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出発とお別れ
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今日仕事って急過ぎますよ。荷物とか部屋とか聞きたかったのに・・・・・・。
「ワシが昨日聞いたときは、明日は暇だ。 とか言ってなかったか?」
「ああ、暇だったが今朝早くPMC協会の方から連絡が来たんだ」
「今朝? ああ、なるほど。ワシは大体予想は出来てるんじゃが・・・・・・シオンは分からないみたいだから伝えてやれ」
えーっと、PMC協会って協会に登録しているPMCに仕事を案内したり情報提供したり、時には作戦支持をしたりしているところだったよね。
「そうだな。シオン、手短に話すからよく聞いとけ」
「は、はい!」
「昨日の昼過ぎに三人でグループを組んでるPMCが行方不明になったらしい。そいつらの安否確認をPMC協会から俺たちに依頼してきたから依頼を受けた」
「行方不明って・・・・・・その人たちに何があったんですか?」
「分からんから安否確認を依頼してきたんだろう。まぁ、見当はつくけどな」
見当はつく? って言うことはその人たちが“どこにいるのか”天野さんは予想は出来ている。ってことなんだよね。
「っと! 待ち合わせの時間も近くなってきたからな、そろそろ準備をするか」
えっ!? 待ち合わせ? 時間? もう出掛けるの?
「そうね、私はいつもの装備で行くわ」
「ああ、そうしてくれ。リュークはいつもの様に羽田のPMCサポートセンターから無線で指示してくれ」
「了解だよ天野!」
この人が無線でサポートォ? いやいやいや!?
「ちょっ、ちょっと待ってください!!」
「んん、どうしたの?」
「えっと、リュークさん龍人族なのに戦闘に参加しないんですか?」
屈強な身体を持つと言われる龍人族が、任務に参加しないのはなんで?
「あぁ~、僕は見た目はガッチリしてるけど戦闘が苦手でねぇ。人手が欲しいときとかしか参加しないよ。だから無線で情報を伝えたり指示したりするのと、乗り物を運転するのが主な役割りなんだよ」
「そうなんですか」
「ちなみに、船から飛行機まで国際免許証を持ってるからチャーターすれば操縦出来るよ。スゴいでしょう」
「スゴい!!」
国際免許証って、たしか取るの難しいんだよね? それを船から飛行機までって相当頭が良くないと取るの無理でしょ。
「だから僕の役割りは天野くんたちのサポートがメインだと思っていてくれていいよ」
「それはいいから、お前らさっさと支度しろ」
あっ!? いけない! これから出掛けるんだったんだ。
「は、はい! えーっと・・・・・・これと、これと、これとぉ、」
さっきオズマさんから貰った物を鞄の中から出して確認しながらテーブルの上に並べていく。
「お前、装備持ってたのか?」
「ワシが紫音に渡したんじゃ。しかし、タクティカルベストとアサルトライフルの良いのがなくてのぉ。そっちで出してやってくれんか?」
「それぐらいだった、ん? リボルバー・・・・・・お前なんでオートマチックピストルじゃなくリボルバーを渡したんだ?」
「ああ、コイツはオートマチックピストルよりもリボルバーが向いてるんだ。現にコイツはハンドガンを撃ったときに 排莢不良を何回も起こしている。スライドを引き切らない癖があるんだろうな」
「ウゥ~・・・・・・」
訓練で排莢不良ジャムを何回も起こしたとき、ダニエル教官に本当に怒られたよ。あのときの思い出がぁ~・・・・・・ウゥ~。
「そうか、ちゃんとやってくれればなんでもいいか。お前のタクティカルベストとアサルトライフル、それと・・・・・・ニーパッドか、全部持ってくるから少し待ってろよ」
「あ、ありがとうございます」
部屋を出て行く天野さんを見送ったあと、ローダーホルスター二つとホルスターをベルト通してからS&W M&P R8 をホルスターに挿す。
「・・・・・・オズマさん」
「どうしたシオン?」
「357マグナム弾って持ってませんか?」
「ああー・・・・・すまんが、ワシが持ってるのは9mmルガーだけじゃから渡せん」
「やっぱり持ってませんよねぇ」
「そりゃあお前、今日任務に行くって聞いてればワシの方で用意してやったさ」
ですよねぇー。
「ハァー、弾どうしよう」
「357マグナムなら羽田空港PMCサポートセンターで売ってるから、そこで買って行けば大丈夫だろう。金の方は掛かるから・・・・・・今回は報酬から代引きって形にしていいか?」
「天野さんっ!? いつの間に戻って来たんですか?」
「お前が357マグナムの話しをしているところから。それよりもほら」
天野さんの両手にはメッシュ生地のタクティカルベストと傷が目立つニーパッド、それにAKS74u(5.45×39mm弾使用)とマガジン三本があった。
「そのタクティカルベストとニーパッドは俺のお下がりだ」
「あ、ありがとうございます!」
お下がりの物とは言え、必要な物だから有り難い。
「なに、もう使わないもんだから気にするな。それとAKS74uも使うヤツがいないから、お前のもんだ。好きに使え」
「えっ! あ、はい」
これも誰かのお下がりなんだ・・・・・・よね? あ、このマガジン弾が入ってない。
「どうした? 早くそれを身に付けてくれないと仕事に行けないんだが」
「あ!ちょっと待っててください!!」
あたふたしながら天野さんから受け取ったタクティカルベストを着てファスナーを上げるとニーパッドを身につけたあと、屈伸したり身体を捻ったりして確かめる。
「んー・・・・・・うん、タクティカルベストが少しブカブカしていますが問題なさそうですね」
「ナイフの方は左足に着けるしかないな。着けるときは、なるべくキツくつけるようにしておけよ」
「はい」
イスに座った状態から右膝にナイフホルスターを当てる。
「出来ることなら、利き腕とは逆の手でナイフを扱えるように方がいいぞ」
「どうしてですか?」
銃を構えながらナイフを持てるからかな?
「ナイフファイトに切り換えるときに銃をホルスターに仕舞ってからナイフを抜くよりも、銃を持っている手と逆の手で抜く方が早いに決まってるだろ?」
「たしかにそうですね」
「だから左手でナイフファイト出来るように訓練しておけよ」
「・・・・・・はい」
あ、もうダニエル教官に頼れないから天野さんに教えてもらおうかな?
「アマノ、こっちは準備出来たわよ。そっちはどう?」
「ああ、こっちも終わったから羽田空港に行くか。車を出しておくから先に外出てるぞ」
「ん、それじゃあカギの方はやっておくよ」
「シオン、ついて来てくれ」
「は、はい!」
天野さんの後を追うように事務所を出た瞬間、煙草臭さの酷さのあまり鼻を摘まんでしまう。
「うぅ~・・・・・・」
「あ? ああ、煙草の匂いがキツいか」
「ふ、ふぁい」
出来れば今後は階段で煙草を吸うの止めて欲しいよ。
「まぁ、我慢してくれや」
この人、煙草止める気ゼロ!!
僕がそんなこと思っているのをよそに、天野さんはガレージにリモコンを向けてボタンを押して開くと中に駐めてあるピックアップトラックに乗り込む。
「車を出すからどいてくれ」
「・・・・・・はい」
トボトボとガレージから退いてから、ガレージから出てくるピックアップトラックを見ていると、後ろから誰かに肩を叩かれた。
「シオン、今日がお前のPMCデビュー記念日じゃな。ワシは応援しておるぞ!」
「あ、はい・・・・・・ん? オズマさんも一緒に来ないんですか?」
「ああ、ワシはJOKERに所属してないからついて行かんぞ」
「そうですか」
「そんな残念そうな顔をするなシオン。場合によっちゃあ、お前と共に協力する任務があるからの、楽しみにしておるよ」
「・・・・・・はい、色々とありがとうございました」
「うむ。ヒューリーと違って礼儀正しいのぉ。まぁ、そこら辺は母親似か」
オズマさんってお母さんを知ってたんだ。今までお母さんのことを口に出したことがなかったから、てっきり会ったことがないと思ってた。
「それじゃあ、あとは任せたぞアマノ」
「ああ、生きてる内はコイツを住まわせてやるよ」
「え“っ!?」
生きてる内は? 死んだらどうなるのっ!? ってああ・・・・・・帰って行っちゃった。
「お待たせ! ってあれ? オズマさんは?」
「用が済んだからもう帰ったぞ。おいシオン、呆けてないで車に乗ってくれ」
「は、はいっ!!」
慌てながらピックアップトラックの後ろの座席に乗り込むと、天野さんが振り向いてくる。
「全員忘れ物はないな?」
「大丈夫」
「ないわ」
「大丈夫です!」
「そんじゃあ、車出すぞ」
こうして、羽田空港に向けて出発したのであった。
「ワシが昨日聞いたときは、明日は暇だ。 とか言ってなかったか?」
「ああ、暇だったが今朝早くPMC協会の方から連絡が来たんだ」
「今朝? ああ、なるほど。ワシは大体予想は出来てるんじゃが・・・・・・シオンは分からないみたいだから伝えてやれ」
えーっと、PMC協会って協会に登録しているPMCに仕事を案内したり情報提供したり、時には作戦支持をしたりしているところだったよね。
「そうだな。シオン、手短に話すからよく聞いとけ」
「は、はい!」
「昨日の昼過ぎに三人でグループを組んでるPMCが行方不明になったらしい。そいつらの安否確認をPMC協会から俺たちに依頼してきたから依頼を受けた」
「行方不明って・・・・・・その人たちに何があったんですか?」
「分からんから安否確認を依頼してきたんだろう。まぁ、見当はつくけどな」
見当はつく? って言うことはその人たちが“どこにいるのか”天野さんは予想は出来ている。ってことなんだよね。
「っと! 待ち合わせの時間も近くなってきたからな、そろそろ準備をするか」
えっ!? 待ち合わせ? 時間? もう出掛けるの?
「そうね、私はいつもの装備で行くわ」
「ああ、そうしてくれ。リュークはいつもの様に羽田のPMCサポートセンターから無線で指示してくれ」
「了解だよ天野!」
この人が無線でサポートォ? いやいやいや!?
「ちょっ、ちょっと待ってください!!」
「んん、どうしたの?」
「えっと、リュークさん龍人族なのに戦闘に参加しないんですか?」
屈強な身体を持つと言われる龍人族が、任務に参加しないのはなんで?
「あぁ~、僕は見た目はガッチリしてるけど戦闘が苦手でねぇ。人手が欲しいときとかしか参加しないよ。だから無線で情報を伝えたり指示したりするのと、乗り物を運転するのが主な役割りなんだよ」
「そうなんですか」
「ちなみに、船から飛行機まで国際免許証を持ってるからチャーターすれば操縦出来るよ。スゴいでしょう」
「スゴい!!」
国際免許証って、たしか取るの難しいんだよね? それを船から飛行機までって相当頭が良くないと取るの無理でしょ。
「だから僕の役割りは天野くんたちのサポートがメインだと思っていてくれていいよ」
「それはいいから、お前らさっさと支度しろ」
あっ!? いけない! これから出掛けるんだったんだ。
「は、はい! えーっと・・・・・・これと、これと、これとぉ、」
さっきオズマさんから貰った物を鞄の中から出して確認しながらテーブルの上に並べていく。
「お前、装備持ってたのか?」
「ワシが紫音に渡したんじゃ。しかし、タクティカルベストとアサルトライフルの良いのがなくてのぉ。そっちで出してやってくれんか?」
「それぐらいだった、ん? リボルバー・・・・・・お前なんでオートマチックピストルじゃなくリボルバーを渡したんだ?」
「ああ、コイツはオートマチックピストルよりもリボルバーが向いてるんだ。現にコイツはハンドガンを撃ったときに 排莢不良を何回も起こしている。スライドを引き切らない癖があるんだろうな」
「ウゥ~・・・・・・」
訓練で排莢不良ジャムを何回も起こしたとき、ダニエル教官に本当に怒られたよ。あのときの思い出がぁ~・・・・・・ウゥ~。
「そうか、ちゃんとやってくれればなんでもいいか。お前のタクティカルベストとアサルトライフル、それと・・・・・・ニーパッドか、全部持ってくるから少し待ってろよ」
「あ、ありがとうございます」
部屋を出て行く天野さんを見送ったあと、ローダーホルスター二つとホルスターをベルト通してからS&W M&P R8 をホルスターに挿す。
「・・・・・・オズマさん」
「どうしたシオン?」
「357マグナム弾って持ってませんか?」
「ああー・・・・・すまんが、ワシが持ってるのは9mmルガーだけじゃから渡せん」
「やっぱり持ってませんよねぇ」
「そりゃあお前、今日任務に行くって聞いてればワシの方で用意してやったさ」
ですよねぇー。
「ハァー、弾どうしよう」
「357マグナムなら羽田空港PMCサポートセンターで売ってるから、そこで買って行けば大丈夫だろう。金の方は掛かるから・・・・・・今回は報酬から代引きって形にしていいか?」
「天野さんっ!? いつの間に戻って来たんですか?」
「お前が357マグナムの話しをしているところから。それよりもほら」
天野さんの両手にはメッシュ生地のタクティカルベストと傷が目立つニーパッド、それにAKS74u(5.45×39mm弾使用)とマガジン三本があった。
「そのタクティカルベストとニーパッドは俺のお下がりだ」
「あ、ありがとうございます!」
お下がりの物とは言え、必要な物だから有り難い。
「なに、もう使わないもんだから気にするな。それとAKS74uも使うヤツがいないから、お前のもんだ。好きに使え」
「えっ! あ、はい」
これも誰かのお下がりなんだ・・・・・・よね? あ、このマガジン弾が入ってない。
「どうした? 早くそれを身に付けてくれないと仕事に行けないんだが」
「あ!ちょっと待っててください!!」
あたふたしながら天野さんから受け取ったタクティカルベストを着てファスナーを上げるとニーパッドを身につけたあと、屈伸したり身体を捻ったりして確かめる。
「んー・・・・・・うん、タクティカルベストが少しブカブカしていますが問題なさそうですね」
「ナイフの方は左足に着けるしかないな。着けるときは、なるべくキツくつけるようにしておけよ」
「はい」
イスに座った状態から右膝にナイフホルスターを当てる。
「出来ることなら、利き腕とは逆の手でナイフを扱えるように方がいいぞ」
「どうしてですか?」
銃を構えながらナイフを持てるからかな?
「ナイフファイトに切り換えるときに銃をホルスターに仕舞ってからナイフを抜くよりも、銃を持っている手と逆の手で抜く方が早いに決まってるだろ?」
「たしかにそうですね」
「だから左手でナイフファイト出来るように訓練しておけよ」
「・・・・・・はい」
あ、もうダニエル教官に頼れないから天野さんに教えてもらおうかな?
「アマノ、こっちは準備出来たわよ。そっちはどう?」
「ああ、こっちも終わったから羽田空港に行くか。車を出しておくから先に外出てるぞ」
「ん、それじゃあカギの方はやっておくよ」
「シオン、ついて来てくれ」
「は、はい!」
天野さんの後を追うように事務所を出た瞬間、煙草臭さの酷さのあまり鼻を摘まんでしまう。
「うぅ~・・・・・・」
「あ? ああ、煙草の匂いがキツいか」
「ふ、ふぁい」
出来れば今後は階段で煙草を吸うの止めて欲しいよ。
「まぁ、我慢してくれや」
この人、煙草止める気ゼロ!!
僕がそんなこと思っているのをよそに、天野さんはガレージにリモコンを向けてボタンを押して開くと中に駐めてあるピックアップトラックに乗り込む。
「車を出すからどいてくれ」
「・・・・・・はい」
トボトボとガレージから退いてから、ガレージから出てくるピックアップトラックを見ていると、後ろから誰かに肩を叩かれた。
「シオン、今日がお前のPMCデビュー記念日じゃな。ワシは応援しておるぞ!」
「あ、はい・・・・・・ん? オズマさんも一緒に来ないんですか?」
「ああ、ワシはJOKERに所属してないからついて行かんぞ」
「そうですか」
「そんな残念そうな顔をするなシオン。場合によっちゃあ、お前と共に協力する任務があるからの、楽しみにしておるよ」
「・・・・・・はい、色々とありがとうございました」
「うむ。ヒューリーと違って礼儀正しいのぉ。まぁ、そこら辺は母親似か」
オズマさんってお母さんを知ってたんだ。今までお母さんのことを口に出したことがなかったから、てっきり会ったことがないと思ってた。
「それじゃあ、あとは任せたぞアマノ」
「ああ、生きてる内はコイツを住まわせてやるよ」
「え“っ!?」
生きてる内は? 死んだらどうなるのっ!? ってああ・・・・・・帰って行っちゃった。
「お待たせ! ってあれ? オズマさんは?」
「用が済んだからもう帰ったぞ。おいシオン、呆けてないで車に乗ってくれ」
「は、はいっ!!」
慌てながらピックアップトラックの後ろの座席に乗り込むと、天野さんが振り向いてくる。
「全員忘れ物はないな?」
「大丈夫」
「ないわ」
「大丈夫です!」
「そんじゃあ、車出すぞ」
こうして、羽田空港に向けて出発したのであった。
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