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1.勇者が二人も現れた!(5)
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男の左手に刻まれた剣の紋章、それはとても禍々しいものであった。
剣の柄には龍が絡みつき、まるで人が手に持つことを拒んでいるようだ。
刃は血を吸ったかのように赤黒く染まり、とても勇者に刻まれるものとは思えない。
ユウスケがもつ紋章を聖剣と例えるなら、この男がもつ紋章は魔剣だ。
国王は男に尋ねた。
「君のその左手に刻まれた紋章について聞きたいことがあるのだが」
男は自分の左手を見てまた暴れだす。
「なんだ、これ。おい、おっさん、お前らの仕業か。消せよ、こんなもん」
この反応を見る限りこの男もユウスケ同様、紋章に覚えがないようだ。
「ここはタフィーグン王国という国だ。この名前に聞き覚えはあるかね」
「は?タフ・・・なんだって。聞いたことねえよ、そんな名前の国。日本じゃねえのかよ、ここ」
ニホンという言葉は、先程ユウスケから聞いたばかりだった。
この男もユウスケ同様、別世界のニホンという場所から来たようだ。
国王は男にこの世界の現状を語った。
この世界では魔法やモンスターが存在すること。
人間界の各地が魔王の手に堕ち、残された人類の望みはここタフィーグン王国のみだということ。
剣の紋章を持つ伝説の勇者の言い伝えのこと。
剣の柄には龍が絡みつき、まるで人が手に持つことを拒んでいるようだ。
刃は血を吸ったかのように赤黒く染まり、とても勇者に刻まれるものとは思えない。
ユウスケがもつ紋章を聖剣と例えるなら、この男がもつ紋章は魔剣だ。
国王は男に尋ねた。
「君のその左手に刻まれた紋章について聞きたいことがあるのだが」
男は自分の左手を見てまた暴れだす。
「なんだ、これ。おい、おっさん、お前らの仕業か。消せよ、こんなもん」
この反応を見る限りこの男もユウスケ同様、紋章に覚えがないようだ。
「ここはタフィーグン王国という国だ。この名前に聞き覚えはあるかね」
「は?タフ・・・なんだって。聞いたことねえよ、そんな名前の国。日本じゃねえのかよ、ここ」
ニホンという言葉は、先程ユウスケから聞いたばかりだった。
この男もユウスケ同様、別世界のニホンという場所から来たようだ。
国王は男にこの世界の現状を語った。
この世界では魔法やモンスターが存在すること。
人間界の各地が魔王の手に堕ち、残された人類の望みはここタフィーグン王国のみだということ。
剣の紋章を持つ伝説の勇者の言い伝えのこと。
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