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もう、今更だろ
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お昼を済ませたその後も授業をこなして過ごしていたのだが、武芸の授業で問題が起きた。
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・」
「もう・・・・・・ムリ」
うん、筋肉痛の彼女達じゃ、そうなるだろうな。
「二人共、動きにキレがないが一体どうしたんだ? それに、顔色も悪いな」
「二人共筋肉痛ですので、無理な運動はさせない方がいいと思います」
「筋肉痛ぅ? 彼女達は一体何をしてそうなったんだ?」
「この間の事件で自分の不甲斐なさを感じて、昨日俺の元で修行をした結果がこれです」
そう説明したら、ウォーラー先生は2人を可哀想な人を見る目で見つめる。
「とにかく、あの2人は軽い運動だけで済ませよう」
「それがいいと思います」
だって2人の両足がプルプル震えて、産まれたての小鹿のようになっているからな。
そんなこんなで武術の授業も無事(?)に終えたのだが、教室に帰る際にルノアとセリアの2人を担いで更衣室へと連れて行くハメになった。
「コウヤ、女子更衣室まで入っちゃいけないよ」
「それはわかっているって」
ルノアとセリアをクラスメイトの女子に預けて、俺は男子更衣室へと入って行き、制服に着替えて教室に戻った。
「・・・・・・ホント。二人共、大丈夫か?」
心配をしていると、2人がクラスの女子に付き添われながら教室に入って来る。
「みんな、ありがとう」
「アタシ達の為に、付き添ってくれるなんて・・・・・・」
2人がそう言うと、周りにいた女子達はニッコリとした表情でセリア達を見つめる姿に、2人はイヤな予感を感じたのかお互いの手を取り身を寄せる。
「私達クラスメイトなんだから、これぐらいするのは当たり前だよねぇ~」
「そうだよねぇ~! それにコウヤくんの大切な彼女なんだからねぇ~」
「か、彼女ぉっ!?」
「え? 違うの?」
「違ぁ、うけどぉ~・・・・・・でもぉそのぉ~・・・・・・・・・・・・あうぅぅぅ~~~~~~」
自身の両手の人さし指をツンツンしながら答えるセリアを見た彼女達は、目を光らせてセリアに迫る!
「その反応はあれだよね! そういう事なんだよねっ!?」
「コウヤくんと何処までいったの? デートは?」
「デートはもうしているみたいよ」
ルノアのその言葉に教室全体に衝撃が走った。
「やっぱりそういう関係だったんだぁ!?」
「ねぇ、ミヤマくんのどういうところに惹かれたの?」
「そんなことよりも、デートの場所でしょっ!!」
「あ、そうだったね! ねぇ、デートの場所は何処だったの? 教えてセリアさん
!」
こんな感じで質問攻めにされているので、セリアは両手を顔の前に出して みんな落ち着いて。 と言って宥めている。
「コウヤがセリアとデートに行ったときにね。お人形をプレゼントして貰えたんだよぉ~。セリアは、とっても喜んでだみたいだよぉ~」
「みんな、セリアさんがプレゼントを貰えたんだってぇ!!」
「「「キャァアアアアアアッッッ!!?」」」
リタの一言で盛り上がりを見せる女子達だが、セリア自身は恥ずかしいのか顔を真っ赤にさせて手を覆ってしまった。
「穴があったら入りたいです」
俺も同じ気持ちだよ、セリア。
「ミヤマのヤツが羨ましい」
「ああ、そうだな。何でアイツばかり女が寄って来るんだろう?」
「アイツを出し抜けば、セリアさんが俺に振り向いて・・・・・・」
「「いや、それは絶対にない!」」
向こうは向こうで何か話をしているなぁ。
「僕も婚約者とデートに行きたいなぁ~」
「やっぱりここ付近のデートといったら、噴水広場だろうか?」
「そうかもしれない。俺の場合は婚約者と離れて暮らしているから、早く会いたいなぁ・・・・・・」
あ、向こうの人達は婚約者がいたんだな。しかも話を聞いていた非モテ達が睨んでいるし!
「ねぇ、デートのときにミヤマくんとチューしたの? ねぇ、チューしたの? 」
「ちゅっ、チュー!?」
そう言いながら固まるセリアの前にリタが現れる。
「チューまではしていなかったけど、コウヤに積極的に抱き付いていたりしていたよ。
それに自分のことを呼び捨てにして欲しい。 ってコウヤに言っていたし」
「「「「セリアさん、積極的ぃ~~~っ!?」」」」
「~~~~~~ッ!?」
セリアは余りの恥ずかしさからか、手で顔を覆ったままその場にしゃがんでしまった。
「・・・・・・もう、お嫁に行けない」
「ありゃりゃ、これはやり過ぎたかな?」
「でも照れているセリアさんも可愛いねぇ~」
微笑ましい顔で見つめる女子達だが、本人からしてみればもう止めて欲しいと思っている筈。
なので、セリア達が固まっている出入口付近までやって来て声を掛ける。
「みんな、そろそろホームルームが始まるから席に座ったら?」
「う~んそうだね」
「バルゲン先生ならともかく、ルコア先生を困らせる訳にはいかないもんね」
「今後の展開に期待しようかぁ~」
「私も期待していよ~っと」
彼女達はそう言うと、席の方へと歩き出した。
「セリア、席に着こうか」
「・・・・・・」
そう優しく言ったのだが、全く動こうとしてくれない。
「セリア、立ってくれ」
そう言っても何も反応をしてくれないので困ってしまう。
「コウヤ、私に任せて!」
「任せてって、一体何をするつもりなんだ?」
暴力をするつもりなら、俺は任せるつもりはない。
「まぁ、いいから見てて」
リタがそう言うとセリアの耳元へ飛んで行き、周囲に聞こえないぐらいの声で何かを話す。
「ッ!? それはダメッ!!」
とても慌てた表情で顔を上げると、何故か俺に抱き付いて来たのだ。
「コウヤくんは、コウヤくんは・・・・・・」
「セ、セリア。一体どうしたんだ?」
瞳を潤ませで見つめるので、ドキッとしてしまう。
「セリア、やっぱり大胆な子だねぇ」
「そうねぇ。幼馴染みのアタシでも、あんな表情をするセリアを初めて見たわ」
いやいや、何見学をしているの? この場を何とかしてくれよ!
「・・・・・・コホンッ!?」
わざとらしい咳が後から聴こえて来たので、振り向いて見てみるとルコア先生がそこにいたのだ!
「ホームルームを始めたいので、席に着いて頂けますか?」
「あ、はい!」
「わ、わかりました!」
俺達は慌てながら席に着き、ルコア先生のホームルームを聞いた。
「・・・・・・と言う訳です。帰りも気を付けて下さいね。それではホームルームを終わります」
そう言っていつものように教室を後にする姿を見て、俺は背伸びをする。
「授業も終わったことだし、さっさと帰ろうか」
「そうね。アタシ達は筋肉痛だから、大人しく帰った方がよさそうよね」
「つーかルノア、お前はどうやって帰るつもりなんだ? また馬車でも使うのか?」
「そうよ。コウヤの言う通り、馬車が迎えに来てくれるの」
「でも、門まで歩いて行けるの?」
「大丈夫よリタ! 朝よりも体調がよくなって来ているから、門までなら歩いて行けるわよ」
そう言って立ち上がるが、辛そうな顔をしている。
「一応、そこまで付き添うぞ。それとセリア」
「ん? 」
「背中に乗ってくれ」
乗りやすいように背を向けて屈んだのだが、彼女は背に乗ってくれない。
「いや、そのぉ~・・・・・・ちょっと恥ずかしいと言うか何と言うかぁ~」
「それ、今更通用しないと俺は思う」
「何で?」
「いやだってさぁ、朝学園に来るときに背負われて来た挙句に、そのまま教室まで入ったんだから」
俺がそう言うと、クラスメイト達が うんうん。 と同意するように頷く。
「アンリネット様と張り合っていたとはいえ、噂になっているからねぇ~」
「もう乗っちゃった方がいいよ。セリア」
「うう~・・・・・・」
セリアはルノア達を睨むように見つめた後に、俺の背中に乗ったのであった。
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・」
「もう・・・・・・ムリ」
うん、筋肉痛の彼女達じゃ、そうなるだろうな。
「二人共、動きにキレがないが一体どうしたんだ? それに、顔色も悪いな」
「二人共筋肉痛ですので、無理な運動はさせない方がいいと思います」
「筋肉痛ぅ? 彼女達は一体何をしてそうなったんだ?」
「この間の事件で自分の不甲斐なさを感じて、昨日俺の元で修行をした結果がこれです」
そう説明したら、ウォーラー先生は2人を可哀想な人を見る目で見つめる。
「とにかく、あの2人は軽い運動だけで済ませよう」
「それがいいと思います」
だって2人の両足がプルプル震えて、産まれたての小鹿のようになっているからな。
そんなこんなで武術の授業も無事(?)に終えたのだが、教室に帰る際にルノアとセリアの2人を担いで更衣室へと連れて行くハメになった。
「コウヤ、女子更衣室まで入っちゃいけないよ」
「それはわかっているって」
ルノアとセリアをクラスメイトの女子に預けて、俺は男子更衣室へと入って行き、制服に着替えて教室に戻った。
「・・・・・・ホント。二人共、大丈夫か?」
心配をしていると、2人がクラスの女子に付き添われながら教室に入って来る。
「みんな、ありがとう」
「アタシ達の為に、付き添ってくれるなんて・・・・・・」
2人がそう言うと、周りにいた女子達はニッコリとした表情でセリア達を見つめる姿に、2人はイヤな予感を感じたのかお互いの手を取り身を寄せる。
「私達クラスメイトなんだから、これぐらいするのは当たり前だよねぇ~」
「そうだよねぇ~! それにコウヤくんの大切な彼女なんだからねぇ~」
「か、彼女ぉっ!?」
「え? 違うの?」
「違ぁ、うけどぉ~・・・・・・でもぉそのぉ~・・・・・・・・・・・・あうぅぅぅ~~~~~~」
自身の両手の人さし指をツンツンしながら答えるセリアを見た彼女達は、目を光らせてセリアに迫る!
「その反応はあれだよね! そういう事なんだよねっ!?」
「コウヤくんと何処までいったの? デートは?」
「デートはもうしているみたいよ」
ルノアのその言葉に教室全体に衝撃が走った。
「やっぱりそういう関係だったんだぁ!?」
「ねぇ、ミヤマくんのどういうところに惹かれたの?」
「そんなことよりも、デートの場所でしょっ!!」
「あ、そうだったね! ねぇ、デートの場所は何処だったの? 教えてセリアさん
!」
こんな感じで質問攻めにされているので、セリアは両手を顔の前に出して みんな落ち着いて。 と言って宥めている。
「コウヤがセリアとデートに行ったときにね。お人形をプレゼントして貰えたんだよぉ~。セリアは、とっても喜んでだみたいだよぉ~」
「みんな、セリアさんがプレゼントを貰えたんだってぇ!!」
「「「キャァアアアアアアッッッ!!?」」」
リタの一言で盛り上がりを見せる女子達だが、セリア自身は恥ずかしいのか顔を真っ赤にさせて手を覆ってしまった。
「穴があったら入りたいです」
俺も同じ気持ちだよ、セリア。
「ミヤマのヤツが羨ましい」
「ああ、そうだな。何でアイツばかり女が寄って来るんだろう?」
「アイツを出し抜けば、セリアさんが俺に振り向いて・・・・・・」
「「いや、それは絶対にない!」」
向こうは向こうで何か話をしているなぁ。
「僕も婚約者とデートに行きたいなぁ~」
「やっぱりここ付近のデートといったら、噴水広場だろうか?」
「そうかもしれない。俺の場合は婚約者と離れて暮らしているから、早く会いたいなぁ・・・・・・」
あ、向こうの人達は婚約者がいたんだな。しかも話を聞いていた非モテ達が睨んでいるし!
「ねぇ、デートのときにミヤマくんとチューしたの? ねぇ、チューしたの? 」
「ちゅっ、チュー!?」
そう言いながら固まるセリアの前にリタが現れる。
「チューまではしていなかったけど、コウヤに積極的に抱き付いていたりしていたよ。
それに自分のことを呼び捨てにして欲しい。 ってコウヤに言っていたし」
「「「「セリアさん、積極的ぃ~~~っ!?」」」」
「~~~~~~ッ!?」
セリアは余りの恥ずかしさからか、手で顔を覆ったままその場にしゃがんでしまった。
「・・・・・・もう、お嫁に行けない」
「ありゃりゃ、これはやり過ぎたかな?」
「でも照れているセリアさんも可愛いねぇ~」
微笑ましい顔で見つめる女子達だが、本人からしてみればもう止めて欲しいと思っている筈。
なので、セリア達が固まっている出入口付近までやって来て声を掛ける。
「みんな、そろそろホームルームが始まるから席に座ったら?」
「う~んそうだね」
「バルゲン先生ならともかく、ルコア先生を困らせる訳にはいかないもんね」
「今後の展開に期待しようかぁ~」
「私も期待していよ~っと」
彼女達はそう言うと、席の方へと歩き出した。
「セリア、席に着こうか」
「・・・・・・」
そう優しく言ったのだが、全く動こうとしてくれない。
「セリア、立ってくれ」
そう言っても何も反応をしてくれないので困ってしまう。
「コウヤ、私に任せて!」
「任せてって、一体何をするつもりなんだ?」
暴力をするつもりなら、俺は任せるつもりはない。
「まぁ、いいから見てて」
リタがそう言うとセリアの耳元へ飛んで行き、周囲に聞こえないぐらいの声で何かを話す。
「ッ!? それはダメッ!!」
とても慌てた表情で顔を上げると、何故か俺に抱き付いて来たのだ。
「コウヤくんは、コウヤくんは・・・・・・」
「セ、セリア。一体どうしたんだ?」
瞳を潤ませで見つめるので、ドキッとしてしまう。
「セリア、やっぱり大胆な子だねぇ」
「そうねぇ。幼馴染みのアタシでも、あんな表情をするセリアを初めて見たわ」
いやいや、何見学をしているの? この場を何とかしてくれよ!
「・・・・・・コホンッ!?」
わざとらしい咳が後から聴こえて来たので、振り向いて見てみるとルコア先生がそこにいたのだ!
「ホームルームを始めたいので、席に着いて頂けますか?」
「あ、はい!」
「わ、わかりました!」
俺達は慌てながら席に着き、ルコア先生のホームルームを聞いた。
「・・・・・・と言う訳です。帰りも気を付けて下さいね。それではホームルームを終わります」
そう言っていつものように教室を後にする姿を見て、俺は背伸びをする。
「授業も終わったことだし、さっさと帰ろうか」
「そうね。アタシ達は筋肉痛だから、大人しく帰った方がよさそうよね」
「つーかルノア、お前はどうやって帰るつもりなんだ? また馬車でも使うのか?」
「そうよ。コウヤの言う通り、馬車が迎えに来てくれるの」
「でも、門まで歩いて行けるの?」
「大丈夫よリタ! 朝よりも体調がよくなって来ているから、門までなら歩いて行けるわよ」
そう言って立ち上がるが、辛そうな顔をしている。
「一応、そこまで付き添うぞ。それとセリア」
「ん? 」
「背中に乗ってくれ」
乗りやすいように背を向けて屈んだのだが、彼女は背に乗ってくれない。
「いや、そのぉ~・・・・・・ちょっと恥ずかしいと言うか何と言うかぁ~」
「それ、今更通用しないと俺は思う」
「何で?」
「いやだってさぁ、朝学園に来るときに背負われて来た挙句に、そのまま教室まで入ったんだから」
俺がそう言うと、クラスメイト達が うんうん。 と同意するように頷く。
「アンリネット様と張り合っていたとはいえ、噂になっているからねぇ~」
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