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2.婚活という名の弱肉強食の世界(1)
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ナオトは早速マッチングアプリを起動してみた。
すると、「ようこそ」という文字が表示され、プロフィールの入力画面へと移った。
早速プロフィールを入力していこうとしたそのとき、画面上部に記載されている注意文が目についた。
「女性利用者側にはここで入力された情報が表示されるので、入力する情報には虚偽が無いように」という内容であった。
虚偽のプロフィールを入力する利用者もいるのだとなと思ったが、特に気に留めることもなく、嘘偽りのない情報を入力していくのだった。
まずは名前の入力欄が表示された。
ナオトは少し考え、”nao”という名前で登録することにした。
マッチングアプリを使っていることが周囲に知られたくないという気持ちから、ナオトという本名をそのまま使いたくはなかったからだ。
名前が決まったところで、次の入力画面へと進んだ。
年齢は”三十三歳”、居住地は”千葉県”、身長は”百六十二cm”、体型は”普通”、学歴は”四年生大学卒”、職業は”会社員”と入力を進め、続いて年収の入力欄となった。
ナオトの前年の年収は四百二十万程だったので、”三百~五百万円”を選択した。
続いて、生活スタイルの記入画面が表示された。
休日は”土日”、現在は”実家暮らし中”、タバコは”全く吸わない”、結婚歴は”無し”、子供は”無し”と次々に入力を進める。
次は自分の性格を入力する画面が表示されるのだが、自分の性格を問われると答えるのは意外と難しい。
性格は他人と比較することではっきりするもの、そう考えると客観的に自分のことを理解する必要がある。
ナオトは悩んだ末、無難ではあるが間違いなく自分に当てはまる”奥手”、”物静か”、”インドア派”を選択した。
そして最後に趣味を記入する画面が表示されたのだが、ここでは迷うことなく”チェス”と入力した。
幼少期からチェスが好きで、パソコンのコンピューター相手に日々腕を磨いていた。
腕前はぐんぐんと伸びた。オンラインゲームが広まると日本中のプレイヤーを相手に腕を競い合っていた。
ナオトのチェスの腕前はかなりのものであった。
すると、「ようこそ」という文字が表示され、プロフィールの入力画面へと移った。
早速プロフィールを入力していこうとしたそのとき、画面上部に記載されている注意文が目についた。
「女性利用者側にはここで入力された情報が表示されるので、入力する情報には虚偽が無いように」という内容であった。
虚偽のプロフィールを入力する利用者もいるのだとなと思ったが、特に気に留めることもなく、嘘偽りのない情報を入力していくのだった。
まずは名前の入力欄が表示された。
ナオトは少し考え、”nao”という名前で登録することにした。
マッチングアプリを使っていることが周囲に知られたくないという気持ちから、ナオトという本名をそのまま使いたくはなかったからだ。
名前が決まったところで、次の入力画面へと進んだ。
年齢は”三十三歳”、居住地は”千葉県”、身長は”百六十二cm”、体型は”普通”、学歴は”四年生大学卒”、職業は”会社員”と入力を進め、続いて年収の入力欄となった。
ナオトの前年の年収は四百二十万程だったので、”三百~五百万円”を選択した。
続いて、生活スタイルの記入画面が表示された。
休日は”土日”、現在は”実家暮らし中”、タバコは”全く吸わない”、結婚歴は”無し”、子供は”無し”と次々に入力を進める。
次は自分の性格を入力する画面が表示されるのだが、自分の性格を問われると答えるのは意外と難しい。
性格は他人と比較することではっきりするもの、そう考えると客観的に自分のことを理解する必要がある。
ナオトは悩んだ末、無難ではあるが間違いなく自分に当てはまる”奥手”、”物静か”、”インドア派”を選択した。
そして最後に趣味を記入する画面が表示されたのだが、ここでは迷うことなく”チェス”と入力した。
幼少期からチェスが好きで、パソコンのコンピューター相手に日々腕を磨いていた。
腕前はぐんぐんと伸びた。オンラインゲームが広まると日本中のプレイヤーを相手に腕を競い合っていた。
ナオトのチェスの腕前はかなりのものであった。
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