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紫音とおじさんとの再会
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サイボーグが倒したウルフとゴブリンの死体を処理をしてから羽田空港へと戻ると、そこには何と見知った人がこっちに向かって走って来たのだ。
「シオオオオオオ~~~ンッ!!」
「お、おじさん!?」
僕が驚いていると、僕よりも大きな身体で抱き締められた。
「無事でよかったぁ~~~っ!!」
「おじさん、どうしてここに?」
「オズマのヤツに居場所を教えて貰ったんじゃよぉ。お主が閉鎖区域に行ってると聞いたから、心配で心配で・・・・・・」
あ、何だろうこの感じ。小さい頃にお父さんに抱き締められた時と同じ、身体全体にモフモフの毛を感じてとても気持いい。
「羨ましいなぁ~」
リトアさんが羨ましそうな顔で見つめて来ているっぽいけど、気にしないでいよう。
「ん? シオン、あれは何じゃ?」
「え、あれ?」
おじさんが指をさしている方向に顔を向けて見ると、トラックからサイボーグが自分で降りて来ていたのだ。
「あれはアメリカが作ったサイボーグで、名前がクアッドと言うらしいです」
「クアッド・・・・・・彼奴の姿、何処かで見たような気が・・・・・・」
向こうも僕達の視線に気付いたのか、ジーッと見つめて来る。
「おじさん、あのサイボーグを見た事あるのですか?」
「いや、あのサイボーグ自体は初めて見たが、雰囲気と佇まいが似ていると思ってな。まぁ気のせいだと思うがな」
おじさんはそう言うと、サイボーグから僕の方に顔を向けた。
「そうそう、お前さんに渡したい物がだいぶ完成して来たんじゃよ」
「完成?」
「ああ、ヒューリーも使っていた道具を・・・・・・どうしたシオン?」
今、サイボーグから背筋が凍りそうなほどのとてつもない殺気を感じた!
そのままサイボーグを見続けるが何をする訳でもなく、ただ佇んでいた。
「・・・・・・ゴメンなさい。何でもありません」
「そ、そうか。お主の左腕を計らせてくれ」
「えっ!?」
左腕を、計る?
「何、すぐに終わるから安心せい」
「あ、うん」
僕はおじさんに言われた通り左手を差し出すと、おじさんはメジャーを取り出して腕の太さと長さを計る。
「これでよしっと。これであれを完成させられる」
おじさんの言うあれって、一体何なんだろう?
「そういえばシオン。お主に聞きたい事があるんじゃが、聞いてもよいか?」
「あ、僕が答えられる範囲でなら言いますよ」
「ヒューリーが手紙で書かなかったのじゃが、お主の母親の名前を知っておるか? オズマやリガードに聞いても、答えてくれんのじゃよ」
え、そんな事?
「僕のお母さんの名前は、大園 セイラ ですよ。僕が産まれてすぐに亡くなったから写真でしか見た事ないんですけど、金髪で綺麗な人で。っておじさん?」
おじさんはとても驚いた顔で硬直していたので、身体を揺すると ハッ!? と気が付いた様子見せた。
「そ、そうかぁ。セイラと結婚したのか」
「お母さんの事を知っているんですか?」
「あっ! ああ、1回だけ会った事がある」
へぇ~、おじさんはお母さんと会った事があるんだぁ。
「お母さん、どんな人だったのか教えてくれますか?」
「ん~・・・・・・余り印象に残ってないが、お淑やかな雰囲気の女性だったかのぅ。1回しか会った事がないから、それ以上の印象が思い浮かばんわい」
「う~ん。それは残念」
お母さんの事をもっと聞けると思ったのに。
「紫音、工藤のところに行くぞ」
「あ、はい! それじゃあおじさん、また後で!」
「おう、仕事の邪魔をしてスマンのぉ~!」
手を振って見送る叔父さんを背に、天野さん達に付いて行くのであった。
「全員ご苦労。お前らの受けた仕事は無事完遂だ。料金については今日の内に銀行の方に振り込んでおくから、後日確認するようにしてくれ。振り込まれていなかったら、電話でもいいから申し出てくれ。以上解散!」
そう言うとお互いのチームは お疲れぇ~。 と言って解散すると、コニーさんが僕の元へやって来た。
「皆さん、おシゴトの方はどうでしたかぁ?」
「えっ? 暇だったわ」
「そうだね。僕達ほとんど何にもしてなかったね」
「そうなのですかぁ~! でも皆さんがブジに帰って来てくれて、私安心しましたぁ~!」
コニーさんはそう言うと、今度は僕の方を見つめる。
「シオン、私はアナタと同じコウコウに留学をしますので、学校でもよろしくねぇ~」
「えっ!? そうなんですか?」
驚いていると、工藤さんが肩に手をポンッと置いてから、話掛けて来た。
「ああ、お前と同い歳だったからお前と同じクラスに入れて貰った。学校生活面で不便に感じていたら、サポートしてやってくれ」
「あ、はい。わかりました」
「因みに彼女は軍人家系で親父が娘の事を溺愛しているからな。彼女を泣かしたりしたら、バレットで頭撃ち抜かれる可能性があるから注意しろよ」
ヒィィィイイイイイイッ!!? バレットで撃ち抜かれるって、恐すぎる。
「あ・・・・・・はい」
顔を青くさせながら返事をすると、 まぁ頑張れよ。 と一声掛けて去って行ってしまった。
「用も済んだ事だし、家に帰るぞ」
「そうね、それじゃあね。コニーちゃん」
「またね」
「それじゃあ高校で」
「はい、またアイましょう!」
コニーさんと手を振って別れ、ピックアップトラックの置いてある駐車場に向かう為、羽田空港の通路を歩いて途中にサイボーグとすれ違った。
「・・・・・・ヒューリー」
「ッ!?」
小声だけど父親の名を言ったので振り返りサイボーグを見つめるが、サイボーグとその周りにいる人達は小声が聞こえてなかったのか、気にせずそのまま歩き去ってしまう。
「どうした、紫音?」
「今あのサイボーグが、お父さん名前を言ってました」
「アナタの父親の名前を?」
天野さん達はお互いの顔を見つめて首を傾げると、僕の頭にポンッと手を置いた。
「お前の気のせいじゃないか?」
・・・・・・本当にそうなのかなぁ?
ぉう疑問に思っていると、リトアさんが後から尻尾に抱き付いて来た。
「うわぁっ!?」
「もぉ~、シオンくんたらぁ~。相変わらず可愛い反応するのねぇ」
「リトアさん、触れる前に言って下さいよ!」
「ゴメンねぇ~」
口では謝っているけど顔は悪びれずに尻尾を頬でスリスリする姿に、ちょっとムッと来たので尻尾を振って剥ぎ取ろうとしたが逆効果だったらしく、気持ちよさそうに尻尾を抱き締めていた。
「まぁ、そんなに気にしなくてもいいじゃないかな?」
「リュークの言う通り、気にしなくていいだろう」
2人はそう言ってから歩き出したので慌てて追い掛けるが、リトアさんが邪魔で上手く歩けない。
「リトアさん、歩きづらいから離れて下さいよ!」
「嫌よ。この気持ちよさを感じていたいわ」
「ああっ!? 天野さん達が離れて行くぅ~!!」
「大丈夫よ。車を置いている場所は知っているんだから」
そう言う問題じゃないよ! もう、誰かこの人を引き剥がしてよぉ!
離れて下さい。嫌よ。と取りをしながらも、歩き続けてピックアップトラックの置いてある駐車場に着いた。
「お前ら、遅いぞ。何をやっていたんだ?」
「リトアさんが尻尾を離してくれなくて、歩きづらくて仕方がなかったんです!」
「リトアぁ・・・・・・」
「あら、いいじゃない。減るもんじゃないんだし」
とても満足そうなのか顔をさせながらピックアップトラックへと乗り込む姿を見た天野さんは、 ハァ~・・・・・・。 とため息を吐いた後に運転席に乗り込んだ。
「ほら紫音。お前も乗れ」
「あ、はい!」
返事をしてから、後部座席へと乗り込んだ。
「ところでアマノくん。今日の報酬の取り分はどうするつもりなんだい?」
「誰も活躍してないからな、平等に4等分で分けるつもりだ」
天野さんはそう言ってから、ピックアップトラックを発進させた。
「シオオオオオオ~~~ンッ!!」
「お、おじさん!?」
僕が驚いていると、僕よりも大きな身体で抱き締められた。
「無事でよかったぁ~~~っ!!」
「おじさん、どうしてここに?」
「オズマのヤツに居場所を教えて貰ったんじゃよぉ。お主が閉鎖区域に行ってると聞いたから、心配で心配で・・・・・・」
あ、何だろうこの感じ。小さい頃にお父さんに抱き締められた時と同じ、身体全体にモフモフの毛を感じてとても気持いい。
「羨ましいなぁ~」
リトアさんが羨ましそうな顔で見つめて来ているっぽいけど、気にしないでいよう。
「ん? シオン、あれは何じゃ?」
「え、あれ?」
おじさんが指をさしている方向に顔を向けて見ると、トラックからサイボーグが自分で降りて来ていたのだ。
「あれはアメリカが作ったサイボーグで、名前がクアッドと言うらしいです」
「クアッド・・・・・・彼奴の姿、何処かで見たような気が・・・・・・」
向こうも僕達の視線に気付いたのか、ジーッと見つめて来る。
「おじさん、あのサイボーグを見た事あるのですか?」
「いや、あのサイボーグ自体は初めて見たが、雰囲気と佇まいが似ていると思ってな。まぁ気のせいだと思うがな」
おじさんはそう言うと、サイボーグから僕の方に顔を向けた。
「そうそう、お前さんに渡したい物がだいぶ完成して来たんじゃよ」
「完成?」
「ああ、ヒューリーも使っていた道具を・・・・・・どうしたシオン?」
今、サイボーグから背筋が凍りそうなほどのとてつもない殺気を感じた!
そのままサイボーグを見続けるが何をする訳でもなく、ただ佇んでいた。
「・・・・・・ゴメンなさい。何でもありません」
「そ、そうか。お主の左腕を計らせてくれ」
「えっ!?」
左腕を、計る?
「何、すぐに終わるから安心せい」
「あ、うん」
僕はおじさんに言われた通り左手を差し出すと、おじさんはメジャーを取り出して腕の太さと長さを計る。
「これでよしっと。これであれを完成させられる」
おじさんの言うあれって、一体何なんだろう?
「そういえばシオン。お主に聞きたい事があるんじゃが、聞いてもよいか?」
「あ、僕が答えられる範囲でなら言いますよ」
「ヒューリーが手紙で書かなかったのじゃが、お主の母親の名前を知っておるか? オズマやリガードに聞いても、答えてくれんのじゃよ」
え、そんな事?
「僕のお母さんの名前は、大園 セイラ ですよ。僕が産まれてすぐに亡くなったから写真でしか見た事ないんですけど、金髪で綺麗な人で。っておじさん?」
おじさんはとても驚いた顔で硬直していたので、身体を揺すると ハッ!? と気が付いた様子見せた。
「そ、そうかぁ。セイラと結婚したのか」
「お母さんの事を知っているんですか?」
「あっ! ああ、1回だけ会った事がある」
へぇ~、おじさんはお母さんと会った事があるんだぁ。
「お母さん、どんな人だったのか教えてくれますか?」
「ん~・・・・・・余り印象に残ってないが、お淑やかな雰囲気の女性だったかのぅ。1回しか会った事がないから、それ以上の印象が思い浮かばんわい」
「う~ん。それは残念」
お母さんの事をもっと聞けると思ったのに。
「紫音、工藤のところに行くぞ」
「あ、はい! それじゃあおじさん、また後で!」
「おう、仕事の邪魔をしてスマンのぉ~!」
手を振って見送る叔父さんを背に、天野さん達に付いて行くのであった。
「全員ご苦労。お前らの受けた仕事は無事完遂だ。料金については今日の内に銀行の方に振り込んでおくから、後日確認するようにしてくれ。振り込まれていなかったら、電話でもいいから申し出てくれ。以上解散!」
そう言うとお互いのチームは お疲れぇ~。 と言って解散すると、コニーさんが僕の元へやって来た。
「皆さん、おシゴトの方はどうでしたかぁ?」
「えっ? 暇だったわ」
「そうだね。僕達ほとんど何にもしてなかったね」
「そうなのですかぁ~! でも皆さんがブジに帰って来てくれて、私安心しましたぁ~!」
コニーさんはそう言うと、今度は僕の方を見つめる。
「シオン、私はアナタと同じコウコウに留学をしますので、学校でもよろしくねぇ~」
「えっ!? そうなんですか?」
驚いていると、工藤さんが肩に手をポンッと置いてから、話掛けて来た。
「ああ、お前と同い歳だったからお前と同じクラスに入れて貰った。学校生活面で不便に感じていたら、サポートしてやってくれ」
「あ、はい。わかりました」
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ヒィィィイイイイイイッ!!? バレットで撃ち抜かれるって、恐すぎる。
「あ・・・・・・はい」
顔を青くさせながら返事をすると、 まぁ頑張れよ。 と一声掛けて去って行ってしまった。
「用も済んだ事だし、家に帰るぞ」
「そうね、それじゃあね。コニーちゃん」
「またね」
「それじゃあ高校で」
「はい、またアイましょう!」
コニーさんと手を振って別れ、ピックアップトラックの置いてある駐車場に向かう為、羽田空港の通路を歩いて途中にサイボーグとすれ違った。
「・・・・・・ヒューリー」
「ッ!?」
小声だけど父親の名を言ったので振り返りサイボーグを見つめるが、サイボーグとその周りにいる人達は小声が聞こえてなかったのか、気にせずそのまま歩き去ってしまう。
「どうした、紫音?」
「今あのサイボーグが、お父さん名前を言ってました」
「アナタの父親の名前を?」
天野さん達はお互いの顔を見つめて首を傾げると、僕の頭にポンッと手を置いた。
「お前の気のせいじゃないか?」
・・・・・・本当にそうなのかなぁ?
ぉう疑問に思っていると、リトアさんが後から尻尾に抱き付いて来た。
「うわぁっ!?」
「もぉ~、シオンくんたらぁ~。相変わらず可愛い反応するのねぇ」
「リトアさん、触れる前に言って下さいよ!」
「ゴメンねぇ~」
口では謝っているけど顔は悪びれずに尻尾を頬でスリスリする姿に、ちょっとムッと来たので尻尾を振って剥ぎ取ろうとしたが逆効果だったらしく、気持ちよさそうに尻尾を抱き締めていた。
「まぁ、そんなに気にしなくてもいいじゃないかな?」
「リュークの言う通り、気にしなくていいだろう」
2人はそう言ってから歩き出したので慌てて追い掛けるが、リトアさんが邪魔で上手く歩けない。
「リトアさん、歩きづらいから離れて下さいよ!」
「嫌よ。この気持ちよさを感じていたいわ」
「ああっ!? 天野さん達が離れて行くぅ~!!」
「大丈夫よ。車を置いている場所は知っているんだから」
そう言う問題じゃないよ! もう、誰かこの人を引き剥がしてよぉ!
離れて下さい。嫌よ。と取りをしながらも、歩き続けてピックアップトラックの置いてある駐車場に着いた。
「お前ら、遅いぞ。何をやっていたんだ?」
「リトアさんが尻尾を離してくれなくて、歩きづらくて仕方がなかったんです!」
「リトアぁ・・・・・・」
「あら、いいじゃない。減るもんじゃないんだし」
とても満足そうなのか顔をさせながらピックアップトラックへと乗り込む姿を見た天野さんは、 ハァ~・・・・・・。 とため息を吐いた後に運転席に乗り込んだ。
「ほら紫音。お前も乗れ」
「あ、はい!」
返事をしてから、後部座席へと乗り込んだ。
「ところでアマノくん。今日の報酬の取り分はどうするつもりなんだい?」
「誰も活躍してないからな、平等に4等分で分けるつもりだ」
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