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紫音と実野妓のカーチェイス
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ゴメン、舞ちゃん。
彼はそう思いながらマスタングに駆け寄ると、エンジンを掛ける。
「コニーさん、今何処にいるの?」
『ワタシはスナイパーポジションの建物1階に降りています!』
「了解! 迎えに行くから、そこで待ってて」
居場所が確認出来たのでマスタングを発進させて、コニーさんを迎えに行く。その途中で舞ちゃんを見掛けたが無視して突っ走って行く。
「お待たせコニーさん」
「シオン、行きましょう。ワタシがナビゲーションします! そこのジュウジロを右に曲がって下さい!」
「うん!」
コニーさんの指示通り、十字路を左に曲がるとアクセルを踏み速度を上げる。
「コニーさん。足元に置いてあるM1887に弾を込めてくれる?」
「わかったわシオン。でも、出来ればこれを使いたくないよね?」
「・・・・・・うん」
GT-Rのボディぐらいなら貫通してエンジンにダメージを与えられそうだけど、走っている状態で撃つのだから壁、増してや反対車線に飛び出して他の車と接触事故を起こしてしまう可能性も考慮しなきゃいけない。
「警察の方が動いてくれればいいんだけど」
「ケイサツカン達は、ヘリで上空から見守っているわ」
「地上からは?」
「地上の方は追っていないみたい」
密輸組織を追っていない?
「それはどういう事なの?」
「ワタシも理由はわかりませんが、もしかしたらワタシ達に銃撃戦を任せようとしているのではないでしょうか?」
つまり、警察のイメージの為にも犠牲者を出したくないみたいだ。
「仕方ないよね。僕達だけで何とかしよう」
「次の信号をウセツして下さい・・・・・・えっ!?」
「どうしたの、コニーさん?」
「どうやら、密輸業者達はハイウェイに乗ったようです」
「ハイウェイ? 高速道路に?」
何で逃げ道が少ない場所なんかに逃げ込んだんだ?
「理由はともあれ、追うしかありませんよ。近くのハイウェイ入り口をスマホに設定したので、指示通りに走って下さい」
コニーさんはそう言うと、自身のスマホをこっちに向けて来た。
ああ、なるほど。スマホのナビ設定を使っているんだね。
「ナビ機能に車の設定もあったんだ」
「ワタシも初めて使います!」
まぁ、コニーさん自身も車どころか車の免許すら持っていないもんね。
そんな事を思いつつ、ナビの指示通りに走って行くと高速道路入り口へとやって来た。
「どうしてETCの方に行かないんですか? そっちの方が早いのに」
「カード持っていなから、こっちに入っているんだよ」
この車にETCを使う機能が付いているのだけれども、僕自身ETCカードを持っていないので一般の方を使うしかない。
後でお金を請求をしてETCカードの相談をしておこう。
そう思いながら料金を払って高速道路に乗ったのだった。
「シオン。あっちの方を見てクダさい」
コニーさんが左車線の方に指をさすのでそっちを見つめてみたら、見覚えのあるピックアップトラックが走っていた。
「天野さんの車だ!」
先に高速に乗っていたんだ。
そう思っていると向こうも僕達の存在に気付いたのか、スピードを落として並走して来た。
『紫音、コニー。お前らやっと来たか』
「すいません。舞ちゃんを説得するのに時間が掛かりました」
『だろうな。話は聞いていたから責めねぇよ』
ああ、やり取り聞いていたんだ。
『それよりもこの先にGT-Rがいる。お前の方が早い筈だから、追い付いてくれないか?』
「そうですね。シオンの車の方がテキニンかもしれませんね」
「うん。そうだね・・・・・・天野さん。先に行きます」
『ああ、恐らく向こうは撃って来る筈だから気を付けるんだぞ!』
天野さんの言葉を聞いた後、アクセルを踏んで先へ行く。
「シオン、クルマのナンバーは4649ね。間違えないで下さいね」
4649? 日本語に変えると よろしく。 何てセンスをしているんだろうか。
そう思った後、そのまま走り続けて行くとコニーさんが何かに気付いたかように、1番右側の車線を指さした。
「シオン、あれがそうかも!」
間違いじゃないか確認する為にナンバープレートを見ようと3列車線がある内の中央車線近付いたら、何と向こうからスピードを落として横に並んで来たのだ。
ビックリしながらもサイドウィンド越しに見てみると、何と実野妓くんが運転手に銃を向けて SIG P320 を突き付けていて、こっちを睨んで来たのだ。
仮にも仲間にあんな事をするなんて、実野妓くんは一体何を考えているんだろうか?
「シオン、ブレーキ!」
ブレーキを軽く踏んでGT-Rから離れた瞬間、GT-Rのサイドウィンドのガラスが外に飛び散るのと同時に パンッ!? パンッ!? という発砲音が聴こえて来た。
「発砲して来た!?」
「ええ、あのミノギがこっちに銃を向けて来たの」
コニーさんが声を掛けてくれなかったら、今頃どうなっていただろうか。想像するだけでゾッとする。
そんな事を思っていたら、今度は車から身を乗り出してこっちを向いて来たのだ。
「嘘でしょぉ!」
僕が驚いている最中、実野妓くんは SIG P320 をこっちに向けて撃って来たのだ。
「やっば!」
そう言いながら更に実野妓くんから距離を取る。
「コニーさん、大丈夫?」
「ワタシは平気よ。でもあんなコトをして来るとは思っても見なかったわ」
コニーさんの言う通り、危険行為をしてまで狙って来るとは思ってもみなかった。
しかも距離があるのに、まだハンドガンを撃って来る。
「どうしよう。これじゃ近付けない」
「こういう時にアマノ達に連絡を取るんでしょ」
あ、そうだった。
「こちらコニー! GT-Rにオい付いたのですが、向こうが発砲して来て近付けません!
どうしたらいいのでしょうか?」
『発砲? 周囲に一般人はいるか?』
「はい。います」
『・・・・・・わかった。出来るだけ周りを巻き込みたくない。だから発砲せずに距離を取って追い掛けろ。
許可が出しだし俺の方から伝える』
「リョウカイです。シオン」
「わかった。天野さんの言う通りにします」
本当は撃ち返して牽制したいが、天野さんの言う事は最もなので言われた通りに離れた位置で追い掛ける。しかし、向こうも容赦なく撃って来るので避けるのが大変なのだ。
「向こうは撃って来てるのに、こっちはハンゲキ出来ないなんて・・・・・・もどかしいです!」
「仕方ないよ。僕達が民間人を撃っちゃったら、責任を取らされちゃうよ」
そう言いながら中央車線から追い越し車線へと移る。
『紫音、朗報だ。5km先のトンネルで渋滞しているらしいから、それまで持ち堪えるんだ』
なるほど。渋滞しているところに行けば動きを止められられるって訳だね。
『それに発砲許可も下りたから撃っていい。でも周りの車に当てるなよ』
「わかっていますよ。天野さん! コニーさん! お願いします」
「わかったわ。シオン」
コニーさんはそう言うとサイドウィンドを下げて身を乗り出し、 FN SCRA-H を構えた。
「狙う箇所はコニーさんに任せます」
「わかったわ、シオン!」
コニーさんはそう言うと、GT-Rに向かって発砲を始めた。
ところ変わってとある家の一室で・・・・・・。
バリィイイイイイインッ!?
「うわっ!? 危ないッス!」
社長の見崎がワインの入ったグラスを床に落としてしまい、割れてしまった。落としてしまった当の本人はグラスを見つめたまま、青ざめた顔をしている。
「社長、大丈夫ッスかぁ?」
「・・・・・・大丈夫じゃない」
「大丈夫ッスか? 何処か怪我を・・・・・・」
「悲鳴が聞こえた」
「・・・・・・ハァ?」
何を言っているんだ? と言いたそうな顔をしていたら、GT-Rの写真の元へ行き、手に取った。
「僕のNISUMOちゃんの叫び声が聞こえたんだ!」
「ハァ~・・・・・・」
社長を元気付けようとワインを持って来たら、この有様なので思わず溜息が出てしまう。
「きっと何処かで綺麗な肌を傷付けられているんだ! ゴメンよ! 僕がしっかりしていなかったせいで悪い人に攫われちゃって! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおんっ!?」
写真を抱きながら泣く姿に、田嶋は呆れてしまったのであった。
彼はそう思いながらマスタングに駆け寄ると、エンジンを掛ける。
「コニーさん、今何処にいるの?」
『ワタシはスナイパーポジションの建物1階に降りています!』
「了解! 迎えに行くから、そこで待ってて」
居場所が確認出来たのでマスタングを発進させて、コニーさんを迎えに行く。その途中で舞ちゃんを見掛けたが無視して突っ走って行く。
「お待たせコニーさん」
「シオン、行きましょう。ワタシがナビゲーションします! そこのジュウジロを右に曲がって下さい!」
「うん!」
コニーさんの指示通り、十字路を左に曲がるとアクセルを踏み速度を上げる。
「コニーさん。足元に置いてあるM1887に弾を込めてくれる?」
「わかったわシオン。でも、出来ればこれを使いたくないよね?」
「・・・・・・うん」
GT-Rのボディぐらいなら貫通してエンジンにダメージを与えられそうだけど、走っている状態で撃つのだから壁、増してや反対車線に飛び出して他の車と接触事故を起こしてしまう可能性も考慮しなきゃいけない。
「警察の方が動いてくれればいいんだけど」
「ケイサツカン達は、ヘリで上空から見守っているわ」
「地上からは?」
「地上の方は追っていないみたい」
密輸組織を追っていない?
「それはどういう事なの?」
「ワタシも理由はわかりませんが、もしかしたらワタシ達に銃撃戦を任せようとしているのではないでしょうか?」
つまり、警察のイメージの為にも犠牲者を出したくないみたいだ。
「仕方ないよね。僕達だけで何とかしよう」
「次の信号をウセツして下さい・・・・・・えっ!?」
「どうしたの、コニーさん?」
「どうやら、密輸業者達はハイウェイに乗ったようです」
「ハイウェイ? 高速道路に?」
何で逃げ道が少ない場所なんかに逃げ込んだんだ?
「理由はともあれ、追うしかありませんよ。近くのハイウェイ入り口をスマホに設定したので、指示通りに走って下さい」
コニーさんはそう言うと、自身のスマホをこっちに向けて来た。
ああ、なるほど。スマホのナビ設定を使っているんだね。
「ナビ機能に車の設定もあったんだ」
「ワタシも初めて使います!」
まぁ、コニーさん自身も車どころか車の免許すら持っていないもんね。
そんな事を思いつつ、ナビの指示通りに走って行くと高速道路入り口へとやって来た。
「どうしてETCの方に行かないんですか? そっちの方が早いのに」
「カード持っていなから、こっちに入っているんだよ」
この車にETCを使う機能が付いているのだけれども、僕自身ETCカードを持っていないので一般の方を使うしかない。
後でお金を請求をしてETCカードの相談をしておこう。
そう思いながら料金を払って高速道路に乗ったのだった。
「シオン。あっちの方を見てクダさい」
コニーさんが左車線の方に指をさすのでそっちを見つめてみたら、見覚えのあるピックアップトラックが走っていた。
「天野さんの車だ!」
先に高速に乗っていたんだ。
そう思っていると向こうも僕達の存在に気付いたのか、スピードを落として並走して来た。
『紫音、コニー。お前らやっと来たか』
「すいません。舞ちゃんを説得するのに時間が掛かりました」
『だろうな。話は聞いていたから責めねぇよ』
ああ、やり取り聞いていたんだ。
『それよりもこの先にGT-Rがいる。お前の方が早い筈だから、追い付いてくれないか?』
「そうですね。シオンの車の方がテキニンかもしれませんね」
「うん。そうだね・・・・・・天野さん。先に行きます」
『ああ、恐らく向こうは撃って来る筈だから気を付けるんだぞ!』
天野さんの言葉を聞いた後、アクセルを踏んで先へ行く。
「シオン、クルマのナンバーは4649ね。間違えないで下さいね」
4649? 日本語に変えると よろしく。 何てセンスをしているんだろうか。
そう思った後、そのまま走り続けて行くとコニーさんが何かに気付いたかように、1番右側の車線を指さした。
「シオン、あれがそうかも!」
間違いじゃないか確認する為にナンバープレートを見ようと3列車線がある内の中央車線近付いたら、何と向こうからスピードを落として横に並んで来たのだ。
ビックリしながらもサイドウィンド越しに見てみると、何と実野妓くんが運転手に銃を向けて SIG P320 を突き付けていて、こっちを睨んで来たのだ。
仮にも仲間にあんな事をするなんて、実野妓くんは一体何を考えているんだろうか?
「シオン、ブレーキ!」
ブレーキを軽く踏んでGT-Rから離れた瞬間、GT-Rのサイドウィンドのガラスが外に飛び散るのと同時に パンッ!? パンッ!? という発砲音が聴こえて来た。
「発砲して来た!?」
「ええ、あのミノギがこっちに銃を向けて来たの」
コニーさんが声を掛けてくれなかったら、今頃どうなっていただろうか。想像するだけでゾッとする。
そんな事を思っていたら、今度は車から身を乗り出してこっちを向いて来たのだ。
「嘘でしょぉ!」
僕が驚いている最中、実野妓くんは SIG P320 をこっちに向けて撃って来たのだ。
「やっば!」
そう言いながら更に実野妓くんから距離を取る。
「コニーさん、大丈夫?」
「ワタシは平気よ。でもあんなコトをして来るとは思っても見なかったわ」
コニーさんの言う通り、危険行為をしてまで狙って来るとは思ってもみなかった。
しかも距離があるのに、まだハンドガンを撃って来る。
「どうしよう。これじゃ近付けない」
「こういう時にアマノ達に連絡を取るんでしょ」
あ、そうだった。
「こちらコニー! GT-Rにオい付いたのですが、向こうが発砲して来て近付けません!
どうしたらいいのでしょうか?」
『発砲? 周囲に一般人はいるか?』
「はい。います」
『・・・・・・わかった。出来るだけ周りを巻き込みたくない。だから発砲せずに距離を取って追い掛けろ。
許可が出しだし俺の方から伝える』
「リョウカイです。シオン」
「わかった。天野さんの言う通りにします」
本当は撃ち返して牽制したいが、天野さんの言う事は最もなので言われた通りに離れた位置で追い掛ける。しかし、向こうも容赦なく撃って来るので避けるのが大変なのだ。
「向こうは撃って来てるのに、こっちはハンゲキ出来ないなんて・・・・・・もどかしいです!」
「仕方ないよ。僕達が民間人を撃っちゃったら、責任を取らされちゃうよ」
そう言いながら中央車線から追い越し車線へと移る。
『紫音、朗報だ。5km先のトンネルで渋滞しているらしいから、それまで持ち堪えるんだ』
なるほど。渋滞しているところに行けば動きを止められられるって訳だね。
『それに発砲許可も下りたから撃っていい。でも周りの車に当てるなよ』
「わかっていますよ。天野さん! コニーさん! お願いします」
「わかったわ。シオン」
コニーさんはそう言うとサイドウィンドを下げて身を乗り出し、 FN SCRA-H を構えた。
「狙う箇所はコニーさんに任せます」
「わかったわ、シオン!」
コニーさんはそう言うと、GT-Rに向かって発砲を始めた。
ところ変わってとある家の一室で・・・・・・。
バリィイイイイイインッ!?
「うわっ!? 危ないッス!」
社長の見崎がワインの入ったグラスを床に落としてしまい、割れてしまった。落としてしまった当の本人はグラスを見つめたまま、青ざめた顔をしている。
「社長、大丈夫ッスかぁ?」
「・・・・・・大丈夫じゃない」
「大丈夫ッスか? 何処か怪我を・・・・・・」
「悲鳴が聞こえた」
「・・・・・・ハァ?」
何を言っているんだ? と言いたそうな顔をしていたら、GT-Rの写真の元へ行き、手に取った。
「僕のNISUMOちゃんの叫び声が聞こえたんだ!」
「ハァ~・・・・・・」
社長を元気付けようとワインを持って来たら、この有様なので思わず溜息が出てしまう。
「きっと何処かで綺麗な肌を傷付けられているんだ! ゴメンよ! 僕がしっかりしていなかったせいで悪い人に攫われちゃって! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおんっ!?」
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