伝説の勇者が二人も現れるなんて聞いてません!

鶴山葵土

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2.ユウスケの旅立ち!(2)

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国王が用意させた装備品が並ぶ。
戦闘に不慣れなユウスケのことを考えられた、最善の装備だ。

まず防具だが、用意されたのは旅人の服と銅の胸当てだ。
高い防御力を誇るものの、動きが鈍る鎧はユウスケにはまだ早い。
用意された旅人の服は軽量で、動きを妨げることはない。
鎧ほど高い防御力はないので、致命傷をさけるための銅の胸当てが用意された。
旅人の服に袖を通し、銅の胸当てを身に着けるユウスケ。
早速、身体を動かしてみる。動きを抑制されるようなこともなく、いい感じだ。

次に武器だが、鋼の片手剣が用意されていた。
両手剣など攻撃力が高いものになるほど扱いが難しくなる。
これから剣の使い方を覚えなければならないユウスケには片手剣は最善であった。
片手剣を手に持つ。
鋼なので重量が気になっていたが、思っていたほど重くはない。これなら扱えそうだ。

空いた左手には鋼の盾を装備する。
重量を抑える為やや小ぶりなサイズではあるが、盾には十分な厚みがあり強度は期待できる。
何よりこのサイズと重量感は扱いやすそうだ。

アイテムは体力回復薬に毒消し薬、攻撃力増強薬、そして旅の食糧が用意された。
肩掛けカバンにアイテムを詰め込み終え、これで旅の準備は整った。

ちょうどオルフが現れる。
オルフの方も準備が整ったらしく、声を掛けに来たようだ。
「旅の準備はできたようだね、ユウスケ」
「ああ。オルフの方も準備できたみたいだね。」
「もちろん準備万端さ。では早速旅立とうか、ユウスケ」
「宜しく頼む、オルフ」

国王や国民に見送られながら、ユウスケとオルフは旅立つのであった。
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