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20.消えないで
しおりを挟む殿下は、目を細めて上空の敵を見上げている。
「殿下」
「主殿?」
時間はない。足早に近付いて、声を掛けた。殿下は瞬きして、こちらを見る。完全に、獲物を撃ち落とす猛禽の目になっていたのだが、私を目にすると、やや鋭さが和らいだのが分かった。
私は目を背けた。
殿下を見ずに、その隣に立ち、手のひらを差し出す。
「補佐します」
「……ああ。ありがとう」
大きな掌が重なると、自分の魔力が、ぎゅっと吸い上げられるように勢いよく、殿下に向かって流れ始めた。殿下が、押し殺した息を吐き出すのが聞こえる。
「主殿。あまり無理をしてもらいたくないのだが」
「……そうですか」
どの口が言っているんですか!
と、詰め寄りたい気分でいっぱいだったのだが、私はただ頷いて、彼の手をぐっと握り締めた。
確かに、殿下は普通の「人」ではない。かつて魔獣の血を取り込んだ王家、その血脈を継いでいる以上、ゼグシュノクの器でなくなったとしても、彼の根本的な異質さは変わらない。
でも、だからといって、私が繋いだ手を離すわけがない。召喚獣の面倒をみるのは、召喚士の仕事だ。たとえ、出会ってからこれまで、殿下の方が私の面倒をみていたとしても、だ。
「このくらいでしょうか」
「……ああ、そうだな」
殿下が頷くのを確認し、手を離す。殿下は眉を顰めて、少しの間、自分の手を見詰めていたが、気を取り直すように首を振った。
「……このくらい魔力があれば、いけるだろう」
殿下が上空に視線を移し、すっと狙いを定めた。
地面を蹴って、跳ぶ。ぶしゅっ! と音がして、アークウェルの顎の下から唇の上まで、殿下の剣が突き刺さった。大量の魔力を溜めて、口から放とうとしていたアークウェルは、動きを封じられて、口の端から煙のようなものを噴き出した。
「ふ……ごぉぉぉ」
アークウェル、もしくはアークウェルの攻撃用端末には、人らしい感情なんてない。そう理解しているのに、気のせいか、ひどく立腹しているように聞こえる。
「う、うわあ……」
リオルがどん引きした目で、突き刺さった剣を眺めた。
気持ちは分かる。イシルディア殿下は、すごいと思うのだが……たまに、人間離れしすぎる行動を目の当たりにすると、見ている方の思考が停止してしまう。
「すまない、リオル。剣を返せなくなった」
「いや、いいですよ、もう」
「しかし、また武器がなくなったか……仕方ない、やはり、神獣を掴んだ手で殴るしか」
(ひっ! おい、召喚士! 早く、さっきの命令を解け! あの人間の傍にいたら、せっかくの実体が跡形もなく使い潰される!)
ゼグシュノクが、半ば殿下の肩に乗っかったまま、一部の炎を飛ばして私の前で吠え立てた。
動揺か恐怖か、全身を波立たせているのが、毛を逆立てた猫のようだ。心なしか、尖った耳らしきものも見える気がする。
「……分かりました、これから殿下の護りは、私が務めますから大丈夫です」
(よし! 我は主に魔力供給をしてやろう! 受け取るが良い)
嬉々として、ゼグシュノクは私の肩に乗り換えると、するりと首の周りに纏った。炎の形状こそ取っているが、熱くはない。むしろ、ひんやりと感じられるほどだ。
殿下は苦笑しながら、その様子を見ていたが、ふっと笑いを消し、
「はっ!」
息を吐き出しながら、真横に現れたガーゴイルを打撃で吹っ飛ばした。
もんどり打って倒れたガーゴイルが、ぼろりと崩れ、そのまま砂に溶けていく。
「やはり、大量に湧いてきたな」
指を軽く鳴らしながら言う。ええと、王族とは何だったんだっけ……筋肉? 王妃様の大好きな筋肉? と、一瞬、現実逃避をしかけたが、結界内を埋め尽くす勢いで頭をもたげるガーゴイルの群れを見て、私は気を引き締めた。
「頭上注意して! さっきより、降ってくる矢が格段に重くなってるわ。なるべく避けて」
エウィリナが警告する。
神の貌の周りに蠢く翼は、もはや半数程度しか残っていない。しかし、残った部分に魔力を集中しているのか、一撃一撃が長く、砂地に重たい音を立てて突き立った。
混戦になりそうだ。
アークウェルの攻撃手段は次々と潰してきたが、やはり、魔力量が違う。新たに現れたガーゴイルは、ざっと二百匹ぐらいはいるだろうか?
こちらの魔力の消耗は激しい。私がゼグシュノクから魔力供給を受けて、それを全員に流していくしかないのだが、間に合うだろうか。今の殿下は、本当に大丈夫なのだろうか。
私が言うことじゃないんだけど、
(殿下に、これ以上戦わせたくない)
でも。
「王弟殿下! 第一騎士団、参上致しました!」
私が、ぎり、と奥歯を食いしばるのとほぼ同時。
ひしゃげたような野太い声が響き渡って、私たちはいっせいに振り向いた。
結界の隙間を肩で押し開けるようにして、重たげな板金鎧を纏った男が入ってくる。イシルディア殿下に向かって、さっと敬礼し、すぐさま直立の姿勢を取った。
殿下が頷く。
「ハイン、よく来た。早かったな?」
「主力部隊のみ、転送陣を使って早駆け致しました」
「そうか、それはありがたい。お前たちはすでに私の指揮下にはないが……援護を頼む」
「は! お任せ下さい」
恭しく応える。
(……なんだか、この人、見覚えがあるな)
いかつく生真面目な表情に、うっすらとした記憶が浮かんだ。一度、私の家の前に詰め掛けてきた兵士たち。なかでも、イシルディア殿下に一喝されても退かなかった人。確か、こんな顔をしていたはずだ。
次々と兵が到着する。結界の中は十分に広くて、大規模な攻撃魔法が何発も撃てるぐらいの距離があったはずなのだが、急にみっちりと、人の波で埋まったようになった。それが、すぐに武器を構え、次々と魔物を撃破し始める。
戦いぶりは慣れていて、普段から魔物を相手にし慣れているのが伝わってきた。魔力反射の術で強化された盾を掲げて、盾兵がガードし、後方から魔術師の集団が支援する。大掛かりな戦闘装置は率いていない。主力部隊だけ来た、と言っていたが、もともと、単独で前衛を務めるイシルディア殿下を後方で支援するために構築された軍なのだろう。
さらに、
「司祭たちをこちらに!」
ハインさんの命令で、白い司祭服の男たちが、鎖を付けられて牽引されてきた。
(光の教会の司祭たちだ)
国王陛下が、アークウェルへの盾代わりに使うと言っていた連中。どうやら、兵士たちに守護魔法を掛ける役割で連れて来られたようだ。
「おお……我らが神」
「現界されるとは」
アークウェルを見上げながら、滂沱と涙を流している。
信仰する神の前で、さぞかし見事な守護魔法を張ってくれるだろう。その神は、彼らのことも容赦しないとは思うけれど。
「ハイン、予備の剣はあるか? すまないが貸してくれ」
「差し上げます!」
無事、殿下がまたもや武器を手に入れた。殿下に武器って必要なの? という、根本的な疑問が私の心の奥底に巣食ってしまったが、何はともあれ(たぶん)戦力増強だ。めでたい。
ガーゴイルを彼らに任せて、殿下はアークウェルの前に進み出た。
私はその背後に立ち、彼に補助魔法を掛けていく。殿下が振り向いて、礼を言ったが、私は黙って首を振った。殿下の方は、なるべく見ない。見ると、口元がへの字になってしまうからだ。
「主殿。……怒っているのかね?」
殿下の、恐る恐る、といった声が聞こえた。
「怒ってません」
「……そうか?」
「心配してるんです」
「ああ、なるほど」
殿下の今の状態は、本当に酷いものだ。魔力はほぼ枯渇している。幸い、自動回復は発動しているようだが、ここまで消耗しているようでは、回復している間も相当痛みそうだ。どうして動けるのだろう。
生きていてくれたから、それだけでよかったけれど。
……いや、よくない。全然よくない。
「……前言撤回します。私はとても怒っています」
「……なぜかね?」
「私を置いていったからです。いや、弾き飛ばされたのは私の方ですけど……それで、勝手に一人で、こんなに酷い状態になって、弱音も言わないで、平然と消えようとして」
「あのときは、ああするしかなかった。結果から見ても、そう間違ってはいなかったと思うのだがね」
殿下の声は穏やかだ。
分かっている。
殿下は、そういう人だ。今度、同じようなことがあって、私を置いていく方が安全だと判断したら、再び容赦なく置いていくだろう。殿下の判断は、いつもその場での最善で、割り切るのが早い。最適解の前では、自分の感情すら介在させない。そういう人だと、よく分かっている。
でも、私は諦めが悪いのだ。殿下はある程度は察しているだろうけれど、それでも、本当は私がどんなに諦めが悪くて、意地汚く縋り付くことができるのか、分かっていない。
「今度私を置いていくなら、私も消えます」
「……そうか」
「本気ですからね。三度目はないです」
目を上げて、全力で殿下を睨んだ。
殿下が、ひるんだ。
「……そうか」
歯切れが悪い。目が泳いでいる。滅多にないことだ。というか、私は初めて見る。
殿下を動揺させたことに、満足するべきなのだろうか。
(そうじゃない)
どうしても、私は立派な「主殿」になれない。殿下が消えてしまった途端に怖くて、この世にたった一人取り残されたように頼りなくて、殿下が傷付いていればひたすら痛くて、辛い。恥も外聞もなく、この場で泣いてしまいたい。
そんな本音は、今は黙っておこう。ただ、怒っていると思われた方が、幾分かましだ。
「そろそろ終わりだな」
それからしばらくして。
殿下が言うとおり、今、戦いは掃討戦の様相を呈していた。
無限に思われたガーゴイルの湧き方も、だんだんムラが大きくなり、不完全な個体が現れ始めている。
戦場全体を見渡して、殿下は頷いた。
「結界を解く。アンカラドに最大の力を込めるよう、魔封じの連中に言ってくれ」
「は!」
「……こんな風に終わるなんてな」
走り去る伝令の背を見つめながら、リオルがぼそっと呟く。
その隣に立って、エウィリナが彼の手をぎゅっと握った。
「終わる時は一瞬なのね」
「ああ」
私は寄り添って立つ二人を見ていた。その向こうで、イシルディア殿下が、ゆっくりと手を上げて、結界を解いた。
巨大な魔力の檻が、泡が破裂するように弾け、不協和音が溢れる。その音が止むと、ずるり、と闇の繭が落ちて、夜空を埋め尽くす満天の星が見えた。新鮮な砂漠の空気が流れ込んでくる。
カタ、カタ、カタカタカタ……
奇妙な音が響いていた。
宙に浮きながらも、アークウェルが傾いている。壊れた機械のように、カクついた動きで揺れている。
殿下の手の中に、アンカラドの赤い小さな破片が、星が飛び込むように寄り集まった。軽く、何かを放るような動き。アンカラドの断片は、破壊された神の頭部に向かって飛び、深く突き刺さる。
封印の赤い光。
悲鳴もなく、怒りや絶望の声もなく、ただ役割を終えたものの沈黙が満ちる。赤い光に覆われて、アークウェルは、しゅるりと呑み込まれた。小さな赤い断片が寄り集まり、一つの宝石となって、砂の上にこつん、と落ちた。
「……これを。管理はそちらに一任する」
殿下が、拾い上げた宝石を、歩み寄ってきた誰かに手渡す。
魔封じ一族の男だ。頷いて受け取り、深々と頭を下げるのが見えた。
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