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イレイラ様はこれが欲しい・・・・・・
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私の名前は イレイラ・ミッド・サリアス 第3王女 帝国の姫。つい先日に何者かによって暗殺されかけたところをコウヤ達に助けられた。しかも助けられただけではなく、何とコウヤの家で匿ってくれて貰っている。
「サエ殿、こんな感じで大丈夫だろうか?」
「うんうん! いい感じよ」
彼女はコウヤの母親の サエ・ミヤマ と言う名前らしい。コウヤと違って笑顔の絶えなく子供っぽい見た目をしている。
現在何をしているのかって? サエ殿と共に夕食の準備をしているのだ。
「家事を手伝ってくれて、ありがとうねぇ」
「いえ、気にしないで下さい」
居候している身なのだから、これぐらいしないと面子に関わって来てしまう。
「でも意外ねぇ。イレイラちゃんは王女様なのに、普通に洗濯物をたためるのねぇ」
「あ、いえ・・・・・・母上のお陰ですから」
そう、王家の別荘で母と2人暮らしをしていた時に、母の負担にならないように家事を手伝っていたのだ。
「じゃあそっちの方は任せるからね。私はお風呂の方を掃除して来るから」
サエさんはそう言うとリビングから出て行ってしまった。
「それにしてもこの服は不思議なものだなぁ」
私の世界の服よりも肌触りがいい上に、少し伸縮性があるので羨ましいと思ってしまう。
「それに加えて見たこともない素材も使われていないか?」
特にこの靴下がそうだ。力一杯引き伸ばしても元の形に戻るので驚いた。
「伸縮性のある布はあるが、ここまで伸びたりしないからなぁ。これはこれで欲しいな」
そんなことを思いつつ服をたたんでいると、とある物に目についてしまった。
「こ、これは!」
コウヤが昨日着ていた洋服だ。イレイラ王女はそれをまじまじと見つめる。
「昨日洗ったのに、もう乾いているとは・・・・・・この世界の技術は恐ろしいな」
私の世界にも服を乾燥させる魔法があるが、使えない乾燥し過ぎて服の生地が痛んでしまうということで、使わない人の方が多い。
「うう~む。あのカンソウキと言った道具のお陰なのか?」
それにこのいい香りは、洗剤のお陰らしい。
「ちゃんと乾かさなければ生乾きの臭いが残ってしまうにの、これは臭いがしないな」
向こうの世界では少し生乾きっぽい臭いが残ってしまうので、女性は香水を付けているのが普通だし、何よりも一度洗ってしまった服は買った時のような肌触りがなくなってしまうのが当たり前の世界だ。
「この服、欲しいな」
普段着として使いたいところだ。
「いくら欲しいって言われても、洸夜が着るお洋服だからあげられないからね」
「ち、違うんです! コウヤが着ていた服が欲しいって訳ではなく! この洋服が着やすそうだから欲しいって言ったんです!」
「あらそうなの? それなら今度行ったときに買いましょうか」
「いいんですか? こんないい生地を使っているのですから、値段が・・・・・・」
「イレイラちゃんが持っているそれは1200円程度で買える洋服だから、気にしなくてもいいのよ」
これがたったの1200円程度?
「いくら何でも安過ぎる気がする」
「昔ならもうちょっと高い値段の服が支流だったけど、生産性と品質の向上をしたから、いいものが安く買えるのよ」
「そうなのですか」
この国、いや・・・・・・この世界の産業についても追々学んだ方がよさそうな気がする。
「それはそうとぉ~、やっぱりアナタも洸夜のことが気になるのかしらぁ?」
「そっ、それはぁ・・・・・・」
セリアには興味がある程度とハッキリと伝えたが、サエさんには言えない。
「そう、まぁセリアちゃんなら私はいいと思っているけど、アナタの場合はちょっとって感じているのよねぇ」
私の場合は?
「つまり、私がコウヤと付き合うのは認めないってことですか?」
「現段階では。って話よ。もちろんコウヤがアナタのことが好きって言うのであれば、親として考えるけどね」
つまりコウヤを惚れさせれば私にもチャンスがあるってことだな。
「まぁ、現状を見る限りアナタがコウヤとお付き合いするのは無理な感じかしらねぇ。お夕飯の支度をしましょうか」
サエさんはそう言うとキッチンの方に行く。
「・・・・・・今の私ではお付き合いも無理な感じか」
サエさんの言葉に思い当たる節があるので、反論するどころか認めてしまった。
「私がもう少ししっかりしていれば、護衛を巻き込むことがなかったかもしれないな」
「暗殺者については完全な不意打ちだったから、仕方のないことだと思うわよ」
「え、でも・・・・・・」
「それにね。護衛の役目はアナタを命を掛けてアナタを守ることだから、多少傷付いたぐらいじゃアナタのことを責めたり何てしないわよ」
そう言うが、痛々しい姿を思い出すと胸が苦しくなってしまう。
「自分の実力に自信がないって言うんなら、セリアちゃん達みたいにコウヤの通っていた道場に行って鍛えてみる?」
「コウヤが通っていた道場に?」
「うん、すぐ近くだから歩いて通えるわ。どうする、行ってみる?」
あの強いコウヤが通っていた道場か。そこへ行けば、私も強くなれるだろうか?
「お願い出来ますか?」
「OK。今度の休日に洸夜達と一緒に行ってね。それと、洸夜の師匠は厳しい人だから、覚悟しておくようにね」
「わかりました。私も覚悟を決めます」
そう返事をしてから洗濯物を畳むのであった。そして3時半を過ぎた頃に2階からギシッと床が軋む音がした。
「あら、洸夜達が帰って来たみたいね」
どうやら床が軋む音でコウヤが帰って来たのか判断しているようだ。
そんなことを思っていると階段を降りて来る音がしてくるが、音が重なっているのでセリアもいると判断した。
「たっだいまぁ~!」
「ただいま母さん」
「お邪魔します」
「お帰り。洸夜、セリアちゃん。それにリタちゃん。ってあら? ルノアちゃんも来たの?」
「お邪魔しま・・・・・・す?」
ルノアの表情が固まってしまった。まぁ無理もないだろうなぁ。何せルノアの視線に先にはイレイラ王女様がいるのだから。
「なっ、何でイレイラ王女様がこっ、こここ、ここにいるのぉ!?」
「イレイラちゃんはウチで匿うことになったからいるのよ」
「嘘ぉ!? 私そんなこと一度も聞いてないんですけどぉ!」
いや、ルノアに話してもないからなぁ。
「今日はそのことを話そうと思ってさ、ここに連れて来たんだけど」
「そうなのぉ!?」
「そうだよぉ。ルノア気付かなかったの?」
「気付く訳ないでしょ!」
ルノアはそう言うと、身体を震わせ始めた。
「アバババババッ、どうしよう! 不敬罪で私のお家が取り潰されるかもしれない」
「いや、私自身にはそんな発言力がないから、普段通りにしてくれて構わないぞ」
「は、ハヒッ! 普段通りにいたしましゅ!」
ルノアのおかしなようすに、 ちょっとこれは・・・・・・。 と感じたので、ルノアの肩に手を置いた。
「とりあえずお茶を出してやるから、そこの椅子に座っていてくれ」
「ハハハハハイッ!?」
「椅子はそっちじゃなくてこっちだよ」
リタに促されるようにして椅子に座る姿を見た後に、人数分のお茶の準備を進める。
「ルノアくんだったっけ? キミは昨日のことをどれだけ知っているんだ?」
「は、はいっ! 王女様が何者かの手によって助けられたぐらいしか、私は聞いていません!」
「そうかぁ。やはり向こうではそういうことになっていたか」
イレイラ王女はこの事態を予想していたらしく、残念そうな顔をさせる。
「やはりメイドとの間に産まれた子に、嫌気を感じる者達がいたのだろうな」
「そんなことはありませんよ! 生徒会長になれたのも王家の血筋だからではなく、アナタ様自身の人徳と実力ではありませんか!」
「そう言ってくれるのは有り難い。しかし、王女という立場になると陰口を耳にするんだ」
イレイラ王女の言葉に俺自身もお茶を用意しながら、そうだろうなぁと思うのであった。
「サエ殿、こんな感じで大丈夫だろうか?」
「うんうん! いい感じよ」
彼女はコウヤの母親の サエ・ミヤマ と言う名前らしい。コウヤと違って笑顔の絶えなく子供っぽい見た目をしている。
現在何をしているのかって? サエ殿と共に夕食の準備をしているのだ。
「家事を手伝ってくれて、ありがとうねぇ」
「いえ、気にしないで下さい」
居候している身なのだから、これぐらいしないと面子に関わって来てしまう。
「でも意外ねぇ。イレイラちゃんは王女様なのに、普通に洗濯物をたためるのねぇ」
「あ、いえ・・・・・・母上のお陰ですから」
そう、王家の別荘で母と2人暮らしをしていた時に、母の負担にならないように家事を手伝っていたのだ。
「じゃあそっちの方は任せるからね。私はお風呂の方を掃除して来るから」
サエさんはそう言うとリビングから出て行ってしまった。
「それにしてもこの服は不思議なものだなぁ」
私の世界の服よりも肌触りがいい上に、少し伸縮性があるので羨ましいと思ってしまう。
「それに加えて見たこともない素材も使われていないか?」
特にこの靴下がそうだ。力一杯引き伸ばしても元の形に戻るので驚いた。
「伸縮性のある布はあるが、ここまで伸びたりしないからなぁ。これはこれで欲しいな」
そんなことを思いつつ服をたたんでいると、とある物に目についてしまった。
「こ、これは!」
コウヤが昨日着ていた洋服だ。イレイラ王女はそれをまじまじと見つめる。
「昨日洗ったのに、もう乾いているとは・・・・・・この世界の技術は恐ろしいな」
私の世界にも服を乾燥させる魔法があるが、使えない乾燥し過ぎて服の生地が痛んでしまうということで、使わない人の方が多い。
「うう~む。あのカンソウキと言った道具のお陰なのか?」
それにこのいい香りは、洗剤のお陰らしい。
「ちゃんと乾かさなければ生乾きの臭いが残ってしまうにの、これは臭いがしないな」
向こうの世界では少し生乾きっぽい臭いが残ってしまうので、女性は香水を付けているのが普通だし、何よりも一度洗ってしまった服は買った時のような肌触りがなくなってしまうのが当たり前の世界だ。
「この服、欲しいな」
普段着として使いたいところだ。
「いくら欲しいって言われても、洸夜が着るお洋服だからあげられないからね」
「ち、違うんです! コウヤが着ていた服が欲しいって訳ではなく! この洋服が着やすそうだから欲しいって言ったんです!」
「あらそうなの? それなら今度行ったときに買いましょうか」
「いいんですか? こんないい生地を使っているのですから、値段が・・・・・・」
「イレイラちゃんが持っているそれは1200円程度で買える洋服だから、気にしなくてもいいのよ」
これがたったの1200円程度?
「いくら何でも安過ぎる気がする」
「昔ならもうちょっと高い値段の服が支流だったけど、生産性と品質の向上をしたから、いいものが安く買えるのよ」
「そうなのですか」
この国、いや・・・・・・この世界の産業についても追々学んだ方がよさそうな気がする。
「それはそうとぉ~、やっぱりアナタも洸夜のことが気になるのかしらぁ?」
「そっ、それはぁ・・・・・・」
セリアには興味がある程度とハッキリと伝えたが、サエさんには言えない。
「そう、まぁセリアちゃんなら私はいいと思っているけど、アナタの場合はちょっとって感じているのよねぇ」
私の場合は?
「つまり、私がコウヤと付き合うのは認めないってことですか?」
「現段階では。って話よ。もちろんコウヤがアナタのことが好きって言うのであれば、親として考えるけどね」
つまりコウヤを惚れさせれば私にもチャンスがあるってことだな。
「まぁ、現状を見る限りアナタがコウヤとお付き合いするのは無理な感じかしらねぇ。お夕飯の支度をしましょうか」
サエさんはそう言うとキッチンの方に行く。
「・・・・・・今の私ではお付き合いも無理な感じか」
サエさんの言葉に思い当たる節があるので、反論するどころか認めてしまった。
「私がもう少ししっかりしていれば、護衛を巻き込むことがなかったかもしれないな」
「暗殺者については完全な不意打ちだったから、仕方のないことだと思うわよ」
「え、でも・・・・・・」
「それにね。護衛の役目はアナタを命を掛けてアナタを守ることだから、多少傷付いたぐらいじゃアナタのことを責めたり何てしないわよ」
そう言うが、痛々しい姿を思い出すと胸が苦しくなってしまう。
「自分の実力に自信がないって言うんなら、セリアちゃん達みたいにコウヤの通っていた道場に行って鍛えてみる?」
「コウヤが通っていた道場に?」
「うん、すぐ近くだから歩いて通えるわ。どうする、行ってみる?」
あの強いコウヤが通っていた道場か。そこへ行けば、私も強くなれるだろうか?
「お願い出来ますか?」
「OK。今度の休日に洸夜達と一緒に行ってね。それと、洸夜の師匠は厳しい人だから、覚悟しておくようにね」
「わかりました。私も覚悟を決めます」
そう返事をしてから洗濯物を畳むのであった。そして3時半を過ぎた頃に2階からギシッと床が軋む音がした。
「あら、洸夜達が帰って来たみたいね」
どうやら床が軋む音でコウヤが帰って来たのか判断しているようだ。
そんなことを思っていると階段を降りて来る音がしてくるが、音が重なっているのでセリアもいると判断した。
「たっだいまぁ~!」
「ただいま母さん」
「お邪魔します」
「お帰り。洸夜、セリアちゃん。それにリタちゃん。ってあら? ルノアちゃんも来たの?」
「お邪魔しま・・・・・・す?」
ルノアの表情が固まってしまった。まぁ無理もないだろうなぁ。何せルノアの視線に先にはイレイラ王女様がいるのだから。
「なっ、何でイレイラ王女様がこっ、こここ、ここにいるのぉ!?」
「イレイラちゃんはウチで匿うことになったからいるのよ」
「嘘ぉ!? 私そんなこと一度も聞いてないんですけどぉ!」
いや、ルノアに話してもないからなぁ。
「今日はそのことを話そうと思ってさ、ここに連れて来たんだけど」
「そうなのぉ!?」
「そうだよぉ。ルノア気付かなかったの?」
「気付く訳ないでしょ!」
ルノアはそう言うと、身体を震わせ始めた。
「アバババババッ、どうしよう! 不敬罪で私のお家が取り潰されるかもしれない」
「いや、私自身にはそんな発言力がないから、普段通りにしてくれて構わないぞ」
「は、ハヒッ! 普段通りにいたしましゅ!」
ルノアのおかしなようすに、 ちょっとこれは・・・・・・。 と感じたので、ルノアの肩に手を置いた。
「とりあえずお茶を出してやるから、そこの椅子に座っていてくれ」
「ハハハハハイッ!?」
「椅子はそっちじゃなくてこっちだよ」
リタに促されるようにして椅子に座る姿を見た後に、人数分のお茶の準備を進める。
「ルノアくんだったっけ? キミは昨日のことをどれだけ知っているんだ?」
「は、はいっ! 王女様が何者かの手によって助けられたぐらいしか、私は聞いていません!」
「そうかぁ。やはり向こうではそういうことになっていたか」
イレイラ王女はこの事態を予想していたらしく、残念そうな顔をさせる。
「やはりメイドとの間に産まれた子に、嫌気を感じる者達がいたのだろうな」
「そんなことはありませんよ! 生徒会長になれたのも王家の血筋だからではなく、アナタ様自身の人徳と実力ではありませんか!」
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