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紫音と応急処置
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現場に着いた瞬間、僕達は愕然としていた。何故かって? それは・・・・・・。
「撃ち返せ!」
「無理だ!」
「負傷者が出ている! 誰か、メディックを連れて来てくれぇ!!」
「敵が撃ち返して来た! 誰か何とかしてぇ!!」
そこら中から銃声と共に声が聞こえて来る。しかしその銃声と共に聞こえて来る声に怒りを感じて来る。
「みんないい加減して! 仲間同士で一体何をしているのっ!!」
「え? な、仲間同士?」
僕の声に反応した1人がそう言う。
「そうだよ! もう密輸業者達は逃げているよっ! 無線で発砲中止を言い渡してみなよ! すぐにわかるからさ!」
「は、発砲中止! 繰り返す! 発砲中止!」
学生の1人がそう繰り返し伝えると、だんだん発砲音が減って行き、最後には静まり返っていた。
「・・・・・・あ、あれ? アイツらが何処にもいないぞ」
しかも周りで隠れていた学生達も怪訝そうな顔をさせながら、物陰から出て来た。
「いないも何も、お前らが混乱している隙を突いて逃げてんだよ」
「しかも結果的に仲間同士で撃ち合うなんて・・・・・・一体どうすればこんな事になるのよ?」
「そんな。どうして?」
周りにいた生徒達も戸惑った表情させながらも口を開いた。
「いや、コイツが下に敵がいるって言っていたから・・・・・・」
「イヤイヤ、向こうが先に撃って来たからさ」
「何を言っているのよ! 先に撃って来たのはアナタ達の方でしょ?」
最早全員が責任の擦り付けみたいに言い合いをしている。
「本当にいい加減にして下さい! それよりも先にフショウシャの手当てをしないとダメですよ!」
「え? でも校長先生が追えと・・・・・・」
「こんな事をしているアナタ達が追っても、何もデキる訳がないでしょう!!」
うん、コニーさんの言う通りだと思う。
「それにキミ達はもう残弾が少ないよね? その数で交戦出来ると思っているの?」
リュークさんの言葉に思い当たる子がいるのか俯いてしまった。
「龍平くん!」
僕達が話している間に、舞ちゃんはそう言いながら力なく横たわっている実野妓くんの元へ駆け寄ったので、僕も実野妓の側へと行く。
「・・・・・・生きてる。でも血が喉に詰まっていて息が出来てない状態だ」
急いでメディックキットの中を開くと、スポイトを取り出して実野妓くんの口に突っ込んで血を吸い出す。
「紫音、そのまま続けるんだ!リトアはメディックキットを使って治療してやれ!」
「わかったわ!」
「リューク、救急車の要請を頼む! 他の連中は周囲の警戒と負傷者の容態を見てくれ!」
「了解!」
「わかった! 行くぞお前ら!」
僕を含めた全員がそれぞれの仕事に取り掛かったが、何故か入浜の子の内の
数名が何処かへ行こうとする。
「ちょっと待て! お前ら何処に行こうとしているんだっ!」
「こ、校長先生に言われた通り・・・・・・」
「馬鹿野郎ぉっ!! もうあんなヤツの言葉を聞くなっ! トランシーバーの電源を落として大人しくしていろ!」
天野さんの一喝に驚いた子達は、怯えながらも言う通りにトランシーバーの電源を落とした。
「シィくん、私も手伝う!」
「ありがとう。中身が満杯になりそうだから、新しい容器を出して」
「わ、わかった!」
舞ちゃんはそう返事をすると、新しい容器を渡してくれる。
「こっちの中身を捨てて。日野谷さんはリトアさんのサポートをお願い」
「え、ええ!」
4人掛りで治療をしている途中、実野妓くんがいきなり咽せた。
「意識が戻ったわ!」
「・・・・・・ふぁ? ぁが?」
下顎に当たったせいなのか、単に喉に血がこびり付いているせいなのかわからないが、間の抜けた声を出す。
「大人しくしていてちょうだい!」
リトアさんはそう言いながら、実野妓くんの顔を押さえる。
「ふぁ? ・・・・・・ぁ、ぁぁぁああああああっ!!?」
実野妓くんはそう叫びながら暴れ出したので、両手を押さえ込むが手に届かない両足の方はバタバタと暴れている。
その姿を見た日野谷さんと舞ちゃんは、余りの変貌に怯えた表情で実野妓くんを見つめていた。
「見てないで押さえてっ!」
「あ、うん!」
我に返った2人は実野妓くんの両足を体重を掛けて押さえ込む。
「みんな頑張って! もう少しで止血が完了するからぁ!」
リトアさんはそう返事をした後、しばらく無言のまま治療を続けた。
「・・・・・・終わった。だけどそのまま押さえておいて。絶対に暴れると思うから」
そう、リトアさんの治療を受けている間でも実野妓くんは暴れていた。しかし疲れているのかどうかわからないが、先ほどとは違って力が入ってない上に手先が小刻みに震えている。
「リトアさん、もしかして」
「ええ、シオンくんが想像している通り、血を失い過ぎて危険な状態よ」
やっぱり! 目が泳いでいて焦点が合わないし、何よりも悲鳴にも似た訳のわからない言葉を発している時点でおかしいと感じていた。
「そんなぁ! 何とかならないんですかっ!?」
「こればかりは現状では何とかならないわ。早く救急車が来てくれれば助かる筈だけど、このまま放っておいたらぁ・・・・・・」
「アナタ達の車に乗せて病院に運ぶ事は出来ないんですか?」
「無理よマイ。固定出来る物があればまだしも、このまま車に乗せたら他の箇所を怪我する可能性があるもの」
リトアさんがそう答えると、今度は僕の方に顔を向けて来た。
「僕には決定権がないから・・・・・・ゴメン」
僕の言葉を聞いた舞ちゃんは、目に涙を浮かべながら実野妓くんに顔を埋めた。
「死なないで、龍平くん!!」
「そうよ! 舞を置いて死んじゃダメよ!!」
「アマノ、後どれぐらいでここに着く?」
「俺もそう聞いているんだけどよっ! もうすぐ着くの一点張りなんだよっ!」
使えねぇヤツら! と言いたそうな顔をしながらスマホを操作している天野。そんな中、紫音の耳がピンッと立った。
「んっ!?」
「シオンくん、もしかして?」
「救急車のサイレンの音が聴こえて来ました!」
「・・・・・・ホントだ。全く遅過ぎる。とりあえず運びやすいようにしておけ!」
「はい! ほら、2人共退いて!」
泣いてしがみ付いている舞ちゃんを引き剥がすと、実野妓くんの両手両足を揃えて救急隊が運びやすいようにした。
「すみません、遅れました!」
「急いでコイツを運んでくれ! 説明は中でする!」
「え? 応急処置は?」
「もうこっちで済ましている!」
「あ、はい! わかりましたぁ!!」
救急隊はそう言うと、実野妓くんを担架に乗せて救急車の方へ持って行く。
「何方か付き添って頂ける人はいませんか?」
「私が・・・・・・」
「紫音、お前が乗れ」
「えっ!? でもぉ・・・・・・」
舞ちゃんの方が適任じゃないかな?
「お前の方がちゃんと説明出来るだろう。それに彼女を乗せて追い掛けるから、心配するな」
「わかりました。じゃあ乗ります」
そう言うと、実野妓くんが乗せられた救急車の乗り込み、救急隊に説明を始める。
「僕が見つけた時には地面に横たわっていました。それで顔の真横、ここの部分から弾丸が入ったと思われます」
「下顎の左側?」
「はい、それで歯に当たったせいなのかわかりませんが、喉の方へと弾丸の軌道が変わってしまったみたいです」
「そうですか」
そう返事をすると、医師は傷口を確認する。
「喉どころか舌まで傷付いている。後数センチズレていたら、動脈に当たって死んでいたかもしれない」
「動脈って、下手すれば死んでたかもしれませんよね?」
「ええ、だけど今でもその事実は変わらない。現に血圧と心拍数がどんどん下がっている。病院に輸血の用意を頼むんだ!」
「はい!」
こうして搬送している中で、救急隊員はテキパキと実野妓くんに救命措置を施すのであった。
「撃ち返せ!」
「無理だ!」
「負傷者が出ている! 誰か、メディックを連れて来てくれぇ!!」
「敵が撃ち返して来た! 誰か何とかしてぇ!!」
そこら中から銃声と共に声が聞こえて来る。しかしその銃声と共に聞こえて来る声に怒りを感じて来る。
「みんないい加減して! 仲間同士で一体何をしているのっ!!」
「え? な、仲間同士?」
僕の声に反応した1人がそう言う。
「そうだよ! もう密輸業者達は逃げているよっ! 無線で発砲中止を言い渡してみなよ! すぐにわかるからさ!」
「は、発砲中止! 繰り返す! 発砲中止!」
学生の1人がそう繰り返し伝えると、だんだん発砲音が減って行き、最後には静まり返っていた。
「・・・・・・あ、あれ? アイツらが何処にもいないぞ」
しかも周りで隠れていた学生達も怪訝そうな顔をさせながら、物陰から出て来た。
「いないも何も、お前らが混乱している隙を突いて逃げてんだよ」
「しかも結果的に仲間同士で撃ち合うなんて・・・・・・一体どうすればこんな事になるのよ?」
「そんな。どうして?」
周りにいた生徒達も戸惑った表情させながらも口を開いた。
「いや、コイツが下に敵がいるって言っていたから・・・・・・」
「イヤイヤ、向こうが先に撃って来たからさ」
「何を言っているのよ! 先に撃って来たのはアナタ達の方でしょ?」
最早全員が責任の擦り付けみたいに言い合いをしている。
「本当にいい加減にして下さい! それよりも先にフショウシャの手当てをしないとダメですよ!」
「え? でも校長先生が追えと・・・・・・」
「こんな事をしているアナタ達が追っても、何もデキる訳がないでしょう!!」
うん、コニーさんの言う通りだと思う。
「それにキミ達はもう残弾が少ないよね? その数で交戦出来ると思っているの?」
リュークさんの言葉に思い当たる子がいるのか俯いてしまった。
「龍平くん!」
僕達が話している間に、舞ちゃんはそう言いながら力なく横たわっている実野妓くんの元へ駆け寄ったので、僕も実野妓の側へと行く。
「・・・・・・生きてる。でも血が喉に詰まっていて息が出来てない状態だ」
急いでメディックキットの中を開くと、スポイトを取り出して実野妓くんの口に突っ込んで血を吸い出す。
「紫音、そのまま続けるんだ!リトアはメディックキットを使って治療してやれ!」
「わかったわ!」
「リューク、救急車の要請を頼む! 他の連中は周囲の警戒と負傷者の容態を見てくれ!」
「了解!」
「わかった! 行くぞお前ら!」
僕を含めた全員がそれぞれの仕事に取り掛かったが、何故か入浜の子の内の
数名が何処かへ行こうとする。
「ちょっと待て! お前ら何処に行こうとしているんだっ!」
「こ、校長先生に言われた通り・・・・・・」
「馬鹿野郎ぉっ!! もうあんなヤツの言葉を聞くなっ! トランシーバーの電源を落として大人しくしていろ!」
天野さんの一喝に驚いた子達は、怯えながらも言う通りにトランシーバーの電源を落とした。
「シィくん、私も手伝う!」
「ありがとう。中身が満杯になりそうだから、新しい容器を出して」
「わ、わかった!」
舞ちゃんはそう返事をすると、新しい容器を渡してくれる。
「こっちの中身を捨てて。日野谷さんはリトアさんのサポートをお願い」
「え、ええ!」
4人掛りで治療をしている途中、実野妓くんがいきなり咽せた。
「意識が戻ったわ!」
「・・・・・・ふぁ? ぁが?」
下顎に当たったせいなのか、単に喉に血がこびり付いているせいなのかわからないが、間の抜けた声を出す。
「大人しくしていてちょうだい!」
リトアさんはそう言いながら、実野妓くんの顔を押さえる。
「ふぁ? ・・・・・・ぁ、ぁぁぁああああああっ!!?」
実野妓くんはそう叫びながら暴れ出したので、両手を押さえ込むが手に届かない両足の方はバタバタと暴れている。
その姿を見た日野谷さんと舞ちゃんは、余りの変貌に怯えた表情で実野妓くんを見つめていた。
「見てないで押さえてっ!」
「あ、うん!」
我に返った2人は実野妓くんの両足を体重を掛けて押さえ込む。
「みんな頑張って! もう少しで止血が完了するからぁ!」
リトアさんはそう返事をした後、しばらく無言のまま治療を続けた。
「・・・・・・終わった。だけどそのまま押さえておいて。絶対に暴れると思うから」
そう、リトアさんの治療を受けている間でも実野妓くんは暴れていた。しかし疲れているのかどうかわからないが、先ほどとは違って力が入ってない上に手先が小刻みに震えている。
「リトアさん、もしかして」
「ええ、シオンくんが想像している通り、血を失い過ぎて危険な状態よ」
やっぱり! 目が泳いでいて焦点が合わないし、何よりも悲鳴にも似た訳のわからない言葉を発している時点でおかしいと感じていた。
「そんなぁ! 何とかならないんですかっ!?」
「こればかりは現状では何とかならないわ。早く救急車が来てくれれば助かる筈だけど、このまま放っておいたらぁ・・・・・・」
「アナタ達の車に乗せて病院に運ぶ事は出来ないんですか?」
「無理よマイ。固定出来る物があればまだしも、このまま車に乗せたら他の箇所を怪我する可能性があるもの」
リトアさんがそう答えると、今度は僕の方に顔を向けて来た。
「僕には決定権がないから・・・・・・ゴメン」
僕の言葉を聞いた舞ちゃんは、目に涙を浮かべながら実野妓くんに顔を埋めた。
「死なないで、龍平くん!!」
「そうよ! 舞を置いて死んじゃダメよ!!」
「アマノ、後どれぐらいでここに着く?」
「俺もそう聞いているんだけどよっ! もうすぐ着くの一点張りなんだよっ!」
使えねぇヤツら! と言いたそうな顔をしながらスマホを操作している天野。そんな中、紫音の耳がピンッと立った。
「んっ!?」
「シオンくん、もしかして?」
「救急車のサイレンの音が聴こえて来ました!」
「・・・・・・ホントだ。全く遅過ぎる。とりあえず運びやすいようにしておけ!」
「はい! ほら、2人共退いて!」
泣いてしがみ付いている舞ちゃんを引き剥がすと、実野妓くんの両手両足を揃えて救急隊が運びやすいようにした。
「すみません、遅れました!」
「急いでコイツを運んでくれ! 説明は中でする!」
「え? 応急処置は?」
「もうこっちで済ましている!」
「あ、はい! わかりましたぁ!!」
救急隊はそう言うと、実野妓くんを担架に乗せて救急車の方へ持って行く。
「何方か付き添って頂ける人はいませんか?」
「私が・・・・・・」
「紫音、お前が乗れ」
「えっ!? でもぉ・・・・・・」
舞ちゃんの方が適任じゃないかな?
「お前の方がちゃんと説明出来るだろう。それに彼女を乗せて追い掛けるから、心配するな」
「わかりました。じゃあ乗ります」
そう言うと、実野妓くんが乗せられた救急車の乗り込み、救急隊に説明を始める。
「僕が見つけた時には地面に横たわっていました。それで顔の真横、ここの部分から弾丸が入ったと思われます」
「下顎の左側?」
「はい、それで歯に当たったせいなのかわかりませんが、喉の方へと弾丸の軌道が変わってしまったみたいです」
「そうですか」
そう返事をすると、医師は傷口を確認する。
「喉どころか舌まで傷付いている。後数センチズレていたら、動脈に当たって死んでいたかもしれない」
「動脈って、下手すれば死んでたかもしれませんよね?」
「ええ、だけど今でもその事実は変わらない。現に血圧と心拍数がどんどん下がっている。病院に輸血の用意を頼むんだ!」
「はい!」
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