねっ⁉︎」
「全然」
俺がそう言うと、2人は「あれ?」とか「いや、でもぉ……」とか互いの顔を見つめながら話している。
「2人が何を考えているのかわからないけど、彼女にアナタ達を陥れる意味があると思うの?」
「無いが……」
「それとも別の誰かと間違えているんじゃないのかしら?」
「そんなことない……わよ」
男女共に自信なさそうな感じに答えると、俺達に背を向ける。
「なぁエミリー。やっぱり人違いだったんじゃないか?」
「チャールズ、私達学園にいた頃に散々あの女の顔を見ているのよ。そんな訳ないじゃない」
「でも現に俺の顔を見ても知らないって言うし……それに口調だってアマラらしくない」
「言われてみればぁ……確かにそうねぇ」
何か困惑している様子だか?
「このままじゃ埒があかないわね。私達の方で彼らを捕まえて、帝国兵達に確認して貰いましょうか」
「なっ⁉︎ 何でそんなことする⁉︎」
「報償金が出るかもしれないからに決まっているじゃない。抵抗しない方が…あっ⁉︎」
2人はマズイと思ったのか、一目散に部屋から出て行ってしまったのであった。
「ホント、ファニーちゃんはいい人達に拾われたのねぇ。もしかしたらって話だけど、ファニーちゃんがカイリちゃんと一緒にいたら私を超える存在になるかもしれないわぁ」
「そうですか?」
確かにファニーちゃんは俺達の中でステータス的に1番強いけど……いや、進化もあるからワンチャン有りえるかもしれないな。
そろそろルル達の戯れ合いを止めようとしたときに急に扉がバンッ⁉︎ と開け放たれたので、部屋の中にいた全員が驚きながら扉の方に顔を向けたら、何と昨日錬金術ギルドで突っ掛かって来た護衛のエルフ達が、ズガズガと部屋に入って来た!
「何事なのっ⁉︎」
「何事ではない! 妖精女王様、その者を信じてはなりません!」
「信じてはなりません。って…アナタ達妖精女王様に向かって何を言っているのよっ⁉︎」
サニーさん怒りの形相でソファーから立ち上がり、護衛のエルフ達の前に立つ。
「何を言っている? その女が妖精を従魔にする為に妖精国に侵入し、ファニー様を誘拐したんだ!」
「「ハァ?」」
俺とサニーさんは「何を言っているんだ?」と言いたそうな顔をしている様子を、エルフ達が可笑そうに鼻で笑う。
何かウゼェなぁ。
「ハァ~……あのねキミ達。ファニーちゃんはねぇ、古代遺跡の転移魔法が勝手に発動したせいで今ここにいるんだよぉ。
その事実は私達妖精の方でちゃんと調べたからね!」
妖精女王様が怒り気味に話すと、至上主義のエルフ達が膝を着いて話し始めた。
「妖精女王様、我々も疑いだけでこう言っている訳ではありません!
ちゃんと証人を連れて来ています!」
「証人? ならここに呼んでちょうだい」
「はい! おい、お前達! こっちに来るんだ!」
エルフ至上主義者の呼び掛けに入って来たのはポンチョを着た2人組。
こんなところでフードを脱がないなんて常識力がないな。…って、あれ? 2人のポンチョが結構汚れているな。それとも長く愛用しているのか?
そんなことを思っていたら、ポンチョ姿の片方が俺に向かって指をさして来た!
「ジザさん、この女がそこの妖精を誘拐したのは間違いないぞ!」
「間違いないって……付け焼き刃並みの嘘を言わない方が身の為だと思いますよ」
あ…これはもうあれだな。横にいるエルフ至上主義者に金で雇われて言っているやつだな。てか、あのエルフの名前ジザっって言うんだ。
「とぼけないで! アナタはまた嘘を吐いてみんなを騙そうとしているのね!」
「またって……アナタ達カイリと面識があるの?」
「あるわ! アナタの顔を嫌ってほど見たことあるわよ!」
嫌ってほど? イヤイヤイヤ! 水辺から這い出て来たところから人生スタートした俺だぞ! この世界で深い関わりを持っている人は早々いない筈だ。
「アマラ、お前は我々に気付いてないようだな」
「アマラ? もしかして俺に言っているのか? つーかお偉いさんの前なんだから、フードを取って話した方がいいんじゃないか?」
「……フンッ⁉︎ 相変わらず惚けるのが上手い女だ。いいだろう! 俺様達の顔を見れば、その顔も変わるだろうな」
そう言うと2人は被っているフードを取り、こっちに顔を向けて来た。
「どうだ!」
「凄く顔が汚い。一回お風呂入った方がいいよ」
「なっ⁉︎ 失礼な事を言うわね⁉︎」
いや、本当に何日も風呂に入ってなさそうな汚れてんじゃん!
「まぁ……カイリの言うこと正しいわねぇ」
「流石にその姿で近づかれたくないなぁ」
「キャンッ⁉︎」
プルンッ⁉︎
「~~~♪」
サニーさんどころか、ルル達も「汚い人達」と言っている。
「と、とにかく! お前の正体を俺達は知っているんだ! 帝国の第一皇太子の婚約者、アマラ・ネバ・ラスタール公爵令嬢! それがお前の正体だろう!」
「「……ハァ?」」
カイリとサニーがそう言っている中、女性の方がズガズガと俺の下によって来た。
「私の顔を見ても分からないのかしらぁ⁉︎」
「…全然」
「へぇ? ……お、おかしいわねぇ? 私卒業パーティーの時にアンタを断罪して……」
「卒業パーティー? 断罪? ……ん? 帝国…………あっ!」
「やっと思い出しましたの⁉︎」
「サニーさん、もしかしてコイツら帝国から追われている人達じゃ!」
「……そうね。元皇帝と特徴が似ているわね」
「フンッ⁉︎ だったらどうだと言うんだ?」
「そうよ! 私達帝国の問題にアナタ達が首を突っ込む義理はないわ!」
いや、話じゃお前ら2人失却して犯罪者扱いされているんだよな。
「そう言えば前に妖精国の方に帝国から、王妃様の為に紅いクリスタルフラワーを2000本用意しろ。なんて失礼な文が届いたけどぉ……もしかしてアナタ達が?」
「そうよ! 私は皇帝陛下のお妃になったんだから、高価で美しい品に囲まれるのは当たり前のことじゃない!
だからアンタのところにクリスタルフラワーを贈って貰うのは当然のことじゃない!」
「贈って貰うって……もしかしてタダで貰うつもりだったのか?」
「そうよ!」
「当然のことでしょ?」と言いたそうな顔をしているけど、誰がどう考えてもタダでやるようなことじゃないだろ!
てか、クリスタルフラワーって何だ? 教えてチュートリアルさん⁉︎
説明
クリスタルフラワーは根から花びらの先まで宝石のように美しいバラのような花で赤、青、黄、緑の4色存在します。
クリスタルフラワーは一度花が咲くと永遠に枯れないことから、枯れない愛と言われており、愛する者への告白に使用の際の最高峰のプレゼントとも言われています。
そして生息域が妖精国と一部の地域しかない為、市場には滅多に出て来ない花でもあります。
参考として1輪で約7800000レザほどします。
ほどってレベルの金額じゃねぇぞ! てか7800000レザの花なんだから、タダで用意させんな!
「ハァ~……ねぇアナタ達。こんなヤツらの話を本当に信じた訳?」
「いや……じ、事実を言ってる! …………よな、お前達は?」
向こうも「何かおかしい?」思っているのか、話し方が少し変になってる。
「そうだ! 俺達は真実を話した! その女! いや、アマラを捕まえろ!」
「極刑よ! 極刑‼︎ その女のせいで私達はもう滅茶苦茶な人生を……」
「…あのさ。本当にお前ら誰かと勘違いしてねぇ?」
「「はぁ?」」
「俺の名前はカイリで、お前らとは面識がないぞ」
「そうねぇ~……そのアマラって女性は人族だったんじゃないの?」
「そうだが。それがどうした?」
「彼女はね。ハイヒューマンなの」
「「ッ⁉︎」」
サニーさんの言葉に2人は絶句する。
「ハ、ハイヒューマン? エルフよりも高貴な存在が……何でここに?」
「え? でも髪色以外アマラそっくりで……アナタ達、私達を騙そうとしてないわよねっ⁉︎」
「全然」
俺がそう言うと、2人は「あれ?」とか「いや、でもぉ……」とか互いの顔を見つめながら話している。
「2人が何を考えているのかわからないけど、彼女にアナタ達を陥れる意味があると思うの?」
「無いが……」
「それとも別の誰かと間違えているんじゃないのかしら?」
「そんなことない……わよ」
男女共に自信なさそうな感じに答えると、俺達に背を向ける。
「なぁエミリー。やっぱり人違いだったんじゃないか?」
「チャールズ、私達学園にいた頃に散々あの女の顔を見ているのよ。そんな訳ないじゃない」
「でも現に俺の顔を見ても知らないって言うし……それに口調だってアマラらしくない」
「言われてみればぁ……確かにそうねぇ」
何か困惑している様子だか?
「このままじゃ埒があかないわね。私達の方で彼らを捕まえて、帝国兵達に確認して貰いましょうか」
「なっ⁉︎ 何でそんなことする⁉︎」
「報償金が出るかもしれないからに決まっているじゃない。抵抗しない方が…あっ⁉︎」
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