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7.シンヤの進化(9)
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「大分待たせちまって悪いな、じじぃ。今から喰ってやるからありがたく思えよな」
シンヤの笑みは、悪魔の微笑みそのものであった。
国王は極度の恐怖から身体がブルブルと震えだしていた。
「わ、わたしが悪かった。た、頼む、助けてくれ。喰われて死ぬなんて嫌だ」
命乞いをする国王をみて、シンヤの顔は笑みでさらにくしゃりとなる。
「おいおい、勘弁してくれよ。こっちはさっさとメインディッシュにありつきたいんだ。さっきからよだれがとまらねぇんだ。くだらねぇ命乞いなんてききたくねぇんだよ。」
腰が抜けて動けない国王にシンヤが近づく。
手元にある石をシンヤへ投げつけ、必死の抵抗を試みる国王。
しかし、シンヤは動じず国王への歩みを止めなかった。
「なんだ、全然痛くねぇよ、こんなもん。どうやら俺はとんでもなく強くなっちまったらしいな」
国王の前に立つシンヤ。
右手で国王の顔を鷲掴みにすると、ゆっくりと持ち上げる。
必死に泣き叫び助けを求める国王。
なんとか手を引き離そうとするが、シンヤの手はびくともしない。
ひっかいても傷ひとつつかなかった。
「それじゃあ、頂こうかな」
国王の首にがぶりと噛みついた。
「ぐあーーー」
国王の悲鳴が響き渡る。
「い、いやだ、食われ・・たくない・・助けて・・・」
最後に振り絞って助けを呼ぶが、誰にも届かない。
この国にはもう、国王しか残されていないのだから。
シンヤは国王を喰い尽くすと、満足そうな笑みを浮かべた。
「はぁー、最高に旨かった。ごちそうさま」
シンヤの笑みは、悪魔の微笑みそのものであった。
国王は極度の恐怖から身体がブルブルと震えだしていた。
「わ、わたしが悪かった。た、頼む、助けてくれ。喰われて死ぬなんて嫌だ」
命乞いをする国王をみて、シンヤの顔は笑みでさらにくしゃりとなる。
「おいおい、勘弁してくれよ。こっちはさっさとメインディッシュにありつきたいんだ。さっきからよだれがとまらねぇんだ。くだらねぇ命乞いなんてききたくねぇんだよ。」
腰が抜けて動けない国王にシンヤが近づく。
手元にある石をシンヤへ投げつけ、必死の抵抗を試みる国王。
しかし、シンヤは動じず国王への歩みを止めなかった。
「なんだ、全然痛くねぇよ、こんなもん。どうやら俺はとんでもなく強くなっちまったらしいな」
国王の前に立つシンヤ。
右手で国王の顔を鷲掴みにすると、ゆっくりと持ち上げる。
必死に泣き叫び助けを求める国王。
なんとか手を引き離そうとするが、シンヤの手はびくともしない。
ひっかいても傷ひとつつかなかった。
「それじゃあ、頂こうかな」
国王の首にがぶりと噛みついた。
「ぐあーーー」
国王の悲鳴が響き渡る。
「い、いやだ、食われ・・たくない・・助けて・・・」
最後に振り絞って助けを呼ぶが、誰にも届かない。
この国にはもう、国王しか残されていないのだから。
シンヤは国王を喰い尽くすと、満足そうな笑みを浮かべた。
「はぁー、最高に旨かった。ごちそうさま」
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